-レティシア・シェフィールド-
19歳。ノッティンガム出身。レイチェル・マスタングの友人であり、冷静沈着にして優雅、そしてナイスバディな美女スナイパー。ジムスナイパーIIに搭乗する。階級は中尉。
※原案はMrR先生。
-チャン・ズーロン-
24歳。大連出身。荒々しくも情に厚い元戦車兵であり、素行は悪いが砲撃の腕に対しては周囲からも信頼されている。防塵処理を施したサンドイエローの量産型ガンキャノンに搭乗する。階級は曹長。
※原案はバッフロン先生。
今回の総攻撃の要である、カーマインパンサー隊。
その主力を載せた艦である先頭のペガサス級を中心に、数隻のビッグトレーが横並びに展開されているのだが――今はそのほとんどが、デザートキングダムの死兵達の「特攻」に苦しめられていた。
ヴァイス隊やガンド隊に次ぐ実力者達の集まりである、「レティシア隊」のビッグトレーも、死兵達の猛攻に晒されている。
だが、迎撃戦を得意とする彼らは残党達のプレッシャーを前にしても、全く臆することなく淡々と引き金を引き続けていた。
『戦争が終わっても戦いが終わらないだなんて……不思議で、悲しいことね。レイチェルもマコトも、元気でいるかしら』
『今ここにいねぇ奴らより、現在進行形で
レティシア隊を率いる、レティシア・シェフィールド中尉。彼女が駆るRGM-79SP「ジムスナイパーII」と、その補佐を担うチャン・ズーロン曹長のRX-77D「量産型ガンキャノン」は、迫り来るザクやドムを全く寄せ付けず、確実に1発で仕留め続けていた。
『あら、私に心配して欲しいだなんて。荒くれ者の無頼漢だと思っていたけれど、意外と可愛らしいところもあるのね……チャン曹長』
『……言ってくれるぜ、全く』
『聞こえてるわよ』
『聞かせてんですよ』
レティシア機のロングレンジビームライフルから閃光が飛び、チャン機の240mmキャノン砲が火を噴く。狙い済まされたその一撃は、死兵達の執念すら一蹴するかの如く、コクピット付近を吹き飛ばしていた。
だが、確実に黙らせられるだけの威力を持つ彼らの射撃にも、無防備になる瞬間というものがある。射撃の間隔を縫うように、数機のザクが死なば諸共と飛び掛かって来たのだ。
『狙撃は得意だけど……狙撃だけじゃないのよ、私は』
『この240mm……随分と照準が甘いじゃねぇか。整備班の連中、適当な調整しやがって」
それでも、2人の「対処」には寸分の乱れもない。懐に飛び込まれたと悟った瞬間、レティシア機はビームサーベルを、チャン機はその鉄拳を振り抜いていたのである。
『往生際が悪いぜ、ジオン野郎。ド派手に散って、くたばりな』
チャン機の追撃は、特に容赦がなかった。彼は念入りに「抹殺」するべく、自分が殴ったザクを両腕で捕まえると、そのコクピットに至近距離からの砲撃を叩き込んだのである。
『対話に一切応じないというのであれば、もはやケダモノも同然。ならば、それに応じた作法で狩るのみ』
『……って言うわけだ。噛み付く相手を間違えたんだよ、てめぇらは』
ビームサーベルで切り裂かれたザクも、チャン機の鉄拳と砲撃を浴びたザクも、執拗なまでにバラバラにされている。
「ケダモノ」を狩るならば、これくらいはせねばならない。そんな2人の「解答」が、その光景に現れている。
『しかしよぉ、隊長。
『もしもの時はあなたに何とかしてもらうから大丈夫よ。私はここを離れるわけにはいかないもの』
『……それは大丈夫とは言わねぇんですよ……』
一方、レティシア機とチャン機がビッグトレーの「右側」をそのように死守していた頃。「左側」の防衛を託されていた部下達も、冷徹な「狩り」を続けていた。
射撃戦を主体としていた隊長機とは真逆に、ビームサーベルによる接近戦でザクやドムを次々と切り捨てているRX-79[G]「陸戦型ガンダム」。そのボディは返り血の如き赤一色に統一されている。
『……姉さんの仇。1機たりとも、逃しはしないッ……!』
現在、作者の活動報告にて本章に登場する新キャラを募集しております! 機会があればお気軽に遊びに来てくださいませ〜(о´∀`о)
Ps
レティシア隊のお話は次回にも続きまするー(´Д` )