~ アルテミスブリッジ内 ~
犬山まな「アクアさん...変身しちゃったよ...。」
知世「あのお姿は一体...。」
ジョナサン「マーキュリー大佐...。」
ナットー艦長「あれが...姫様の本当のお姿だ。」
知世「えっ!?」
ジョナサン「本当の...姿?」
犬山まな「けど、あの化け物達相手に、一人で戦うなんて、
無茶だよ!!」
ナットー艦長「いや...むしろ、その逆だな...。」
ジョナサン「どういうことですか?ナットー艦長...。」
ナットー艦長「見てればわかりますよ、ジョナサン大統領。」
~ アルテミスの外 ~
キュアブラック「な...何が起きたの!?」
キュアホワイト「変身...とは違うみたいだけど...。」
ナツメ「うん...。」
マナ「...ミリカさんだ...。」
キュアダイヤモンド「マナ?」
マナ「あの人...ミリカ・ド・グランバニアさんだよ!!」
キュアソード「あの人が!?」
キュアエース「では、元の姿に戻ったという事ですか...?」
アンズ「あれが...本当の姫姉さま...。」
リータ「あたし...今、とても感動しています!!」
ラピス「何か、スゲー事が起きそうな気がする!!」
と、アクアがミリカの姿に戻ったのを驚きと尊敬の表情で見つめる一同。
ガラン「ぐぬぬぬ.....。」
メラスキュラ「ミリカ・ド・グランバニア...。」
ミリカ「どうしたの?早くいらっしゃい!!」
ガラン「ならば...死ねーい!!惨散斬(ざんばらざん)!!」
「ドドドドドドドドドドド!!!」
と、ミリカの挑発に乗り、惨散斬(ざんばらざん)で
攻撃を仕掛けるガラン。
メラスキュラ「馬鹿!!不用意に近づいたら!!」
ミリカ「時空魔法(ドライブ・アタック)!!重力速!!(アンチ・アクセル)!!」
「パアーーーーーーーッ....。」
ガラン「!!!!!!!!?」
「ド....ド....ド...ド...ド...ド...」
と、ミリカが、重力速(アンチ・アクセル)を放つと、
ガランの動きが、急激に遅くなった。
さくら「ほえーーーーーーーっ!!」
ねこ娘「な...何、あれ...?」
鬼太郎「ガランの動きが...。」
目玉おやじ「急に遅くなったのう...。」
ガラン「ぐ....ぬ....ぬ....ぬ....
お....の....れ....ーっ..」
ミリカ「はい、ご苦労様!!
黒魔法(ブラック・アタック)!!火炎球(メギド・スフィア)!!
「ブオーーーーーーーーッ!!」
と、今度は、凄まじい魔力の火の玉で、ガランを包み込むと、
そのまま吹き飛ばし、ディメイション・ウォールの壁に、何度も
叩きつけて、最後に大爆発を起こした。
「ドッカーーーーーーーーン!!」
ガラン「ぐぎゃーーーーーーーーーーっ!!!」
と、大ダメージを受けたガランは、そのまま地面へと倒れて、悶絶する...
ガラン「お....お....お....」
メラスキュラ「ガラン...くっ!?それなら、これはどうかしら!!
暗憺の繭(あんたんのまゆ)!!」
「ブウーーーーーーーーーン....。」
と、メラスキュラは暗憺の繭(あんたんのまゆ)を発動させると、
ミリカの周りを影で包み込んだ。
メラスキュラ「あなたの魂をいただくわよ...ミリカ!!
招来魂(しょうらいこん)!!」
と、メラスキュラはミリカの背中に手を当てて、魂を
抜き取ろうとするが...
「バリバリバリバリバリ!!!!!」
メラスキュラ「ぎゃあーーーーーーーっ!!」
と、メラスキュラの体に突如、強大な魔力の波動が
流れ込み、大ダメージを負わせた。
ミリカ「おあいにく様ね、メラスキュラ...
こんな事もあろうかと、あたしの魂に
ちょっとした細工をしておいたのよ!!」
「パアーーーーーーーーッ....。」
と、メラスキュラが、ミリカの魂を抜き取るのに
失敗すると、周辺の暗闇が晴れて、元の風景に戻った。
メラスキュラ「くうう...ミリカーーーーーッ!!」
ミリカ「黒魔法(ブラック・アタック)!!飛翔剣(ツルギノマイ)!!」
「ズババババババババババーーーーーーッ!!!」
メラスキュラ「ああああああああーーーーーっ!!!」
と、ミリカは無数の魔力の剣をメラスキュラの周りに召喚すると、
次々と切り付けて、大ダメージを負わせた。そして、
メラスキュラは最後にガランの近くへと吹き飛ばされて、
地面へと倒れこんだ。
メラスキュラ「あ....あ....あ....」
キュアダイヤモンド「な...何て人なの...?」
キュアロゼッタ「あんな化け物相手に...。」
ケロベロス「エ...エグいで、あの姉ちゃん...。」
ミリカの圧倒的な強さに驚愕する一同。
ミリカ「残念だったわね、これで終わりよ!!」
「バアーーーーーーーーッ!!」
と、ミリカの足元に、巨大な魔法陣が出現する。
そして、ミリカが左手を前方にかざすと、凄まじい魔力が
溢れ出て、強大な魔力のエネルギー体が形成される...。
レジーナ「あ...あれって...」
マナ「シンの殲滅魔法剣(ファイナル・アタック・ヴァイト)と
同じ力だよ!!」
ガラン「あ.....う.....」
メラスキュラ「ひ...ひい...」
ミリカ「殲滅魔法(ファイナル・アタック)!!破邪光波(ヘヴンズ・ブラスト)!!」
「シューーーーーーーーッ...」「ドオーーーーーーーーン!!」
と、ミリカは形成されたエネルギー体から、強大な魔力の光波を放つと、
ガランとメラスキュラに直撃した。
ガラン「ぐあーーーーーーーーっ!!」
メラスキュラ「ああああああああーーーーーっ!!」
「ドドドドドドドドドドドドッカーーーーーーーーーン!!!」
と、破邪光波(ヘヴンズ・ブラスト)の直撃を受けた
ガランとメラスキュラは、大爆発を起こし、跡形もなく消滅した。
ねこ娘「か...勝った...の?」
キュアソード「こんな...あっさり...?」
マナ「ミリカさん...強い!!」
一同「うおーーーーーーーーっ!!」
と、ミリカの完勝とも言える圧倒的な勝利に、
歓喜するグラン・ゲインズのメンバー達。
ミリカ「!!!!?ううう.....。」
「シューーーーン....。」
アクア「.......。」
と、殲滅魔法(ファイナル・アタック)を使用した影響で、
魔力を使い果たし、アクアの姿へと戻ったミリカ。
それと同時に、アクア達の囲んでいた
次元壁(ディメイション・ウォール)も跡形もなく消滅した。
アクア「...やっぱり、いきなり殲滅魔法(ファイナル・アタック)は
無茶だったかな...体中が痛い...。」
タクティス「お見事!!」「シュン!!」
アクア「!!!!?」
と、そこへ、高見の見物をしていたタクティスが、
アクアの前へと降り立った。
タクティス「さすがは、3000年前の『次元大戦』最強の魔導士だ。
格が違ったね...けど、喜ぶのはまだ早いよ!!」
アクア「何...ですって...?」
「ピキーーーーーーーーン!!」
と、ガランとメラスキュラが消滅した場所から、突如、光の柱が
出現して、2体が蘇った。
ガラン「.......。」
メラスキュラ「.......。」
さくら「ほえーーーーーーーっ!!」
ケロベロス「ど...どないなっとんねん、これは!?」
キュアホワイト「うそでしょ...。」
キュアブラック「ありえない...。」
と、ガランとメラスキュラの復活に驚愕する一同。
タクティス「やあ、気分はどうだい?お二人さん...。」
ガラン「良いわけが無かろう!!ここまでコケにされて!!」
メラスキュラ「あんたの仕業ね、タクティス...。」
タクティス「念の為に、保険をかけておいて良かったよ。」
「スッ...。」と、タクティスは、一枚のマジック・カードを
取り出し、ガランとメラスキュラに見せた。
タクティス「これは、死者蘇生(レアニマシオン)のカードさ...
このカードの力を君達にかけておいた。
そうすれば、例え完全に消滅したとしても、
一度だけ、完全に復活することができるのさ。」
メラスキュラ「いつの間に...。」
ガラン「お主...ワシ達が負けると思っていたのか!?」
タクティス「備えあれば患いなし...というやつだよ。
現に君達、完膚なきまでにやられちゃったじゃないか?」
ガラン「ぐぬぬ.....。」
メラスキュラ「...まあ、良いわ。今はこの女は『ミリカ』じゃない...。
それに、魔力も使い果たしちゃったみたいだしね。」
ガラン「さてと、これからじわじわとなぶり殺してくれるわ!!」
タクティス「ああ...残念だけど、君達ももう良いよ。」「スッ...。」
と、タクティスは、懐から1枚のカードを取り出して、ガランと
メラスキュラの方へと向けて、発動させた。
「ピカーーーーーーーーーーッ!!」「ドオーーーーーーーーーッ!!」
メラスキュラ「な...何よ、これはーーーーっ!!」
ガラン「どうなっとるんじゃーーーーーーーっ!!」
と、ガランとメラスキュラが、光の柱に包まれると、
そのまま上空へと昇り、巨大な光の十字架へと変化した...。
マナ「な...何よ、あの十字架!?」
タクティス「さあ...最後のゲームを始めようか!!」
と、ミリカが、圧倒的な強さでガランとメラスキュラを倒したのも
束の間、タクティスの魔法によって蘇った彼らが、
今度は謎の巨大な光の十字架に変貌を遂げた。
一体、この十字架は何なのか...
そして、この後、トランプ共和国の存亡をかけた最後の戦いの
火蓋が切って降ろされようとしていた!!
第15話 ~ 帰ってきた最強魔導士 ~ ( 完 )
第15話終了です。