俺のヒーローアカデミア〜転生したらスパイディだった件〜 作:青青
「セイッ!」
掛け声と共に投げられる1人の少年...
投げられた勢いを利用し空中で回転、華麗に着地してみせる。
彼らの頬には一筋の汗、漆黒の獣と地獄からの使者が向き合う。
滴り落ちる汗が煌めき、両者は再度激突した...。
ーーー
『さー!2回戦の始まりだァ!2回戦第1試合はコイツらァ!最早弱点なんて存在しねぇ!八手叢雲ォVS闇を従える漆黒の侍ィ、常闇踏陰ぇ!!』
「よう、常闇。長くは語らねぇ、やろうや。」
彼が魅せる笑みにはバトルジャンキーを彷彿とさせる物がある。
「フッ、よかろう。負けんぞ...!」
彼の言葉には絶対に負けないという意志を感じさせる凄みがある。
『LADY!!!START!!!』
皆さんは知っているだろうか、この広大な地球にとある蜘蛛が存在するのを。
『ホワイトバンデットクラブスパイダー』『アズチグモ』
この2種はどちらもカニグモ目に分類される蜘蛛である。
産卵のために体色を変え背景に同化する蜘蛛である。
『おいおいおいおい!!八手姿が見えなくなったぞ!?彼奴の個性蜘蛛だよなぁ!何故透明になれんだァ!?』
『それは...「それは“蜘蛛”だから、ですよ。」
『姿が見えない八手直々の解説ゥ!?』
「俺の個性は
『ん?』
samaaaaaaak!!!!!!!「ッ!?グボァ!!!」
『何ィ!?姿が見えない八手はその状態のまま常闇を殴ったァ!!!!!』
『ありゃあ、渾身の一撃だな。今出せる全力を目の前で出したんだ。普通だったら躱す事のできる様なトロいパンチだったんだろうが見る事の出来ん今の状況なら躱せない。相当痛手だぞ。』
『渾身の一撃を食らった常闇ィ!大丈夫かァ!?』
「ゴフッ...成程目に見えん所からの奇襲。見事だった...がそれは音までは消せないようだな...パンチの前に発生する風を斬る音を感じたぞ。」
(マジかよ...あいつ殴られる寸前に個性で守りやがった)
続けて
「
「今のお前が姿を消すのであれば俺は全ての方向からの攻撃を防ぐ。お前のそれも身体能力、時間制限があるのだろう?」
(ッ!?気付いていたのか!)
「ならそれまで耐え切るまでよ!!」
それからは一方的だった、目には見えないが音は聞こえる。
八手は常闇に対し手加減など微塵もせず殴って殴って殴り続けていた。常闇はそれを全て受けきって所々で反撃を混ぜていた。それでも目に見えないアドバンテージは物凄く、急に攻撃がやんだとおもったら顔面に一撃入れていたり蜘蛛糸が飛んできて拘束しようと試みて来たり。
常闇が立っているのが不思議な位の猛攻だった。
「はァ、ハァお前...常闇よォ...凄ェよ。俺だってこう見えても異形型だ、俺の拳は普通の人の何十倍も強い。なのにお前は全て受けきり、それだけでなく反撃までしてきやがった。そのダークシャドウも、殴った感覚が風船でも殴ってんのか?って感じで顔も見えねぇ。ダメージが通ってんのかも分かんねぇ。糸はダークシャドウが千切る。途中で折れそうになったわ...
常闇、勝負と行こうぜ?これが正真正銘のラストパンチ。お前が受け切れば俺の負け、お前が倒れたら俺の勝ち...どうだ?」
「ふふ、弱点無しのお前にそこまで言わせた。これは俺の今大会の最高の戦績だ。いいだろう、その挑戦受けて立つ。来い!!」
「判定...頼みますよミッドナイト。」
『うぅん良い!とっても良いわァァァ!!!!』
『ここに来て八手の挑戦状だァ!熱い展開だぜぇ!』
『...』
「っふー、ッスー、、行くぜ.....」
八手の右腕に蜘蛛糸が巻き付けられて行く。
まるでそれはシルクのグローブ。だが、蜘蛛糸は大型バスを繋げて空中に置いてもちぎれない程頑丈だ。(個性であるため個性による攻撃には弱い、それでも頑丈だが)
まるで超合金のワイヤーのように。
そのワイヤーがグローブになっているのだ、喰らえば一溜りもない。
だが、その分消耗も激しい。
この一撃に全てをかけているのが現れている。
常闇のダークシャドウも一層黒く、深い闇となり艶艶としている。
風が凪いだ。それを合図に...
「
「受け切る...!!!グ...グォァァァァァァァ!!!!」
『常闇君気絶...!!八手君の勝利!!』
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・
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ウォォォォォォォォォァォォァアぁ!!!!!!!!
観客達が拍手喝采を八手と常闇に送る。
「強かったよ、常闇...」その言葉を皮切りに八手...この物語の主人公は倒れた。
如何でしたでしょうか。何分戦闘描写は苦手で今回は幾分かは良くなったと思うのですが...
評価と感想お待ちしております!
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