――1900年5月28日、武漢――
昇り始めた陽射しに照らされて、鮮やかな黄色に輝く瑠璃瓦。厳かに佇む寺院の中に、人の気配と言う物はない。
此処は廃墟だ。誰も祈りを捧げなくなった寺院の跡地は、埃が積もり蜘蛛が巣を張るようになってもその威容を保っている。
「……此処に、西法師って奴がいるのか」
崩れ掛けた木造の大橋を進みながら、赤き壁を見上げたウルが呟く。漸く此処まで来たのだと、複雑な思いを胸中に浮かべて。
感慨を抱いているのは、彼だけではない。嘗ての日々を思い出している陣親子も、この地に来た目的の一つを果たさんとしているニコルも共に。
「大きいですね~。きゃ、鼠さんだわ!?」
唯一の例外は、この横幅が大きい少女だけだろう。今にも弾けそうな衣服に身を包んだヒルダは、結局のところ部外者なのだろう。
物陰の穴に逃げ込む小鼠の姿に怯えると言う実に乙女らしい反応に、ウルは呆れながらも考える。せめてもう少し痩せてれば、絵になったであろうにと。
「なんかすっげぇテンション下がったんだけど、取り合えず入ろうぜ」
「テンションが下がったんですか? まさか、ウルさんも鼠さんが苦手なんですか!? 一緒ですね!!」
「いや、ちげぇから。アンタの所為だからな。色々と力抜けるの」
はてなと首を傾げるヒルダに、疲れたと言わんばかりに肩を落とすウル。その様子に陣親子は苦笑を漏らして、我関せずとしていたニコルは一歩進んで身を翻す。
「さて、これより先は西園九宮寺。彼の東方最高の神仙が領域ですから、立ち入る前に為すべき事を再確認しておきましょう」
『為すべきこと?』
今更ながらに何を言うのか。首を傾げる一同を代表する形で、陣宋雲が当然の疑問を口にする。
「……西法師様にお会いして、力をお借りするだけではないのですか?」
「ええ、大枠で言えばその認識で間違いありません。此処で詰めるべきなのは、如何なる形の助力を求めるのかと言う事」
西法師に会い、助力を貰う為に来たのだろう。そう問い掛ける陣に、真横で何度も頷くウルとヒルダ。
そんな二人にの言葉に苦笑を返して、どのような助力を求めるべきか、今の内に意志を統一しておくべきなのだとニコルは語った。
「あの、徳壊さんをやっつけてください、ってお願いしたら駄目なんですか?」
「出来ませんよ。それが出来るなら、一年前の戦いは日向甚八郎の勝利に終わった筈ですからね」
思い付いたままに口を開いたヒルダに対し、ニコルはそれを一顧だにもせず否定する。少し頬を膨らませた少女に、微笑み告げるは或いは当然の事。
日向甚八郎と徳壊の実力は、恐らく高いレベルで拮抗していた。ならば単純、西法師が其処に助力すれば勝つのは結果は当然甚八郎の勝利となる筈である。
だが事実として、彼らの戦いは相打ちに近い形となった。敢えて勝者を上げるなら、生き延びた徳壊の方であろうか。その結果が示している。西法師は戦わなかったのだ。
「一つに動けない理由があった。二つに西法師よりも徳壊の方が強かった。三つに、仙人と言うものには戒律が多い。さて、どれが理由か。どれも理由なのか」
白虎の絵馬を守る為と言う理由もあったのだろうが、守勢に回る理由や後手に甘んじる理由としては些か弱い。何せ元凶である徳壊自身を潰せるならば、それに越した解決策はないのだから。
故にニコルは考える。結局の所、単純な話なのだろうと。西法師は東洋で最高の術師ではあるが、最強の術師と言う訳ではない。直接対決すれば必ずや徳壊が勝るからこそ、西法師は最悪に備えたのではないかと。
日向甚八郎が勝てば良し。敗れたとしても、己が四神の一つを抑えていれば最悪には至らない。そんな仙人の達観した読みと備えが故に、甚八郎は勝機を逃したのではないか。
とは言え、所詮は予想にも至らぬ妄想の類。物証などは手元になく、極論西法師の事情などはどうでも良い。重要なのは、西法師には表舞台に立つ心算がないであろうと言う点。そしてそんな仙人の全面的な助力を、己達も求めてはいないと言う点だ。
「何れにせよ、動けたとしても動いて貰う心算はありません。そうでしょう、ウルムナフ」
「あ?」
「徳壊との戦いは、貴方の宿命の一つだ。それを他者に委ねて、貴方は納得できますか?」
「はっ、ねーよ。決まってんだろ」
打てば響くというように、問いを投げれば即座に答えが返って来る。ウルは悩む素振りも見せずに、己の意志を此処に示す。
「徳壊は、俺が倒す」
「結構、その位はして貰わねば困ります」
拳を握って答えるウルに、満足気に返すニコルは続ける。それでこそと言う感慨と、それだけではと言う想望を胸に燃やして。
「とは言え、彼の邪仙は強大。私でも手に負えない実力者に対し、今のウルムナフでは不足が過ぎる」
「……ちっ、分かってるよ。んなこと」
続く言葉に、ウルの返しは僅か詰まった。認めたくはないという幼さを抑え付け、認めねばと苛立ちながらに頷き続ける。
「親父も勝てなかった奴なんだ。今の俺が、どうこう出来る奴じゃねぇ。分かってんだよ、んなことは。だから――」
「そうとも、今は届かない。私も貴方も、彼の邪仙から見れば力なき幼子と何も変わらない。ならば――」
『戦えるようになれば良い』
認めよう、今は足りないと。だが認めてはやらぬのだ。何時までも足りない訳ではないと。向かい合った少年達は、同じ笑みに同じ意志を宿して示す。
強くなろう。戦えるようになろう。最強の仙人と戦える程に。己の宿命を果たせる程に。そして何より、目の前の相手を乗り越え打ち倒せる程に。
「私にもまだ、切り札が幾つかあります。現状でも貴方を肉壁として使い潰せば、勝機は恐らく一割程度」
「やってやるよ。今で一割って言うなら、俺達が強くなればもっと可能性は上がるんだろ」
「ええ、勿論。そして私も実力を付ければ、勝率は更に高くなる。その為にも、西法師殿にはしっかりと協力して貰いましょう」
ウルムナフ・ボルテ・ヒュウガは、強くなりたい。父母の仇を取るという、生きていても良い理由を果たせるように。この少年を越えるという、抱いた夢を叶える為に。
ニコラス・コンラドは、強くなりたい。誰よりも強く、誰よりも高みへ。もう何も失わぬ為に。そしてその到達点にこそ、この眼前の少年は居るべきなのだ。それこそが己の宿命だと、心の底から信じているから。
「詰まり要はあれだろ、強請に行くんだろ。お前の弟子の所為で被害が出てるんだから、俺らを強くしろってさ」
「おや、聞こえが悪い。なに、お互いの為になる話ですよ。彼の御仁は、人の成長を見るのが好きだと聞きますからね」
年齢不相応な笑みは、しかし何処か青臭く。笑い合う二人の心は、きっと同じ方向を見ていたのだ。
だから、だろうか。少年達の紡いだ音は、新たな出会いを引き寄せた。
「はっ、何だい何だい。こんな廃墟で声がすると思って来てみりゃ、何だか面白い話をしてるじゃないかい」
「あ? 一体、誰だ…………って、マジで何だよ、アンタ!?」
突然声を掛けられて、冷や水を被ったような気持ちで振り返るウル。誰だと言う警戒心を含んだ誰何は、言葉の途中で驚愕に彩られる形となる。何せ其処には、二足歩行の三毛猫が立っていたからだ。
「はん、見て分からないのかい。あたしはマオ。見ての通りの旅人さ」
「いや、見て分かんねぇよ」
「お、大きな猫さんが、喋ってます。よ、世の中って広いんですね」
「……お前だけはそれ、言えねぇからな」
紐に結わえた瓢箪を片手に、ふらふらと近付いて来る巨大な三毛猫。人語を解する謎の生き物に、ウルが驚いたのも僅かな時間。
口に手を当て驚いているヒルダの姿に、こいつよりはマシかと受け入れる。体重可変型の桃色蝙蝠に比べれば、世の中の大半は驚くに値しないのだ。
「マオ、
「さてね、本名かもしれないし、偽名かもしれないねぇ。長く生きてるとその辺、すっかり忘れちまうもんさ」
マオとは、猫の中国語読みだ。詰まりは喋る猫が、自分は猫だと名乗りを上げている現状。その頓狂な事態に、生粋の中国人である秋華は思わずと疑問を零す。
対するマオは煙に巻くように答えると、どっこいしょと掛け声を掛けて腰を下ろす。大橋の上に胡坐を掻いて、瓢箪に入った酒を飲む。そんな身勝手な姿に、一同は困惑しか返せない。
「しかし、その自称猫さんが、私達に一体どのようなご用件で?」
「言ったろ、面白い話が聞こえたってさ」
一行の中で唯一人、他のメンバーとは異なる理由で驚いていたニコルが我を取り戻して問い掛ける。一体どうして、この女が此処に出て来るかと。
そんな少年の疑問を受けて、傾けていた瓢箪に蓋をしたマオは顔を向ける。口の端から零れた酒を片手で拭い取り、ニィと嗤うと少年達へと言葉を掛けた。
「アンタ達、徳の奴を倒すんだってね」
「何だよ、化け猫。テメェも徳壊の野郎の仲間か」
「は、唯の古い馴染みだよ。馬鹿やった徳の奴も、アイツをあっさり放逐した爺も、どっちも気に入らないって点じゃ同じさね」
「……敵でもなく、味方でもないと」
「そりゃそうだろう。世の中ってのは、綺麗な二色に分かれるもんじゃない。あたしみたいな灰色の方が大勢さ」
敵かもしれぬと身構えるウルに対しても、何を考えているのかと警戒しているニコルに対しても、変わらぬ態度で返すマオ。底を悟らせぬ飄々とした仕草で、まるで明日の献立を語るような気軽さで、彼女は告げる。それは全くの善意であった。
「そんな灰色の立場から言わせて貰うけど――――止めときな、アンタ達じゃ無理さ」
「んだと、化け猫」
「事実さ、クソガキ。徳は強い。色々迷走している阿呆だけど、力だけは大したもんさ。アイツより強い奴を、あたしは知らないね」
そうとも、これはこの化け物の善意だ。偶々里帰りをした所で、偶然話し声が聞こえた。どうやら若い子らが、自殺行為をするらしい。ならば止めてやらねばならぬだろうと、マオの理由は本当に唯それだけだ。
「無駄に命を散らすだけだよ。止めとけ止めとけ」
「ならば放っておくと? 彼の邪仙が、如何なる悪徳を成しているかを知りながら」
「は、軽いねぇ。軽い言葉だ。アンタ自身、どうでも良いと思っていることを言うんじゃないよ」
原作において、マオは義侠と言うに相応しいキャラクターであった。そう思い返しながらに嘯くニコルに、マオは鼻で嗤って返す。
この化け猫は、これで中々に人を見る目が肥えている。彼女の瞳に映る少年は、正義感とは無縁の存在。寧ろそれを嗤って利用する邪悪の側に見えていた。
とは言え幼い子どもである。更生の余地があるならば、みすみす死なせて良い道理はない。だからと笑って、彼女は彼女の道理で以って言葉を紡いだ。
「徳の奴には、何としてでも為さねばならない願いと信念があった」
マオと言う女は義侠だ。義侠とは善を尊び、弱者救済を良しとする者。だがこの善とは、社会一般の正義とイコールな訳ではない。
義侠とは、己の善を尊ぶ存在だ。自分で決めた正義に従い、自分で決めた弱者を救い、自分で決めた敵と戦う。その全てを、己が納得するまで貫き通す者。
「爺の奴は、神仙らしい神仙でさ。徳を罰して破門にしても、それ以降は一切知らんと世捨て人を気取りやがる」
結局、女にとってその道は見合ってなかったのだ。まだ何も知らない子猫の時分に拾われて、流されるままに進んだ修行の道。
その果てに得られるのが世捨て人同然の在り方と知り、大志を抱いていた兄弟弟子が破門され、何もかもに幻滅して過去を捨てた。故に残るは、唯の猫。
「あたしは愛想が尽きたよ。徳の気持ちも分からないでもないからさ、震の奴みたいに是が非でも止めないととも思えなかったね」
一般社会から見て、徳壊と言う男は害悪だろう。邪仙と言うに相応しい、許すべきではない邪悪である。だがマオは、其処に一片の正義がある事も知っている。だから彼女の中の義侠心は、彼を敵と断じない。
多くの人から見て、西法師と言う存在は尊ぶべきものであろう。神仙の中の神仙と称するに相応しい偉大さで、しかしマオの目には詰まらない生き方にしか思えなかった。だから彼女は、仙人の道に背を向けた。
「仙人なんて持て囃された所で、そんなもんなのさ。どいつもこいつもいい加減でさ」
そうして放浪の旅に出て、気の向くままに人助けを続けて、気付けばこうして戻って来ている。結局いい加減なのは、己自身も同じであろうか。
「貴女も含めて、ですかね」
「そうさね。あたしも結局、九天真王の系譜ってことだろうよ。だから、そんないい加減な道士崩れからの忠告さ。アンタ達じゃ徳には勝てないから、下らない正義感なんか捨てちまいな」
そんな風に自嘲しているからこそ、ニコルの指摘は痛くも痒くもない。暖簾に腕押し、糠に釘。やる気のないマオの言葉に、ニコルは唯肩を竦める。
分かっていて直さぬ輩に、付ける薬などはない。変わらず揺るがぬ化け猫に、伝える言葉をニコルは持たない。だからいっそ切り捨てるかと思い始めた所で、ウルが一歩を踏み出した。
「出来ねぇよ」
「あん?」
「出来ねぇって、言ったんだ!」
確かに、ニコルは伝える言葉を持たない。この化け猫のお節介を、跳ね除けるだけの理由をニコルは有していない。
だが、ウルは違う。彼にはあるのだ。徳壊と言う男との因縁が。正義感などではなく、戦わなければならない理由がある。
「正義感なんかじゃねぇ、俺はっ! 俺が徳壊を倒さなくちゃいけないっ!!」
「何でだい?」
「親父の仇だ! お袋の仇だ! それに、それに――っ!!」
「……それに?」
父の仇と、母の仇と、そう語る言葉にマオは目を細める。それは自嘲か後悔か。単純には言えない複雑な感情を瞳に宿して、困ったものだと少年を見詰める。
さて、後は何を言うのかと。マオが見詰める先で、僅か言葉に詰まるウル。何というべきかと口籠って、思い浮かんだのは先にニコルが使った一つの表現。
「――それが、俺の宿命だからだ!!」
宿命。その言葉が、しっくりと来た。ああ、そうとも、これがウルムナフ・ボルテ・ヒュウガの宿命。生まれながらに、決まっていたであろう因縁因果。
邪仙・徳壊との戦いは、ウルがウルである限り避けようがない宿命だ。だからその道に、下らぬお節介など必要ない。言葉よりも多弁な瞳で、少年はそう示していた。
「……因果な話だね。ああ全く、厄介な話だよ」
聞くんじゃなかった。そう呟いて、マオは瓢箪を傾ける。口に含んだ酒精は何故だか、いつもと違い雑味を強く感じてしまう。
素直に不味いと、そう思えた理由はきっと気持ちの持ち様だ。捨て置いた兄弟弟子と、因縁で結ばれた少年。知ってしまった事実が、酒の味を悪くする。だから、まあ丁度良いのだろう。
「アンタ、名前は?」
「あ、んだよ、いきなり」
「名前くらい、あるんだろ。両親から貰った、立派なもんがさ」
「……ウル。ウルムナフ・ボルテ・ヒュウガ」
「そうかい」
不味い酒を、飲み続ける趣味もない。どうにも数十年は前から、喉元に魚の骨が引っ掛かったような違和感も残っていたのだ。
ならばこれは良い機会。この少年に手を貸して、その結末を見届ける。そうすれば口に残った雑味はきっと、旨味に変わってくれるだろう。
「んで、もう一度聞くけど。本気なんだね」
「当たり前だ」
「そう。……なら、少し手伝ってやろうかね」
だからマオは、重たい腰を上げる。泥や埃で汚れた臀部を軽く叩いて、汚れを落とすと笑って同行を申し出た。
「手伝う、ですか?」
「アンタら、入り口分かんのかい? 爺の作った領域は、普通じゃ入れない場所にあるんだよ」
「これから調べる予定でしたね。まあ最悪は地上の建物を吹き飛ばして、位相を揺らしてやれば神域の扉も強引に開けるかと」
「……そっちの白いのは、中々に物騒な小僧だね。案内くらいはしてやるから、爺に喧嘩売るのは止めときな」
「えっと詰まり、一緒に来るってことか。化け猫」
「マオって呼びな、ウル坊。姐さんでも構わないけどね」
着いて来なと一言掛けて、千鳥足で寺院の中へと進むマオ。その姿に其々がらしい反応を示しながらも、結局は止まらぬマオの後を追い掛けるより他にない。
そうして、一行は西園九宮寺の中を行く。新たな旅の仲間を加えて、亜細亜の奥深くに隠されし神秘の只中へ。この地の幕はもう間もなく。だがその前に、この地で一つの試練がある。二人の少年は此処で、一つの帰路に立つであろう。
~原作キャラ紹介 Part14~
○マオ(登場作品:シャドウハーツ フロム・ザ・ニューワールド)
でっぷりと太った雌の三毛猫。人より大きく二足歩行で人語を解すし酒も飲む謎の生き物。
性根や思考は悪人寄りではあるが気風が良い姉御肌な面もあり、外道というよりは昔ながらの武侠や任侠といった方が相応しい。
原作では何故かシカゴのマフィアで食客をしていたが、やはり何だかよく分からない理由で主人公パーティに合流した。多分10割ノリと勢いだったと思われる。
100年以上の時を生きていて、出身地は亜細亜。だがブラジル忍者から師匠扱いされていたり、禁酒法時代のアメリカで酒に溺れていたり、一体どんな人生(猫生?)を生きてきたのか。とことん謎な猫である。
拙作ではそんな謎な半生にスポットを当てて、多分こうだろうと捏造してみた結果――九天真王の系譜に落ち着いた。
確定している情報が、亜細亜出身。酔拳の使い手。喋る猫。名前が中国語だけ。
亜細亜出身で名前が猫の中国語読みなら、まず大陸出身は確定で良いと思う。
酔拳って、酒に酔った仙人をモデルにした武術だったな→お、仙人で喋る猫いるじゃん! じゃ、同じにして因縁増やしたら面白そう。というのが大体の流れである。
マオは西法師の一番弟子。徳壊や朱震の姉弟子で、子猫の頃に西法師に拾われた。
その後は人化の仙術などを中心に技術を身に付けていくが、徳壊の破門を切っ掛けにマオも自ら西法師の下を去る。何もしない自らの師に落胆しながら、それを正そうともしない自らに同じ貉かと自嘲して。
暫し大陸を離れていたが、弟弟子が派手にやらかしたと聞いて師の様子を見にこの地に戻った。されど師の態度は変わらず、彼女は失望を深くしながら新たな土地へ。新大陸を目指すのだ――――という妄想をフロム脳が脳内で描いていたので、拙作でのマオはなんかそんな感じ。
なので拙作のマオは小方師みたいに、見る人が見れば人型なのかもしれない。姉御と言いたくなるような、アジアチックな妙齢の美女に見える人もいるのかもしれない。
今後のストーリー展開は次の内どれが良いですか?
-
ヒロインは一人。純愛ルート。
-
ヒロイン複数。ハーレムルート。
-
ヒロインは甘え。求道者ルート。
-
ウルと二人で漢祭りルート。
-
宿命の兄妹対決! ニコルとアナスタシア!