ツイッターでリクエストされた話です。凄い短め。
随時募集中。
「いらっしゃいませー!」
「翔くん、次三番さん!」
「分かった、取り敢えずこれな!」
都に指示されたテーブルに急いでハンバーグを運び、注文表を置いて次へ。
(こんな忙しくなるのかよ……そりゃ頼まれるわけだ!)
ざわざわといつも騒がしい喫茶店、ナインボール。
そんな場所で、普段とは逆……つまりは客ではなく店員として動き回っていた。
理由は極めて単純。
都から緊急のバイトを頼まれたから。
「ありがとうございましたー!」
普段はいないバイトだからか、物珍しそうに見られていたが何とか客も捌け。
閉店の時間帯――――はぁ、と深い息を漏らしていた。
「お疲れ様。 今日はもう閉めちゃうから表の札だけ変えてきてって。」
「都もお疲れ。 ……普段からこんな感じなのか?」
「ううん……極たまに、かなぁ。 もう少し頭数がいるからいつもなら楽なんだけどね。」
「ああ……風邪だっけ?」
「みたい。」
頼まれた理由も単純で。
普段働いている数少ないバイトの半数が風邪でダウン。
とてもじゃないし手が回らないとのことで、と言う訳だ。
まあ普段から暇してるし、都には世話になってるから別に構わないんだが。
バイト、というものに不慣れだから色々迷惑をかけてしまった。
「あー……そうだ、先に言っておく。」
「?」
「色々迷惑かけた、悪かった。」
「え、いや十分すぎるくらいに助かった、よ?」
「いや、それでも皿割ったり……。」
「それくらい誰でもやっちゃうことだから。」
私も初めた頃はやっちゃってお祖父様に迷惑かけたし、と。
懐かしそうな口調で言っているが……慣れるまでにどれだけ掛かっていたのかは聞かないほうが良いんだろうな。
なんと言うか心が折れるかもしれない。
「それでね。」
「うん?」
そんな風に考え込んでいれば、まだ何かを告げようとしている都。
……何となく、何が言いたいかは分かるが。
思い込みかもしれないし、念の為に確認を兼ねて先を促す。
「翔くんさえ良ければ、これからもどうかなって。」
「……それ都が決めていいの?」
「お祖父様には前もって聞いておいたよ?」
「話が早いなオイ。」
「あの子だったら構わない、って言ってもらえたし。」
「相変わらず良く分からん所で認められてるな俺……。 ちょっと考えさせてくれ。」
客がいない時間帯だからこそ出来る、店員同士としての雑談の時間。
確かに、普段の私服ではない特別な彼女と話せるのは貴重かもしれない……とは思う。
「取り敢えず表のだけ変えてくる。」
「分かった~。 あ、後そうだ。」
「?」
「……今日、この後行っていい?」
「……俺は、構わんぞ。」
それに。
こうしてバイト後もある……と考えるなら。
彼女との将来を考えるなら――――有りなのかもなぁと。
そんなどうでもいいことを、思った。
二人目のインストールは?(参考程度)
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新海 天
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香坂 春風
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結城 希亜