俺のヒーローアカデミア〜転生したらスパイディだった件〜 作:青青
初日
「魔獣だァ!!?」
俺たちはついさっきまでバスに乗っていたはずなのにあれよあれよと崖の下の森へと誘われた。
それだけならまだしも、土でできた魔獣と呼ばれる怪物が襲いかかって来た。
まあそれでも
「森は俺のホームグラウンドだ!」
俺は糸を出し、忍者も顔負けの動きで進む。
そして、目につく魔獣を木々に結び付けて行動不能にする。
それを緑谷や飯田のように火力のある連中が壊していく。
これなら軽くクリア出来そうだ
ーーー数時間後
「はぁ、はぁ、ペース配分間違えたぁ...」
最初から飛ばし過ぎた事と、思ったよりも宿が遠かったことでスタミナは限界を迎えていた。
「これ、どうしたもんかね...」
「お、ほんじゃあ変わるぜ?」
醤油顔と呼ばれる瀬呂が声を掛けてくる。
そうだな、コイツなら俺と同じような動きを出来るかもしれない。
「頼む、俺はちょいキツい」
「任せろ!」
ニカッと笑って肘に当たる部分からテープを出し進んでいく。
テープで木々に固定した魔獣を、耳郎や砂糖、切島が壊していく。
ここでメンバー交代出来たのは大きいかもしれない。
ーーー数時間後
「3時間とか...冗談だろ...」
ボロボロになって森を抜けてきたA組一同。
周りを見渡すと、綺麗な赤に染まった空が広がっていてカラスが鳴いている。
どう見ても夕方だ。
3時間で着くなら今頃お昼の筈なのだが夕方...少なくとも7時間程度は経っている。
「ねこねこねこ……でももうちょっとかかるかと思ってた。私の土魔獣が思ったより簡単に攻略されちゃった。いいね、君ら。特にそこ4人。躊躇のなさは経験値によるものかしらん?」
土魔獣を作ったらしき人が言ってくるが、とても耳に入るような状況じゃない。
疲労で今にも倒れそうだ。
「んじゃ、部屋に荷物運んだら食堂にて夕食。その後入浴で就寝。本格的なスタートは明日からだ。さァ早くしろ」
しかし、相澤先生は慈悲もなく俺達を急かす。
重い体に鞭打って部屋へと行く。
「飯うめぇ!!!」
切島や上鳴がご飯をかきこんでいる。
「世話を焼くのは今日だけだけど、好きなだけ食べな!」
茶髪の人、マンダレイがそういう。
「お言葉に甘えましょうかね」
と、俺もご飯を食べ始める。
「風呂ォォ!」
大きい露天風呂を見てまたも切島と上鳴が騒いでいる。
「とっとと湯船浸かりてぇし、体洗っちまお」
早く入りたいので体を洗って居ると峰田が
「クソガキャァァァァ!!」
と叫んでいた。
どうせまた覗きでもしようとして、その監視に入っていたあのマンダレイの隣に居た子に妨害されたんだろう。
ん?まて...覗き...?覗き...ノゾ...き.........!
「ま、まて八手?な、なんでそんな般若みてぇな顔してこっちくんだ?お、おいまて、来るな!お、俺のそばに近寄るなぁぁぁ!!!」
消灯時間前、相澤の部屋の物置に何かの糸でぐるぐる巻きにされた峰田が発見されたという
お待たせしました!
ヴェノムどうする?
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