俺のヒーローアカデミア〜転生したらスパイディだった件〜 作:青青
☆期末試験I
「短い間でしたが、ありがとうございました」
俺と耳郎......響香は今日で職場体験が終わった為デステゴロさんに挨拶をしている。
あの事件の後は特に何も無く、指揮の仕方や警察との関わり方、ヴィランとの交渉などを教わり今日を迎えた。
俺にとってこの職場体験はとても大きいイベントだったと言える。
ヴィランとの戦闘、先輩ヒーローからの指南。そして恋人。
スパイダーマンとしての人生を歩んでいく上で家族や恋人、友人を危険に巻き込みたくない。という理由で自分から孤独へ飛び込むことも出来た。
でも、『仲間』の大切さや響香がヒーローを目ざしていること。そして成り行き、、と言うのは少し印象が悪いがあの時はあーする事しか頭に無かった。思い出せば思い出すほど恥ずかしい。
「あぁ、八手に耳郎。俺たちの事務所で学んだ事はプロになった時にきっと役に立つ。俺を超えるヒーローにもなれるだろう。そんときは1杯奢れ。な?」
屈託の無い笑みでそう言うデステゴロさんの姿はとても大きく見えて、カッコよかった。
「はい、精一杯頑張ります!」
今俺に出来るのは精一杯頑張ること。
だから何事も頑張るんだ。支えてくれる
「じゃあ、最後に...自己紹介!!」
ん?と最初は思った。が、きっとこういう事だ...!
「親愛なる隣人 スパイダーマンです!」
大声で、今出せる最大の声でそう言う。
デステゴロさんの笑みを見て正解だと分かりホッとする。
「ヒアヒーロー イヤホン=ジャックです!」
隣に居る響香も大声で、そして笑顔で言う。
それを見て思わず笑みを零す俺に、ムスッとした顔で肘を入れて来る。
「ハハハ!そうか!じゃあ2人とも仲良くな!解散!!」
「「ありがとうございました!!!」」
ーーー時は進み場は学校へと移る
「いやー!職場体験どうだったー!!?」
ハイテンションお化け芦戸がそう言う
「そだねー!ちょっと大変だったけどいい経験だった!」
ハイテンションお化け2号葉隠がそう言う
「お茶子ちゃんはどうだったの?職場体験」
蛙吹が麗日にそう言う。そういえば今日麗日影薄い気がする。
「うぅんとても有意義だったよォ...」
んあ?麗日が麗らかじゃねぇ!!?は?なに!?フォルムチェンジ!?どうしたの!?
「ひゃー、1週間見ねぇうちに随分変わったなぁ」
しみじみと言う上鳴。いや変わったどころの話じゃねぇだろ。
「いーや、違うぜ上鳴ィ!」
そう言って人差し指を横に振る峰田。どーゆーこった
「女ってのは最初からやべぇ本性を隠し持ってるんだよォ...」ガクガク
ファ!?
「マウントレディの所で何見たァ!?」
最もですぞ上鳴
「っても俺はチヤホヤされて結構楽しかったけどな。っつかこんなかで1番変化っつか大変だったのはそこの3人だよな」
そう言って緑谷、飯田、轟を顎で指す。
そうか、あいつらS級ヴィランのヒーロー殺しと会敵したんだっけか。大丈夫なんか?飯田の腕に包帯が巻かれてんのがチラと見えたぞ。
「いやいや、僕達はエンデヴァーに助けて貰ったからさ...それより凄いのは八手君達でしょ!?だって、対ヴィラン戦で華々しいデビューを飾ってたし!無名のヴィラン、ヴァルチャーと戦闘し傷1つ負わずに拘束。学生ヒーロースパイダーマンってこの前ニュースでやってたよ!戦闘映像も流れてたけど戯けて戦うってああいう風にやるんだね、本当に凄かったよ!」
ううん、そんなに語られると照れるなぁ!
ってか俺ニュースになってたのか。知らんかった。
名前が広まったって結構嬉しいな!
でも実際
「そーか?あん時は必死で良く覚えてねぇんだよな。ただ助けなきゃって身体が勝手に動いたって言うか。まぁそんな感じよ。あとはきょ...耳郎のサポートもあったしな。」
危ねぇ、ボロ出すとこだった。一応いつかバレる事は分かってるんだがバレるまでは隠すってのが俺たちの方針となったから、隠せるとこは隠さねぇとな。
「そっか、耳郎さんも同じ事務所にいってたんだっけ。大変だったね。」
「ほんとだよ、ひとりで勝手に突撃して行ったからびっくりした。大変だったよ。その後もね」
「そっか、あ!そろそろHRだ。戻ろうか。」
本当だ、もうそんな時間だったか。
「お前ら席につ...いてるな。合理的だ。まずは緑谷、轟、飯田。よく頑張った。お前らがその経験で得たものは計り知れないアドバンテージとなるはずだ。これからも精進しろ。
そして、八手、耳郎。お前らは正規の活動で正規の活躍をし正規の名声を得た。いい気分である筈だ。だがそれに現を抜かし
相澤先生からの言葉で俺たちは気を引き締め直し、そしてまた喜び気が抜けてしまった。
やはり褒められるのは嬉しい。頑張った甲斐が有るという物だ。
「「「「「はい!!」」」」」
「午後はオールマイトさんの授業。気を引き締めて行けよ。」
「「「「「「「「はい!!!!」」」」」」」」
「はい私が来た。って感じでやって行きます。いやねー皆久しぶり!職場体験お疲れさまですって感じだね。という事で今日は遊びの要素を含めた救助訓練レースをやります!」
救助訓練レース?
「ハイ!救助訓練ならばUSJでやるべきなのでは無いですか!?」
飯田、怪我してんのにフルスロットル。見習うべき所だな。
「HAHA私はなんて言ったかな?そうレース!そしてここは運動場γ!!これから君達には救助訓練をレース形式でやってもらう。この入り組んだ運動場γから私を探し出し、この帯を受け取った者が1位というルールだ。被害は最小限にな?」
そう言って爆豪を指さす
「指差すなや!」
まぁ、お前ぐらいだからな。破壊行動しまくんの。
「では第一試合の準備だ!」
ーーーモニター前
「いやぁ、クラスん中でも機動力のある奴が集まったなぁ。」
上鳴が言う
「そうだな。こりゃ分からんぞ。」
常闇が言う
「なー!賭けしねぇか!?俺瀬呂に1票!」
峰田が言う
「うーん、賭け事は無しに。いくら怪我してると言っても飯田くんが1番な気がするなあ」
「そうね」
と麗日&蛙吹が言う
「んー、芦戸もあるぜ?あいつ滑ると速いからな!」
上鳴がそう言う
「いや...緑谷だ。」
轟が珍しく自分から発言する。
「えぇ?緑谷ぁ?轟には悪いけどそれはねぇんじゃねぇか?力出す度に毎回大怪我してるし」
上鳴が首をかしげながらいう
「見てればわかる」
と轟は画面を見る
「いやみんな1人忘れてない?八手は!?ウチ八手だと思うんだけど」
耳郎がそういう
「いや、八手は...」「なんというか...」「あいつまた別格...?みたいな?」
3人が交互に言う
「なにそれ〜、まぁでもそうかもね。アイツは1人だけおかしいから。」
笑顔を浮べる耳郎
「んー、どうなるかな!?」
葉隠の声が最後に競技はスタートする
『START!』
「悪いがこれ...うってつけすg「うってつけ過ぎる!」
そう言うのは瀬呂と緑谷。
瀬呂がテープで上へ行きまるで八手の様に移動している所で隣を緑の雷となった緑谷が抜き去っていく。
『はぁ!?緑谷怪我克服かよ!!』
「ほぉ、緑谷も成長したんだな。でもまぁ!機動力って点じゃあ俺に勝てる奴は居ない!」Swing!
『いややっぱり八手はえぇ!空中機動においちゃアイツの右に出るやつは居ねぇぞ!』
『でも緑谷もそれに食い付いてる!すげぇ!てかあの動き...爆豪見てぇ!』
「HAHAHA!助けてくれてありがとう八手少年!」
「いえいえ」
「大丈夫か?緑谷君」
「う、うん」
「っちゃぁ、2位か...」
順位
1位 八手
2位 瀬呂
3位 緑谷
4位以下抜粋
ーーー
「いやぁ、久々の訓練疲れたなぁ」
「ほんとにな!てか、やっぱ俺は機動力課題だなぁ」
更衣室にて俺たち男子はヒーローコスから制服へと着替えている。
「なぁ!見ろよこの穴!おそらく諸先輩方が頑張ったんだろう。なぁ!隣はそうだよ分かるだろう!?」
峰田がそういう
「うぉー!!!見るっきゃね(ドスッ「てめェ、何してやがる。殺すぞ...?」ニコッ
「!?!?!?八手が豹変した!?何故!?てか峰田大丈夫か?...死んでる。」
「ご愁傷さまです...」
隣の女子更衣室では
ぱぁぁぁ///と顔を真っ赤にする耳郎が居た
「どうしたんですの?耳郎さん?」
「い、いや!なんでもないよ!」
慌てて誤魔化す耳郎
「恋だ!」
恋愛脳の芦戸はそういうが耳郎は
「違うって!本当に!」
焦って否定する
「えー、そっかー。」
心底残念そうな芦戸である
(今ウチのためにあんな怒ってくれたのかな...?)///
また頬を染める耳郎であった。
教室
相澤先生が入って来て開口一番にこう言った。
「さて、そろそろ夏休みな訳だが...お前たちが30日間ゆっくり休めると思ったら、大違いだ。」
そして貯めに貯めて放ったその言葉は...
「夏休み、林間合宿をやるぞ」
「知ってたよやったー!」
その言葉に、みな一様に騒ぎ出す。
「肝だめそー!」
芦戸
「風呂!」
峰田
「花火」
蛙吹
「風呂!」
峰田
「カレーだな」
飯田。意外である。
「行水!」
峰田。
「ただし」
相澤先生の眼光に、僕らは一様に黙る。
「もしその前の期末テストで合格点に満たなかったやつは、学校で補習地獄だ」
「「みんながんばろーぜ!!」
ふむ、じゃあ期末に向けて、勉強しなくちゃな。
「それと、期末は実技試験があるからな。勉学だけでなく訓練もしておけよ。それじゃあな」
ーーー
主人公の簡単な見た目
今日はここまで!次回をお楽しみに!
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