俺のヒーローアカデミア〜転生したらスパイディだった件〜 作:青青
「私が来たぁ!」
世界最高のヒーローオールマイトが教室に入ってきた。
「うわぁ!流石オールマイト...画風が違ぇ!」
午前の授業をこなした俺たちA組はランチラッシュの食堂にて昼食を取った。そして午後の授業を今迎えたのである。
「今日のヒーロー基礎学は、戦闘訓練だ。それをするのに当たって必要になるコレ。入学前に送って貰った個性届と要望に答えて作った
そう言ってオールマイトは教室を出た。
「っし、さっさと行こーぜ」
俺たちは着替え、グラウンドβへと向かった。
「えぇ!?八手...くん!?」
「おう、どうした?」
「いやなんか凄いなぁって。全身タイツ...の上にパーカー?」
緑谷がそう言う
「いいだろ、これ。後別の種類のが2種類あってだな、今着てるのは俺の友達のスーツと同じデザインで遠くにいるおばさんから他のと一緒に貰ったんだ。」
そう、俺はメイおばさんから貰ったスーツをヒーローコスとして持って来ている。
3着貰ってきていて今着ているのはマイルスが着ていたアレと同じデザインのスーツだ。ただしマイルスと同じのではなくあのデザインを元に作り直したものだが。
他の2着はまた機会があったら披露しよう。
「え、八手くんも作ってもらったスーツなんだ!実は僕も入学祝いに母さんが作ってくれたジャンプスーツを着てるんだ!」
「そうか、いいお母さんだな!」
「うん!最高の母さんさ。」
「ンン!では授業を始めるが...皆カッコイイじゃないか!まずは見た目からってのも大事だからな!じゃあ、今日やること説明をするぞ!」
そうして説明が始まった
「これから君たちには屋内戦闘訓練をしてもらう!敵は屋外よりも屋内のほうが出現率は高いんだ!」
「真に凶悪な敵は屋内に潜む!君たちにはこれから“ヴィラン組”と“ヒーロー組”に分かれて2対2の屋内戦を行ってもらう!」
「えぇ!?屋内戦!?」
「勝敗はどうなりますか?」
「ぶっ飛ばしていいんすか。」
「また除籍とかあるんですか?」
「どのような分かれ方をするのですか?」
「このスーツかっこよくない!?」
1人謎の質問があったがそれ以外には丁寧に答えてくれるオールマイト
「ンン!聖徳太子ィィ!!!いいかい?設定は敵がアジトに核兵器を隠していてヒーローはそれを処理することだ!敵は時間までに核兵器を守るかヒーローを捕まえることヒーローは敵を捕まえるか核兵器を回収する事が勝利条件だ!チームはくじで決める!」
「適当なのですか!?」
「プロは他事務所とチームを組むことがあるからじゃないかな。現場について、初めて会うヒーローと連携を取れるように。」
「なるほど・・失礼いたしました!」
「いいよ、それでは始めよう!!」
くじ引きを引く、俺が引いたのはH。ペアは...
「よろしく八手ちゃん」
「あ、うん。よろしく蛙吹。」
「梅雨ちゃんと呼んで?」
「おう。無理。」
そうカエル少女の梅雨ちゃんだ。
「今のうちに俺たちができる事を確認して起きたいんだが良いか?」
「そうね、それが賢明だわ。」
ーーー
相談も終わりあっという間に自分たちの番に。
途中緑谷と爆豪が揉めてたみたいだがそれ以外は順調に進んでいたからな。
「よし、確認するぞ?作戦は...」
「ええ。分かっているわ。」
「よーい、始め!」
「どうする轟?」
そう、俺たちの相手は轟&障子ペア。割と面倒くさそうだがまぁなんとかなるだろ。
「出てろ、一瞬で終わらせる。」
キィィィン
「うお、轟やば。あのビルの中全部凍らせたのか?」
「ねー、これには八手くんもひとたまりもないと思うんだケド。」
「それはどうかな?」
「オールマイト?どういう意味ですか?」
「まぁ見てなさい」
「一瞬で終わらせる?それはこっちのセリフだね。」
「!?」
轟に声を掛けた俺は現在ビルに張り付いて轟を見下ろしている。
「やぁ轟くん、可愛いコスチュームだね?パパからの誕生日プレゼント?」
「何!?違ぇ!クソ親父からンなもん貰わねぇ!」
氷を出そうとしているのか踏み込む轟。だがモーションがデカい。
「はい終わり。」
パシュ!パシュ!
「ッ!こんなモン!」
足と地面を縫い付けている糸を無理やり引きがそうとするが...
「ヴィランチームWIN!!」
アナウンスが入った
「んな!!」
驚いたように轟は言う。
「よく見てみなよ。それ。」
轟は俺の指した先を見る。すると
「ごめんね轟ちゃん。ケロ」
「何!?蛙吹か、、、いや、だが障子は...?」
「すまん、後ろからの奇襲で口を塞がれて...」
そこには口元に蜘蛛糸を垂らした障子がいた。
今の概要はこうだ。
まず、俺と蛙吹は個性柄「壁に張り付く」事が出来る。
なので最初、ビルの外に出て裏に張り付きそこから玄関先まで回ったのだ。
そして、俺は隠密行動で障子を排除、具体的にはウェブで口を塞ぎ引っ張って隠した。
そこから、ビルに張り付いていた俺は轟を挑発。
足をウェブでくっつけてそれに集中している間に蛙吹が確保。
我ながら完璧。
「さて講評の時間だ。誰がMVPか分かる人居るかな?」
「はい、オールマイト」
「緑谷少年、どうぞ。」
「えーと、八手君だと思います。まず、2人の個性の特徴を把握して壁に張り付くという奇想天外な方法を使って氷漬けを回避、そして完全なステルスで1人無力化した後に轟君を挑発、そして周りに目が回っていない状態にして蛙吹さんが拘束。素晴らしい作戦だと思いました。」
「うんそうだね、他にはあるかな?」
「はい、オールマイト先生」
「八百万少女、どうぞ?」
「はい、緑谷さんが仰った通り素晴らしい作戦だった思いますがもし轟さんが中に入るという作戦をとった場合どうしたのですか?それを考えると少し...結果は良かったですが終わり良ければ全て良しという訳には行きませんわ。」
「うん、八百万の意見も最もだ、が。俺の作戦は普通に上手くいくか最高に上手くいくかの2択だったんだよ。まずな?俺と蛙吹が外に出るという選択をとったのは、予想外の所からの奇襲。俺の個性は障子と轟には説明していないから不確定要素が多い。蛙吹も同じだ。それに加えて俺と蛙吹の個性は正面先頭より奇襲向け。だからこの作戦にした。もしあの時轟が中に入って核へ向かったとしても俺達は各部屋の窓から中へ忍び寄れたし、玄関に入った時に後ろから2人とも拘束できた。な?どっちにしろこっちの勝ちだったって訳だ。」
「うっ。成程、素晴らしい作戦ですわ。」
「うむ、そこまで考えられているとは末恐ろしいな少年。蛙吹少女は自分の意見をもっと言っても良かったかな。じゃあ次へ行こう!」
そして授業は終わり、家へと帰った。
挿絵を挿入させていただきました
ヴェノムどうする?
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