ハンバーグ? カレー?
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ありがとうございますー
結局、目覚めたのは昼間際。
それほどまでに疲れていたのか、若干寝すぎた頭痛を覚えながら動き出し。
その数分後には都も目を覚まし。
「……おはよう?」
「おはよう。 時間的にはこんにちわ、な気もするが。」
「そうかもね。」
そんななんとも言えない、時間に見合わない挨拶を交わした。
もう、彼女がいても違和感がないと言うか――――。
誰かがいることに安心するのは、少しの違いで失ってしまうことを嫌でも理解したからだろうか。
「どうかした?」
「ああ、いや……。」
「ふふ、変なの。 ……あ、天ちゃんと先輩は?」
「希亜の部屋……らしいな。 これから連絡取るところ。」
ふと視線を向けたテーブルの食事。 俺一人分。
……食事は時間的に中途半端になるから、冷蔵庫行き。
明日にでも食べよう。
そのためにはちょっと早起きする必要性があるが。
メールで送るか電話するかで悩んだが、一応LINGでメッセージを送る。
「そっか。」
「都は……いや、俺が寝てたのが悪いんだが、今日大丈夫なのか?」
「あ、うん。 一応体温とかも測ってきたから。」
「なら良いが……無理だけはするなよ?」
どことなく、ぎこちない会話。
昨日の夜の、少しだけ見えた暗い顔。
あの光景があるせいか、互いに少しだけ距離感を覚える。
そんな風に思っているのは俺だけなのか、それとも。
「うん、大丈夫。 …………
その言葉に、少しだけ
大多数の「当たり前だ」と思う感情が入り混じり、苦笑した。
ぴこん、とLINGから返信が帰ってきたのはそんな時。
『ゆっくりしてたね~。』
『本当に今さっき起きた、そっちは?』
『アニメ見てた。』
……ああ、それもそうか。
あの二人……希亜も入れるなら三人。
アニメの趣味とかの方向性はともかく、サブカル系での大まかな趣味は一致してるんだしそうなるか。
いつだったかの光景を思い出しつつ。
『ならそっちで合流したほうが良いのか?』
『あ~、にぃにたちの方でいい? もうお昼だしその相談もしたい。』
『確かに、腹減ったな。』
そんな会話を横から覗き込もうとする都。
画面をそちらに傾ければ、肩側からふわりと匂いを感じた。
何度も経験しているはずなのに、不思議とどきりとして視線を逸らし一度咳。
「ご飯、かぁ……。」
「なにか案でもあるのか?」
「案、って程じゃないけど。 外で食べるのは勿体無いなぁって。」
まあ、言うとは思ったが。
「じゃあ……材料費出して皆で作るか?」
「皆で?」
ぱちくり、とする目。
自分が当然作るんだ、みたいな気持ちでいた気がするんだが。
いつもいつも任せきりというのも……というのが一つ。
後はこれは俺の事情というか願いだが。
「……こう、無理じゃなければ良いんだがな?」
「うん。」
「あの二人に料理とか教えられないか?」
思い出す某カレー。
アレは二度と御免なんだ。
あの味を
そんなことを本気で思うくらいには、辛いんだ。
「え、っと。 大丈夫? 顔色悪くなったけど。」
「大丈夫だ。」
顔にまで出たのか。
「そ、そう?」
「で、どうだ?」
「私は良いけど……人に教えられるかは、なんともかなぁ。」
十分すぎると思うんだが、これでもまだなのか。
基準が高すぎる気がしないでもないが。
「二人次第、ってことでいいのか?」
「そう、だね。 それに皆で食べるなら、何作るかも聞かなきゃ。」
「分かった、彼奴等呼ぶか。」
いつしか。
微妙な距離感は、霧散していた。
一般版発売記念外伝ヒロインを決めよう。
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都
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天
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春風
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希亜