この素晴らしい奉仕部に祝福を!   作:149

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番外編 独白と救済

お兄ちゃんが死んだ。雪乃さんも結衣さんも。それを知らされたとき嘘だと思った。嘘だと思いたかった。でも警察に連れて行かれて真っ白の布を被せられたお兄ちゃんを見てから嘘じゃないってわかったその瞬間小町の中の何かが壊れた。何を食べても味がしなくなった。誰の言葉も届かなくなった。いつも仮面をつけて人と接するようになった。今の小町を見たらお兄ちゃんは軽蔑するかもしれない。それでも外せなかった。平塚先生、葉山先輩達、沙希さん、戸塚さん、陽乃さん小町の友達いろんな人がいろんな言葉をかけてくれた。特に平塚先生と葉山先輩と沙希さんと戸塚さんあの陽乃さんですら本当に残念がってたなんなら涙を流しながら話すくらい。それなのにお兄ちゃんがこんなに人に慕われてて嬉しいはずなのに小町の心は何も動かなかった。学校も休んで部屋の中で何日も何日もずっと一人泣いてた。何でお兄ちゃんなの何で小町からお兄ちゃんを奪ったの。こんな考えがずっと頭でループする。いつまで経っても消えない悲しみとお兄ちゃんを刺したやつへの憎悪。もう何日布団にそうやってくすぶってるか覚えてない。ご飯もそんな食べてない。久しぶりに下に下りて洗面台に立ち鏡を見た。そこには少し痩せこけてて、お兄ちゃんと同じ腐った目をした小町がいた。それを見てまた泣いた。小町的にポイント低いよごみいちゃん。小町だけ残して最低だよ。今なら許してあげるからお願い会いに来てよ。お願いします神様お兄ちゃんに会わせてください。お兄ちゃんがいないこの世界にもう小町が生きてる意味なんてない。来年には小町も奉仕部に入って、みんなで楽しくしたかった。結衣さんと雪乃さんとお兄ちゃんと小町で奉仕部として活動したかった。もう生きる意味がわかんないよ…わかんないわかんないよ。…………もういっそ死んでしまえば…その時頭の中で声がした。

 

『…小町ちゃん』

 

ははっ…結衣さんの声が聞こえ始めた。もう小町も行くところまでいってるのかな。

 

『小町ちゃん!結衣だよ!由比ヶ浜結衣だから話を聞いて!ヒッキーも関係あることだから!』

 

お兄ちゃんの名前に反応してしまう

 

「…どうゆうことですか」

 

『信じられないかもしれないけど今ヒッキーとゆきのんと一緒に異世界にいるの!何でこうやって小町ちゃんに話せてるかはわかんないけど、もしかしたら小町ちゃんもこっちに来れるかもしれないの!』

 

「…お兄ちゃんにお兄ちゃんにまた会えるんですか…?」

 

『小町ちゃんが多分そっちの世界に未練がないならだけど』

 

お兄ちゃんにまた会えるまた…!会えるなら何だってする

 

「行きます!」

 

『待って!もう戻れないかもしれないんだよ!?』

 

それでも会いたいもうこの世界に未練はない

 

「お願いします結衣さん小町をお兄ちゃんに会わせて!」

 

『…わかったそれじゃ行くよ。《任意召喚》っ!」

 

結衣さんがそう叫ぶと小町の足元に白い光を纏った何かが現れ、その何かが発する明るい光に包まれた

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