ちょっと生活リズム崩れつつあるので日曜以降はペース落ちます~
もし、貴女が好きな人と結ばれたら?
ある人は、夢を叶えたいと言うだろうか。
ある人は、二人で過ごしたいと言うだろうか。
ある人は、自分の
私は――――なんだろう。
そう言われても、浮かぶものは見当たらない。
したいことがあるから。
二人で過ごしたいから。
自分を飾りたいから。
そのどれもがなんだか違って。
憧れて、好きになって。
それが、お互いにそう思っていたことに逃げ出して。
その結果が……思いを伝えあった、恋人という結末で。
石化事件が終わりを告げても。
何かが、心に引っ掛かっても。
手の
けれど、ソフィさんがそれに対して動いてくれて。
終わった後の、唯の時間なのに。
彼の姿を見ていると。
何かが、喉に閊えている。
※
「最近、どうしたんだ?」
翔くんに、そんな声を掛けられたのは。
夏も超えて、秋にも成り始めた頃。
朝に、夜に。
毎日のように来ることにも慣れて、二人でいるのが当然にも思い始めた頃だった。
「え、何のこと?」
その時、私はシャワーを借りたばかりで。
時期外れの雨に降られて、制服もずぶ濡れになってしまって。
乾くまでは、と好意に頼って服……というより、シャツを羽織っただけのような姿だった。
それ以上を当然のように見せているのに、こうした姿をしていると。
単純な、そういう姿より。恥ずかしくなってしまうのは何でだろう。
「自分で気付いてないのか?」
「……だから、何のこと?」
「最近、妙に顔が沈んでるようだったから。」
そうかな。
自分の顔に、手を触れる。
毎朝、家を出る時には見ている鏡。
汚れたりした姿で、翔くんには顔を合わせられないから。
「……?」
「自分じゃ分かんねえって言うけど、それ本当なんだな。」
「そんな沈んだ顔してる?」
「多分、天も気付くだろうな。 クラスの奴等だと……ちょっと分からん。」
天ちゃん。
翔くんの、大事な妹さん。
仲良くさせて貰ってる、私としても可愛い後輩。
でも、何でか。
少しだけ胸がチクリとして。
「……そっか。」
そんな想いを、心の中に沈めて笑った。
気付かれるかもしれないけれど。
ううん。
多分、私は気付いて欲しい。
自分でもわからない、この気持ちの正体に。
「相談なら乗るぞ?」
「大丈夫。 多分、疲れてただけ。」
「……本当か?」
「本当だよ。」
そうやって言った言葉で。
私は、笑えただろうか。
私は、自然に振る舞えただろうか。
妙な想いは、膨らむばかりで。
その正体を知るのは。
もう少し、後のこと。
結局、彼は――――
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その声の、手を取った。
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その声を、振り払った。