美少女「.......。」
進之介「あ...あのー....。」
マナ「ちょ...ちょっと、どういう事ですか!?」
真琴「納得いかないわ!!どうしてシンが....。」
レジーナ「そーよそーよ!!それに、貴女はいったい
誰なのよ!?」
アクア「...私は地球連邦軍『次元管理局』所属、
独立外部部隊『グラン・ゲインズ』隊長の
アクア・マーキュリー大佐です。」
マナ「グラン....ゲインズ?」
六花「た...大佐って...。」
ありす「軍の中でもかなり階級が高い方の様ですわね...。」
亜久里「それに...『次元管理局』って、何ですの?」
アクア「この世界を他次元の侵略から守護する為に結成された
組織で、私達はその実行部隊の1つなのです。」
ねこ娘「...そういう割には、ここへ来るのが随分と
遅かったじゃない!?」
アクア「...私達も今まで、別の場所にてレグルス帝国軍と
戦闘を行い、退けてきたばかりなのです。
そして先程、この町に破壊剣(ラグナロク)の契約者が
現れたとの情報が入った為、私が一足早く、
ここへ来た...という訳です。」
「ゴオーーーーーーーーーッ...。」
と、アクアが説明していた時、大貝町の上空に、ペガサスの様な
外見をした戦艦が現れた。
さくら「ほえーーーーーーーーっ!!」
ケロベロス「何やあれは、戦艦か!?」
六花「まさか...レグルス軍の増援!?」
アクア「いいえ、私達の強襲戦艦...『アルテミス』です。」
「シューーーーーン....。」「グイーーーーーン」
そして、『アルテミス』は大貝第1中学校のグラウンドに、
そのまま着陸した。そして、入り口のハッチが開くと...
ラピス「よっしゃー!!敵はどこだー!!」
アンズ「ラピス!!一人で飛び出さないでよ!!」
リータ「ちょっと、二人共!!」
と3人の少女が勢いよく飛び出してきた。
アンズ「って...あれ?何だかもう終わっちゃってるっポイ...。」
ラピス「えっ!?うっそーっ!!せっかく活躍できると思ったのに、
ありえなーーーーーーーい!!」
リータ「あなた達...さっき、姫姉さまが言ってた事、
聞いてなかったの?あたし達は、この戦闘の
後処理をする為に来たのよ。」
ありす「........。」
亜久里「........。」
ねこ娘「........。」
真琴「...何?あの子達....。」
さくら「あの子達も、兵隊さんなのかな...?」
ケロベロス「何か、みょーなのが来たで...。」
「ダダダダダダダダダ.........。」
そして、3人に続いて、連邦兵達も続々と外に出てきて、整列をする。
連邦兵①「..........。」
連邦兵②「..........。」
連邦兵③「..........。」
鬼太郎「普段見ている人間達とは、さすがに雰囲気が違いますね、父さん。」
目玉おやじ「うむ、よく訓練されておるようじゃ。感心、感心。」
と、鬼太郎と目玉おやじが連邦兵に感心の眼差しを向けていると...。
連邦兵④「姫さまーーーーーーっ!!❤」
連邦兵⑤「準備完了でありまーーーーーす!!❤」
連邦兵⑥「早く、我々にご命令をーーーっ!!❤」
と連邦兵は、次々と目をハートの形をさせながら、アクアからの
命令を待っていた。
六花「ひ...姫さま...?」
レジーナ「何なの...あれ?」
ねこ娘「...気持ち悪い....。」
と、その様子を見て、かなり引き気味となる一同...。
アクア「はあ...わかりました。それでは始めてください!!」
連邦兵⑦「了解でありまーーーーーす!!❤」
連邦兵⑧「姫さま、我々の活躍をとくとご覧あれ!!❤」
連邦兵⑨「では、行って参りまーーす!!❤」
とアクアの命令を受けた連邦兵達は、目をハートにさせながら、
町中に散らばり、レグルス兵の回収へと向かった。
鬼太郎「父さん...やっぱり、前言撤回します。」
目玉おやじ「何なのじゃ、あやつらは....。」
ラピス「あーあ、つまんないの....。」
アンズ「ぼやかないのラピス、これも立派な任務でしょ。」
リータ「そうですよ。では、姫姉さま、行ってきます!!」
アクア「お願いね、3人共。」
と、ラピス・アンズ・リータもレグルス兵の回収へと向かった。
進之介「......。」
アクア「さてと...ご同行願えますね?桑田進之介君...。」
マナ「だーかーら!!何でシンが逮捕されなきゃいけないんですか!?」
六花「彼はみんなを守る為に、必死で戦ってくれたんですよ!!」
真琴「なのに、どうして!!」
アクア「...彼が破壊剣(ラグナロク)の契約者だからです...。」
ありす「それだけの理由で...?」
亜久里「到底、納得できませんわ!!」
レジーナ「そーよそーよ!!」
アクア「私達の任務には、彼の様な、契約者...
『次元の王候補(ディオケイター)』の捕獲、
もしくは打倒も含まれているのです。
『第2次次元大戦』の元凶とも言える彼らの...。
それに先程、彼は『次元の王になる』という
宣言まで行いました。そんな人を
野放しに出来るわけが無いでしょう?」
ありす「次元の王候補(ディオケイター)...?」
真琴「そ...それは...。」
マナ「でも...でもシンは違うもん!!シンはみんなを守る為に!!」
アクア「『次元の王』の事を何も知らないあなた達の意見を
聞くつもりはありません!!」
マナ「!!!!!?」
と納得がいかないマナ達の言葉を険しい表情で一蹴するアクア。
進之介「あれ...何だろう?...今のあの人の感じ...
前にどこかで...。」
と、進之介がアクアの雰囲気にどこか懐かしさを感じていると、
レグルス兵の回収に向かっていたラピス・アンズ・リータの3人と、
連邦兵達が、アクアの元へと戻ってきた。
ラピス「姫姉さま!」
アンズ「レグルス兵の回収、」
リータ「全て完了しました!!」
連邦兵達「姫さまーーーーーーっ!!❤❤❤」
アクア「みなさん、ご苦労様でした!!」
ねこ娘「回収したって...何処にもいないじゃない!!」
アンズ「ああ、この『捕縛転移(キャパシティ)』システムを使って、
本部に直接、転移させたのよ。」
リータ「でなければ、これだけの人数を処理できませんから。」
ラピス「わかった?ねこのおばちゃん!!」
ねこ娘「なーーーんですって!?」
と言いながら、鋭い爪を出し、憤るねこ娘。
ラピス「何よ、やる気!?相手になるわよ、『化けねこ』のおばちゃん!!
と、ファイティングポーズをとりながら、ねこ娘を挑発するラピス。
アクア「二人共、やめなさい!!今はそんな事をしている場合ではありません!!」
ラピス「ご...ごめんなさい、姫姉さま...。」
ねこ娘「す...すみません...。」
と二人を叱責するアクアの迫力に押されて、畏縮するラピスとねこ娘。
進之介「やっぱり...あの人...。」
マナ「...シン?」
進之介「.....。」
~ 上空 ~
バイエルン「これはこれは、珍客だな...。」
アルト「どうするんだい?このままだとあの失敗作、
連れていかれそうだけど?」
バイエルン「放っておいて構わん。それに...『3000年ぶりの再会』を
邪魔するのも野暮というものだ。」
アルト「『3000年ぶりの再会』?ああ、そういう事か...。」
バイエルン「では、いくぞアルト...。」
アルト「いつもの褒美はあげないのかい?」
バイエルン「あの女がいれば不要だ。それに、奴らに我々の存在が気付かれたら、
何かと面倒だからな...。」
アルト「了解!!」
バイエルン「ではまた会おう、桑田進之介...これからの戦い、
期待しているぞ。」
「シュン!!」と言いながら、アルトとバイエルンは姿を消した...。
~ 地上 ~
アクア「では次は、私の出番ですね。」
「パアーーーーーーーーーッ!!」とアクアは
そう言いながら、魔法陣を出現させ、魔力を解き放つ。
進之介「!!!!!!?」
ケロベロス「何や!!このごっつい魔力は!!」
六花「あの魔法陣、シンの物と似ているわ...。」
真琴「何する気なの!?」
リータ「町を元に戻すんです。」
アンズ「そうしなきゃ、生活できないでしょ?この町の人達。」
ラピス「あんた達、ラッキーね!!姫姉さまの魔法が見られるなんて!!」
アクア「時空魔法(ドライブ・アタック)!!時間逆転(ウインド・タイム)!!」
「シュイーーーーーーーーーン!!!」「カチーーーーーーーーン!!」
と、アクアが呪文を唱えると、大貝町全体の時間が、巻き戻っていき、
レグルス帝国軍に襲撃される前の状態に戻った。
さくら「ほえーーーーーーーーっ!!」
小狼「す...すごい...俺やさくらとは桁違いだ...。」
ケロベロス「何もんや、あの姉ちゃん...?」
ありす「こ...これって...」
真琴「『次元の監視者(ダイダロス・アイ)のバイエルンって人と
同じ能力...?』
亜久里「では、あの方は...!?」
進之介「やっぱり...これではっきりしたよ...。」
「ザッザッザッザッ....。」
マナ「...シン?」
と、進之介はそう言いながら、アクアの傍へと歩を進める。
アクア「....どう...しましたか...?」
進之介「君...ミリカ...でしょ...?」
マナ「!!!!!?」
真琴「ミリカって...確か...。」
六花「『次元の監視者(ダイダロス・アイ)』の2人が言ってた
3000年前に『次元の王』を封印したっていう
グランバニア王国の王女様...?」
亜久里「そして...シン・ザ・バーネットさんと恋人同士だった...。」
アクア「......はい!!」
「ダダダダダ...」「ガバッ!!」
とアクアはそう言いながら、進之介の所に向かっていき、
そのまま抱き着いた。
ラピス「ひ...姫姉さま!?」
アンズ「ど...どうしたのですか...急に...?」
リータ「あの方とお知り合いなのでしょうか...
それに、ミリカって...。」
アクア「シン...やっと...やっと会えた!!」
進之介「久しぶりだねミリカ...でも、どうして?
君はあの時...。」
アクア「これです...。」
と、アクアは、制服のポケットから懐中時計を取り出し、進之介に見せた。
進之介「これって...たしか僕...いや、シンが君にあげた...。」
アクア「はい...3000年前にあなたから私のバースデープレゼントと
してもらったものです。私は3000年前に、もしもの事が
あった時の為、この懐中時計に自分の力を半分を封じていたのです。
そして、私が息絶えた時に、この懐中時計に魂が宿り、この次元に
転移してきました。そして、15年前、当時2歳に事故で亡くなった
この体の少女に魂を憑依させたのです...。そして、私は
『アクア・マーキュリー』として、第2の人生を歩み始めたのです。」
進之介「...そうだったんだ...。」
レジーナ「何か...おとぎ話みたい...。」
真琴「あなた達はこの事、知っていたの?」
ラピス「し...知るわけないじゃん!!」
アンズ「初耳です...。」
リータ「あたしも驚きました...。」
マナ「...シン...アクアさん...。」
進之介「それじゃ、僕の事も...」
アクア「...わかっていました...けれど、あなたがシンの記憶まで
あるなんて、思いませんでした...。だから、嬉しかった...。
あなたが私の事を覚えててくれたのが...。
それならば尚更、あなたを『次元の王』にするわけには
いかないのです...。」
進之介「けど、僕は...。」
アクア「守るなら...『次元の王』にならなくても出来る事です!!」
「ガバッ!!」
進之介「......!?」
アクア「ですから...破壊剣(ラグナロク)を私に預けてください...
呪いを解く方法はいつか必ず見つけます!!だから...
このまま私と一緒に来てください!!
もう、あなたと離れるのは嫌です...。」
と、アクアはそう言いながら、再度、進之介に抱き着いた。
進之介「...ミリカ...。」
レイス「そうされては困るんだけどね。」
アクア「!!!!!?」
「シューーーーーーーーン...。」
と、そこへ、帰ったはずのレイスが再び姿を現した。
進之介「レイス!?」
レイス「やれやれ、妙な魔力を感じたから戻ってきてみれば...
かつての恋人同士とはいえ、我が主をたぶらかすのは
やめてもらえないかな?ミリカ・ド・グランバニア君?」
マナ「レイスさん...。」
ラピス「何よあいつ、いきなり現れて姫姉さまに向かって!!」
アクア「あなたは...『神々の集団(カタストロフィー)』の...
あなたがシンを!!」
レイス「勘違いしないでもらおうか?破壊剣(ラグナロク)が彼を
契約者に選んだのだ。そして私は、彼を王へと導く
役目があるのさ。邪魔しないでもらおうか?」
アクア「そんな事...認める訳がないでしょう!!」
レイス「ならば、どうする?この私と勝負するかね?」
と不気味な表情をしながら、魔力を放出するレイス。
アクア「いいでしょう...あなたにシンを好きにはさせません!!」
と。対するアクアもレイスを睨みながら、魔力を解き放つ...。
「ビシビシビシビシビシ....」と、二人の魔力が徐々にぶつかり合う...。
真琴「ちょ...ちょっと!!」
ねこ娘「こんなところでやりあう気!?」
ラピス「姫姉さまーっ!!そんな奴、やっちゃえーっ!!」
ケロベロス「あかん!!あんなごっつい魔力同士がぶつかったら、
この町は滅んでまうで!!」
さくら「ほえーーーーーーーーっ!!そんなのダメだよ!!」
進之介「ちょっと二人共、ストーーーーーーーップ!!」
アクア・レイス「!!!!!!?」
と、そう言いながら、一触即発状態だったアクアとレイスの間に
割って入り、二人を止める進之介。
アクア「シン...。」
レイス「我が主...。」
進之介「...レイス、ミリカと二人で話をさせて。」
レイス「話してどうする気だい?」
進之介「いいから...お願い。」
レイス「わかった...好きにしたまえ。」
進之介「ありがとうレイス。ミリカ、行こう...。」
アクア「は...はい...。」
と進之介はアクアの手を引き、少し離れた場所へと歩を進めた。
ありす「助かりましたね...。」
六花「ほんと...心臓に悪いわ...。」
真琴「けど、あのレイスと勝負しようとするなんて...
あの王女様も相当なものね。」
ラピス「当ったり前じゃん!!姫姉さま、すっごく強いんだから!!」
マナ「シン....。」
レイス「......。」
~ 離れた場所 ~
進之介「ミリカ....。」
アクア「シン...もう一度だけ言います...破壊剣(ラグナロク)を
渡して、私と一緒に来てください!!あなたはあの男に
騙されているんですよ!!」
進之介「...それはできない。」
アクア「どうして!?みんなを守るためと言うのなら、
破壊剣(ラグナロク)じゃなくても...。」
進之介「あの時、君を守れなかったから...。」
アクア「!!!!!?」
進之介「3000年前...『次元の王』に戦いを挑んだけど、僕らは
全く歯が立たなかった...。そして君に...つらい選択を
させてしまった...。僕は...シン・ザ・バーネットは
その事をずっと悔やんでいたんだ...だから、僕は、
彼の思いを継ぎたいと思い、破壊剣(ラグナロク)と
契約した。けれど、始めはそのせいでこの町を...
みんなを巻き込んでしまって、契約した事を、
後悔した時もあったんだ...。」
アクア「でしたら、尚更...。」
進之介「けど、さっきの戦いで決心がついたんだ。僕は王様になって、
この世界を...大好きなみんなを守るって!!その為には、
この破壊剣(ラグナロク)が必要なんだ...。
だから...これは渡せない。」
アクア「.........。」
進之介「そしたら...こうしよっか!!」
アクア「...えっ?」
進之介「僕は君と一緒に行く!!そして、君は僕を監視すればいい。
そして、僕がもし、道を誤った時は...いつでも倒して!!
君の判断なら...僕は信じられるから。」
アクア「...シン...。」
進之介「ダメ...かな...?」
アクア「...わかりました!!あなたの決意を信じます!!」
進之介「ほんと!?」
アクア「はい!!それに、あなたが一緒に来てくれる...
こんなに嬉しいことはありません!!よろしくお願いします!!」
進之介「うん!!ありがとう、ミリカ!!」
と進之介は、ミリカに笑顔を向けながらこう語った。
アクア「.........。」
進之介「...どうしたの、ミリカ?」
アクア「...あなたのその笑顔が見たかった...。
例え、今は違う存在でも...あなたは私が愛した
シン・ザ・バーネットそのものです。」
進之介「...それじゃ、戻ろっか。」
アクア「はい!!」
と話を終えた進之介とアクアは、みんなの所へと歩を進めた。
六花「戻ってきたわ!!」
レイス「どうやら、話はついた様だね。」
マナ「シン...アクアさん...どうだったの?」
進之介「うん。僕は、この船に...『グラン・ゲインズ』に
入る事にしたんだ!!」
真琴「えっ!?」
ラピス「な...何ですってー!?」
アンズ「姫姉さま...本当ですか?」
アクア「そうよ。彼には私達のお手伝いをしてもらう事にしたの。
これからの戦い...人手が欲しいところだし、
何より、彼は信頼できます。もちろん、本部には
話は通しておきます。」
六花「何だか...すごい展開になってきたわね...。」
亜久里「まさか、連邦軍が一緒だなんて...。」
リータ「まさか、あなた達も船に乗るのですか?」
マナ「もっちろん!!シンが行くなら、あたし達も一緒だよ!!」
アンズ「姫姉さま...どうします?」
アクア「人手はいくらあってもいいですので、拒む理由はありません。
入隊を許可します。」
レジーナ「本当!?やったー!!」
ありす「これで不安なく、旅立てそうですね。」
ラピス「そういう事なら、これからビシビシとこき使ってやるから
覚悟しなさい、新入り共!!」
真琴「勘違いしないでちょうだい!!あたし達は、あなた達の部下に
なるつもりはないわ!!」
ラピス「何だと、この生意気女!!」
真琴「何よ!?」
アクア「二人共、やめなさい!!」
真琴・ラピス「は...はい...。」
と、先程と同じく、アクアの迫力ある叱責に押された
真琴とラピスであった...。
連邦兵「姫様ーーーーっ!!大変です!!」
アクア「どうしたのですか!?」
連邦兵「トランプ共和国のジョナサン・クロンダイク大統領より、救援要請です!!
トランプ共和国が何者かの襲撃を受けた模様です!!」
亜久里「トランプ共和国が!?」
マナ「そんな!?いったい誰が...。」
進之介「トランプ共和国って...確か、まこぴーの故郷の...。」
真琴「うん...助けに行かないと!!」
レイス「どれどれ...」
とレイスは、左手に持っている本を開き、トランプ共和国の
現状を確認した。
レイス「これは...」
進之介「どうしたの?レイス...。」
レイス「我が主...これを見てくれ...。」
とレイスは本に映し出された映像を、空間にそのまま投影した。
ねこ娘「な...何!?この化け物達!!」
マナ「赤色や灰色...色んな種類がいっぱいいるよ...。」
ケロベロス「それに何やあいつら...まさか、人の魂を
喰っとるんか!?」
犬山まな「ひ...ひどい!!」
鬼太郎「妖怪...ではなさそうですけど...
父さん、何者なんでしょう?」
目玉おやじ「わからん...わしもあんな怪物は見たことないぞい。」
アクア「まさか、あの怪物たちは...。」
レイス「そのまさかだよ...『魔神族』さ。」
六花「魔神族...?」
レジーナ「何なの、それ...。」
レイス「こことは別の次元にある『ブリタニア』という大陸に存在する
怪物達さ...彼らは人間を襲い、その魂を喰らうことで、力を
得るんだ。かつてはそこにいるミリカ君や3000年前の我が主も
『次元大戦』の時に交戦経験がある。」
ありす「それなら、早く助けに行かないと!!」
真琴「もう2度と、あたしの故郷を滅ぼさせはしない!!」
アクア「総員、船に乗ってください!!大至急、トランプ共和国へと
向かいます!!」
ラピス「ラジャー!!姫姉さま!!」
さくら「あたし達も行きます!!」
ありす「えっ!?」
マナ「さくらちゃん...いいの?」
小狼「あんな光景を見せられて...放っておけるわけないだろ?」
六花「小狼君...。」
知世「わたくしは、さくらちゃんが行くというのなら、
どこまでもお供いたしますわ!!」
ケロベロス「そういう訳や!!」
鬼太郎「それは僕達も同じ気持ちさ。」
ねこ娘「真琴の故郷だっていうんなら、尚更行かなきゃね!!」
目玉おやじ「何の罪もない人間があんな風に襲われるのは
あってはならん事じゃ!!」
犬山まな「わたしは戦えないけど...せめて、みんなを
応援したいの!!」
真琴「ねこ娘さん...鬼太郎さん...ありがとう!!」
と涙を流しながら鬼太郎達に、感謝の言葉を述べる真琴。
進之介「マナ、僕達も行こう!!」
マナ「うん!!」
レイス「待つんだ、我が主。」
進之介「どうしたの、レイス?」
レイス「一つ提案だが、これから私と修行を行わないか?」
進之介「修行...?」
真琴「ちょっと!!何言ってるのこんな時に!!」
亜久里「そうです!!シンがいないと、戦力が...。」
レイス「でないと、今の我が主では、『彼ら』には勝てない。」
ありす「『彼ら』...?」
レイス「...『十戒』さ...。」
進之介「!!!!!?」
マナ「『十戒』...?」
アクア「何ですって!?なぜ『十戒』が?あの者達は3000年前に...。」
レイス「何者かが封印を解いた...ということだろうが、他にこの世界に
手引きした者がいるようだね。
どうやら、『真実』のガランと『信仰』のメラスキュラ...
この2名がバックにいる様だ。」
アクア「ガランとメラスキュラが....。」
レイス「(そして...『あの男』も...)」
進之介「でも、修行って何をするの?」
レイス「君本来の魔力を引き出す修行さ。」
進之介「僕本来の...魔力?」
レイス「そう...君はシン・ザ・バーネットの実験体(クローン)だ。
ならば、君の中にも、魔力が備わっているはずさ。
その魔力を引き出せれば、君は破壊剣(ラグナロク)の力を
さらに引き出すことが可能になるはずだよ。」
進之介「けど、そんな時間なんて...。」
レイス「それについては、考えがある。さあどうする、
我が主...?」
進之介「.......。」
マナ「シン...行って!!」
進之介「マナ...。」
マナ「これからの戦い...シンが強くならないと、絶対に乗り切れないと思う。
だから、今回はあたしたちが頑張るから!!」
進之介「でも...大丈夫?」
マナ「当ったり前でしょ!!あたしを誰だと思ってるの?
大貝第一中学の元生徒会長よ!!」
進之介「うん...わかったよマナ!!絶対強くなって戻ってくるから、
それまで無茶したらダメだよ。」
マナ「うん!!」
進之介「それと、ミリカ...」
アクア「わかっています...あなたが来るまで、この子達は、
私が責任を持って守ります。」
進之介「ありがとう、ミリカ!!」
レイス「彼女が一緒なら、時間は稼げるだろう...
では、行こうか、我が主!!」
進之介「うん!!」
「シューーーーーーーーン」と
進之介とレイスはその場から姿を消した。
マナ「シン...気を付けてね...。」
アクア「相田マナさん...でしたね?」
マナ「は...はい!!」
アクア「彼の言う通り、もし『十戒』が現れたら、
絶対に手を出さないでください!!
あの者達は、今のあなた達がどうこうできる
相手ではありませんから。」
マナ「そんなに強いんですか?その『十戒』って...」
アクア「おそらく、今の私よりも...です。」
マナ「........。」
アクア「シンが戻るまで、私達は私達の出来る事をやりましょう!!
行きますよ!!」
マナ「はい!!」
とアクアとマナはそう言いながら、最後に乗艦した。
そして、『アルテミス』は、『魔神族』の襲撃を受けている
トランプ共和国へと向かうのだった。
【 オリジナル設定 】
アクア・マーキュリー (女) (17歳) (オリジナル)
地球連邦軍次元管理局所属の独立外部部隊『グラン・ゲインズ』の
隊長を務めている美少女で、階級は『大佐』、水色の長い髪で
黄色の髪飾りを付けているのが特徴の本作のもう一人のヒロインである。
その正体は、3000年前に次元の王を封印した際に死亡した
グランバニア王国第3王女『ミリカ・ド・グランバニア』の
記憶と力を受け継いだ少女であるが、
アクア・マーキュリー『本人』は、当時2歳に、不慮の事故で
亡くなっており、ミリカの魂を宿した懐中時計が
憑依して、復活を果たす。
そして成長し、父親が総司令を務める地球連邦軍へと入隊すると、
すぐさま頭角を現して数々の功績をあげ、17歳の若さで、
『大佐』へと昇進し、世界を他次元の侵略から守る為に
結成された『グラン・ゲインズ』の隊長に任命される。
その容姿や言動、立ち振る舞い、強いリーダーシップから、
ラピス・アンズ・リータの3人娘からは『姫姉さま』、
他の部下からは『姫様』と呼ばれている。
レグルス帝国軍が侵攻してきた際、破壊剣(ラグナロク)の契約者である
進之介の情報を聞きつけた為、当初は捕獲を目的で彼に接近したが、
彼がかつての恋人でもあった『シン・ザ・バーネット』の
記憶と力を受け継いだ事を知ると、進之介に好意を抱き、
破壊剣(ラグナロク)を自身に預けて、共に来てほしいと
懇願するが、断られる。その代わり、進之介から
『グラン・ゲインズ』で共に戦い、万が一、道を誤ったら、
いつでも倒して良いと、決意の提案をされると、これを快諾。
以後は進之介と共に、部隊の中核を担っていくこととなる。
強力な魔力の持ち主ではあるが、現時点では、
ミリカの全盛期の三分の一にも満たない。
しかしそれでも、ラピス・アンズ・リータの3人娘や、
マナ達プリキュアを遥かにしのぐ戦闘力を持ち合わせている。
ラピス・シュナイダー (女) (14歳) (オリジナル)
『グラン・ゲインズ』に所属するアクアの部下で、階級は『少尉』、
ピンクのツインテールが特徴の明朗活発な少女である。戦闘は、
肉弾戦が主体で、『闘圧』も使用可能で、戦闘力もかなり高い。
3人娘の中ではリーダー格であり、
アンズ・リータとは大の仲良しで、常に行動を共にしている。
アクアを『姫姉さま』と呼び、尊敬している。
アンズ・ハットリ (女)(14歳)(オリジナル)
ラピスやリータと同じく『グラン・ゲインズ』に所属する
アクアの部下で、階級は『少尉』、赤紫色のショートカットが
特徴の少女である。古くから続く忍者の一族の末裔であり、
忍術が得意である。戦闘においては、連邦軍が開発した、
『シャドウ・スーツ』を身に纏い、身体能力を向上させて、
主に敵の陽動・かく乱する役目となる。
ラピスと同じく、アクアを『姫姉さま』と呼び、尊敬している。
リータ・クランベリー (女) (14歳) (オリジナル)
ラピスやアンズと同じく『グラン・ゲインズ』に所属する
アクアの部下で、階級は『少尉』、金髪のお団子頭が
特徴の少女である。3人娘の中で唯一、魔力を
持ち合わせているが、魔法は使用できない為、
連邦軍の最新兵器である『サテライト・バスター』を
使用して戦闘を行う。主な役割は、敵の狙撃と、
味方の後方支援である。
ラピスやアンズとと同じく、アクアを『姫姉さま』と呼び、
尊敬している。
第10話終了です。そして今回で第1部が終わり次回から新章『トランプ共和国編』へと突入します。