我が名はスタースクリーム   作:雑草弁士

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第18話:新しき旧敵

 メガトロンとデストロン軍団の敗走から3年。2005年になった。なっちまった。ユニクロンが来る、2005年だ。(メガトロン)らの消息だが、2年10ヶ月前の時点でアストロトレインの目撃情報が銀河系の端っこ、辺境の星域で手に入った。いや、地球や今現在セイバートロン星のある場所も銀河系の端に近いんだが、もっと銀河系外縁部に近い位置だそうだ。シックスショットが掴んで来た情報だ。

 でもって、この情報をコンボイ率いるサイバトロン軍団に開示した。コンボイは当初、(みずか)ら出向いてデストロン軍団と雌雄を決せんとしたんだが、部下から(いさ)められたらしい。それで、部下のミニボット数名をアダムスに乗せて、偵察に送り出したとの事だ。

 コンボイ自身は、地球からデストロンの脅威が去った事を理由に、地球を辞去してセイバートロン星のサイバトロン自治区へとやって来た。サイバトロン軍団も共に。地球のサイバトロン基地はそのままサイバトロン地球大使館となり、ビーチコンバーやらシースプレー、スキッズ、ハウンドなどの親地球サイバトロンたちが常駐している。それだけだと、あまりにだだっ広いので、NAILや非メガトロン派デストロンの大使館も間借りしてるんだけどな。

 エリータ・ワンはコンボイに自治区代表の座を譲ろうとしたのだが、それはコンボイが固辞した。メガトロン派……非メガトロン派デストロンがセイバートロン星南極領域(エリア)に住んでいる以上、十把一絡(じっぱひとから)げにデストロンと呼ぶのはマズいと言う事で、こう呼ぶ事になった。

 まあコンボイに言わせるとだな。メガトロン派がまだ存在している以上、自分は軍務に集中したくあり、政治的な事は申し訳無いがエリータ・ワンに任せたいと言う話だった。サイバトロン軍団は、徐々にではあるがサイバトロン自治区の自衛部隊的な物に形を変えつつあり、一部の者は復員して一般(トランスフォーマー)として再出発したらしい。ホイルジャックとか。……あいつ、軍事技術者以外で、やっていけるのか?

 そう言えば、2年9ヶ月前にはNAILが仲立ちして、非メガトロン派デストロンとサイバトロンの間での講和条約締結と終戦を祝う式典が行われた。オクトーンの奴は、多少やつれたが、それでも一回りも二回りも政治指導者として大きくなってやがったよ。単なるニューリーダー病患者じゃなくて、きちんとしたリーダーとしての使命とか、民草に対する責任とか、そう言った物をしっかり背負う覚悟ができてやがった。あいかわらず、カワイ子ちゃんには弱いらしいが。

 奴はサイバトロンだけでなく、地球各国とも交渉し、分割払いではあったがデストロン軍団によるエネルギー強奪被害を賠償すると宣言した。その費用を稼ぐ手段として、デストロンによる傭兵業の開始、およびスペースブリッジやエネルゴンキューブなどデストロンの軍事技術を各陣営に代価と引き換えでパテント供与すると発表。エネルゴンキューブ技術は俺も持っているのでNAILでも運用されてはいるんだが、本家はデストロン軍団だしな。文句はつけられなかった。文句言う気も無かったがよ。

 デストロン軍団の正の遺産だけでなく、負の遺産までも積極的に背負って清算するその姿勢を、内心はともかく各国もサイバトロンも、勿論NAILもこぞって褒め称える。ただ同時にセイバートロン星デストロンは、メガトロン派と完全に手を切るとも宣言しており、それ以後のメガトロン派の悪行については負担しない事も明言された。

 これらの行いにより、オクトーンは大きく内外に存在感を示し、セイバートロン星デストロン自治区の総領としての地位をしっかりと確立したんだ。セイバートロン星以外のデストロン軍団員も、次々に奴をリーダーと認める発言を発表し恭順する動きを見せている。一部は既にセイバートロン星へ帰還し、訓練を受けてデストロン傭兵として働きだした者さえも居るんだ。

 一方でメガトロン派は、オクトーンの動きによってテロリストのレッテルを貼られ、銀河系の何処にも居場所が無くなりつつある。やるなあ、オクトーン。

 それはともかく……。めでたい式典に引き続いて、セイバートロン星3陣営の全住人及び地球からの来賓を前にして、『例の発表』を行ったんだが……。流石にショックを受けてたなあ。最後には反応が好転したが。隠してる事があるのには、スカイファイアーあたりが心を痛めていたんだが。まあ、それは仕方ねえだろう。

 うん、そうなんだよな。終戦祝賀式典に引き続いて、俺たちNAILはユニクロンが地球とセイバートロン星がある星域へ、星々を食い荒らしながら向かっている事を発表したんだ。ただし、(ユニクロン)がサイバトロンのマトリクスを狙って来ている事を除いて。

 会場で俺たちは、ユニクロンが惑星ドーンを、惑星ザルツェルを、惑星ブロッサムを食い尽し破壊しつつ進む映像を流した。そしてその予想進路上に太陽系が存在する事を示してやった時には、もう会場はそれまでの祝賀ムードが吹っ飛んで、お通夜状態だったね。

 そこで俺たちNAIL首脳部とエリータ・ワン及びコンボイ、オクトーンは、各々演説をぶちかます。セイバートロン星及び地球の住人を疎開させるのは、さほど難しくは無い。だがそれでいいのか?と。地球ほどエネルギー資源と豊かな生態系に恵まれた惑星(ほし)は数少なく、またセイバートロン星ほど科学技術が進んだ惑星(ほし)も数少ない。この銀河の至宝とも言える2惑星を捨てて逃げ出すのか!?と。

 逃げたいならば逃げてもいい、と俺たちは語った。しかし逃げた先にユニクロンが来ないと、誰が言える?誰が保証してくれる?そして俺たちは、宇宙空間に加速器を並べた超巨大マスドライバー砲、同じく反物質弾頭を空間転移で撃ち出すスペースブリッジ砲、その他諸々ある、対惑星破壊兵器の数々の建造プランを示してやった。

 と言うか、既にそのうち幾つもが建造開始されている事も公開したよ。そしたら沈んでいた観衆、民衆の士気が、徐々に上がって行って最後には最高潮になった。俺たちが、俺たちでセイバートロン星と地球を護るんだー、ってな。

 ま、結局のところマトリクスをユニクロンが狙って来てるのは、絶対的な最上級の国家機密として明かさなかったけどな。明かしたらサイバトロン連中が、場合によっては全トランスフォーマーがその他の知的生命体から排撃される可能性がある。いや、理屈としては同じなんだよ?俺としてはソレだけに頼るつもりは毛頭無いが、サイバトロンのマトリクスをもし廃棄したなら。ユニクロンを止めるための切り札が一枚無くなって、その後にユニクロンが襲って来ねえと誰が言えるんだよ?

 

「はぁ……。」

「スカイファイアー、溜息吐いてても仕方ねえよ。とりあえず、仕事に戻ろうぜ。」

「……うん!そうだね。ユニクロン襲来に備えて、可能な限りの準備を整えなくちゃ!」

 

 俺は付け加えて言った。

 

「そしてデストロン軍団の逆襲……いや、メガトロン派の逆襲だ。具体的に言えば、ガルバトロン化したメガトロンあたりが襲って来ないとも分からねえ。」

「ガルバトロン……。君が話してくれた、メガトロンの改造強化された姿だね。」

「ユニクロンの走狗として、な。もっとも当人は裏切る気満々なんだが。裏切れない様に頭脳回路(ブレインサーキット)に細工されてるんだけどな。」

 

 今、俺たちはセイバートロン星や地球周辺宙域に、大量の対惑星破壊兵器を建造している。まあ、セイバートロン星と地球は今現在、太陽を挟んで反対側の軌道に乗っているため、万が一にも直接は互いを狙えない様な位置取りになっているんだがな。

 問題のユニクロンは、リゾンと言う惑星を喰らった事が確認されている。って言うか、『MOVIE』で冒頭に犠牲になった惑星だ。(おれ)らNAILは、きちんと警告を発したぞ?結果、惑星リゾンでは住人の多数が疎開に成功。人的損害は本気にしなかった奴らか、あるいは故郷を捨てられなかった(やから)のみだった。いや、心が痛まねえ事も無えが、ぶっちゃけそんなのまで面倒みてられん。

 そして今現在、ユニクロンは地球から6.52光年離れた連星系『WISE J104915.57-531906.1』までやって来てる事が確認されてる。ただ、ここでユニクロンを追っかけてた無人偵察機が食われたんで、後の情報はわからん。ユニクロンに取っちゃ、6.52光年なんてのは、それこそあっと言う間だ。なのに来ねえ。おそらくは、マトリクス破壊のために何かしら策を弄しているんだろう。

 たとえば……。ガルバトロンを派遣する、とかな。

 

 

 

 俺たちは、万一に備えてメガトロンだけではなく、ガルバトロンの外見情報をも手配書に載せていた。うん、やっといて良かった。執務室でルナクローバーを助手に色々書類仕事してたら、中央指令室のホットスポットから緊急連絡が入ったんだ。

 

『リーダー・スタースクリーム!太陽系の天の南極方向より、敵対的な侵入者あり!10隻程度の艦隊が、警戒(ライン)を強引に突破した模様です!』

「ホットスポット!損害は!」

『幸い、警戒(ライン)に配備していたのは、無人艦多数とそれを指揮する少数の宇宙艦艇型トランスフォーマーだったので……。(トランスフォーマー)的損害は軽傷者数名で済みました。ですが無人艦艇は多数撃沈されてしまい……。』

「死(トランスフォーマー)がいなけりゃいい。敵の正体は?」

『旗艦らしきものの艦橋(ブリッジ)に、手配書のガルバトロンを発見しました!推測ですが、艦隊の艦自体もトランスフォーマーでは無いかと。』

 

 やっぱりガルバトロンになってやがったか。続いてホットスポットが送って来た写真(スチル)から、艦の形がわかった。やっぱりサイクロナス型1隻と、残りはスウィープス型だった。ガルバトロンの奴は、サイクロナス型に乗ってやがる。……元になったのは、インセクトロンあたりか?ネオジェットロンあたりもありそうだな。あのとき手酷(てひど)く叩いたからなあ。

 

「敵艦隊の位置は!」

『天の南極方向に500光秒です!座標はS-38522-TT-15236!』

「全員に召集をかけろ!だが、これが陽動の可能性もある!スカイファイアーとコンバッティコン、ルナクローバーはセイバートロン星で待機!俺とサンダークラッカー、シックスショット、プロテクティコンで出撃するぞ!」

『了解です!』

 

 俺は留守番でちょっと不満そうなルナクローバーに、声を掛ける。

 

「俺が居ねえ間、セイバートロン星頼んだぞ?」

「は、はいっ!まかせてよね♪」

 

 俺はルナクローバーの頭を撫でてやる。そして俺たちは、中央指令室に走った。

 

 

 

 

 超空間ゲートを潜り抜け、俺、サンダークラッカー、シックスショット、そして合体済みのガーディアンは何も無い宇宙空間へと躍り出た。俺とサンダークラッカー、シックスショットはすかさず人型形態(ロボットモード)変形(トランスフォーム)する。

 

「太陽が足元方向にあるってぇのは、ちょっと何だな。」

「宇宙にゃ上も下も無いからな。」

 

 サンダークラッカーのぼやきに応えつつ、俺は前方を見遣る。そこには小さな光点が幾つも見えた。そして光点は、徐々に大きくなってくる。……サイクロナス型1隻と、スウィープス型がおそらくスカージ含め8隻の、計9隻だ。そしてサイクロナス型のハッチが開くと、ガルバトロン(メガトロン)の奴が飛び出して来た。サイクロナス型もスウィープス型も、人型形態(ロボットモード)変形(トランスフォーム)

 そしてガルバトロンが憎しみを込めて俺の名を呼ぶ。

 

「スタースクリーム!3年ぶりだな……。」

「そうだな、元メガトロン。今はたしか……。ガルバトロンか?」

「き、貴様!何故その名を!?」

 

 泡を食うガルバトロンの様子に、俺はふっと失笑する。そして続けて言ってやった。

 

「そちらは航空参謀サイクロナス、そして親衛隊スウィープスとそのリーダー、スカージ。違うか?」

「「「「「「な!?」」」」」」

「ちょっとばかり、オカルト的な情報源があってな。ふふん、どうしたんだ?3年も時間が掛かって。」

 

 ガルバトロンは、俺の言葉に怒声を放つ。

 

「黙れ、黙れ!!貴様のせいで、キックバックごときに反乱されて……!!」

「重量オーバーのアストロトレインから、放り捨てられでもしたのかい?」

「黙れえええぇぇぇっ!!トランスフォーム!!」

「フォースチップ、イグニッション!!ヴァーテックス……キャノン!ブぅレイドぉ!!」

 

 頭に血を(のぼ)らせてやったが、ガルバトロンは単純な火力(パワー)では危険な物がある。注意が必要なのは間違いない。出し惜しみ無しで、いきなりイグニッションだ。

 

「フォースチップ……イグニッション!サンダーヘル!!」

「トランスフォーム!」

「うおおおっ!!」

 

 サンダークラッカーがスウィープスのリーダー、スカージに狙いを定める。シックスショットは宇宙戦闘機モードに変形(トランスフォーム)し、同じく変形(トランスフォーム)したサイクロナスと壮絶な宇宙戦闘を繰り広げた。ガーディアンは残りのスウィープス連中を相手取っている。

 そんな中、俺はガルバトロンと一騎打ちだ。(ガルバトロン)変形(トランスフォーム)したSFガンが、壮絶な威力のビームを放つ。『MOVIE』での『(スタースクリーム)』を消滅させる威力を持つビームだ。以前の身体(ボディ)より耐久力は上がっているが、それを試す気にはなれねえ。

 だもんで、こっちも全力全開のビームをヴァーテックスキャノンで撃ち放った。双方の放ったビームは、互いの中央で激突し凄まじい大爆発を引き起こす。

 

「ぬわあああぁぁぁ!?ば、馬鹿なあっ!?」

「ぐお……。ち、これは流石にキツいな。」

 

 ガルバトロンも俺も、爆発でけっこうなダメージを負った。奴がメガトロン時代にやった様に、爆発に紛れてあいつの後ろに回り込むなんてのはちょっと無理だった。双方のビームの威力が、あの時よりも高いのだ。……なので爆発の衝撃波をヴァーテックスブレイドで斬り裂いて、真正面から(ガルバトロン)に斬りかかる。

 

「ぐおぉっ!?」

「く、切断しきれねえ!?」

 

 俺は飛び退いた。ガルバトロンめ、首を狙ったんだが……。肩部を護ってるブロック状の構造物が、思ったより頑丈過ぎた。いや、ヴァーテックスキャノンを最大出力で撃った直後だったから、ヴァーテックスブレイドにエネルギーが回って無かったって事もあるんだが。爆発の衝撃波を斬った事もあるしな。

 だがブレイドのエネルギーは徐々に回復し、切れ味も増して来る。ガルバトロンは結局、砲撃タイプのトランスフォーマーには違い無えんだ!接近戦なら俺が有利!!と思ったんだが……。そんときに、邪魔が入る。

 

「が、ガルバトロン様!!ぐわあああぁぁぁ!?」

「た、助けてうあああぁぁぁ!!」

「す、済まねえスタースクリーム!スカージとか言うのに逃げられた!」

「申し訳ござらん。拙者ともあろう者が、戦闘機同士の格闘戦(ドッグファイト)に夢中になり……。」

 

 いや、あえて俺とガルバトロンの間に割って入って、俺に翼を斬られたサイクロナスと違って、スカージは慌てふためいて逃げて来て、牽制で撃った腰部ビームキャノンに偶然あたっただけだよね。でもまあ、その隙にガルバトロンは距離を取った。ちなみにガーディアンは、スウィープスどもを殴り飛ばし蹴飛ばして獅子奮迅(ししふんじん)の戦いを見せている。

 

「お、おのれスタースクリーム!……くくく、だがなあ。わしがガルバトロンとなって3年、ただ遊んでおったと思っておるのか!」

「何っ!?」

 

 こいつは……。

 

「キックバックを消滅させ、散り散りになったデストロン軍団を取り戻すのに、3年かかったわ!だがその甲斐があったと言う物よ!貴様がおらんセイバートロン星……。今頃はコンボイの首を取り、マトリクスを手に入れておる頃合いだて!

 そのマトリクスを(もっ)て、あのユニクロンを従えれば!わしに……余に敵は無い!!」

「が、ガルバトロン様……。我々の主はユニクロン様……。それを従えるなど、不敬(ふけい)かと……。」

「黙れスカージ!今日のところは一先ず引き上げてやるわ。そのそっ首、次の機会まで預けておくぞ!デストロン軍団、撤退(リトリート)!!」

 

 ガルバトロンは、右腕のビーム砲からビームを噴いて、その反動での高速機動で宇宙の彼方へ逃走する。サイクロナス、スカージ、スウィープスも宇宙機へ変形(トランスフォーム)し、一心不乱に逃げて行った。俺、サンダークラッカー、シックスショットならビークルモードで何とか追いつけると思うが、ガーディアンは無理だろう。

 

「……あいつめ。俺がワンマンの組織なんてのを作るとでも思ってんのか。俺がちょこっと居ない程度で、どうにかなるNAILじゃねえよ。」

「けど、スカージとか言う奴……。技量はあるんだが、根性無えな。どうしようも無い奴だったぜ。」

「……。」

 

 サンダークラッカー君。スカージは、本来(MOVIEで)は君が改造されるはずだったのだよ。

 

 

 

 セイバートロン星に帰還して、俺たちは報告を受けた。やはりサイバトロン自治区にメナゾール、デバスター、サウンドウェーブとコンドル、バスソー、ジャガー、オーバーキル、スラッグフェストのカセットロンども、アストロトレインとブリッツウィング、他多数の旧メガトロン派、現ガルバトロン派兵士が現れたそうだ。

 でもってオメガスプリーム、エアーボット合体戦士スペリオン、NAILから応援に駆け付けたコンバッティコン合体闘士ブルーティカス、そしてサイバトロン戦士たちの活躍で、コンボイは傷一つ無く無事だったそうだ。指揮官(リーダー)が居ねえガルバトロン派が、コンボイが居るサイバトロン軍団に勝てるって想定がまず甘いんだ。その上、NAILからの応援部隊がいるんだしよ。

 ちなみにスカイファイアーとかルナクローバーは、更に裏をかいた作戦が敵にあった場合のため、NAIL防衛軍と共に待機してたそうだ。そしてスカイファイアーは語る。

 

「けれど、これだけ警戒厳重なのに隙を突いて、一般宇宙船に偽装したアストロトレインで自軍を送り込んで来たんだ。しかも本人(ガルバトロン)たちは、あくまで(おとり)なんだろう?いや、たぶん奴の狙いは君だったって事もあるんだろうけれど。

 本命のコンボイが持つマトリクス奪取の作戦は、送り込まれて来た兵力の質によっては成功していたよ。甘く見るのは危険だ。」

「……確かにな。奴の次の行動はどうなるだろうな……。」

 

 いや、ガルバトロンよりも懸念は……。ガルバトロンの失敗に、痺れを切らしたユニクロンが強硬策に出て来る可能性もある。その場合の、ガルバトロンの役割はどうなる?ユニクロン、奴はいつ出て来る?

 俺はとりあえず、対宙監視体制の強化を命じると、そのまま中央指令室の司令席に座り込み、深く考え込んだのだった。




GF版ボディ、強し。これが、これが!新破壊大帝ガルバトロンの、SFガンの威力だ!って感じの砲撃をフォースチップ、イグニッションのヴァーテックスキャノンでなんとか相殺。
でもって、その裏ではG1トランスフォーマー的な乱戦が、セイバートロン星サイバトロン自治区で(笑)。

そしてデストロン自治区のニューリーダー、オクトーン!頑張れオクトーン!デストロンの未来は、君にかかっているぞ!……いや、マジで。
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