機動戦士ガンダム -烈火のジャブロー-   作:オリーブドラブ

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-第11話からの登場人物-

-コスモス・ブルーシード-
 22歳。バレンシア出身。連邦軍最恐の特殊部隊「炎葬隊」のNo.3であり、エリムス・ナイドレイブンとマッチ・シュッポーの部下。非常に高いニュータイプ能力を持っているが、コロニー落としなどで多数の死に触れた結果、精神に異常を来している。喪服をイメージした黒と白銀を基調とする、炎葬隊仕様のジムライトアーマーに搭乗する。階級は大尉。
 ※原案は秋赤音の空先生。

-ホタル・モナカ-
 18歳。サイド3出身。名門貴族・モナカ家の令嬢であり、アースノイドに対しても差別感情を持っていない博愛主義な美少女。MSを利用した派遣事業の展開という夢を持っており、パイロットとしての腕は天才的だが敵に対しては非情になれない甘さを持つ。ピンクを基調とするザクIIに搭乗する。階級は少佐。
 ※原案はちいさな魔女先生。

-ミコト・カンナギ-
 18歳。サイド3出身。漢字表記は神薙美琴(かんなぎみこと)。「みこたん」という渾名を自称している変わり者だが、MSでの踊りも披露出来るほどの操縦技術と、卓越した回避能力と観察眼を持っている凄腕の美少女。OD色に塗装されたザクフリッパーに搭乗する。階級は准尉。
 ※原案はモブねこ先生。



第11話 業炎の狂姫 -コスモス・ブルーシード-

 

 連邦軍の追撃から敗残兵達を逃がすため、殿を引き受けた「森夜叉」。彼らは予期せぬ強者達を前に、苦戦を強いられていた。

 

 隊長機の護衛を任されていた「幽鬼」シンダー・ロンギス達を撤退させた、ゴールドホーク隊。「天使の死神」ボルド・リヒターを撃破した、プラチナファルコン隊。そして、2機のグフカスタムを退却させたアイアングース隊。

 「数」と「質」を兼ね備えた彼らの猛攻は、「森夜叉」の精鋭達ですら戦慄を覚えるほどの勢いだったのである。だが、この地に立つ「森夜叉」にとっての脅威は彼らだけではない。

 

『燃えろぉおおッ! 蒼き清浄なる大地のためにぃぃいッ!』

 

 数多のジオン兵達を震撼させた、エリムス・ナイドレイブン中佐を筆頭とする「炎葬隊」。そのNo.3までもが、この戦線に加わって来たのである。状況はまさに、最悪であった。

 

『燃えろ、燃えてしまえジオンッ! この大地から消えてしまえぇえッ!』

 

 喪服をイメージした黒と白銀を基調とする、炎葬隊仕様のRGM-79L「ジムライトアーマー」。その機体を駆る狂乱の戦乙女――コスモス・ブルーシード大尉は、常軌を逸した叫びを上げてハイパーバズーカからナパーム弾を発射していた。

 

(あぁあ……死んだ、また死んだ! 私には分かる、分かってしまう! また大勢、人が死んでしまった……!)

 

 絶世の美女は艶やかな髪を振り乱し、その美貌を歪ませて苦悶の表情を露わにしている。生来のニュータイプ能力が災いし、コロニー落としをはじめとする数多の「死」に触れた彼女の精神は、すでに常軌を逸していた。

 先ほどまでは違法薬物の摂取で対外的な自我を取り繕っていていたのだが、その「抵抗」で補うには、この戦場の「死」はあまりに多過ぎたのだ。

 

(あの惨劇を味わった私達はもう、誰も失ってはいけなかったのに! 今度は私達が、然るべき裁きを……侵略者共に与えなければならないのに! 我ら「炎葬隊」こそが、その執行者に相応しいというのにッ!)

 

 ジオン兵の死だけならば、相手を死すべき悪魔と定義することによって、多少は精神への負荷を低減させられる。しかしボルド・リヒターの攻撃やミランダ・ヴェルテの叛逆によって、同胞たる連邦兵にも多数の死者が出てしまった。

 死すべきではなかった仲間達が、大勢死んでしまったのだ。こうなってはもはや、自我の崩壊を阻止する術はない。あってはならないことが起きた。その惨劇に耐えられない彼女の心は悲鳴を上げ、全てを無にして忘れるために、この森を灰にしようとしている。

 

『燃えろ、燃えてしまえぇえ! 私を苦しめるものは、皆っ……敵だぁあぁあぁあ!』

 

 森林に着弾したナパーム弾はその一帯を火の海に変え、その赤い輝きで夜空を染め上げている。ジャブローの森であろうと躊躇なく火を放ち、炎の濁流で全てを焼き尽くさんとする狂気の攻撃に、周囲のジオン兵達はかつてないほどに慄いていた。

 

 ジャブローから退却する途中だった数機のザクII。彼らを庇うように片手を翳しながら、炎を振り撒くコスモス機の暴虐に戦慄しているピンク基調のザクIIは、怯えるように一つ目(モノアイ)の光を揺らめかせていた。

 

『なんて人なの……!? とても怖いはずなのに……とても、悲しそうな叫びが聞こえて来る……!』

 

 そのピンク色のザクに搭乗している小柄な美少女――ホタル・モナカ少佐は、コスモス機から響いて来るパイロットの嗚咽を耳にして、悲痛な声を漏らしている。彼女はこの状況でありながら、敵であるコスモスの叫びにまで耳を傾けているのだ。

 

(こんなことを続けさせたら……私の夢が、また一つ遠のいてしまうっ……! 止めさせなきゃ、なんとしてもっ……!)

 

 名門貴族・モナカ家の令嬢であり、アースノイドに対しても差別感情を持っていない博愛主義者である彼女には、MSを利用した派遣事業の展開という大きな夢がある。その夢の輪には、ジオンにとっての敵であるアースノイドも含まれているのである。

 

『ああああ、殺さなきゃ殺さなきゃ殺さなきゃ……! 殺さなきゃ、空が……空がまた落ちてしまう……!』

『ねぇ、私の声が聞こえる!? お願いだから、その攻撃を止めて! あなた、連邦軍なんでしょう!? あなたの攻撃で、あなた達のジャブローまで燃えちゃう!』

『うるさいジオンッ! 燃えて無くなれぇえぇッ!』

 

 友軍機にコスモス機の矛先が向かわないように、ホタル機は敢えて彼女の前に立つ。そして片手を広げ、攻撃の中止を呼び掛けるのだが――無論、そんな話し合いが通じるような相手ではない。

 ホタル機が視界に入り込んで来た瞬間、「世迷言」を語る彼女を黙らせようと、コスモス機のハイパーバズーカが火を噴く。轟音と共に発射されたナパーム弾が、容赦なくホタル機に襲い掛かって来た。

 

『きゃあッ!?』

『危ないッ!』

 

 しかしホタル機にナパーム弾が直撃する寸前、真横から飛び込んで来た友軍のMSがホタル機を突き飛ばし、そのまま覆い被さって来る。そんな彼女達の頭上を通り過ぎたナパーム弾は、再び森に着弾して辺りを焼き尽くし始めていた。

 間一髪のところでホタル機を救ったMS-06E-3「ザクフリッパー」は、武装を持っていない。CE-16TX「カメラガン」しかその手には装備されておらず、そのボディは森林に適したOD色に塗装されている。

 

『えへへ……! 危ないところでしたね、ホタル少佐っ……! ミコト・カンナギ准尉こと「みこたん」、ただいま到着しましたっ……!』

『み、みこたん……ありがとうっ……!』

 

 このザクフリッパーのパイロットであるミコト・カンナギ准尉こと「みこたん」は、焦燥の汗を滲ませながらも快活な笑顔を見せていた。ホタル機に向かってにかっと笑う彼女は、ノーマルスーツを押し上げる豊かな乳房をぷるんっと揺らしている。

 卓越した操縦技術と回避能力を持つ「変わり者」である彼女は、気の合う上官のためにここまで駆け付けて来たらしい。部下にして親友でもある彼女の到着に、ホタルも安堵の息を漏らしていた。

 

 士官学校の中でも指折りの操縦技術だった一方、無断で訓練用のザクIに乗り込みMSでの「踊り」を披露して懲罰を喰らうことも多かった、美人にして変人。そんな彼女は以前までMS-06E「ザク強行偵察型」のパイロットとして現場の観測手を務めていたのだが、その頃からホタルとの親交を深めていたのだ。

 

『寒い、寒い、寒い、寒い……! ああ、どいつを燃やせば暖かくなるの……! どいつを殺せば私は解放されるのッ……!』

 

 一方。コスモスはコクピットの中で自らの肢体をか細い両腕で抱き締め、激しい悪寒に身体中を震わせていた。優美な腕に寄せ上げられた彼女の豊満な巨乳が、むにゅりと形を変える。ノーマルスーツの上からでも伝わる扇情的なボディラインは、悩ましげに身体をくねらせる彼女の身動ぎによって蠱惑的に強調されていた。

 しかし、ヘルメットのバイザーの奥に隠された彼女の双眸は狂気を帯び、艶やかな桃色の唇も激しく震えている。自分の頭に絶え間なく流れ込んで来る、死者達の断末魔と怨嗟。そんな生き地獄からの解放を願う彼女は、縋るような眼差しで辺りを見渡している。

 

『……ダメです。あの人、完全に心が壊れてしまっている。あれじゃ、私達の声なんて届くわけない……』

『でも、あのまま放って置いたら皆が……!』

『はっきり言って……私達だけじゃ、あの人を止めることなんて無理だと思います。私のザクフリッパーも、このカメラガンしか装備してないし……』

『みこたん……』

『……でも、私達「森夜叉」はジオン地上軍最高のチームなんです。力を合わせれば、どんな困難だってきっと乗り越えられますっ!』

 

 そんなコスモスの異様な殺気を感じ取り、先ほどまで朗らかに笑っていたカンナギも引き締まった表情を見せている。それでも、不安げに自分を見つめているホタルを励ますように、彼女は力強い笑顔を咲かせていた。グッと親指を立ててウインクした彼女は、豊満に実った乳房を上下にぷるんっと躍動させる。

 

『ホタル少佐は出来るだけ、威嚇射撃であの人の気を引いてください。弾を当てる必要はありません、少しびっくりさせるだけで良いんです。私はその隙に、あの人の動き(データ)を収集します!』

『えっ……!? そ、そんなの危ないよ……!』

『大丈夫! 私だって、半端な気持ちでここに居るわけじゃありませんから! 皆を生かすために、私も自分に出来ることをしたいんです! 少佐だって、1人でも多くの誰かを助けたくてここに来たんでしょ?』

『……戦争は嫌だよ。本当は私、誰も殺したくない。誰にも死んで欲しくない。私には、この戦争が終わった先の「夢」があるんだからっ……!』

 

 終戦後に始める、平和利用を目的としたMSの派遣事業。その「夢」に共感した数少ないジオンの軍人として、カンナギはコスモス機に接近する危険な役を買って出た。

 そんな彼女の身を案じるホタルは、ザクフリッパーの勇壮な横顔に目を伏せている。自分達の「未来」には、この「無茶」が必要なのだと理解しているのだ。

 

『ですよね……! 私も、その「夢」にお付き合いしたいんです! だから絶対に……生き延びましょう! 私達、皆でっ!』

『……うんっ!』

 

 この戦争を乗り越えた先に待っている夢。それを実現するためにも、ここで死ぬわけには行かない。その想いを一つにして、2人の愛機はそれぞれのベストを尽くすべく動き出していた。

 カンナギ機のザクフリッパーがスラスターを噴かして飛び出した瞬間、ホタル機のザクがザクマシンガンを夜空に向ける。その銃口が火を噴いて銃声を響かせた瞬間、コスモス機のバイザーがホタル機へと向けられた。

 

『や、やあぁあぁっ!』

『……ッ!? そこかぁあぁあッ!』

『ひぃうぅっ!?』

 

 コスモス機の真上を狙ったかのような威嚇射撃。その「陽動」に反応したジムライトアーマーが、即座にハイパーバズーカを発射する。悲鳴を上げて咄嗟に屈んだホタル機の頭上を、再びナパーム弾が通り過ぎて行った。

 

『頂きぃっ!』

『なんだこいつ……偵察機かッ!?』

 

 その隙にコスモス機に接近していたカンナギ機が、カメラガンを構えて彼女の周りを動き始める。ザクフリッパーの装備からその「役割」を見抜いたコスモス機は、カンナギ機を排除するべくハイパーバズーカを構えた。

 しかし彼女が照準を合わせるよりも速く、カンナギ機は素早い挙動でコスモス機の周りを飛び続けている。時には高く跳び、時にはスライディングのように地を滑り。大地を削りながら膝を曲げて背を反らし、その奇抜な挙動で弾頭をかわす。その回避運動はさながら、情熱に溢れたダンスのようであった。

 

『見える見える、あなたの姿がよく見えるよぉっ……! 炎で辺りを照らしてくれているおかげで、暗視機能も必要無いっ……!』

『ええい、私の周りをチョロチョロとッ! 鬱陶しい蝿がぁあぁあッ!』

 

 縦横無尽に火の海を周囲を舞い踊る、「森夜叉」の踊り子。そんなカンナギ機の素早さに苛立ちを露わにしたコスモス機は、照準を定める時間も惜しんでナパーム弾を乱射する。

 しかし狙いの正確さを欠いた射撃では、カンナギ機の動きを捉えることなど到底叶わない。踊るようにコスモス機の周囲を動き回るカンナギ機は、回避に徹しつつも付かず離れずの「間合い」を保ち、カメラガンでコスモス機の行動パターンを収め続けていた。

 

(どうやらこの機体……頭部にバルカン砲を積んでいないようね! 接近して来た中距離の敵に対して、有効な射撃武器を持っていない……! これなら、何とかなるかも知れないわっ……!)

 

 前後左右、頭上。あらゆる角度からコスモス機の動向を映像記録として残し、彼女が敵機(こちら)に対してどのように迎撃しているのかを分析し続けている。

 そのデータ収集は、すでに佳境を迎えているようだ。コスモス機の手の内は、全て掴めた。そう確信した彼女は、冷や汗で頬を濡らしながらも口元を緩ませる。

 

『これで確実……っ!?』

 

 だが、コスモス機のデータをほぼ集め終えていたカンナギ機は、一つだけ読み誤ってしまった。僅かに近付き過ぎた瞬間、コスモス機が突如ツインビームスピアを突き出して来たのである。

 

(う、そっ……!?)

 

 その武器がコスモス機に装備されていることは分かっていた。しかし彼女の愛機(ジムライトアーマー)に備わっていたツインビームスピアは、通常のものよりリーチが僅かに長い「特別製」だったのだ。

 

『あぐぅっ!?』

『みこたんっ!?』

 

 その僅かな「誤差」にカンナギ機が気付いた時。すでに彼女のザクフリッパーは、片脚を切り落とされていた。咄嗟に光刃を避けようと跳び上がったが、回避が間に合わなかったのだ。

 片脚を失ったことでバランスを崩されたカンナギ機は、空中で姿勢を乱したまま墜落してしまう。その様子にホタルが悲鳴を上げる中、コスモス機はカンナギ機にとどめを刺すべく近寄ろうとしていた。

 

『……まともな武器も持たずに、私のそばを彷徨くなんて……! 随分と舐められたものねッ……!』

『く、うっ……!』

 

 片脚を失ったまま、カンナギ機はずるずると後退りしている。しかし推進剤を切らしてしまっているため、スラスターの推力で逃げることも出来ない。

 対するコスモス機もナパーム弾の消耗を意識しているのか、バズーカを使わずにツインビームスピアで彼女を刺し貫こうとしている。片脚を失ったザクフリッパーを完全に仕留めるべく、ジムライトアーマーは光刃の槍を振り上げていた。

 

『み、みこたんから離れてください! さもないと……う、撃ちますっ!』

『……ふん』

 

 だが、その時。ホタル機のザクがコスモス機の行手を阻むように、ザクマシンガンを構えた。それ以上ザクフリッパーに近付けば撃つ。そんな警告を飛ばすホタルは、可憐な声を震わせながらも勇気を振り絞っていた。

 しかし、ニュータイプの素養を持つコスモスには分かっている。ホタルが攻撃を躊躇っていることなど、彼女にはお見通しなのだ。この戦場に甘い理想を持ち込んでいるホタルを嘲笑うように、コスモスは鼻を鳴らしていた。

 

『あなたに撃てるの? そんな怯えた動きで、一体あなたに何が出来るというの!』

『そ、それはっ……!』

『そこで震えて見ていなさい、大罪を犯したジオン兵の末路をッ!』

『……っ!』

 

 この場で即座に発砲出来ないような腰抜けに構っている暇はない。そう告げるようにコスモス機はホタル機を無視して、カンナギ機にとどめを刺そうとしていた。

 しかし、カンナギ機を追い詰めたコスモス機が、ツインビームスピアを勢いよく突き出そうとした瞬間。ホタルは思い描いた「夢」を実現させるため、自分の中にある一線を越える決断を下した。

 

『私達は……ただ生きたいだけの私達は! 罪人なんかじゃないぃいっ!』

『ホタル少佐……!』

 

 相手の機体は装甲が薄く、ザクマシンガンの火力でも容易く撃破してしまう恐れ(・・)がある。そうと分かった上で、ホタル機はコスモス機に向けて引き金を引いていた。その光景に、カンナギも瞠目する。

 

『撃って来た……!?』

 

 先ほどまで戦闘自体に及び腰だった敵機からの発砲に、コスモス機も驚いたように飛び退いてしまう。僅かに反応が間に合わなかったのか、彼女の機体をザクマシンガンの弾が掠めていた。

 

『……この小娘がぁあぁあッ!』

『いけない……! ホタル少佐、逃げてぇっ!』

『ひ、ぃっ……!』

 

 しかし、いくら装甲が薄いジムライトアーマーといえども、ザクマシンガンの弾が掠めた程度では大したダメージにはならない。むしろ明確に「敵」と認定され、怒りを買っただけだ。

 カンナギ機が声を上げる中、コスモス機は憤怒を露わにホタル機へと襲い掛かる。圧倒的な機動性で迫り来るコスモス機に対し、ホタル機は怯えながらも牽制射撃を試みるが、その弾雨は掠りもしない。

 

『いい加減に……逝きなさいッ!』

『きゃあぁあぁあっ!』

 

 ザクマシンガンの弾幕を潜り抜け、ツインビームスピアを突き出そうとするコスモス機。その機体から繰り出される一閃は、ホタル機のコクピットを確実に捉えていた。

 

『……くぅッ!?』

『えっ……!?』

 

 だが、次の瞬間。彼女達のすぐ近くに砲弾が飛び込み、凄まじい爆発が発生した。その衝撃に体勢を崩された彼女達は、驚愕と共に硬直してしまう。火災の元を根本から吹き飛ばすような爆発によって、辺りを包む火の勢いが弱り始めていた。

 

 ――河川の上をホバー移動で駆け抜けている、1機のドム。その機体から発射された援護射撃の砲弾が、この場に飛び込んで来ていたのだ。ホタル達の窮地に、「森夜叉」の友軍機が駆け付けて来たのである。

 




 ドゥー・ムラサメいいですよね(*^ω^*)
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