-フランツ・アンダーソン-
32歳。ロサンゼルス出身。ヴァイス・ヴァレンタインの同期であり、機体の特性を活かした中距離での撃ち合いを得意としているプラチナファルコン隊の隊長。ガンキャノンIIに搭乗する。階級は中尉。
※原案はヒロアキ141先生。
-ヴィルヘルミーナ・ブラウンシュヴァイク・インゲノール・フリーデブルク・フォン・ヴォルケンクラッツァー-
18歳。ミュンヘン出身。元女優という経歴を持つ大物政治家の愛人であり、砲兵としての非凡な才能の持ち主。腰まで届く金髪のポニーテールや緑色の瞳が特徴であり、豊満かつ扇情的な肉体を持つ絶世の美女。ノーマルスーツのサイズが合わないためか、裸身の上に直接スーツを着ているらしい。ガンキャノン重装型タイプDに搭乗する。階級は中尉。
※原案はG-20先生。
-エドガー・トーレス-
30歳。ボストン出身。かつては砲兵隊に所属していた壮年の男性パイロットであり、戦場の主役がMSに代わってからも砲兵として戦い続けている生粋の大砲屋。オデッサで鹵獲した、灰色を基調とする連邦軍仕様のザクキャノンに搭乗する。階級は中尉。
※原案はるるいえ駐屯兵先生。
-ボルド・リヒター-
28歳。グラナダ出身。40機以上の撃墜数を誇るジオン軍屈指の航空エースパイロットであり、ガトルやドップで数多の戦闘機を撃ち落として来た。連邦軍からは「天使の死神」の異名で恐れられており、空中戦においても対地戦闘においても突出した戦闘能力を発揮している。右肩とシールドに天使の羽を付けた死神のパーソナルマークを施し、スノーホワイトとダークグレーのツートンカラーに塗装されたグフフライトタイプに搭乗する。階級は大尉。
※原案はスノーマン先生。
-レオンハルト・ベルガー-
20歳。サイド3出身。「暁の蜂起」にも参加していた、シャア・アズナブルとガルマ・ザビの同期。ガルマの友人であり、彼個人の無念に報いるべく戦い続けている。ランドセルをJ型のものに、前腕部をデザートタイプのものに換装し、シールド部分に赤い狐のマーキングを施した、やや黄色がかった赤に塗られた高機動型ザクに搭乗する。階級は大尉。
※原案はmikagami先生。
スノーホワイトとダークグレーのツートンカラーに塗装された、MS-07H-8「グフフライトタイプ」。その機体は縦横無尽に夜空を舞い飛び、地上から繰り出される砲撃を巧みにかわし続けていた。右肩とシールドには、天使の羽を付けた死神のパーソナルマークが描かれている。
シールドに搭載されたガトリングと、MMP-78マシンガンによる対地弾幕の展開。その苛烈な掃射が、地上に居るプラチナファルコン隊のMSに容赦なく襲い掛かっていた。夜空に輝くフライトタイプの
『……あのシンダー准佐達が敗走しただと? よもや、彼女達が退かざるを得なくなるとは……にわかには信じ難いな。「
かつては北米方面軍第171航空隊を率いていた、ジオン軍屈指の元戦闘機乗り――ボルド・リヒター大尉。40機以上のスコアを持つエースパイロットである彼は、シンダー達の敗走を知りながらも平静を欠くことなく、地上の敵MSを慎重に観察していた。
戦闘機時代は両翼を白く塗った
彼はフライトタイプに乗り換えた今も、その異名に相応しい死神として猛威を振るっている。そんな彼のそばに、1機のザク――MS-06GD「高機動型ザク」が飛来して来た。
YS-11「ドダイYS」に乗り、ボルド機の僚機として対地射撃に参加している地上用のザク。その機体はドダイからミサイルを連射しつつ、ザクマシンガンでの牽制射撃を試みている。
この機体もただの高機動型ザクではないらしい。ザクIIC型と同型のランドセルをJ型のものに、前腕部をMS-06D「ザクデザートタイプ」のものに換装している。さらに機体はやや黄色がかった赤に塗られ、シールド部分には赤い狐のマーキングが施されていた。
『だからと言って、引き下がるわけには行くまい。ガルマをはじめ、この戦争で散って行った同胞達のためにも……俺達「森夜叉」が死を恐れるわけには行かない。そうだろう? ボルド』
この機体を駆るレオンハルト・ベルガー大尉は、航空隊時代からの付き合いであるボルドの盟友であり――かの「赤い彗星」シャア・アズナブルや、ガルマ・ザビの同期でもあった男だ。「暁の蜂起」にも参加し、ガルマ個人との友情を胸に戦い続けて来た彼は、親友の死を糧にこの夜空を駆け抜けている。
『……ふっ、お前に言われるまでもない。だが、容易くこの命をくれてやるつもりも無い。俺を狩る資格を持つ強者に巡り会うまではな』
『
かつては共にドップのパイロットとして、北米方面で猛威を振るっていた2人。彼らの乗機は空中で互いに頷き合い、ガトリングやザクマシンガンを同時に構えて引き金を引いていた。両者による激しい弾幕は地上に容赦なく襲い掛かり、密林もろともプラチナファルコン隊を蜂の巣にしようとしている。
頭上から降り掛かって来る、実弾の豪雨。その猛襲を浴びて木々が薙ぎ倒されると、そこに身を隠していたMSの姿が次々と暴き出されてしまう。
両腕での防御姿勢を取っていた、RX-77-4――「ガンキャノンII」は、ガードを解きながら頭上の死神達をゆっくりと仰ぎ見ていた。ビームキャノンを何発撃っても容易くかわす強敵。その機影を見上げるバイザーが、オレンジ色の輝きを放っている。
『砲撃戦のエキスパートを揃えた、俺達プラチナファルコン隊が……ろくに手傷も負わせられないまま、たった2機にここまで翻弄されるとはッ……!』
この機体を駆るフランツ・アンダーソン中尉は、緊迫感に満ちた表情で夜空を仰いでいる。ガンキャノンIIのパイロットである彼をはじめ、プラチナファルコン隊の面々はいずれも射撃戦に秀でた実力者ばかりなのだ。
そんな彼らの砲撃が、掠りもしていないのである。自分達がどれほど正確に狙い、強力な射撃を繰り出しても。敵はその悉くを容易くかわし、撃ち返して来る。この予期せぬ状況に、フランツはギリッと歯を食いしばっていた。
(……だが。ヴァイス達にも助力を頼むべきだった、などと言うつもりはない。俺達なら……プラチナファルコン隊なら、奴らにだって必ず勝てる。そうだろう、皆!)
サラミス級での打ち上げ準備に入っている、第28突撃機動戦隊――通称「スターイーグル」。その隊長であるヴァイス・ヴァレンタインの元同期として、フランツは己の力でこの窮地を乗り越えようとしている。彼は仲間達の機体を見渡しながら、反撃の機会を窺っていた。
そんな彼の僚機として行動している、RX-77-3D「ガンキャノン重装型タイプD」。その機体のパイロットは防戦一方という状況に苛立ちを隠せず、肩部の240mmキャノン砲で矢継ぎ早に砲撃を繰り出していた。
一介の砲兵として、地獄の北米戦線を生き延びた猛者である
『ジオンの奴ら……散々好き勝手に暴れておきながら、まだ殺し足りないの!? 冗談じゃないわッ……!』
このタイプDに搭乗しているパイロット――ヴィルヘルミーナ・ブラウンシュヴァイク・インゲノール・フリーデブルク・フォン・ヴォルケンクラッツァー中尉は、元女優という異色の経歴を持つ才媛だ。
腰まで届く金髪のポニーテールを振り乱している彼女は、緑色の瞳で頭上のフライトタイプを睨み上げている。透き通るように白い柔肌と類稀な美貌を誇る彼女は、ノーマルスーツを内側から押し上げる豊満な乳房をぶるんっと大きく揺らしていた。
(……んっ……! 最近、またスーツがキツくなって来てる……! オデッサ作戦の前に新調したばっかりなのに、もうっ……!)
サイズが合っていないためなのか、彼女のノーマルスーツはグラマラスなボディラインを露わにしている。少しでも身体をフィットさせるために
105cmのHカップという豊満な爆乳。鍛え抜かれ、引き締まっている67cmのウエスト。そのくびれによって際立つ、95cmの巨尻。そんな彼女の扇情的な肢体は、ノーマルスーツの内側で大量の汗に塗れている。だが、彼女の肉体を濡らしている柔肌の
(……こっちはさっきまで、「ご主人様」に可愛がられてる
どんなに政治に疎い層でも、その名を知らない者は居ない。そう謳われるほどの政治家である、ダブリン出身の連邦議会議員。そんな大物の「愛人」という裏の顔を持つ彼女は、「ご主人様」である議員との
(全く、あの「ご主人様」には困ったものね……! 自分の娘よりも若い女に、あんなに激しく夢中になるなんてっ……!)
55cmの肉感的な太腿と97.8cmの股下、25.7cmの足は、「お預け」を食らった
『くっ、はぁ、ぁあっ……!』
「ご主人様」に
『ヴィルヘルミーナ、しっかりしろッ! あんな奴ら相手にモタつくお前じゃないだろッ!』
『……っ!』
そんな彼女を乗せたタイプDと共に、プラチナファルコン隊の「3番機」も地上からの砲撃を続行している。その機体はなんと、ジオン軍のMSであるMS-06K「ザクキャノン」の鹵獲機であった。
肩部の盾はジムのシールドをベースにしたものに改造されており、その盾や胸部には連邦のマークが描かれている。灰色のボディに塗装されたこの機体は、180mmキャノン砲による砲撃戦を展開していた。
『今も昔も砲兵隊は戦場の女神ってな……! 尤も、我が隊の女神様は手に負えない跳ねっ返りなんだがよッ!』
この機体を駆る、燻銀の古参兵――エドガー・トーレス中尉。彼は皮肉混じりにヴィルヘルミーナ機の戦い振りに言及しつつ、冷や汗をかきながらも薄ら笑いを浮かべて弾幕を張り続けていた。
だが、強力な徹甲弾での砲撃を繰り返しているエドガー機でさえ、ボルド達にとっては取るに足らない相手なのだろうか。上空を舞うフライトタイプと高機動型ザクは、大きく左右に翔び、彼の砲撃を容易くかわしている。
『……聞こえてるわよエドガー! 女神だなんて言ってくれるのなら、もっと弾幕を張って牽制して頂戴ッ! アイツの対地攻撃、半端じゃないわ!』
『そうしてやりたいところなんだが……
かつては同じ砲兵隊に所属し、共に61式戦車を乗り回していたヴィルヘルミーナとエドガー。いわゆる「腐れ縁」である2人は互いに軽口を叩き合いながらも、上空からの猛攻に冷や汗をかいている。鹵獲機であるザクキャノンに乗っているエドガーは、仲間達の窮地に唇を噛み締めていた。
(ザクキャノンなんていつでも潰せるってか? 侮ってくれるぜ……!)
強力なビームキャノンや240mmキャノン砲を装備しており、頑強な装甲まで兼ね備えているフランツ機とヴィルヘルミーナ機。その2機のガンキャノンを特に警戒しているらしく、ボルド機とレオンハルト機はそこへ対地攻撃を集中させていた。マシンガンに搭載されたグレネードも射出されており、フランツ達の足元で激しい爆発を起こしている。
『ぐぅッ……2人共、気を付けろ! やはり、あのグフもザクも……紛れもなく「エース」だッ!』
『ふふ……どうした連邦、そんなものか? 俺達「森夜叉」を倒すのだろう? 死にたくなければ、本当の力を俺達に見せてみろッ!』
先のオデッサ作戦で、フランツが搭乗していた陸戦型ガンダムをドップで撃破していたボルド。その当時の記憶が、無意識のうちに両者に蘇ったのだろう。フランツが焦燥を露わにすればするほど、ボルドは余裕の笑みを浮かべていた。
『……!』
すると。ボルド達の索敵範囲内に、「新手」の機影が飛び込んで来る。プラチナファルコン隊の機体を搭載している2機目のミデアが、この戦闘区域に接近し始めていたのだ。
『……ちッ、増援の輸送機か。レオンハルト、あの輸送機を優先攻撃目標に設定だ。積荷を下す前に諸共墜とせ、
『了解だ!』
ただでさえフランツ達を仕留め切れずにいるのに、さらに増援を追加されては厄介なことになる。そう判断したボルド機とレオンハルト機は互いに頷き合うと、紅い
『……ッ!? やめろぉおぉッ!』
その視線に勘付いたフランツが声を上げる瞬間。上空のボルド機とレオンハルト機から撃ち放たれた弾雨が、2機目のミデアを瞬く間に蜂の巣にしてしまう。大量の実弾を浴びせられたミデアは無情にも大破・炎上し、黒煙を纏い墜落して行く。
『し、しまった……! ミデアが……くそォッ!』
『……やってくれたわねッ!』
『ここまでされちゃあ……生かして帰すわけには行かねぇなァッ!』
先日の防衛戦を共に生き抜いた戦友達が、呆気なく撃墜されて行く。その光景を目の当たりにしたフランツ達は、怒りを露わに砲撃を続行していた。そんな彼らの背後に墜落したミデアは大爆発を起こし、その爆炎でフランツ達の背中を後光のように照らしている。
『……良い狙いだ。ルーク大佐が危惧していた通り、手練れ揃いではあるようだな。だが、このグフフライトタイプ……伊達に飛べる機体ではないのだよッ!』
『本気の俺達を相手にしてしまったこと……それがお前達の死因だッ!』
憤怒を剥き出しにした、フランツ達の獰猛な殺意。そのプレッシャーを前にしたボルドとレオンハルトは鋭い貌で好敵手達を睨み付ける。相手の「本気」を引き出した彼らの愛機は、負荷も厭わずスラスターを全開にして、一気に急降下して行く。
砲撃の隙間を縫うように接近して行く彼らは、ザクマシンガンと35mm3連装ガトリングを連射しながら間合いを詰め――ヒートソードとヒートサーベルを引き抜いた。
『ぐわぁあぁッ!』
『きゃあぁあッ!?』
そして、すれ違いざまに。ボルド機はフランツ機に、レオンハルト機はヴィルヘルミーナ機に、赤熱の斬撃を浴びせてしまう。悲鳴を上げたヴィルヘルミーナは豊満な爆乳をばるんっと弾ませ、芳しい香りの汗を飛び散らせていた。
『うぉおぉおッ……!?』
さらに。2機のガンキャノンを同時に斬り付けたボルド機とレオンハルト機は、地表に激突する寸前で急上昇しながら上体を捻り、背中を向けたまま実弾を連射して行く。その弾雨を背後から浴びせられたエドガー機が、両腕を破壊されてしまった。
ガンキャノンIIの旧キット欲しい(´ω`)