ヒーリングっど♥プリキュア byogen's daughter   作:早乙女

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前回の続きです。
ツアーを楽しむラビリンたちに、ビョーゲンズの魔の手が迫ります。
そして、グレースVSハザード再び・・・・・・その時、かすみは・・・・・・?


第132話「使命」

 

「紅葉が綺麗ね・・・・・・」

 

「・・・・・・秋ももう終わりだな」

 

「月日が経つのは早いラビ・・・・・・」

 

食事を終えたラビリンたちはみんなで紅葉を見ており、中島先生が綺麗な紅葉に感動する中、ニャトランとラビリンがふとそう呟いた。

 

「僕たち、少しは成長したペエ・・・・・・?」

 

「してるしてる!! ビョーゲンズにだって負けてねぇし!!」

 

「ラビ。のどかたちのおかげラビ♪」

 

「ちゆたちに会えて本当に良かったペエ」

 

「ワン♪」

 

「まさに最高のパートナーだよなっ♪」

 

「のどかちゃんたちとラビリンたちとの付き合いはわからないけど、相当長く付き合ってるってわかるわ」

 

みんなが笑みを浮かべながら話していると、ペギタンは不意に表情を暗くして顔を俯かせた。

 

「・・・・・・ちゆたちとも秋を満喫したかったペエ」

 

「来年またみんなで来ようぜ?」

 

「でも・・・来年もみんなと一緒にいられるとは限らないペエ」

 

「お手当てが終わったら・・・僕たち、人間界にいる必要がなくなるペエ・・・・・・」

 

「「っ!!」」

 

ペギタンの言葉にハッとするラビリンとニャトラン。いつかはのどかたちと別れる時が来る・・・・・・そう考えた、ラビリンたちは・・・・・・。

 

「そっか・・・・・・」

 

「ラビ・・・・・・」

 

「クゥ〜ン・・・・・・」

 

「そうね・・・いつかは別れなきゃいけないものね・・・・・・」

 

妖精たちはわかってはいるが、寂しさから表情を暗くし、中島先生もそれに同情するかのように寂しそうな表情を浮かべた。

 

そんな時だった・・・・・・。

 

「・・・・・・だったらお手当てなんかしなきゃいいじゃない」

 

「「「「!!」」」」

 

上の方から聞いたことのある声が聞こえた。ラビリンたちと中島先生が顔を上げると目の前の木の枝の上にクルシーナとダルイゼン、カスミーナの姿があった。

 

「ダルイゼン!!」

 

「クルシーナとかすみもいるぞ!!!!」

 

「しんらちゃん!?」

 

「プリキュアがいないけど、お前たちだけ?」

 

ダルイゼンは辺りを見渡しながらそう言う。

 

「だったらなんだってんだよ!!!」

 

ニャトランがそう言うと、ダルイゼンたちは木の上から飛び降り、ダルイゼンは笑みを浮かべながら妖精たちに向かって手のひらをかざした。

 

「・・・・・・ここで片付けちゃってもいいかなって」

 

ダルイゼンはそう言いながら、ラテに向かって手のひらをかざした。

 

「ラビ・・・!!」

 

「ペエ!!」

 

「ニャッ!!!!」

 

ラビリンはラテを庇うように立ち、ペギタンとニャトランは共にダルイゼンを食い止めようと飛びかかった。

 

「ちびっ子だけでどうする気? っていうか、来たのは俺一人じゃないってわかってるよね?」

 

ダルイゼンが笑みを浮かべながらそう言うと、クルシーナが不機嫌そうな表情を向けながら無言でラテに向かって手のひらをかざし、ピンク色の光弾を作り出す。

 

「ワン!! ワン!!」

 

「ラテ様ダメラビ!! ラビっ!!!!」

 

それを見て応戦しようとしてするラテを抑えたラビリンは、自身がクルシーナに飛びかかった。

 

「・・・ウツバット!」

 

「ウツゥ・・・!!」

 

「っ、うわぁっ!!!!」

 

クルシーナは帽子のウツバットに命じると、ウツバットは顔のような部分の口から小さなコウモリの妖精を放って襲わせ、ラビリンは身動きが取れなくなってしまう。

 

その間にクルシーナはラビリンを通り過ぎて、手のひらをかざしながらラテへと迫っていく。

 

「ラテ様!!逃げるラビ!!!!」

 

コウモリの妖精たちを払いのけられずにいるラビリンはラテにそう促す。

 

「ふんっ!!」

 

「っ・・・キャン!!」

 

そんな言葉を尻目にクルシーナはピンク色の光弾を放った。ラテは間一髪で避け、その場から駆け出していく。

 

「・・・・・・逃げたって無駄なのにウツ」

 

ウツバットがラテを見ながらそう言い、クルシーナはラテを追うべく歩き出していく。

 

「追わせないラビ!!!!」

 

ペギタンは追わせないと言わんばかりに、飛びかかろうとするが・・・・・・。

 

「っ!!」

 

「ぐっ!! うわぁぁぁぁぁ!!!!」

 

クルシーナは腕から植物のツルのようなものを出現させると背後のラビリンに向かって放ち、グルグル巻きにするとそのまま近くの木へと叩きつけた。

 

「うっ・・・・・・」

 

「・・・・・・・・・」

 

ラビリンが倒れて体を震わせているのを見たクルシーナは特に意を返すことなく、ラテの後を追おうとする。

 

「ラビィィィィィィィ!!!!」

 

ラビリンは傷つきながらも立ち上がると、再びクルシーナに飛びかかろうとする。

 

「・・・・・・!」

 

「ラビ!? うっ・・・!!」

 

クルシーナは顔を顰めると振り向きざまにラビリンを掴み上げる。

 

「うぅぅぅ・・・あぁぁぁぁぁぁ!!!!」

 

クルシーナは少しラビリンを手で締め上げた後に、地面へと放り投げピンク色の光弾を放った。光弾は着弾して爆発を起こし、黒い煙が上がった。

 

「っ、ラビリン!!!!」

 

ダルイゼンを食い止めようとしているニャトランが突然の爆発に心配して振り向く。

 

「あぁ・・・・・・ぁ・・・・・・」

 

「・・・・・・・・・」

 

ラビリンはすでにボロボロで地面に倒れ伏しており、そこへクルシーナが近寄り、足を振り上げて踏み潰そうとする。

 

「っ・・・・・・!!」

 

すると、そんな彼女に待ったをかけるように目の前に立ったのは中島先生だった。

 

「・・・・・・・・・」

 

「しんらちゃん・・・こんな酷いことやめて!! ラビリンたちやラテちゃんが何をしたって言うの!?」

 

「っ・・・・・・!!」

 

中島先生がそう言うと、クルシーナは顔を顰める。

 

「先生・・・何も知らないくせにそいつらを庇わないでよ。アタシとそいつらは敵なんだから、戦い合うのは当たり前じゃない。先生には関係ないでしょ」

 

「関係あるわ・・・!!! 私は、のどかちゃんのことを知って、あなたと関わってプリキュアのことやヒーリングアニマルのことを知ったの・・・・・・私にもできることはないかって思って、ラビリンたちと一緒にいるの・・・・・・もちろん、あなたのことも助けたい・・・!!!! そのためには私はプリキュアのことやあなたたち地球を汚すもののことも知りたいって思ったの・・・!!!! なのに、傷つけ合うなんて、私は黙って見てられないわ・・・!!!!」

 

「っ・・・・・・!!!!」

 

クルシーナが淡々とそう返すと、中島先生はそう反論する。自分がのどかたちーーーープリキュアやヒーリングアニマルたちと関わっているのは、医者として自分ができることはないかと、病気にするものになってしまったしんらを助けたいと、そう思ったからなのだ。

 

しかし、その言葉を聞いたクルシーナは余計に顔を顰める。その表情には怒りというよりは、憎しみという感じに近かった。

 

「またそんなウソつくの? アタシを助けたいだなんて。騙されないわよ、医者のそんな世迷言なんか・・・・・・!!」

 

「ウソじゃないわ!! 本当よ!! 私は今でもあなたのことを思ってる・・・!! あなたを本当の意味で、助けたいから・・・!!!!」

 

「黙れっ!!!!!!」

 

中島先生は反論するも、その言葉がカンに触ったクルシーナは激昂する。

 

「言葉だったらいくらでも言えんだよ、そんなこと!! 先生から担当が変わった設楽というヤブ医者だってそう言ってたぞ!! お前を助けたい、必ず治してやる、心配するな、って!!! 私は信じたのに、待ってたのに・・・結局は治らなかった!!!! 医者なんかみんなウソつき・・・大ウソつきだぁっ!!!!!」

 

「っ・・・!!!!」

 

クルシーナが怒りの言葉で長々とそう言い放つと、中島先生は心を痛める。しんらが移送された病院、そこでもしんらは治らなかった・・・・・・その事実が知らされているとは言え、その一つ一つが心に突き刺さるのだ。

 

「しんら、ちゃん・・・・・・」

 

「・・・・・・・・・」

 

中島先生はクルシーナの言葉に何も言えず、声を詰まらせながら名前を呼ぶ中、クルシーナは冷静になると再び先生に向き直る。

 

「先生・・・傷つけ合うのを見るのが嫌なら、こうしてあげる・・・・・・」

 

プシュー・・・・・・。

 

「うっ・・・あっ・・・・・・ぁぁ・・・・・・」

 

クルシーナは無表情で淡々とそう言うと、中島先生の顔の前に手のひらにチューリップのようなものを生やしてかざすと、そこからピンク色のガスを放つ。ガスを正面から浴びた中島先生は目がトロンとした後に、前のめりに倒れていく。

 

そんな彼女をクルシーナは自身の手で優しく受け止め、お姫様抱っこのような持ち方をするとそのままどこかへと歩いていこうとする。その表情はどこか寂しげだった。

 

「っ、先生!!」

 

ラビリンはなんとか立ち上がって、クルシーナを止めようと飛んでいく。

 

「先生をどこに連れて行くラビ!?」

 

「っ・・・懲りないやつね・・・!!」

 

クルシーナはまだ飛びかかろうとするラビリンに不機嫌そうに顔を顰める。

 

「あぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

 

クルシーナは振り向きざまに目からピンク色のビームを放って、ラビリンに直撃させる。ラビリンはそのまま地面へと落ちて、再び倒れ伏してしまう。

 

「先生がせっかく拾ってあげたんだから、感謝しなさいよ。アタシらなんかよりも、あっちを気にした方がいいと思うけど?」

 

「うぅぅぅ・・・・・・ラビィ・・・・・・」

 

「アンタらに恨みはないけど、そっちがこっちを恨むんだったら自分の非力さを恨むんだね。見習いとしての自分のね」

 

クルシーナが不敵な笑みを浮かべながらそう言うと、ダルイゼンと取っ組み合っているペギタンとニャトランの方を見て促すと、ラビリンに対する嘲笑の言葉を残してそのまま背を向けながら歩いていく。

 

「カスミーナ、この場はアンタに任せるわ」

 

「・・・・・・わかりました」

 

クルシーナは近くにいたカスミーナにそう声をかけるとその場を後にしていく。カスミーナはそんな彼女の背中をじっと見つめていた。

 

「せ、先生・・・・・・!」

 

ラビリンは体を起こしながらも、その場を離れていくクルシーナの姿を見ることしかできなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「アスミちゃ〜ん」

 

一方その頃、のどかたち三人はおまんじゅう屋にアルバイト先として働くアスミの様子を見にきていた。

 

「みなさん、来てくださったのですか?」

 

「ふわぁ、働く人って感じ♪」

 

「中々様になっているわね」

 

「ありがとうございます」

 

割烹着姿のアスミを見て、のどかたちがそう言うとアスミもそう答えた。

 

その時だった・・・・・・。

 

「ワンワンっ!!」

 

そこへラテが駆け寄って来て、何かを訴えるように吠え始める。

 

「ラテ、ラビリンたちは・・・・・・?」

 

「ワンワンっ!!」

 

そう尋ねるのどかに、ラテは尋常ではない様子で訴えかけていた。

 

その頃、森の中では・・・・・・。

 

「ペエェェェェェェェェェ!!!!」

 

「うわぁっ!!」

 

「相変わらず、威勢だけはいいね・・・・・・」

 

ダルイゼンを抑えていたペギタンとニャトランは振り払われてしまう。

 

「くっ・・・先生、ラビリンたちは、どうしたらいいラビ・・・??」

 

ラビリンはボロボロになりながらも立ち上がるも体をフラつかせており、悔しそうな表情をしていた。しかも、先生を連れ去っていったクルシーナ、自分たちを始末しようとするダルイゼン、どちらを優先すればいいのか迷いが生じていた。

 

そんなラビリンに気づいたダルイゼンは、笑みを浮かべながらラビリンに近づいていく。

 

「どうしたの、お前? あいつらと違って、さっきまでの威勢がないみたいだけど?」

 

「うっ・・・・・・」

 

「クルシーナもどっか行っちゃったみたいだけど・・・まあ、いっか・・・・・・どうせお前もここで消えるんだからさ」

 

ダルイゼンは手のひらをかざして、ラビリンに目掛けて紫色の光弾を放とうとしていた。

 

「君、止めなさい!! 動物をいじめたらダメだよ!!」

 

「ん?」

 

そんなダルイゼンの背後から農家の男性が現れて呼び止める。

 

「人間は、黙っていろ・・・・・・!!」

 

「っ!? うわぁ!!」

 

すると男性の背後から声が聞こえてきたかと思うと、カスミーナが姿を現して農家の男性を蹴り飛ばして、木へと叩きつけた。

 

「あっ・・・・・・くっ・・・・・・!」

 

ラビリンは信じられない様子で何とか宙を飛び、農家の男性へと近寄る。

 

「早く、逃げな・・・さい・・・・・・」

 

「あぁぁ・・・・・・!!」

 

農家の男性は気を失ってしまい、それを見て目を潤ませたラビリンはカスミーナを見据えた。

 

「かすみ!! 優しい農家さんになんてことするラビ!!??」

 

「知るか。それに私は、カスミーナだ・・・・・・!!!!」

 

ラビリンがそう避難すると、カスミーナは冷たい声でそう言い放った。

 

「へぇ、そんなに優しいんだ・・・・・・」

 

ダルイゼンはニヤリと笑みを浮かべると、手で髪をなびかせて黒い塊を出現させる。

 

「進化しろ、ナノビョーゲン」

 

「ナノ・・・・・・」

 

生み出されたナノビョーゲンは鳴き声を上げながら、気を失った農家の男性へと飛んでいき、その体を取り込んでいく。

 

その農家の男性を主体として、巨大な怪物がかたどっていく。凶悪そうな目つき、不健康そうな姿、そしてその素体を模倣する様々なものが姿として現れていき・・・。

 

「ギガ、ビョ〜ゲン!!」

 

背中に木々を生やした農家のような姿をしたギガビョーゲンが誕生した。

 

「ギィィガァァァァ!!」

 

ギガビョーゲンは低く唸ると、木の先端についた木の実のような部分からビームを一斉に放ち、辺りを蝕み始める。それにより森の動物たちは逃げ出していく。

 

「優しい農家さんのおかげで、いい感じに育ったねぇ」

 

「「「っ!!」」」

 

「ギガ、ビョーゲン!!!」

 

ダルイゼンはその様子を見ながら笑みを浮かべ、ラビリンたちはギガビョーゲンを見据えた。

 

その頃、ラテの案内で森の方へと向かっていたのどかたちは・・・・・・。

 

「っ! クゥ〜ン・・・・・・」

 

「ラテっ・・・・・・!!」

 

道案内したラテが何かを察したように立ち止まり、アスミがそれを心配する。

 

「クチュン!!」

 

ラテはくしゃみをして、体調を悪くする。それをアスミが抱き抱えた。

 

「あ〜!! あそこ!!」

 

何かを見つけたひなたが指を差した先には、ビョーゲンズが蝕んだとされる赤い靄が見えた。

 

そんな頃、ギガビョーゲンは・・・・・・。

 

「果樹園に向かってるペエ!!!!」

 

「そっちはダメラビ!!!!」

 

地響きを立てながら農家さんの果樹園へと向かおうとしており、ラビリンたちはギガビョーゲンを食い止める。

 

「あれぇ? プリキュアと別れたくないんだろ?」

 

「「「っ!?」」」

 

気がつくとダルイゼンとカスミーナは木の上に立っており、ダルイゼンの言葉を聞いたラビリンたちは足を止める。

 

「だったらお手当てをやめれば、お前たちの望みが叶うんじゃない?」

 

「ダルイゼン様の言う通りだ。お手当てをしていれば、一緒にいる時間も短くなるぞ・・・・・・」

 

「っ・・・それは・・・・・・!!」

 

ダルイゼンやカスミーナの甘い言葉に、ラビリンたちは顔を顰めると・・・・・・。

 

「それは違うラビ!!!!」

 

「・・・・・・皆で過ごす時間は失いたくない。でも、守りたいのはそれだけじゃない!!!!」

 

「お手当ては少し怖かったけど・・・みんなで過ごす人間界には、優しい人がたくさんいて・・・今はちゆたちだけじゃなくみんな大事ペエ!!!!」

 

「大好きなみんなを守るためにラビリンたちはここにいるラビ!! だから・・・・・・だから、安易を言われようと、絶対にっ!! お手当ては止めないラビっ!!!!」

 

ラビリンたちは反論し、声をあげてそう言う。のどかたちと過ごす時間は失いたくない、でも・・・今はそれだけじゃなくて、この世界には優しい人はたくさんいた。楽しい時間を作ってくれた。だから、そんな時間を失いたくためにお手当てをやめるなんて言語道断だ。絶対にやめるわけにはいかないと・・・・・・。

 

「まあ、俺たちがプリキュアを潰せば・・・一生、会えなくなるけどね」

 

それを聞いたダルイゼンは口角を上げてそう呟いた。

 

「そうか・・・そこまでして、私たちの邪魔をしたいか・・・・・・愚かな奴らめ・・・なら今ここで、全部消しとばしてやる!!!!」

 

カスミーナは木の上から飛び降りて、そう言うと黒いステッキを取り出して構える。

 

そんなカスミーナの体の中では・・・・・・。

 

「一緒に過ごす時間は失いたくない・・・・・・でも、大好きなみんなを守るため、か・・・・・・」

 

目を覚まして抵抗しているかすみは、ラビリンたちの言葉が響き、考えるように顔を俯かせる。

 

と、そこへ・・・・・・。

 

「ん?」

 

「っ・・・・・・」

 

足音が聞こえ、ダルイゼンたちがその方向を見るとやってきたのはのどかたちであった。

 

「ラビリン!!」

 

「ペギタン!!」

 

「ニャトラン!!」

 

「「「みんなっ!!!!」」」

 

「ワンっ!」

 

みんなはお互いに頷くと、のどかたちは変身アイテムを構えた。

 

 

「「「「スタート!」」」」

 

「「「「プリキュア、オペレーション!!」」」」

 

「エレメントレベル、上昇ラビ!!」

「エレメントレベル、上昇ペエ!!」

「エレメントレベル、上昇ニャ!!」

「エレメントレベル、上昇ラテ!!」

 

「「「「キュアタッチ!!」」」」

 

ラビリン、ペギタン、ニャトランがステッキの中に入ると、のどか、ちゆ、ひなたはそれぞれ花のエレメントボトル、水のエレメントボトル、光のエレメントボトルをかざしてステッキのエネルギーを上げる。

 

アスミは風のエレメントボトルをラテの首輪にはめ込む。すると、オレンジ色になっているラテの額のハートマークが神々しく光る。

 

のどかたち3人は、肉球にタッチすると、花、水、星をイメージとしたエネルギーが放出され、白衣のような形を形成され、それを身にまといピンク、水色、黄色を基調とした衣装へと変わっていく。

 

そして、髪型もそれぞれをイメージをしたようなものへと変わり、のどかはピンク、ちゆは水色、ひなたは黄色へと変化する。

 

ラテとアスミは手を取り合うと、白い翼が舞い、ラテが舞ったかと思うとハートの中から白い白衣のようなものが飛び出す。

 

その白衣を身に纏い、ラテが降りてきたかと思うとハープが飛び出し、さらにアスミは紫色を基調とした衣装へと変わっていく。

 

衣装にチェンジした後、ハープを手に取り、その音色を奏でる。

 

キュン!

 

「「重なる二つの花!」」

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

のどかは花のプリキュア、キュアグレースに変身。

 

キュン!

 

「「交わる二つの流れ!」」

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

「ペエ!」

 

ちゆは水のプリキュア、キュアフォンテーヌに変身。

 

キュン!

 

「「溶け合う二つの光!」」

 

「キュアスパークル!」

 

「ニャ!」

 

ひなたは光のプリキュア、キュアスパークルに変身した。

 

「「時を経て繋がる、二つの風!」」

 

「キュアアース!!」

 

「ワン!」

 

アスミは風のプリキュア、キュアアースへと変身した。

 

「「「「地球をお手当て!!」」」」

 

「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!!」」」」

 

みんなは変身を終えると、それぞれステッキを構える。

 

「果樹園の農家さんが取り込まれてるラビ!!」

 

ラビリンがグレースたちにそう話していると、ギガビョーゲンは木の先端からビームを放ち、4人は咄嗟にその場から回避した。

 

「「はぁぁぁぁぁぁ!!!!」」

 

グレースとスパークルは同時に飛び出して、ギガビョーゲンの体に蹴りを入れる。

 

「「あぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」」

 

しかしギガビョーゲンには通用しておらず、逆に跳ね飛ばされてしまう。

 

「全然聞いてない・・・・・・!!」

 

二人は着地をして、グレースはそう呟く。

 

「音のエレメント!!」

 

アースはアースウィンディハープに音のエレメントボトルをセットし、弦を奏でて音波を飛ばす。

 

「ギギ・・・・・・?」

 

それによりギガビョーゲンの動きが鈍くなった。

 

「これなら効きます・・・・・・!」

 

「じゃあ・・・・・・」

 

エレメント技が有効と見たフォンテーヌはエレメントボトルを取り出す。

 

「氷のエレメント!! はあぁっ!!!」

 

「ガッ・・・ガガッ・・・・・・」

 

氷のエレメントボトルをセットして、ステッキから冷気を纏った青い光線を放ち、ギガビョーゲンを氷漬けにした。

 

「ラビリン!!」

 

「ラビ!!」

 

キュン!!

 

「「キュアスキャン!!」」

 

その隙にグレースはステッキの肉球を一回タッチして、ギガビョーゲンに向ける。ラビリンの目が光り、ギガビョーゲンの左胸辺りに農家の男性がいるのを発見した。

 

「農家さんはあそこラビ!!」

 

農家の男性を見つけ、ギガビョーゲンの浄化に入ろうとするが・・・・・・。

 

「っ、あぁぁぁぁ!!!!」

 

そこへどこからか黒い光弾が飛んできてグレースに直撃してしまい、地面へと転がった。

 

「私たちもいるってこと、忘れてないか・・・・・・?」

 

「ふっ、相変わらず、甘いね・・・・・・」

 

「っ・・・カスミーナ・・・ダルイゼン・・・!」

 

グレースが体を起こして飛んできた方向を見てみると、ステッキを構えたカスミーナがこちらを見ており、その後ろの木の上にはダルイゼンがいた。

 

「さぁ、決着を付けよう・・・キュアグレース・・・!! 私はお前を倒して完全なビョーゲンズになるんだ・・・・・・!!!!」

 

「完全な、ビョーゲンズ・・・・・・?」

 

不敵な笑みのカスミーナの言葉に疑問を持つグレースだが、カスミーナは手のひらに息を吹きかけて黒い塊を作り出す。

 

「ナノ・・・・・・」

 

生み出されたナノビョーゲンはカスミーナが持っている黒いステッキに取り憑く。そして、ハザードマークの赤色のボトルを取り出す。

 

「プリキュア、インフェクション・・・・・・」

 

かすみは黒いステッキにエレメントボトルをかざし、ステッキのエネルギーを上昇させる。

 

「イルネスレベル、上昇・・・・・・」

 

ステッキの先のハートマークが赤黒く光っていく。

 

「キュアタッチ・・・・・・」

 

ナーノー!!

 

カスミーナは肉球にタッチすると、紫色がかった赤い靄が放出され、カスミーナの体を包み込む。

 

すると、髪型は大きくのびてロングヘアーとなり、ダークパープルのような色へと変わり、リボンの色は銀色になり、前髪に黒色の楕円のようなカチューシャが付けられ、黒色のバラのようなイヤリングが付けられる。

 

服装も赤い靄に包まれたところから変化していき、胸に逆さハートの飾りをあしらったパフスリーブのダークパープルのワンピースへと変わり、手袋は黒色になり、足元は赤黒いショートブーツへと変わった。

 

ナーノー!!

 

「淀み合う二つの災厄!! キュアハザード!!」

 

カスミーナは病気のプリキュア、キュアハザードへと変身を遂げたのであった。

 

「っ・・・・・・!!」

 

グレースは立ち上がってハザードへとステッキを構えるが、その瞬間ハザードは一瞬のうちにグレースの前に瞬間移動をし、パンチを繰り出す。

 

「うっ・・・はぁっ・・・!」

 

「っ・・・ふっ・・・はぁぁぁ!!!!」

 

グレースもパンチで応戦し、二人はパンチでの応戦を繰り返す。

 

「「「グレース!!」」」

 

フォンテーヌ、スパークル、アースの三人はグレースを心配して見る。

 

ピキピキピキ・・・パキィィィン!!!!

 

「ギガビョーゲン!! ギガァ!!!!」

 

「「!!」」

 

その間に氷漬けにされていたギガビョーゲンが復活し、両手をツルのようにフォンテーヌとアースへと目掛けて伸ばしてきた。

 

「火のエレメント!! はぁっ!!」

 

そこへやらせまいとスパークルが火のエレメントボトルをセットし、火を纏った光線を放ち、ツルのような触手を消滅させる。

 

「よし!!」

 

「ギガァ・・・・・・ビョォッ!!」

 

スパークルは歓喜したのも束の間、ギガビョーゲンは両腕をすぐに再生させてしまう。

 

「うぇっ!? そんなのアリっ!?」

 

スパークルはそんなギガビョーゲンに驚きながらも、三人は次の攻撃に備える。

 

「っ・・・葉っぱのエレメント!! はぁっ!!」

 

グレースはハザードから距離を取って、葉っぱのエレメントボトルをセットし、飛びながらピンク色のエネルギーを放つ。

 

「・・・・・・・・・」

 

しかし、ハザードはそれを高速で移動しながら避け、黒いステッキから黒い光弾を連続で放つ。

 

「うっ・・・はっ・・・・・・!!」

 

グレースもなんとか光弾を避け、ハザードへと飛び出す。

 

「はぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

 

ハザードに目掛けて蹴りを繰り出すも、ハザードはステッキからシールドを展開してその蹴りを防ぐ。

 

「っ!!」

 

「ぷにシールド!!」

 

「うぅぅぅ!!!!」

 

ハザードはその場から瞬時にグレースの横へと瞬間移動をして、ステッキを半円を描くように動かして赤い球体を複数出現させると、光線を一斉に照射する。

 

咄嗟に肉球型のシールドを展開するも、光線の勢いが強く逆に押されてしまい、地面へと吹き飛ばされる。

 

「うっ・・・っ!?」

 

なんとか倒れないように着地したグレースだが、そこへハザードが右手に黒いオーラを込めながら高速で走りながら迫る。

 

「っ・・・ぐっ・・・・・・あっ!?」

 

カスミーナは目の前に迫ってパンチを繰り出し、グレースは手を交差させて防ぐも、吹き飛ばされて木へと叩きつけられてしまう。

 

「ぐっ・・・・・・」

 

「・・・・・・・・・」

 

「っ!!」

 

グレースは痛みに呻くも、ハザードは容赦無くステッキから黒い光線を放ち、グレースは耐えながらも飛んで避ける。

 

「実りのエレメント!! はぁぁぁぁっ!!!!」

 

グレースは実りのエレメントボトルを取り出してセットし、ステッキにピンク色の刀身を伸ばしてハザードへと振り下ろす。

 

「・・・・・・ふん」

 

ガキン!!!!

 

ハザードは少しも動揺することなく、暗いピンク色のボトルをセットすると刀身を生やして、グレースの刀身を受け止める。

 

「っ・・・・・・!!」

 

「・・・・・・・・・」

 

グレースとハザードは互いに剣を押しあって鍔迫り合いの状態となる。

 

「かすみちゃん・・・いるんでしょ!? 聞こえてるなら、こんなことやめさせて!!!!」

 

「・・・誰と話している? お前はバカか? 偽物に声など届くものか・・・!!!!」

 

グレースはハザードの中にいるかすみに呼びかけようとするが、ハザードはその行いを嘲笑し、刀身を横薙ぎに振るって薙ぎ払う。

 

ガキン!! ガキンガキン!!!!

 

グレースとハザードの刀身がぶつかり合い、激しい斬り合いとなる。

 

そんな時だった・・・・・・。

 

「っ・・・・・・あっ・・・・・・!?」

 

ハザードと斬り合いを続けていたグレースの体が再びガクンと傾きそうになる。

 

「はぁっ!!!!」

 

「きゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

 

ハザードはその隙を見逃さず、赤黒いオレンジ色のボトルをセットして、雷を纏った黒い光弾を空に放ち、ドス黒い雲が出現するとグレースに目掛けて黒い雷が落ちて直撃し、感電して絶叫を上げたグレースはその場に倒れ伏してしまう。

 

「うっ・・・・・・・・・」

 

「グレース!!」

 

ラビリンは倒れて呻くグレースに声をかけるも、グレースは体が痺れて起き上がることができない。

 

「グレース!!!!」

 

ハザードの中にいるかすみも、そんな戦いの様子を見て叫ぶ。

 

「戦いに集中していないから、そういうことになるんだ・・・・・・」

 

「うっ・・・・・・!」

 

ハザードはそんな声を意に介さず、グレースを嘲笑いながら近寄ると彼女の体を踏みつけてステッキを向ける。

 

「ギガビョ〜、ゲェン・・・!!!!」

 

そんな頃、ギガビョーゲンは身体の枝を前方に向け、先端にエネルギーを溜め始めた。

 

「ニャア!! 農家さんの果樹園が!!」

 

「させないわ!!!!」

 

しかも、ギガビョーゲンが構えた先には農家さんの果樹園があり、避けると当たってしまう。フォンテーヌ、スパークル、アースは森の間にある柵の前に立ち、その瞬間にギガビョーゲンはエネルギー波を放った。

 

「「ぷにシールド!!」」

 

ペギタンとニャトランはそう叫び、最大出力でシールドを張って防ぐ。

 

「ギガァ・・・・・・!!」

 

しかし、ギガビョーゲンは攻撃の威力を上げて、シールドを押し始める。

 

「うっ、強っ! 押し返される!!」

 

「くっ・・・・・・!!」

 

スパークルとアースは苦しい表情をし始め、アースがサポートをしようと前に出る。

 

「空気のエレメント!!」

 

アースは空気のエレメントボトルをセットして、空気の塊を放った。

 

「ギガビョォ・・・・・・ゲェェェン!!!!!」

 

しかし、ギガビョーゲンは口からの光線でそれを打ち消し、自分の攻撃の威力をさらに上げた。

 

「うっ、うぅぅぅぅぅ・・・・・・!!!!」

 

「くっ、うぅぅぅぅぅ・・・・・・!!!!」

 

攻撃を押されて顔を顰めるフォンテーヌとスパークル。ペギタンとニャトランもうめき声を上げながら防ぐが、シールドにはヒビが入り始めていた。

 

「みんなぁ!!!! ぐっ・・・!!!!」

 

「他人の心配をしている暇があるのか・・・・・・?」

 

「くっ・・・がはっ!!??」

 

グレースはそんな状況を見て叫ぶも、ハザードは淡々とそう言いながら踏む力をさらに強くし、捻るように踏み込むとグレースは痛みで目を見開き、口から空気を吐いた。

 

「ぐっ、ぅぅぅぅ・・・・・・!!」

 

ハザードはグレースから足を退けると今度は胸倉を掴んで持ち上げ、体から黒いオーラを発する。

 

「さて・・・そろそろお前を消して、完全になるか・・・・・・」

 

「ぅぅぅぅ・・・っ!? ぐっ、うっ、うぅぅぅぅぅ!!!!」

 

ハザードは黒いオーラをさらに強く発すると、グレースの体が白いオーラに包まれ、そのオーラがハザードへと移っていく。すると、グレースが苦しみ始めた。

 

「グレース!! グレース!!!!」

 

「ぅぅぅぅぅ・・・・・・」

 

ラビリンはグレースに呼びかけるが、ラビリンの声が聞こえないくらいに苦しんでいた。

 

「ふふふっ・・・・・・」

 

ハザードはその様子を見て、不敵な笑みを浮かべていた。

 

「うぅぅぅ・・・・・・!!」

 

「ぐぅぅぅぅぅ・・・・・・!!」

 

「んぅぅぅぅぅぅぅ・・・・・・!!!!」

 

『・・・・・・だったらお手当てなんかしなきゃいいじゃない』

 

『お手当てをやめれば、望みが叶うんじゃない?』

 

ラビリン、ペギタン、ニャトランはクルシーナとダルイゼンの言葉を思い出し、その目には涙が浮かんでいた。

 

「くそっ・・・・・・私は、どうすればいいんだ・・・・・・!?」

 

かすみは地面に手を叩きつけながら、悔しそうに叫ぶ。このままではグレース、のどかが消されてしまう。抵抗しても主導権も取り返せない自分は、一体どうすればいいのか・・・・・・?

 

「・・・・・・だったら、お前がもっと抗えばいい」

 

「っ!? 誰だ!!??」

 

すると、かすみの頭の中に声が響き、かすみは立ち上がって辺りを見渡す。

 

「私はここだ・・・・・・」

 

「っ!!」

 

声がした方向に振り向くと、自分と同じ姿だが、カスミーナと同じような姿の少女が不敵に笑みを浮かべながら立っていた。

 

「誰だ、お前は・・・・・・!?」

 

「お前は私だよ、お前の中の闇さ。お前が本来持つはずだったビョーゲンズとしての本能さ・・・・・・お前が入れたメガパーツがそうさせたのさ・・・・・・」

 

かすみが動揺したように叫ぶと、カスミーナ似の少女はそう説明する。

 

「それよりも、お前はあのプリキュアを助けたいんだろ? だったらもっとお前が利用して、抗えばいい」

 

「何だ、お前は・・・・・・どうして、私にそんなことを言う・・・・・・?」

 

かすみがそう言うと、少女は口元をさらにニヤリと歪める。

 

「私はお前のことを気に入っているからだよ・・・・・・」

 

「何・・・・・・?」

 

「本当はお前を内側から操ってビョーゲンズと同じようにしようとしていた。だが、それすらも抗ってプリキュアのために動くお前に感心した。実に面白い・・・・・・!」

 

「っ・・・・・・!!」

 

少女はそう話すと、かすみは睨みつけながら警戒する。

 

「どうだ? 私はお前に力を貸すことができる・・・・・・お前がまだ抗うのを諦めていないというのであれば、お前に力を与えてやろう・・・・・・」

 

「ふ、ふざけるな!! お前はビョーゲンズなんだろう? カスミーナと同じなんだろう? そんな奴の言うことなんか信じられるか!!!!」

 

少女はそう言ってかすみへと手を差し伸べると、かすみは首を振りながら拒絶しようとする。

 

「信じるも信じないもお前次第だ。だが、このままではあのプリキュアは消えるのではないか?」

 

「っ・・・・・・!!」

 

「意地を張って助けられないくらいなら、私の手を取って少しでも助けたほうがマシだと思うがな・・・・・・」

 

少女がそう言うと、かすみは反論できず悔しそうな顔をする。そして、再びグレースの姿を見る。

 

『うぅぅぅぅぅ・・・・・・!!!!』

 

このままではグレースが・・・・・・そう考えたかすみは葛藤する・・・・・・。

 

そして・・・・・・・・・。

 

「・・・・・・わかった。今だけお前の力を借りたい。助けてくれ」

 

「・・・ふふふふふふっ」

 

かすみはグレースを助けるために少女に力を貸すように求め、手を差し伸べる。少女は笑い声をあげると、かすみの手を取る。

 

バサッ!!!!

 

「っ!!」

 

その瞬間、少女の背中から悪魔のような黒い翼が広がって、黒く神々しい漆黒のオーラが発せられる。その姿を見たかすみは驚きに目を見開き、見とれていたのであった。

 

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