俺のヒーローアカデミア〜転生したらスパイディだった件〜 作:青青
御理解ください。
「これから演習試験を始める」
俺たち1-Aの前には相澤先生だけでなく、多くの先生が立っている。
「いや先生多くね?」
誰かが呟く、そして相澤先生が話を続ける
「諸君らなら事前に情報を仕入れて内容は薄々わかっているとは思うが……」
「ロボなら楽勝だぜ!」
食い気味に上鳴が叫ぶ
「花火!カレー!肝試ー!」
それに続き芦戸も叫ぶ
「残念!諸事情あって今回から内容を変更しちゃうのさ!」
相澤先生の捕縛布から出てきた校長先生の言葉を聞いて、ロボ相手の戦闘だと思って浮かれていたアホ二人組が膝から崩れ落ちた。まぁロボ相手なら体育祭の時もやったし、あまりやる意味もないだろう。……俺もロボ相手のがよかったなぁ。
「諸君らには、二人一組チームアップでここにいる教師一人と戦闘を行ってもらう!」
「二人一組……」
「しかも先生と...!?」
「あぁ、今から対戦表を移す。それに応じて試験会場へと行き各自準備を始めろ。30分後に開始する。」
「え!?同時並行なんですか!?」
「その方が合理的だと判断した。全員の試験が終わり次第集合し、全員の試験VTRを流す。見るか見ないかは個人の勝手にしろ。では始める。」
そうして出された対戦表は
A会場 轟&八百万 VS イレイザーヘッド
B会場 緑谷&爆豪 VS オールマイト
C会場 砂糖&切島 VS セメントス
D会場 蛙吹&常闇 VS エクトプラズム
E会場 飯田&尾白 VS パワーローダー
F会場 麗日&八手 VS 13号
G会場 上鳴&芦戸 VS 根津校長
H会場 耳郎&口田 VS プレゼントマイク
I会場 障子&葉隠 VS スナイプ
J会場 瀬呂&峰田 VS ミッドナイト
俺は13号...不味いぞ。糸は使えないし近接戦闘も危険だ。加えてペアは麗日。どうする...?
『カイシマデノコリサンフンデス』
目の前にあるモニターから残り3分と通達が来る。
「とりあえず、作戦の概要だけ復唱しといてくれ。それと他になにか有ればすぐ言ってくれ」
俺は集中している麗日に言う
「うん、うち足引っ張っちゃうかもだけど、改めて宜しく!」
「いや。今回に限って足でまといなのは俺だ。ブラックホールは俺にとって天敵と言っても過言じゃねぇ。糸も効かなきゃ近接戦闘も出来ねぇ。だが、頭は使える。この作戦はお前が鍵だ、頼むぞ麗日。」
「うん!任せて!」
今回ばかりは正面戦闘じゃ勝てないぞ...この作戦が通じなきゃほぼ終わりだ...!
『bee!!!!シケンカイシ!!!』
行くぜ...!!!
「フーム。八手君も麗日さんも近接主体の個性。どう動いてくるかな......!?」
バシュ!!!
「それは愚策なんじゃあ無いかな八手君?蜘蛛糸なら僕のブラックホールで全部無効化できる!!」
warm!!
俺の不意打ちの糸は全てブラックホールに吸い込まれ塵にされてしまった。やはりプロヒーロー、反射神経も一級品だ。
「ッチ!分かってたよ!」
そう言いながらも糸を連射する俺
「ム?君らしくも無い特攻。何か策があるのかな?ペアの麗日さんも見当たりませんし。おや、
「よそ見なんかしてる場合かよ!」
チラチラと周りを見る13号に対して低姿勢で特攻する。
「それ以上近付いたらブラックホールを展開します!痛いじゃ済まないので近づかない事を推奨しますよ?」
そう言って牽制する13号
「ッチ...!」
何かに気付いたかのような素振りを見せ立ち止まる全身黒タイツの八手。
「懸命な判断ですね。僕も生徒に怪我はさせたくない」
そう言って構える手の力を抜く13号
「なぁ、13号先生。すげぇ余裕そうですね。暇なんじゃないですか?そんな先生にこの言葉を進呈しましょう。」
『どんなときも
「なにっ!?!?」
そうして慌てたように手をかまえ後ろを振り返る13号。
「何も無い...ブラフか!」
逆再生するかのようにこっちへ手を向ける13号
その僅かな時間に特攻する俺
「先生、ブラフも戦術のうちですよ?」
懐に入る
がしかし流れるような動作で手首を抑えそのまま地面に押し付けられる八手、完全に無力化させられている。
「僕が近接戦闘出来ないとでも?聡明な君だから事前に情報を仕入れていると思っていたのですが...。さて麗日さんは何処にいるのか吐いてもらいましょうか。」
そう言ったあと、おや?と呟く
「心無しか暗い様な...まぁヘルメット越しなので見にくいこともありましょう。」
バサァァ!!!
何かが俺と13号に覆い被さる
「なにィ!?これは...!?粘性が...くっついて取れない...身動きが取れない!?まさか...!!」
何かを悟ったように言う13号
「そうですよ13号。麗日にはこの時まで待機してもらっていました。かなり危ない橋でしたが無事渡り切れたみたいですね。この巨大な布は俺の蜘蛛糸を浮かしてかなり大きいシートにしたものです。麗日にはこれをうかして尚且つ自分も浮いて、シートが聞かなかった時用の保険としてずっと浮いてもらっていました。」
説明しながらカフスをつける八手
「先生は最初に
「いや全然、最初から最後まで八手君の組み立てた戦局でびっくりしたよ!」
『エフカイジョウシケンシュウリョウ!!ヒーローチームノショウリ!!』
会場に響き渡るアナウンス。勝った。とても清々しい気分だ。
「負けた、か。いやはや、流石聡明な八手君だ。最初から君の掌の上だったって訳か。おめでとう!君達の勝ちだ!」
「「ありがとうございました!」」
そうしてモニタールームへと移動し、他のチームの終了を待つ。
そしてゾロゾロと終了した組が入って来て、ある組は
「悪ぃ、もっとお前の意見聞くべきだった...」
「いえ!そんな事ないですわ!」
となんかカップリング出来るようになっていたり
「ア゙ア゙ア゙」
と何か悶絶しながら入って来たり
と各々個性的な反応で帰ってきた
「痛てて...」
「(/. .\)」
と言って入ってきたのは耳を抑えている耳郎と口田である。
耳には紅い血の跡が見て取れる。
「ッ!?ちょ、ごめん皆!」
と、周りを振り切って耳郎の元へ行く八手
「ちょ、なになに!引っ張るなって!」
手を引き無理やり外へ出ると
「なんで怪我したまま帰ってきた!早くリカバリーガールのとこ行くぞ!」
と、そのまま早足で保健室へと向かう。手を繋いだまま。
ガチャ「リカバリーガール怪我人連れて来た。治してくれ。」
「あいよ、あらこのキズ...まぁたあのバカは...。ごめんよ、山田...じゃ分からないかね。マイクは加減が下手でね、鼓膜破れるまでやるかね。相手は耳の個性なんだから少しぐらいか考えろってんだい」
と怒りながら耳の治癒をする。口付けは少し羨ましかった。
「はいよ、ハリボーいるかい?」
と小粒のグミを差し出してくる
「いいえ、大丈夫です。有難う御座いました。」
と礼をしこちらを向く耳郎
「ほら、行くよ。何ボッとしてるの。」
「あぁ!行くよ行く。リカバリーガールありがとうございました。」
「はいよ」
ガチャ
「最近の子供達はマセてるね。羨ましい位だよ。」
そうリカバリーガールがポツンと言う
「ねぇ、どうした訳?いきなり手引っ張って、痛かったんですケド」
「はひ!?いや、なんか血が見えて...焦っちゃって...ごめん」
「アハハ、いいよそんなしょぼくれないで。ありがとう、心配してくれたんだ?でもさ」
ん?
「どうするの?2人で無理やり出て来ちゃって。」
ん?
「どういうこと?」
「いやだって、ただのクラスメイトは無理矢理手を引いて保健室なんかいかないから。ただでさえ異性な訳だし?バレちゃうんじゃない?」
ん?
「ん??????あ、詰んだってこと?」
「まぁ、簡単に言えば?」
「うおわぁぁぁ!ごめんごめん!マジで!本当に!」
「別にいいよ。コレで公の場でイチャついても問題なくなったしね」
「うわぁ、、こんな早くバレるとか俺何してんだ...」
「いや!でも!響香の怪我は見過ごせなかった!これは仕方ない。あ、あと後でちょっとマイクに挨拶してくるわ」
「え?いやいや何その顔!マイク先生に何する気!?いやウチ気にしてないから!良いからね!?」
「えぇ、でもさぁ」
「でもじゃない!それより一緒にいて欲しいから」
「お、おおう!それならしょうがないな!?」
全く可愛いヤツめ。最初からそう言えってんだ。
ガチャ
ドアを開けモニタールームへと入る
ワイワイガヤガヤしていた部屋がシンとする
そしてドッと騒ぎ出す
「あぁ!!!帰ってきた!!恋愛マスターの芦戸さん帰ってきましたよ!!さぁ!お願いします師匠!」
葉隠がいきなりそう言う。師匠て
「あらあらあら!耳郎ちゃん?恋とか愛とかそんなんないし、とか言ってたのに?あれ?今隣にいる彼は一体どう言う事かな!?」
その一言に男共が触発される
「は?!おま、おまえ!!まさか...禁忌を侵したのか!!?」
と、エロブドウこと峰田が言う
「あ?お前...俺ら男子に殺されてぇのか...?やってくれよったなぁ!?おい!相手は置いといてリア充とか許さねぇぞ?」
相手は置いといてって、俺に殺されたいのかな?
上鳴がそう言う。
「ったく、違ぇ違ぇ。怪我してたからリカバリーガールん所に連れてっただけだよ。な?耳郎」
「いや?なんかウチが耳から血出してんの見て焦ったって言ってたよ?」
と言う
「!?」
「ニシシ!」
ニシシじゃねぇよ、おい!可愛いなもう!
一層ザワツキが大きくなる
「?てことは片思いってこと?」「お前まさかそう言う...」
などと根も葉もない憶測が飛び交う。
「あぁ!もういいよ!いいんだな?言っちゃっていいんだな?どうなんだよ響香!」
ヤケになって言う俺
「えぇ!?響香って、えぇ!?」「やっぱりそういうこと!?」「...殺すか?」
「いいよ、別に。」
はいご了承が出ましたぁ
「じゃいいや。まぁお前ら、見ての通りだ。OK?」
直で言うのは流石に恥ずいので遠回しに言う
「「「「「「ハァァァァァァアァァァア!?!?」」」」」」
はぁ?いやお前らわかってたんだろ?
「あれ?分かってたんじゃないの?」
同じ疑問を浮かべたらしく耳郎が聞く
「いや、八手の事だから怪我してる人を見逃せなくて連れてったんだと。それでそれを理由に面白おかしくイジれればと思ってあのノリで行ったらどっちもあんまり動揺しないからさ。そしたら見ての通りって!マジかぁ!」
芦戸が言う
「なぁ。言わなくてよかったよな。」
俺が少しづつ暗くなりながら言う
「うん、そうだね。ミスった」
無心で言う耳郎
「な、お前さ。こういうのって紅くなるタイプじゃなかった?」
「なんか叢雲からかおうと思ったら行けた。もうバレてるんだからいいやって」
「あー、でそろそろ紅くなるんじゃない?」
「聞かないで。」
そして過去最高にボルテージが上がり質問攻めにあう
「なぁ!どこまで行ったんだ?!」
「なんでそうなったの!?」
「どこに惚れたんだ?」
「なんで耳郎なんだ?もしかして小さいh」ブスッ
「ねぇ耳郎ちゃん。この前歩きにくそうだったのってそういうことなのかしら」
シンーーー
ガチャ
「おうお前ら、終わったか?...何だこの空気。」
「せんせぇ!こいつらぁ!こいつらぁ!不純異性交遊だ!除籍にして下さいよォ!」
血涙を流しながら言う峰田。
「あ?」ギロ
眼力が凄い相澤先生である
「ふむ。そういう事か、学業に差し支えなければ問題無い。異性との交遊はリラックス効果がある。たまの息抜きは合理的だ。」
公式にOKが出た
「いいのかよ!」
「別にいい。それよりも、だ。教室に戻れ。結果は後日筆記と共に発表する。」
「はーい」
うん。なんか濃い1日だったな。
後日ーーー
「はい、残念だが期末で赤点が出た」
相澤がそう言う。
残念だったな馬鹿ども、毎日毎日俺らのこといじるからそうなるんだぞ」
「おい、口に出てるぞ」
「ふぁ!?」
「まぁ、ということで芦戸、上鳴、瀬呂、砂糖、切島。」
「みんな、楽しんでこいよ」
世界の終わりかのような表情な上記5人
「林間合宿は...全員で行きます」
「「「「「...!?大どんでん返しだぁ!!!!!」」」」」
「えぇ!?じゃあ本気で叩き潰すッテのは!?」
「合理的虚偽」
「ゴーリテキキョギィ!?!?」
「は?いやお前ら来なくていいよ?」
峰田が言う
「お前いい加減に除籍にするぞ」
「ゴメンナサイ」
そんなこんなでみんなで行けることになった。
良かったな。馬鹿ども。
今日はちょっとセリフ多めでしたね。
頭痛くて考えられませんでした申し訳ない。
ヴェノムどうする?
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排除
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譲渡