次元大戦   作:ポコ太

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第2話です。


第2話~ 誕生!新たなる『次元の王候補』!! ~

~ 東京クローバータワー周辺 ~

 

ジコチュー「ジコチューーーーーーッ!!」

 

ドカンドカンドカーーン!!

 

町民男性「うわーーーーっ!」

 

町民女性「きゃーーーーっ!」

 

謎の2人組に突如召喚された5体のジコチューは、

 

人々や建物を次から次に蹂躙していく。

 

そして、クローバータワー周辺は、

 

ジコチューの攻撃によって、廃墟と化していった。

 

そして、マナ達を乗せた車が現場に到着すると、

 

マナ「何..これ..ひどい!!」

 

真琴「あのジコチュー達の仕業ね!」

 

六花「許せないわ..!」

 

ありす「セバスチャンは、町民の皆さんを避難させて!」

 

セバスチャン「かしこまりました。お嬢様!」

 

亜久里「本当にジコチューなんですね...

 

みなさん、変身しましょう!」

 

一同「うん!」

 

マナ・六花・ありす・真琴「プリキュア!ラブリンク!」

 

亜久里「プリキュア!ドレスアップ!」

 

マナ達4人は光に包まれて、亜久里はアイちゃんから出現した

 

ラブアイズパレットによって炎に包まれ、5人は変身を果たす。

 

キュアハート「みなぎる愛!キュアハート!」

 

キュアダイヤモンド「英知の光!キュアダイヤモンド!」

 

キュアロゼッタ「陽だまりポカポカ!キュアロゼッタ!」

 

キュアソード「勇気の刃!キュアソード!」

 

キュアエース「愛の切り札!キュアエース!」

 

5人「響け!愛の鼓動!『ドキドキ!プリキュア!』」

 

キュアハート「愛を無くした悲しいジコチューさん、このキュアハートが

 

       あなたのドキドキ取り戻してみせる!」

 

と、変身を終えた5人は定番の台詞を決め、ジコチューへと

 

挑んでいった。

 

レジーナ「出でよ!ミラクルドラゴングレイブ!」

 

そうレジーナが叫ぶと、3種の神器の1つであるミラクルドラゴングレイブが

 

現れて、レジーナの手に収まり、戦闘態勢をとる。

 

町民女性「あっ、プリキュアよ!」

 

町民男性「本当だ、頼むぞプリキュア!」

 

とプリキュアの登場に歓喜する町の人々。

 

キュアハート「はあーーーーっ!!」

 

キュアダイヤモンド「煌めきなさい!トゥインクルダイヤモンド!」

 

キュアロゼッタ「えーーーーいっ!!」

 

キュアソード「閃け!ホーリーソード!」

 

キュアエース「ときめきなさい!エースショット!ばっきゅ~ん!」

 

レジーナ「これでも喰らいなさい!」

 

6人が一斉にジコチュー達に攻撃を仕掛けていき、

 

ジコチュー5体「ジコチューーーーッ!!」

 

攻撃を受けたジコチュー達が、悲鳴をあげながら倒れていく。

 

その様子を上空から見ていた謎の2人組は、

 

?①「...何だい、あの小娘達は?」

 

?②「この世界の戦士でプリキュアという者達だそうだ。

 

   かつてあのジコチューを倒したと情報にある。」

 

?①「ふーん。まあ、あいつらに用はないんだけど、

 

   少し遊んでやるか!」

 

そういうと、手に持っていたノートが光りだした瞬間、

 

ジコチュー5体が一斉に立ち上がる。そして...

 

ジコチュー5体「ジコチューーーーーッ!!」

 

5体のジコチューの前に突如、魔法陣が出現し、

 

火の玉の様な物体が次々と発生する。

 

キュアハート「な..何あれ..魔法陣!?」

 

キュアソード「何をする気なの?」

 

キュアエース「こ..これは..?」

 

と、今まで見たことのないジコチューの攻撃に

 

驚きの表情を見せる6人。すると..

 

ジコチュー5体「初期魔法(ファーストアタック)!火炎連弾(メギド・バルカン)!」

 

ドドドドドドドドドドドーーーーーーーーッッッ!!」

 

5体のジコチューが何と呪文を唱えると、5つの魔法陣から、火の玉が

 

バルカン砲のごとく無数に放たれる。

 

キュアロゼッタ「プリキュア!ロゼッタリフレクション!」

 

キュアロゼッタが即座にバリアを6人の前面に張り、防ごうとするが、

 

「ピキピキピキピキ......」

 

キュアロゼッタ「....!?」

 

5つの魔法陣から無数に放たれる火の玉を防ぎきれず、バリアにヒビが入り、

 

ついに破られて、火の玉が次々と6人に直撃する。

 

6人「キャーーーーーーーーッ!!!」

 

火炎連弾(メギド・バルカン)を受けてしまった6人は倒れてしまう。

 

キュアハート「...みんな...大丈夫...?」

 

キュアダイヤモンド「...な...何とか...。」

 

キュアソード「何でジコチューが魔法なんて使うのよ!

 

       レジーナ、何か知ってる?」

 

レジーナ「し..知るわけないでしょ!それにあのジコチュー、何か変よ!

 

     プシュケーも全く感じないし...。」

 

キュアエース「いったいどうなっているの...。」

 

キュアロゼッタ「...みんな...ごめんなさい...。」

 

 

 

~ 上空 ~

 

?②「3000年前のグランバニアの魔法か..随分と古い手を

 

   使うな...。」

 

?①「まあ、使えそうだったから『サンプル』をいくつか採取して

 

   おいたのさ。それをあのジコチューに組み込んでみた。」

 

?②「まあ、あの程度で苦戦するようならもういい。始末しろ。」

 

?①「了解。」

 

ジコチュー5体「ジコチューーーーーーーーーッッッ!!」

 

ジコチュー5体が再び前方に魔法陣を出現させ、火炎連弾(メギド・バルカン)を

 

放とうとする。プリキュア達6人は何とか立ち上がり、

 

キュアハート「またあれが来る...こうなったらみんな、いくよ!」

 

ダイヤモンド・ロゼッタ・ソード・エース「うん!!」

 

キュアハートがマジカルラブリーハープの弦を爪引くと、プリキュア達5人が

 

エンジェルモードとなり、空中で陣形を組み立てる。そして、

 

「プリキュア!ロイヤルラブリーストレートフラッシュ!」

 

と5人が叫ぶと、陣形の中央から強力な虹色のビームが放たれ、星屑のように

 

拡散される。

 

ジコチュー5体「初期魔法(ファーストアタック)!火炎連弾(メギド・バルカン)!

 

「ドドドドドドドドドドドド........ッッッッ!!!!!!!!!」

 

プリキュアロイヤルラブリーストレートフラッシュと火炎連弾(メギド・バルカン)が

 

両者の間で激しくぶつかり合う。

 

ハート・ダイヤモンド・ロゼッタ・ソード・エース「はあーーーーーーっ!!」

 

ジコチュー5体「ジコチューーーーーッ!!」

 

レジーナ「これで終わりじゃないわ!行っけえーーーーーっ!」

 

「ドーーーーーーーーン!!」

 

レジーナがそう叫ぶと、ミラクルドラゴングレイブの先端から強力なビームが

 

放たれると、ついに火炎連弾(メギド・フレイム)をかき消し、

 

ジコチュー5体に命中した。

 

ジコチュー5体「ジコチューーーーーーーーーッッッ!!!」

 

「シューーーーーーーーーンンンンンン...」

 

ジコチュー5体はプリキュアロイヤルラブリーストレートフラッシュと

 

ミラクルドラゴングレイブから放たれたビームを受けて、消滅していった..。

 

キュアハート「やったーーーー!!」

 

キュアダイヤモンド「ふう..。何とかなったわね!」

 

キュアソード「けど、あのジコチュー、いったい何だったのかしら...?」

 

キュアエース「結局、何もわからずじまいですね...。」

 

レジーナ「でも、これで一件落着ね!」

 

キュアロゼッタ「いえ、まだそうとも言い切れません..

 

        町や人々の被害がまだそのままです..」

 

キュアソード「そういえば..何で元に戻らないの...?」

 

キュアハート「..考えても仕方ないよ..あたしたちもこれから町のみんなを

 

       助けようよ!」

 

一同「うん!」

 

と、6人が人々の救助に向かおうとした時、

 

「キュイーーーーーーーーーン!!」

 

キュアハート「...えっ!?」

 

キュアエース「こ..これは..!?」

 

キュアソード「何が起きているの!?」

 

6人は東京クローバータワー周辺の時間が巻き戻っていくのを

 

驚愕した表情で眺めていた。そして時間が巻き戻り、

 

先ほど倒したはずのジコチュー5体が再び現れた!

 

ジコチュー5体「ジコチューーーーーーーーーッッッ!!」

 

キュアハート「う...うそ...っ」

 

キュアダイヤモンド「...時間が...巻き戻った...!?」

 

キュアソード「いったい、何がどうなってるのよ!?」

 

レジーナ「...もう!訳わかんない!!」

 

キュアエース「けれど、町や人々も元に戻っているようですし、

 

       今度こそ被害を出さないようにジコチューを

 

       倒しましょう!」

 

一同「うん!」

 

と、勢いよく再び5体のジコチューに向かっていく6人。

 

~ 上空 ~

 

?①「..時間を巻き戻したのかい?」

 

?②「ああ。まだ我々の仕事は終わっていないからな。それに、

 

   あれはもういいだろう。さっさと小娘達を始末しろ。」

 

?①「了解。それではコイツでどうかな?」

 

といいながら?①は再びノートを光らせた。

 

すると、クローバータワー上空に次元の歪みが出現し、ジコチュー5体を

 

全て飲み込んだ。

 

キュアハート「..えっ!?」

 

キュアエース「ジコチューが..吸い込まれた..?」

 

レジーナ「今度はいったい何なのよ!?」

 

と上空を不安げに見つめる6人の前に、次元の歪みから巨大な光が放たれた。

 

「ドオーーーーーーーーーーーーーーンンン!!!]

 

一同「キャーーーーーーーーッツ!!!!!」

 

あまりの衝撃と爆風で吹き飛ばされた6人の前に1匹の怪物が

 

姿を現した。

 

???「グオーーーーーーーーッッッ!!」

 

その姿は、全身が鋼のような筋肉で覆われており、色白で、虎のような

 

容姿をしており、鋭い爪が生えて身長は3メートルをゆうに超えていた。

 

そして、体からは強力な赤い魔力のオーラが噴き出していた..。

 

キュアダイヤモンド「何..あの化け物..!?」

 

キュアソード「ジコチュー..じゃないよね..?」

 

レジーナ「何でもいいわよ。1匹になったんだから全員で

 

     かかれば楽勝だよ!!」

 

キュアエース「レジーナ、油断は禁物です..!あの化け物からは

 

       先ほどのジコチューよりも遥かに強い力を感じます..。」

 

キュアハート「...相手が何であろうと、あたしたちはプリキュアだよ!

 

      あの化け物を何とかしなきゃこの町もみんなも守れない!」

 

キュアロゼッタ「はい!」

 

 

 

~ 上空 ~

 

?②「次元獣人(ビースト)ガレオンか...これで終わったな..。」

 

?①「雑魚ども相手にやりすぎたかな?けれど、

 

  もういいかげんに現れてほしいけどね...

 

  さもないとこの町、消しちゃうよ?

 

  実験体ナンバー86!」

 

謎の2人組が話をしている間、地上ではキュアハート達6人が

 

新たに出現した次元獣人(ビースト)ガレオンの手により、

 

絶体絶命の危機にさらされていた...。

 

 

 

~ 地上 ~

 

キュアハート「うっ....ううっ...あたしたちの力が

 

       通じないなんて..どうして...。」

 

キュアソード「つ...強すぎる...。」

 

レジーナ「い..痛い..痛いよ...。」

 

キュアエース「まさか...これ程とは..」

 

キュアダイヤモンド「もう..体が..。」

 

キュアロゼッタ「お...お父様...。」

 

プリキュア達6人は、次元獣人(ビースト)ガレオンに挑んでいったが、

 

圧倒的な力の差により手も足も出ず蹂躙され、倒れていった...。

 

キュアハート「...プリキュアは..。例え相手がどんなに強大でも..

 

       絶対に..あきらめないんだから...!]

 

と、まともに立つこともままならぬ状態ながら、キュアハートは

 

必死の思いで立ち上がり、こう言った...。そして...

 

キュアハート「あなたに届け!マイ・スイート・ハート!」

 

と次元獣人(ビースト)ガレオンに向けて、

 

マイ・スイート・ハートを放つが...

 

ガレオン「グオーーーーーーーーッッッ!!」

 

「ドオーーーーーーーーッッッ」

 

と、ガレオンは、口から強力な破壊光線を放つと、

 

マイ・スイート・ハートはあっさりと破られて、

 

キュアハートに直撃した。

 

キュアハート「ああああああーーーーーーーーっっっ!!!」

 

キュアダイヤモンド「ハートーーーーーーーーッッッ!!!」

 

「ドゴォーーーーーーーーーーーーーーーン!!!」

 

吹き飛ばされたキュアハートは、壊れたビルの外壁に叩きつけられて、

 

仰向けに倒れてしまった...。

 

キュアハート「...そ..そんな..こんなことって...。」

 

キュアハートは目に涙を浮かべながら無力感に打ちひしがれていた。

 

ドシン...ドシン...ドシン...

 

と、次元獣人(ビースト)ガレオンは、キュアハートに

 

とどめを刺すべく歩を進め、再び、破壊光線の発射体制をとる。

 

「ブーーーーーーーーーーーーーーーン!!!」

 

キュアダイヤモンド「ハート..逃げて..。」

 

キュアソード「や..やめて..お願い..だから..。」

 

キュアロゼッタ「マ...マナちゃん...。」

 

キュアハート「あたし...こんな所で...い..いや..まだ死にたくない..。」

 

       まだやりたいことが..いっぱいいっぱいあるのに..。

 

       お父さん..お母さん..おじいちゃん..みんな..。」

 

進之介(回想)「相田さん!」

 

と、絶望感に襲われるキュアハートの脳裏には家族、友達、

 

プリキュアの仲間や妖精たち、そして最後に、笑顔の進之介の顔が

 

思い浮かぶ...。そして...

 

キュアハート「...桑田君...助けて...。」

 

と、キュアハートが涙を流しながら呟いたその時、

 

進之介「やめろーーーーーーっ!!」

 

ガレオン「......!?」

 

「バッ!!」

 

キュアハートにとどめを刺そうとするガレオンの前に、

 

走って駆け付けた進之介が息を切らせながら

 

両手を広げて立ちふさがった。

 

進之介「はあっ...はあっ...はあっ...」

 

キュアハート「桑田....君...?」

 

キュアダイヤモンド「桑田君...」

 

レジーナ「...進之介...?」

 

キュアソード「..あの子..どうして...?」

 

~ 上空 ~

 

?②「...ようやくお出ましのようだな...。」

 

?①「やれやれ...待ちくたびれたよ...

 

   さあ、早く『破壊剣(ラグナロク)』を

 

   出して見せろ!!」

 

~ 地上 ~

 

進之介「やめろ!この子に手を出すな!」

 

キュアエース「そこのあなた!何をしているのです、

 

       早く逃げなさい!」

 

進之介「嫌だ!!」

 

キュアエース「...えっ!?」

 

進之介「この町に来てせっかくできた友達がやられそうに

 

    なっているのに、見捨てるなんて僕にはできない。

 

    やるなら僕をやれ!!」

 

キュアハート「く..桑田君..ダメっ...。」

 

~ 上空 ~

 

?①「...どうする..?」

 

?②「かまわんさ..やれ!!」

 

?①「了解。それではお望みどうりにしてやるよ。

 

   やれ!ガレオン!!」

 

~ 地上 ~

 

ガレオン「グガーーーーーーーッ!!」

 

とガレオンが叫ぶと、口から破壊光線が

 

進之介の方へと向けて放たれた。

 

キュアハート「い...嫌ーーーーーーっ!!!」

 

進之介「.....。!!!」

 

「ピカッ!!バアーーーーーーーーッッッ!!!!」

 

その時、突如、進之介の首飾りが光りだし、

 

それがバリヤーとなってガレオンの破壊光線を防ぎ、かき消した。

 

ガレオン「!!!!!!!!?」

 

進之介「こ...これは...?]

 

~ 上空 ~

 

?①「...この反応は...!?」

 

?②「ついに始まったか....!!」

 

~ 地上 ~

 

?「...力が欲しいか...?」

 

進之介「....!!」

 

 

~ 進之介の思考の中 ~

 

?「汝...力が欲しいか..?」

 

進之介「...誰?」

 

ラグナロク「わが名は破壊剣(ラグナロク)...最強の力を継ぐものなり..。」

 

進之介「最強の...力?」

 

ラグナロク「汝が力を欲するなら、我と契約せよ..

 

      さすれば、あの少女達を救う事も容易いだろう...。」

 

進之介「...。」

 

(男性の声)「そうか...。」

 

進之介「えっ!?」

 

と驚く進之介の隣に、彼によく似た青年の思念体が姿を現す。

 

進之介「その声は..さっきの..君は誰?」

 

思念体「俺は君だよ。桑田進之介...。」

 

進之介「君は...僕...?」

 

思念体「それよりも早く破壊剣(ラグナロク)を!彼女達を助けるには

 

    それしか方法がない!」

 

進之介「...わかった!!」

 

ラグナロク「但し、我と契約すれば、汝の命を預かる事となる。」

 

進之介「僕の命?...どういうこと?」

 

ラグナロク「力を開放するには我と汝の命を一つにせねばならん。

 

      万が一、我が破壊される、もしくは汝が所有者の資格を

 

      失えば、汝は死ぬ事となる。それでもかまわぬか?」

 

進之介「...。」

 

思念体「進之介...。」

 

進之介「わかった!契約する!」

 

思念体「良いのか?」

 

進之介「...相田さん達プリキュアはこれまで命を懸けてこの世界を

 

    守ってきたんだ。だから今度は僕が..そんな彼女達と

 

    この世界を守る番だ!!」

 

と決意の表情で思念体と破壊剣(ラグナロク)に語る進之介。

 

思念体「進之介...よし!それならば俺も力を貸す!」

 

進之介「破壊剣(ラグナロク)、僕と..いや、」

 

進之介・思念体「僕(俺)達と契約だ!!」

 

ラグナロク「ハッハッハッ!気に入ったぞ小僧共!

 

      ならば存分に我の力を使え!!」

 

「カアーーーーーーーーッッッ」

 

と、漆黒の光を放つ破壊剣(ラグナロク)、そして..

 

思念体「進之介...。」

 

進之介「何?」

 

思念体「俺はずっと待っていたんだ...俺の意思を継いでくれる者を..

 

    そして、あの時守れなかったものを今度こそ守れる力を!!」

 

と言いながら進之介に近づく思念体。

 

進之介「そうだったんだ..そう言えば、まだ名前、聞いてなかったね。」

 

シン(思念体)「俺の名はシン・ザ・バーネット。

 

       後の事は頼んだぞ..桑田進之介!」

 

と、シンの思念体が語ると、進之介と同化を果たした。そして...

 

 

~ クローバータワー周辺 ~

 

「バアーーーーーーーーッッッ!!!」

 

と、進之介から強力な魔力が噴き出し始める。さらに、

 

破壊剣(ラグナロク)が、漆黒の長剣へと変化し、

 

進之介の姿も、瞳が銀色に変色し、魔力で精製された黒い衣装と

 

マントを纏って、破壊剣(ラグナロク)を右手に掴んだ。そして、

 

体から漆黒のオーラが発生して、ついに変身を果たす!!

 

進之介(変身体)「......。」

 

その姿を見たプリキュア達6人と、謎の2人組は

 

驚愕の表情を見せた。

 

キュアダイヤモンド「..変身..した..?」

 

キュアソード「..何..あの姿..?」

 

キュアロゼッタ「..これは..夢..ですか?」

 

キュアエース「これは..いったい..?」

 

レジーナ「..これは..さっき感じた気配だ..

 

     やっぱり、気のせいじゃ無かったんだね..。」

 

キュアハート「..桑田..君..?」

 

進之介(変身体)「...相田さん..もう大丈夫だから..。」

 

キュアハート「..えっ?」

 

進之介(変身体)「すぐに終わらせるよ..。まだ歓迎会、

 

        してもらっていないからね!」

 

と、笑顔でキュアハートに話す進之介。

 

キュアハート「....。」

 

と、未だに目の前の現実を受けとめきれてないでいるキュアハート。

 

~ 上空 ~

 

?②「...素晴らしい..これで新たなる『次元の王候補』の誕生だ!!」

 

?①「なかなか良い力じゃないか。それなら小手調べと行こうか!」

 

と、再び、ノートを光らせると、地上にジコチュー30体が出現し、

 

進之介の周りを囲んだ。

 

 

 

 

~ 地上 ~

 

キュアダイヤモンド「...うそ..」

 

キュアロゼッタ「なんて数なの..」

 

レジーナ「進之介...。」

 

ジコチュー「ジコチューーーーーーーーッッッ!!」

 

と、ジコチュー10体程が、一斉に進之介に襲い掛かった。だが...

 

進之介(変身体)「魔法剣(アタック・ヴァイト)!疾風斬(カマイタチ)!」

 

「ズババババババババババーーーーーーーーーーーーーーーン!!」

 

ジコチュー「!!!!!!!!!!?」

 

ドドドドドドドドドドドドーーーーーーーーーーーーーーーン!!」

 

進之介は目にも止まらぬ速さで10体のジコチューをバラバラにし、

 

ジコチューは爆散した。

 

キュアソード「...今、何が起きたの...?」

 

キュアエース「す..すごい...!]

 

キュアハート「.....!?」

 

ジコチュー「ジコチューーーーーーーーーッッッ!!」

 

残り20体程のジコチューが進之介に襲い掛かるが、

 

進之介(変身体)「...行くよ!!」

 

「シュン!!」

 

と進之介はさらに加速し、ジコチュー達を次々と倒してゆく。

 

ジコチュー「!!!!!!!!!?」

 

ドドドドドドドドドドドドーーーーーーーーーーーーーーーン!!」

 

と、残っていた20体程のジコチューも、あっという間に

 

バラバラにされて消滅した。

 

ガレオン「うがーーーーーーーーッッッ!!」

 

と、突如、次元獣人(ビースト)ガレオンが、進之介に襲い掛かって、

 

パンチを繰り出すが、進之介はそのパンチを剣で受け止める。

 

「ドオーーーーーーーーン!!」

 

あまりの衝撃に地響きが起き、2人の周辺からは爆風が吹き荒れる!

 

進之介(変身体)「次元獣人(ビースト)ガレオン..?

 

        何故、こんな所に..?」

 

ガレオン「ウガーーーーーーーーッッッ!!」

 

「シュン!!」

 

進之介(変身体)「.....!」

 

「シュン!!」

 

と、2人の姿が消え、目にも止まらぬ速さで高速戦闘を繰り広げる。

 

「ドドドドドドドドドドドドーーーーーーーーーーーーーーーン!!」

 

キュアエース「何てスピードなの...。」

 

キュアソード「目で追えない...。」

 

ガレオン「ウガーーーーーーーーッッッ!!」

 

進之介(変身体)「...!?」

 

と、ガレオンの攻撃が進之介の左腕をかすめ、体制が崩れる。

 

そして、進之介に追撃を加えようとするが...

 

進之介(変身体)「魔法剣(アタック・ヴァイト)!一点突破(スクライド)!」

 

「ゴオーーーーーーーーッッッ!!」

 

ガレオン「!!!!!?ウガーーーーーーーーッッッ!!」

 

ドドドドドドドドドドドドゴーーーーーーーーーーーーーーーン!!」

 

と、進之介は剣先に魔力を一点集中させて、追撃を防ぎ、

 

そのままガレオンを吹き飛ばした。

 

ガレオン「ウ..ウガァー.......。」

 

と、吹き飛ばされたガレオンは倒れて悶絶している..。

 

~ 上空 ~

 

?②「..勝負あったな。」

 

?①「どうする?このままあいつを引っ込めても

 

   良いんだけど?。」

 

?②「まあ、そう言うな。エサとしての役割を

 

   最期まで見届けようじゃないか。」

 

?①「...了解。」

 

 

~ 地上 ~

 

キュアエース「...何て強さ...!」

 

キュアロゼッタ「わたし達が全く敵わなかった相手に..。」

 

レジーナ「進之介...すごすぎる...!」

 

と、進之介のあまりの強さに圧倒されるプリキュア達6人。

 

ガレオン「グオーーーーーーーーッッッ!!」

 

と、ガレオンは最期の力を振り絞って立ち上がり、魔力を最大限に高め始める。

 

「ブオーーーーーーーーン!!」

 

キュアソード「...ちょっと...あれ..。」

 

キュアダイヤモンド「...不味いわね..。」

 

と、ガレオンから溢れ出る膨大な魔力に表情が青ざめるプリキュア達..。

 

進之介(変身体)「...それならこっちも!!」

 

と、言いながら剣を構えると、進之介の足元から魔法陣が現れ、

 

膨大な魔力が放たれると、破壊剣(ラグナロク)が共鳴し、

 

巨大な光の剣が形成される...。

 

キュアダイヤモンド「...あれは!?」

 

キュアエース「...もう..何も言うことはありませんね...。」

 

キュアハート「...桑田君...行っけえーーーーーっ!!」

 

ガレオン「ウガーーーーーーーーッッッ!!」

 

「ドオーーーーーーーーーーーーーーーン!!」

 

とガレオンが両手を前にかざすと、すさまじい魔力のエネルギー波が放たれたが..

 

進之介(変身体)「殲滅魔法剣(ファイナル・アタック・ヴァイト)!!

 

        裁きの鉄槌(オメガ・クロス)!!」

 

「ゴオーーーーーーーーーーーーーーーッ!!」

 

と、巨大な光の剣が勢いよく振り下ろさると、ガレオンの

 

エネルギー波を消滅させ、そのままガレオンに直撃した。

 

ガレオン「グギャーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!」

 

「ドドドドドドドドドドドドカーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!」

 

『裁きの鉄槌(オメガ・クロス)』の直撃を受けたガレオンは、

 

断末魔の叫びをあげながら、派手に爆散していった...。

 

進之介(変身体)「はあっ..はあっ..はあっ..。」

 

「シュイーーーーーーーン...」

 

ガレオンが倒されると、進之介の変身が解かれて、

 

破壊剣(ラグナロク)も、元の首飾りに戻った...。

 

元に戻った進之介は、すかさず、倒れている

 

キュアハートの所へ向かった。

 

進之介「相田さん..相田さん!大丈夫!?」

 

キュアハート「..体中痛いけど、何とか

 

      生きているみたい..エヘッ...」

 

と、2人がそう言葉を交わすと、

 

「キュイーーーーーーーーーン!!」

 

と、またも時間が逆戻りして、町や人々が

 

元に戻り、プリキュア達6人のケガも完治して、

 

変身が解かれた。

 

進之介・マナ「......?。」

 

と、驚く2人に、みんなが声をかける。

 

真琴「マナー!桑田君ー!」

 

ありす「お二人共、大丈夫ですか!?」

 

レジーナ「おーーーいっ!!」

 

と、みんなが進之介とマナの元に集まる。

 

進之介「良かった..みんなも無事で..。」

 

と進之介が笑顔でそういった瞬間、

 

マナが進之介に抱きつき、泣き始めた。

 

マナ「ウ..ウウウッ....ヒック....。」

 

進之介「...相田さん?」

 

マナ「本当に..助けに来てくれたんだね..

 

   ありがとう...桑田君...

 

   ウワーーーーーーーーーンッ!!」

 

と、マナは感謝の言葉を述べると、

 

再び進之介の腕の中で大泣きを始めた..。

 

進之介「..相田さん、僕の方こそありがとう。

 

    生きていてくれて嬉しいよ!」

 

と、進之介が言うと、マナを両腕でそっと抱きしめた..。

 

六花「...マナ...良かったね..!」

 

亜久里「オホン!お取込み中のところ、

 

    申し訳ないのですが...。」

 

と、後ろから進之介の袖をつかむ亜久里。

 

進之介「...えっ?」

 

亜久里「さっきのあなたの力は何ですの?

 

    これはじーっくりとお話を聞く必要が

 

    ありそうですわね...!」

 

進之介「あはは...。」

 

と困惑する進之介。

 

レジーナ「マナばっかりズルーイ!あたしもギュッて

 

     して!進之介ーっ!」

 

亜久里「ちょ..ちょっとレジーナ!はしたないことを

 

    言うものではありません!」

 

レジーナ「何よ!進之介はあたしのものなんだから

 

     いーじゃん!!」

 

亜久里「いつからあなたのものになったのですか!?」

 

真琴「(あたしも...彼にギュッてしてもらいたいな...。)」

 

ありす「うふふっ、ひとまず一件落着ですね!」

 

進之介「それじゃみんな...帰ろっか...!」

 

マナ「...うん!!」

 

と、泣き止んだマナは、進之介に笑顔で返事をした。

 

そして、進之介達は、帰宅の途につき始めた。

 

~ 上空 ~

 

?①「...随分と気前が良いじゃないか?」

 

?②「これぐらいのご褒美は与えないとな...。」

 

と言葉を交わす2人組。

 

どうやら時間を戻したのは『?②』の様である。

 

?②「ようやく始まったのだ。我々の悲願の第1歩がな...!」

 

?①「そしたら、今日の所は引き上げようか...

 

   サンプルも使い果たした事だし。」

 

?②「そうだな..。ではまた会おう、『実験体ナンバー86』..

 

   いや、桑田進之介!!」

 

『?②』はそう言うと、次元の歪みを出現させて、

 

『?①』と共に消えていった...。

 

 

 

~ 帰り道 ~

 

レジーナ「何だか色々ありすぎたな~今日1日。」

 

真琴「ほんとね。」

 

六花「結局、誰があのジコチューと化け物を

 

   呼び出したのかしら...。」

 

ありす「今、セバスチャンに調査をさせている所です。

 

    何か分かれば良いのですが...。」

 

亜久里「...進之介さん、何か心当たりがありますか?」

 

進之介「ううん、けど、一つだけ言えるのは、僕が

 

    狙いだったんだと思うんだ...。」

 

マナ「えっ、どうして...?」

 

進之介「...これのせいかもしれない..。」

 

と首飾り状態の破壊剣(ラグナロク)を

 

手に取り見つめる進之介。

 

レジーナ「やっぱりあたしが感じたとうりだったわね。それ。」

 

真琴「桑田君、その首飾りの事、教えてくれない?」

 

進之介「...これは破壊剣(ラグナロク)..最強の力を

 

    受け継ぐ剣なんだって...けど、それ以上の事は

 

    まだわからないんだ...。」

 

六花「...最強の...力...?」

 

進之介「これのせいでみんなやこの町を巻き込んでしまって、

  

    ホントにごめんなさい...。」

 

マナ「...そんなことないよ!桑田君と破壊剣(ラグナロク)のおかげで

 

  あたし達みんな、助けられたんだよ。ありがとう!!」

 

進之介「相田さん...。」

 

マナ「...マナで良いよ...。」

 

進之介「...えっ?」

 

マナ「っていうか、これからはあたしの事、マナって呼んで!

 

   あたしもあなたの事、進之介って呼ぶから!」

 

進之介「...。」

 

マナ「ダメ...かな...?」

 

と、進之介の両手を握りながらうつむくマナ。

 

進之介「そんなことないよ...マナ!!」

 

と、笑顔で答える進之介。

 

マナ「...!やったあーっ!ありがとう、進之介!!」

 

と、嬉しそうに進之介に抱きつくマナ。

 

進之介「ああ、それと、進之介って言いにくいかもしれないから、

 

    『シン』で良いよ!!」

 

マナ「...じゃあ、シン!これからもよろしくね!!」

 

と笑顔で進之介に言うマナ。

 

真琴「そしたらあたしもそう呼ばせてもらうわ。

 

   ちなみにあたしの事も『まこぴー』って

 

   呼んでちょうだい!」

 

六花「わたしも六花で良いわ。」

 

ありす「わたしもありすと呼んでくださいね。」

 

亜久里「わたくしも亜久里でよろしいですわ。」

 

レジーナ「じゃあ、あたしも『さん』付けはいらないわ。」

 

六花・ありす・真琴・亜久里・レジーナ「シン!!」

 

と5人一斉にそう呼ばれる進之介。

 

進之介「うん。これからもみんな、よろしくね!」

 

マナ「よーし!じゃあこれから晩ごはんも兼ねて、シンの

 

   歓迎会、やろうよ!!」

 

六花・ありす・真琴・亜久里・レジーナ「さんせーい!!」

 

進之介「えっ?これから?良いの?」

 

マナ「もっっちろんだよ!シンにおいしいオムライスを作ってあげるね!」

 

進之介「そしたら、お言葉に甘えちゃおうかな...。」

 

マナ「よーし!けってーい!そしたらみんな、レッツゴー!!」

 

と進之介の右手を引き、走り出すマナ。

 

その後ろから他の5人が追いかける形で、

 

マナの家へと向かっていった。

 

そんな進之介達を背後から見つめる眼鏡をかけた

 

1人の青年がいた...。

 

謎の青年「...ついに破壊剣(ラグナロク)が覚醒したか...

 

     これで彼を偉大なる王へと誘う事ができる...。

 

     だがその前に、障害となるものは排除しなければ

 

     ならないな...すまないが、彼女らには

 

     新たな『我が主』の前から消えてもらうとしようか...!」

 

 

第2話 ~ 誕生!新たなる『次元の王候補』!!」 ( 完 )

 




第2話終了です。
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