憑依転生失敗話   作:天狗道の射干

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盛大に何も進まない。


第31話 吸血鬼の一族

 さてここで、ヴァレンティーナ一族について少し語ろう。彼らは数百年の時を生きる、不老の吸血鬼達である。

 

 彼のワラキア公に関係があるのかは不明だが、同じ1400年代に産まれ、同じトランシルヴァニアの土地を生きた存在。

 ロジャー・ベーコンのように不死身の理由が語られる事も無ければ、一体どの様な経緯で生まれ育ったかすらも分からぬ規格外。

 

 悠久の時を不変のままに生き、蝙蝠に化けては他者の血を啜る。陽射しに焼かれる事が無ければ、流水だろうと平然と渡れる。

 フィクションにおける吸血鬼と言う存在の、都合の良い面だけを獲得している者達。デイライトウォーカーと語れば、さぞや大層な存在にも聞えよう。

 だが、何と言うべきか。彼らは揃って、何とも言い難い程に残念な奴らである。

 

 先ず長男のヨアヒム・ヴァレンティーナ。脳味噌まで筋肉に鍛え上げてしまった彼を端的に語るのならば、無駄な正義感に溢れる馬鹿で暑苦しいホモである。

 格好良いからと言う理由だけで、蝙蝠の身体を金色に染め上げる。結果、夜闇に潜む事が出来なくなった吸血鬼。冷凍鮪や潜水艦を武器に振り回す、頭が悪い正義の味方だ。

 

 次に次男のキース・ヴァレンティーナ。一見すれば貴公子然とした美男子で、浅く関わる分には真面で常識的な人物。一族で唯一の良心とも呼ばれる男。

 だが深く関われば、彼も所詮はヴァレンティーナ。幼女と森でお散歩するのが趣味であったり、嬉しい事があると舞い上がって唐突に踊り出したりする変態だ。

 

 最後に末娘のヒルデガルド・ヴァレンティーナ。彼女は可変式の吸血鬼だ。食事を摂ると太りやすいと言う体質らしく、吸血や飲食で体形が激変する。

 美しい少女だが腹黒く、サディストでもあるスリム。聖女のように純朴で慈愛に満ちた性格をしているが、見た目は相撲取りにしか見えないグラマー。

 どうしてスリムの容姿とグラマーの内面を融合させる事が出来なかったのか、悲劇と言うよりかは寧ろ惨劇と言った方が正しい現実を前に嘆いた者も多いだろう。

 

 因みに蒼い城には棺が九つある事から、少なくともヴァレンティーナ一族は彼らの他にも後六人はいる。残る者達も、きっと悪い意味でヴァレンティーナなのであろう。

 

(……もう少し現実逃避していたい気分ですが、何時までもと言う訳にはいかないでしょうね)

 

「うーん、だっち」

 

「うーん、ニャ」

 

 青い空を見上げているニコルに向かって、何故かじりじりと近付いている金色と桃色。このまま思考を続けていれば、彼らの生み出す謎の空間に飲まれてしまう。

 それでは致命的な被害を受ける気がしたニコルは、そうなる前にと仮面を被り直して思考を切り替える。関わる事を避けられないと言うのなら、せめてメリットに変えるべきだと。

 

(何時も通りです。善人を装って関わって、助ける事で恩を売る。利用出来る所だけ利用して、後は何処かで捨てましょう。……流石に二匹の相手は心が死ぬので、関わるならば比較的マシな方だけですがね)

 

 可変式とは言え、外見か中身のどちらかは常に美少女なヒルダ。汗臭いホモ。どちらと関わりたいかと問われれば、普通は前者と答えるだろう。

 更にはヒルダの方が比較的常識的であるから、利用する上でも思考を読み易い。どちらも変態なのは変わらないので、所詮は比較的に過ぎないのだが。

 

 それでも常識外の五十歩向こう側と百歩向こう側を見比べたのなら、誰だってニコルと同じ選択をする筈だ。

 

「もし、其処の蝙蝠さん。そんな所で倒れていては危ないですよ。何かお困りでしたら、私が助けとなりましょう」

 

 柔らかく微笑んで、桃色の蝙蝠に語り掛ける少年。片膝を付いて歯を光らせるニコルにも、己の発言が盛大に間違っているような気はしている。

 一体どうして森を一人で歩いているだけでも不審な子どもが、喋る蝙蝠を平然と受け容れ怯える事もなく助力しようとするのか。傍目に見れば、突っ込み所しかない異質さだ。

 

 それでも無視して素通りする事は出来そうにないのだから、毒を食らわば皿までだ。半ば自棄になりながらも、ニコルは桃色の蝙蝠へと優しく手を差し伸べる。何処が手かは分からなかった。

 

「はっ!? イケメン!!」

 

「…………は?」

 

 そして少年は、盛大に地雷を踏み付ける。獲物を狙うような目をした、夢見がちな恋愛脳(スイーツ)と言う爆弾を盛大に起爆させたのだった。

 

「ニャーハッハッハッ! これぞ正しく運命の出逢いニャ! 王子様ルックなイケメンショタに、助け起こされると言うシチュエーション! これ以上に正統派ヒロインの証があるかニャ! 正しく魔法少女なヒルダちゃんこそが、真ヒロインだった訳ニャ!!」

 

(……百歩譲ってそういうシチュエーションだとしても、口に出した時点で台無しなのでは?)

 

 パタパタと舞い上がり、纏わり付いて来る桃色蝙蝠。彼女に対して思った事を口に出さなかったのは、ニコルのファインプレーと言えたであろう。

 ギャグキャラにツッコミを入れた時点で、その時空からは逃れられなくなる。飲まれてしまう事を避けるのならば、微笑みを浮かべたままにそっと距離を取るしかない。

 

「次回、魔法少女マジカルヒルダちゃん。気になるアイツに永久就職! 雇用条件は、三食おやつに昼寝付き! と言う訳で、献血よろしくニャ!」

 

 死んだ魚のような瞳で、囀る桃色蝙蝠を見詰めるニコル。微笑みの仮面で距離を取ろうとした彼の対策は、決して間違った物ではなかった。

 だが残念な事に、それだけで遠ざけられる程にこの理不尽の権化は温くない。更に言えば、此処に居る理不尽の権化は一匹ではなかったのだ。

 

「待てぃ、腹黒シスター! 幼気な少年を堕落の道に誘う所業! 兄として、いや、汗の輝きを愛する一人の漢として、断じて認められないだっち!」

 

(……触れてないのに、結局関わってきやがった)

 

 瞳からハイライトを失った少年の前で、桃色蝙蝠に喰って掛かるは金色蝙蝠。其処は言い換えない方が良いだろう、と思うニコルだが口にはしない。

 微笑みの仮面で隠した内心は、全力で関わり合いになりたくないと言う真っ当な物。何故か少年を囲んで言い合う二匹に思うのは、何処か別の場所でやってくれないかなと言う感想だけだ。

 

「これから私は忙しくなるから、お馬鹿な方のお兄様は黙っているニャ! ハネムーンの後のマリッジブルーから、擦れ違う二人。そして新婚したての家庭を襲う、邪悪なる変態マッチョマン。暑苦しい汗の輝きを打ち払った時、二人は――」

 

「いいや、させないだっち! 俺には分かるだら! この少年の心にもまた、漢の熱き血潮が流れているのだと! 漢と漢の汗の友情! 同じ正義を愛せるだろう友を、邪悪な道に堕とさせる訳にはいかないだっち! 少年には是非とも俺のパートナーとして、グランパピオン・ホワイトの名を進呈したいだら!」

 

 しかし少年の願いも虚しく、蝙蝠達の口論は終わる素振りを見せてはくれない。寧ろヒートアップしていく彼らのやり取りに、頭痛と吐き気ばかりが増していく。

 今にも湧き上がりそうな殺意を必死に堪えながら、ニコルは腹を括って覚悟を決める。このままでは、何時まで経っても彼らのやり取りは終わりそうになかったから。

 

「……失礼。貴女方は何かに困っていたから、倒れていたのではなかったのですか?」

 

「はっ、そう言えば――」

 

「そうだった、ニャ」

 

 蝙蝠を相手に、何を真面目に問い掛けているんだろう。己の行為や存在理由に疑問を抱きながらも、微笑みを絶やさずに問うニコル。

 問われた事で思い出したのか、金色と桃色の蝙蝠達はへなへなと力なくその場に墜ちて倒れる。崩れ落ちた彼らの腹から、盛大な音量で虫が鳴いた。

 

「お腹、空いただら」

 

「昨日から、何も食べてないニャ」

 

 このビストリッツの森にて、彼らが何をしていたのかと言えば簡単だ。お腹が空いて、倒れそうになっていただけである。

 二匹の欠食児童らは、その空腹を満たす為の獲物を虎視眈々と待っていた。通り掛かった旅人に集ろうと、其処に運悪く少年が墜ちて来た訳だ。

 

「……何故、そのような事に?」

 

 余りにもな理由に、ニコルは頭痛を感じて蟀谷を抑える。一体何をすれば自分達の城の目の前で、行き倒れる事が出来ると言うのか。

 常識や世界観に真っ向から喧嘩を売っている蝙蝠達に、問い掛けてしまったのが運の尽き。彼らは空腹で倒れた筈なのに、妙に元気な声で喧々囂々とした会話を始めてしまう。

 

「お馬鹿なヨアヒムお兄様の所為で、キースお兄様に城を追い出されたニャ」

 

「だらぁっ!? 貴様ヒルダ! この兄を売るだっちか!? 苦楽を共にした、この兄を!?」

 

「家にある家具やら美術品やらを、ヨアヒムお兄様が全部壊したからキースお兄様はカンカンになったニャ! ヒルダちゃんは、その被害を受けただけですー!」

 

「お、お前だって、ノリノリだっただら! 俺がドロップキックやボディプレスをする度に盛り上げて、最後には高そうな壺とか良く分からん絵画とか投げて来たの覚えてるだっち!」

 

「ノーカン! ノーカン! 実際に壊したのはお馬鹿な方のお兄様ですしー、ヒルダちゃんに罪はありませんにゃー!」

 

(無駄に元気じゃないですか……と言うか、キース。随分と苦労していたんですね)

 

 この兄妹を相手にして、主な被害や損害を被っているであろう青年を思い浮かべる。ニコルは少しだけ、一族の良心とも言える彼に同情した。

 ああ、苦労しているなと。変態の相手など代わりたくもないし、次男も変態だから関わりたくもない。けれど少しだけ、本当に少しだけ可哀想だとも思うのだ。

 

「携帯用の食糧で良ければ、少しお分けしましょうか? それとも、先程言っていらしたように、献血に協力した方がよろしいでしょうか?」

 

「なんと! 流石はイケメンにゃ!」

 

「捨てる神あれば、拾う神ありだらな! この出会いは、やはり運命だっち!」

 

 そんなニコルは爽やかな笑顔を浮かべたまま、欠食中の二匹に提案する。懐から取り出したのは、結社の組織力を使って仕入れた保存食。

 缶詰の蓋を切って並べれば、飢えた犬のように即座に飛び掛かる金色蝙蝠。桃色の方は血液が欲しいのか、媚びるように近付いて来たので上着を脱いで肌を晒す。

 

「美味いだら! 美味いだら! これは間違いなく、荒波の打ち寄せる津軽海峡を見事に渡り抜けた最高級本マグロを使っているだらな!」

 

「……いえ、ごく普通のマグロを使った、ごく普通の油漬けですが。アメリカで開発中の缶詰を融通して頂いたので、物珍しさはあるかもしれませんね」

 

「はー、美少年の血はやっぱり違うニャ。ぐへへへへ」

 

「……首筋から血を吸うのは構いませんが、涎で服を濡らさないで頂けませんか。割とこの服、気に入っているのですが」

 

 楽しそうに食事を進める二匹の姿に、早く終わらないかなと遠い目をしたまま過ごすニコル。恩を売ると言う目的は、既に果たせたと言えるだろう。

 安くはない保存食が根こそぎ食い尽くされただとか、貧血寸前まで血を吸われた上に服を汚されたとか、その辺りは必要経費だ。惜しくはないとは言えないが、その価値はあったと考えたい。

 

「ふー、満腹だっち」

 

「お腹一杯になっただけじゃない、そんな幸せも感じるニャ」

 

 コミカルに腹を膨らませ、地面に転がる金と桃。そんな二匹に今直ぐ何かを求めるような、守銭奴染みた思考はニコルにない。と言うかもう帰りたい。

 故に服装を整え直して、保存液まで舐め取られた空き缶を回収すると、少年は立ち上がって口を開く。如何にか微笑みを維持したまま、彼らに告げるは別れの言葉だ。

 

「もう大丈夫そうですね。それでは、私は行きますよ」

 

「待つだっち!」

 

「待つニャ!」

 

(……まだ何かあるんですか、コイツら)

 

 嫌気で溢れ返る内心を表に出さなかったのは、少年の根気強さが賜物だろう。引き攣りそうになる微笑みを、如何にか堪えて足を止める。

 今直ぐにでも足を翻して、全力で駆け抜けたいがそうもいかない。折角恩を売ったと言うのに、それでは血と食料を損しただけに終わってしまうから。

 

 損得利害を考えて、如何にか溢れ出しそうな殺意を堪える。張り付いた微笑みを浮かべたままなニコルの内心は、既に表面張力寸前だ。

 そんな事にも気付かぬまま、二匹の蝙蝠は掛け声と共に宙を舞う。くるりと一回転した後に煙が湧き上がり、晴れた後には二つの人影が其処に立っていた。

 

「此処までの恩を受け、唯行かせてしまっては漢の名折れ。この逞しい筋肉に誓って、礼は返さねばならないだっち!」

 

(……私としては、今直ぐにでも解放して貰えればそれで良いのですが)

 

 二メートルを超える巨体を、隈なく筋肉の鎧で覆った金髪の美男子。金色蝙蝠であったヨアヒム・ヴァレンティーナは、ポージングを繰り返しながらに告げる。

 一々動作する度に大胸筋や広背筋、上腕二頭筋や大臀筋の逞しさを主張してくるこの男。汗臭さを迸らせながら近付いてくるヨアヒムに、ニコルは生ゴミを見るような目を向けた。

 

「真ヒロインの心を奪っておいて、ゲッワイなんて許されないニャ。手を差し伸べたら墓穴まで、一緒に行くのが礼儀ニャよ!」

 

(ゲッワイって何ですか。ゲッワイって……と言うか助けただけで墓穴って、色々と重過ぎませんか)

 

 同じく姿を変えたのは、男の胸元程の背丈もない少女。金髪碧眼のヒルデガルドは、成程美少女を自称するだけあって実に整った容姿をしている。

 胸元や下着が見え隠れする程に、際どいラインのゴシックドレス。その衣装の黒さよりも内面が腹黒い美少女に、ニコルが返す視線は養豚場の家畜を見る目だ。ああ、明日には出荷されるのだろうなと。

 

「さあ、行こうだっち! 我が友ホワイト! 俺と一緒に、漢の汗を流すだら!」

 

「お兄様なんて放っておいて、私と一緒に行くニャ。今なら何と特別に、少し貢いだだけで真ヒロインと素敵な事が! ヒルダちゃん、パリのウォルトって人が作ったオートクチュールとか気になるにゃー」

 

 妙に近い距離感で、スキンシップをしてくる筋肉。さり気ない所か堂々と、貢物を要求してくる腹黒スイーツ。そんな二人から視線を外して、ニコルは青い空を見上げる。

 

 何処までも澄み渡った空を見ていると何故だろうか、心が自由になって来る気がした。だからニコルは顔を下ろして二人を見詰めると、満面の笑みを浮かべて告げる。

 

「……良し、処分しましょう」

 

「だらっ!?」

 

「ニャッ!?」

 

 唐突な処刑宣言に驚愕して硬直する二匹を前に、心の表面張力を決壊させたニコルは澄んだ笑顔を浮かべて思う。

 損得勘定だとか常識だとか、そう言った事を考えていたのが間違いだったのだ。条理の内に留まる思考では、理不尽共には抗えない。

 

 場の空気に飲まれる前に、別ベクトルの空間へと引き摺り込んでやれば良い。ロジャーの時と同じくだ。

 邪悪さを隠さずに、為したい事を為したい様に為す。それこそがギャグキャラ共に対抗する、唯一にして無二の術なのだと。

 

「……ええ、最初からそうするべきだったかもしれませんね。人に化ける蝙蝠が二匹。この世から消滅したとして、誰も困る者など居ないのですから」

 

「だらっ!?」

 

「ニャッ!?」

 

 今為したい事が何か、問われれば答えは一つ。取り敢えずコイツら殺したい。溢れ出す殺意に身を任せ、常識を投げ捨てた外道ショタ。

 その殺意の波動に飲み込まれた吸血鬼達は、震え上がって悲鳴を上げる。ヨアヒムとヒルダの恐怖が森を満たす中、蒼き城の主はきっと親指を立てている事だろう。良いぞ、もっとやれと。

 

 自重を止めたニコルの殺意を前に、抱き合って震えるヨアヒムとヒルダ。そして何故か空に浮かぶのは、良い笑顔で笑うキースの顔。今日もビストリッツは平和である。

 

 

 

 

 




同じ正義を愛せるだろう友 = ホモになる資質。
原作ニコルはどう見てもウルのヤンデレストーカーだから、憑依ニコルもそうなる可能性を有しているのは当然ですよね。


~原作キャラ紹介 Part10~
○ヒルデガルド・ヴァレンティーナ(登場作品:シャドウハーツ2, シャドウハーツ フロム・ザ・ニューワールド)
 吸血鬼一族の末娘。金髪碧眼のゴスロリ美少女と言う皮を被った変態。御年400歳の乙女。
 初登場の際には桃色の蝙蝠と言う姿で隠しボスとして現れ、ヨアヒムに一騎打ちを申し込む。5ターン目に攻撃すると事前申告しておきながら、4ターン目に不意打ちをしてくるので初見殺しに掛かったプレイヤーは恐らくそれなりにはいるであろう。

 シャドウハーツFでは真ヒロインを自称しながらパーティキャラに。スリムの際には魔法キャラとしては最高の性能を発揮し、グラマーの際には強烈な物理攻撃と反則染みた回復技を使える。
 体型は調節出来るので、魔法攻撃要員か物理・回復要員の二択を選択可能。パーティに足りない面を簡単に補う事が出来る。
 兄から受け継いだマスクを被ると更に強くなるので、安定してスタメン入り出来る有能キャラ。ただしストーリー面での絡みは無に等しい。

 上記の通り性能面ではぶっ壊れ級な仲間キャラだが、彼女は性格面でも割とぶっ壊れ級である。
 シャドウハーツ2の魔建ビルディング継承イベント後に話掛けるとショタを性的に狙っているとしか思えない発言を零したり、Fでは味方を犠牲にしてさらりと自分だけは助かろうとしていたり、腹黒で加虐趣味で恋愛脳で残念と言う多重属性を有している。

 スリムとグラマーでまるで人格が違っているが、2でのヨアヒムの台詞に蝙蝠の姿が一番気楽だと言う物があるので、恐らくは蝙蝠の時と同じ性格のスリム形態が素に近いのだと思われる。
 ならばグラマーの性格とは一体何なのか。そしてFでの戦闘後会話を聞く限り、グラマー時のヒルダは度々現実が認識出来なくなっている。
 二重人格。現実が認識出来ない。普通ならば闇が深くなりそうな内容だが、所詮はヴァレンティーナ。黒は黒でも腹黒さとイカ墨の黒さくらいの違いはありそうなので、悲劇的な過去(爆笑)展開にしかならないと思われる。

今後のストーリー展開は次の内どれが良いですか?

  • ヒロインは一人。純愛ルート。
  • ヒロイン複数。ハーレムルート。
  • ヒロインは甘え。求道者ルート。
  • ウルと二人で漢祭りルート。
  • 宿命の兄妹対決! ニコルとアナスタシア!
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