機動戦士ガンダム -烈火のジャブロー-   作:オリーブドラブ

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-第6話からの登場人物-

-ブラッドリー・マーズ-
 27歳。ブルックリン出身。アレクサンドラ・W(ウィリアムズ)・サイジョウの恋人であり、自他共に厳しい正義漢。黒とワインレッドを基調とするジム改に搭乗する。階級は大尉。
 ※原案はMegapon先生。

-アルダー・サモンド-
 27歳。シドニー出身。コロニー落としで妻子を失って以来、ジオンへの復讐だけを胸に戦い抜いて来たベテランパイロットの1人。ジムスナイパーカスタムに搭乗する。階級は中尉。
 ※原案はスノーマン先生。

-マコト・クズミ-
 22歳。大分出身。お人好しで正義感の強い好青年であり、しばしば損な役回りを担うこともある苦労人。ジム後期生産型に搭乗する。階級は少尉。
 ※原案はシズマ先生。

-イヴァーナ・コジェドゥーブ-
 26歳。スームィ出身。寡黙なパイロットであり面倒見も良いが、クールなようで繊細な一面も持ち合わせている。深緑を基調とするジムライトアーマーに搭乗する。階級は伍長。
 ※原案はただのおじさん先生。

-ジャレッド・ジャッカル-
 27歳。ソフィア出身。過去に戦場で「三獣鬼」に敗れて宇宙に放り出された過去を持ち、雪辱に燃えている。濃青を基調とする鹵獲機のゲルググに搭乗する第3部隊の隊長。階級は中佐。
 ※原案は西園弖虎先生。



第6話 常盤の闘犬 -グルス・ガルムート-

 ブリゼイドタウンから少し離れた、小さな林に見守られている蒼い河川。

 昨日までは緑豊かな自然の風景として、町民や観光客に親しまれていたその場所は今――MSが飛び交う戦場と化している。

 

 その中心で、激しい水飛沫をあげて疾走している、常盤色に統一されたグルス機のザク。その仇敵を背後から付け狙う第3部隊の刺客は、林や河川への影響など全く意に介さず、改良型ビームスプレーガンを連射している。

 

『……戦場、だからな。ちったァ手元が狂っても……不幸な「事故」だよなァ?』

『ハハッ……いいねぇ、最高だねぇ。やっぱ殺し合いってのは、こうじゃなきゃなァ!』

 

 右肩に連邦軍のヘルメットを被せたドクロのパーソナルマークを刻んでいる、RGM-79SC「ジムスナイパーカスタム」。

 その物々しい機体を駆るアルダー・サモンド中尉は、二次被害を恐れることなくビームを撃ち、グルス機を追い続けていた。まともな神経さえあれば、そんな敵機に対しては多少なりとも恐怖を抱くものなのだが、追われているグルス本人もこの状況を愉しんでいる始末である。

 

『アルダー、待てッ!』

 

 その乱暴な追跡を阻止したのは敵であるグルスではなく、アルダー機に追い付いたRGM-79C「ジム改」であった。スナイパーカスタムの肩を掴んだその機体は、黒とワインレッドに塗装されており、両肩にはジムストライカーと同型のウェラブルアーマーが備わっている。

 さらに胴体側右肩部には、交差した二振りの西洋剣とローマ兵の兜を模したパーソナルマークが施されており、この機体のパイロット――ブラッドリー・マーズ大尉専用の特別機であることを、強く主張しているかのようであった。

 

『いい加減にしろ、アルダー! 奴を倒す前にこの一帯を火の海にするつもりか!?』

『ジオンが完全に滅んでない以上、俺の戦争はまだ終わっちゃいないんですよ……マーズ殿。だいたい、何で俺達がジオン野郎の尻拭いなんぞやらなきゃならないんだか』

 

 無論、「三獣鬼」の撃破が最優先事項であることは間違いない。しかし人道的見地において、ブリゼイドタウンやその周辺への二次被害を看過することは許されないのだ。

 少なくともマーズという男にとって、この町の風景というものは軽んじていいモノではないのである。そんな彼の人柄に一目置いているアルダーは、その上で反発していた。

 

 コロニー落としによって家族を失った彼にとって、虐殺に携わっていた「三獣鬼」という存在は、決して逃してはならない因縁の宿敵なのである。自身の行いが間違いであったとしても、譲れないものが彼にはあったのだ。

 

『共和国軍とは言っても、連邦政府に縛られたお飾りの部隊がほとんどなのは、お前も知っているだろう! ……俺達がやらねば、無辜の民間人が傷付く一方なんだぞ!』

『だから何だって言うんですか! 奴らは、あなたの言う「無辜の民間人」だった俺の妻子をッ――!?』

 

 だが何にせよ、敵の目前で隙を見せるなど愚の骨頂。かつては連邦軍きってのエースだった男達は、その隙をグルス機の前で晒してしまっていた。

 

『あァ……何発か貰っちまってんなァ。痛えなァ……痛え、痛え』

 

『――ッ! アルダー、危ないッ!』

 

 気づいた頃には、グルス機が放ったザクバズーカの砲弾が、アルダー機の背後に迫っていたのである。咄嗟に彼を押しのけたマーズ機は、身代わりとなるように直撃してしまうのだった。

 

『ぐぅううッ……アルダー、無事かッ!?』

『マーズ殿ッ! 俺なんか、庇ってる場合じゃないでしょうにッ……!』

 

 その威力はシールドすら貫通し、マーズ機の左腕を吹き飛ばしている。彼の窮地を目の当たりにしたアルダー機は、自身の不甲斐なさを呪い、鋭い眼差しをグルス機へと向けた。

 

『てめぇ……よくもマーズ殿をッ! どこまでも俺を怒らせて……よっぽど死にてぇらしいなァッ!』

『ほんっと、痛え。どこもかしこも痛くてたまらねぇや。……だからてめぇも、痛い目見ろよ』

 

 しかし、グルスの方はアルダーの憤怒など気にもしておらず、譫言のように「痛い痛い」と呟くばかりであった。が、その直後――突然、アルダー機の方に向き直った瞬間。

 

『なにッ――ごはぁあッ!?』

『アルダーッ!』

 

 まるで、17mの弾丸になったかの如く。「前兆」を予感させないほどの自然な動作を経て、意表を突いた急加速で迫って来たのである。

 左肩のスパイクアーマーが、アルダー機の胸に突き刺さったのはその直後だった。あと一瞬、察知と後退が遅れていたら、アルダーは何が起きたかも分からないままコクピットを潰され、即死していただろう。

 

 水飛沫を上げ、澄み渡る河川の上に倒れたアルダー機を踏み付けながら、グルス機は怪しげに輝く一つ目(モノアイ)で彼を見下ろしていた。

 その機体の中で、使い潰される機会すらなかった哀れな敗残兵は、下卑た笑みを浮かべている。

 

『な……んなんだ、てめぇらはッ……!』

『いちいち聞かなくったって、想像ぐらいつくだろう? 先の戦争で死に損ねた、ただの哀れな狂犬だよ』

『だからといって、ここで暴れて何になる!? こんな割りに合わない真似をして……何かに勝てるとでも思っているのかッ!』

『俺達にとっちゃあ、このまま黙って死んでいく方が遥かに割りに合わねえのさ。勝ち負けの問題じゃあねぇ。この痛みに見合うほど、てめぇらは傷付いたのかい?』

 

 グルス機から響いて来る問い掛けは、もはやまともな神経では理解できない内容であった。

 その様子から対話は不可能と判断したマーズ機は、片腕のままブルパップマシンガンを連射するが――グルス機はその全弾を右肩のシールドで凌ぎながら、クラッカーを投げ付けて行く。

 

『ぐはぁあぁッ!』

『……痛えだろう、痛えだろう? それが俺達がずうっと、味わってきた痛みだ。勝手に勝って終わらせて、俺達ごと無かったことにしてんじゃあねぇぞ』

『マーズ殿ッ!』

 

 その爆撃に吹っ飛ばされたマーズ機をさらに痛めつけるように、シールドを失った彼の機体にザクマシンガンの弾雨を浴びせていく。

 それを阻止せんと動き出したのは、踏み付けられているアルダー機ではなく――林から飛び出して来た「新手」であった。

 

『させるかァッ!』

『……んだよ、邪魔くせぇな』

 

 ジム後期生産型に搭乗するマコト・クズミ少尉は、ビームスプレーガンを連射しながらグルス機の注意を引くように、猛進して来る。

 そんな彼の「陽動」によって、グルス機がその場から飛び退いた瞬間。踏み付けから解放されたアルダー機は、お返しとばかりに改良型ビームスプレーガンの連射を見舞うのだった。

 

 だが、やはりグルス機も特別製だったのか。先程から数発のビームを喰らっていながら、爆発することなく戦闘を続行している。

 そのタフネスにクズミが瞠目した瞬間、彼のジムは急接近してきたグルス機のキックを浴び、転倒してしまうのだった。

 

『ぐうッ……!』

『ノコノコ死にに来やがるから、寿命を縮めるんだ。あの世で反省会でも開くんだな』

 

 だが、その際に発生した水飛沫が「目眩し」になっていたのだ。倒れたクズミ機に注意を向けたグルス機が、下方に視線を移してザクバズーカを構えた瞬間。

 

『イヴァーナッ!』

『……了解。これより仕掛けます』

『げっ……!』

 

 クズミの合図に応じて、水飛沫の向こうから突っ込んできた「伏兵」――RGM-79L「ジムライトアーマー」が、ビームサーベルを振るって来たのだ。

 全身を深緑に統一し、その胸に金色の星を描いているその機体は、イヴァーナ・コジェドゥーブ伍長の愛機であり。彼女は冷静沈着な立ち回りで、ザクバズーカの砲身を斬り落としてしまうのだった。

 

『ちいッ……!』

『……その力で、護っていれば良かったものを』

『ハッ、大きなお世話だぜ嬢ちゃん。守りたいものなんてないから、俺達は今ここにいるんだってのッ!』

 

 だが、いかに機動性に特化したライトアーマーでも。至近距離に迫っている状態で仕留めきれなければ、反撃のリスクを伴う。

 スパイクアーマーによるカウンターを浴びせられた彼女は、機体自体の軽さもあり、激しく吹っ飛ばされてしまうのだった。

 

『がぁあッ……!』

『くッ! イヴァーナ、大丈夫!?』

『……問題ありません、ありがとうございます。クズミ少尉』

 

 咄嗟にイヴァーナ機の背後に周り、彼女を受け止めたクズミ機も、巻き添えになる形で転倒してしまう。辛うじて後方の岩山に叩きつけられてしまう結末だけは回避出来たが、すでにグルス機は2人にとどめを刺すべく、ザクマシンガンを構えていた。

 その動きを察知していたアルダー機は、素早く2人を庇うようにグルス機の前に立ち、ザクマシンガンの弾雨をシールドで凌いでいく。

 

『なぁにしてやがるイヴァーナ! 機動力がウリのライトアーマーなんだから、ボサッとしてねぇでさっさと避けやがれ!』

『ア、アルダー中尉、そんな言い方されなくてもいいじゃないですか……』

『……いえ、アルダー中尉のご指摘の通りです。私の不徳の致すところでした。以後、改善致します』

 

 その隙に射線から逃れた2人は、ビームスプレーガンを構えて同時に反撃へと移るのだった。アルダーからの叱責に対しても、イヴァーナは眉一つ動かすことなく真摯に受け止めている。

 

(さ、さすがイヴァーナだ。あんなにガンガン怒られても動きに乱れがないし、顔色も全く変わってな……ん?)

 

 どんなに上官からきつく当たられても、怜悧な佇まいを崩さない彼女の表情は、一見すると氷のようだが。その色白な口元は、僅かにぷるぷると震えていた。

 

(……あ、違う、違うねこれ。結構ガッツリ傷付いてるねこれ。あとでちゃんと慰めてあげなきゃ……)

 

 整然とした表情からは想像もつかないほど凹んでいるイヴァーナの傷心を、モニター越しに悟ったクズミは。仲間達と共にビームスプレーガンを連射しながら、密かに彼女を慮っていた。

 

 ――そして、3機掛かりでの一斉射撃が功を奏してか。堅牢だったグルス機の装甲は、内部の機構が露出するほどの損害が目立つようになっていた。

 撃破の瞬間は近い。そう期待したクズミが、僅かに頬を緩める。

 

 その一瞬の油断が、命取りであった。

 

『あァ……正直、舐めてたぜ。危うく撃墜数0のままくたばるところだったわァ』

『……ッ! こいつ、まだッ……!?』

 

 グルス機の両脚がぐらつき、前のめりに倒れる――かに見えた瞬間。そこから片足を踏み出した常盤色のザクは、這うような低姿勢からのタックルを仕掛けて来たのである。

 

『ぐぁああッ!』

『クズミ少尉ッ……あぐッ!』

『野、郎ォッ……!』

 

 視界から消えたのかと錯覚するほどに、低い体勢からの一撃。その不可視の反撃を浴びたクズミ機は激しく吹き飛ばされ、今度こそ岩山に叩き付けられてしまうのだった。

 

『これだけヒヤッとさせられたのは、マインレイヤーに乗せられて最前線に放り込まれた時以来だなァ!』

『ぐぉあぁッ!?』

 

 それに次いで、イヴァーナ機とアルダー機も一瞬のうちに叩き伏せられていく。再び踏み付けられたアルダー機は、コクピットを念入りに蹴られていた。

 

『ほらァ……もっと泣け、喚け、苦しんでから死ねェッ!』

『……それ以上は、許さんッ!』

 

 そこへ、戦友に迫る「死」の危機を目の当たりにしたマーズ機が駆け付けて来る。傷付いた愛機に鞭打ち、飛び込んで来た彼の手には――切り札であるツインビームスピアが握られていた。

 

『くッ……!』

『いいモノ持ってんなァ、大したリーチだ。……けどよォ、こうもデカいと懐に来られたら大変だなァ?』

『がぁあッ!』

 

 だが、そのリーチ故に刺突を外された時の隙も大きく。素早く懐に入り込んで来たグルス機によって、敢え無く蹴り倒されてしまうのだった。

 

『……アレク、サンドラッ……』

『おーおー、恋人の名前かい? 瀕死の兵隊にはお似合いの、甘ったれた遺言だなァッ!』

 

 河川の底に叩き付けられ、衝撃の余り額を切ったマーズは、恋人の名を呟き死を覚悟する。コクピット内に貼られていた、アレクサンドラ・W(ウィリアムズ)・サイジョウの美貌を写した1枚の写真が、激しく揺らめいていた。

 

『……そこまでだ』

『あァんッ……!?』

 

 だが、そんなマーズの姿を罵倒するグルスが、とどめを刺そうとするよりも速く。第3小隊を率いる「最後の砦」が、最前線に降臨した。

 

『……よくもウチの部下を可愛がってくれたな。どうやらこの私の手で、キツくお灸を据えてやる必要がありそうだッ!』

『チッ……ゲルググまで鹵獲されてんのかよ! あれに乗せられた学徒兵共には、よっぽどのグズしかいなかったらしいなッ!』

 

 両手に握られたビームライフルによる、閃光の嵐。1発でも当たれば即死は免れない、その猛攻に――グルス機は反撃に移る暇もなく、後退を余儀なくされてしまう。

 濃青を基調とする鹵獲機のゲルググを駆り、この戦場に現れた第3部隊隊長――ジャレッド・ジャッカル中佐は。先の戦争で愛機を撃破し、自分を宇宙に放り出した「三獣鬼」へのリベンジに燃えていた。

 

『貴様ら「三獣鬼」には先の戦争での借りがあるからな……まとめて返済させてもらうぞッ!』

『そうかい、そりゃあ光栄だぜ! 恨みを買うほど覚えて(・・・)もらった試しがなかった俺達には、朗報も良いところだァッ!』

 

 だが、グルス機も防戦一方ではない。回避に徹しながら、ジャレッド機の挙動を観察していた彼は――やがて2丁のビームライフルがどちらもエネルギー切れになる瞬間を計測し、突撃を敢行する。

 ジャレッド機もその直前に、躊躇うことなくビームライフルを投げ捨て、ビームナギナタを使った接近戦に切り替えるのだった。同時に刃を振りかぶった両者は、その得物をぶつけ合い、互角の剣戟を繰り広げていく。

 

『ゲルググタイプまで持ち出して、ようやく互角の勝負とは……つくづく化け物揃いだな、「三獣鬼」ッ……!』

『何に乗ろうがパイロットが雑魚なら楽勝、ってところなんだが……どうやらコイツは、違ったらしいなッ!』

 

 パイロットとしての技量は互角。性能差においては、ジャレッド機の方が遥かに有利。だが、それでも彼女はグルス機を破れず――ビームナギナタを弾き飛ばされてしまう。

 

『ぐ、うッ……!』

『……だが、それでも埋まらねえ絶対的な差ってものはあるのさ。あんたの死で、この祭りを盛り上げてやろうぜぇッ!?』

 

 ゲルググを鹵獲してから日が浅いジャレッドと、開戦当初からザクのみを愛用してきたグルスとでは、乗機に対する「理解度」に凄まじい隔たりがあったのだ。

 そこから僅かに生ずる、間合いの感覚の差が、勝敗を分けたのである。ジャレッドはこの瞬間、2度目の敗北と死を迎えようとしていた。

 

『がッ――!?』

 

 だが、その結末が彼女に訪れる時は、ついに最後まで来ず。グルスはとどめを刺す間も無く――その胸を、光る刃に貫かれていた。

 

『はぁ、はぁッ……!』

『……へッ。やっぱ、大したリーチだ、ぜ』

 

 背後から身を引きずり、地を這うように迫っていたマーズ機のツインビームスピアが。ついに、グルス機に届いたのである。

 危惧していた通りの威力を味わい、もはや笑うしかなかったグルスは、炎の中で口元を吊り上げていた。

 

(見えねえものは、消されたものは、初めから無かったも同じだ。けど、もう、俺達は違う。俺達の痛みは、確かに――)

 

 今回のような暴挙に出てまで。自分達が味わって来た「痛み」を、誰かと共有したかったグルスは――心の底から満たされた貌のまま、愛機と共に果てていく。

 河川の中心で巻き起こった爆発と水飛沫は、そんな彼の人生に最期の彩りを添えていた。

 

『……ここまで死力を尽くして、ようやく1機撃墜……ですか。先が思いやられますね』

『泣き言などほざくな、マーズ。お前らしくもない。……例え戦場がどこであろうと、誰が相手だろうと。我々は、我々の責務を果たすのみだ』

『了解……!』

 

 ――これで、「三獣鬼」は残すところ1機のみ。だが、最後にして最強の敵を残している以上、油断は決して許されない。

 ジャレッドに言われるまでもなく、その脅威を予感していた第3部隊の隊員達は、剣呑な面持ちで頷きながら、動き出していく。

 

 決戦の地となる、ブリゼイド邸の丘を目指して――。

 




 活動報告とあらすじにある通り、連邦軍の新オリキャラ募集企画は5月1日00:00まで続いております。機会がありましたらお気軽にどうぞー(о´∀`о)

Ps
 なんで毎回ボスキャラがザクなのかと言いますと、ジオンのMSの中で1番「人型」っぽい上に、公式装備のバリエーションも豊富だからです。色はもちろん、戦法や仕草での個性付けがしやすい、しかも強くても弱くても大体許される。そんな美味しい素材なかなかないですからね。レゾルグの膝蹴り首チョンパとか、ジルベルトのヒートホーク逆手持ちとか、グルスの低姿勢アマレスタックルとか(о´∀`о)
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