~ ラストウォーリア基地内 ~
沖原「マーキュリー大佐、ご苦労様でした。」
アクア「沖原さん...今までご心配かけてすみませんでした。」
ラピス「へへっ!!あたしが気合入れてやったからもう大丈夫だぜ!!
なあ、姫姉さま!!」
アンズ「ラピスったら....。」
リータ「また調子に乗って...。」
アクア「いいのよ2人共、たまにはこうしてケンカするのも
良いものだわ!!」
ラピス「本当か!?よーし、それじゃまたやろうぜ、姫姉さま!!」
アクア「フフッ、望むところよラピス!!」
トランクス「あの...沖原さん、マサト君はまだ戻っていないんですか?」
マイ「いつの間にかいなくなっていたんですけど...。」
沖原「いや、まだ戻ってきていないが...。」
バン「そんなことより長官さんよ...さっきのあのヤロウは何なんだ!?」
キング「オイラ達、危うく巻き込まれる所だったんだよ!!」
ナツメ「沖原さん、マサト君に何が起きたんですか?」
沖原「私にもわからない...だが、彼をゼロライザーにする為に、
殺意と戦意を高める処置を施したのが効きすぎた可能性も
否定できない。」
鬼太郎「殺意と戦意を高める...?」
ねこ娘「あんた...どんな事をマサトにしたわけ!?」
エンマ大王「そんなに沖原を攻めるなよ!!」
ぬらりひょん「彼をゼロライザーにする為には止むを得ない
事だったのだ。」
マナ「どういうことですか?それ...。」
亜久里「前から怪しいとは思っていましたが...。」
真琴「一体、何を隠しているの!?」
と、そこへマナ達が現れて、エンマ大王とぬらりひょんを問い詰める。
エンマ大王「悪いが、これ以上の事は言えねえ...。」
ぬらりひょん「そういう事だ...。」
マサト(?)「くっくっくっ...そうだろうな、エンマ...ぬらりひょん
そして、沖原...お前達にとっては知られたくない事
だろうからな...。」
沖原「!!!!!!?マサト...。」
と、そこへマサト(?)が戻ってきて、そう言った。
リータ「マサトさん...。」
ラピス「おいマサト!!てめえ...どの面下げて戻ってきたんだよ!?」
「ギロッ!!」
マサト(?)「こういう面だが...それがどうかしたか?」
と、マサト(?)は鋭い眼光でラピスを睨みつけた。
そして、それに驚いたラピスは膝から崩れ落ちた。
ラピス「マ...マサト...?」
アンズ「どうしちゃったの!?」
沖原「マサト...お前は...。」
マサト(?)「どうした?まるで亡霊でも見ているかの様な
顔だな...だが!!」
「グイッ!!」
と、マサト(?)はそう言いながら、沖原の胸ぐらを掴んだ。
マサト(?)「さっきも言ったが、俺は俺のやりたい様に
やらせてもらう...邪魔はさせんぞ。」
沖原「くっ!?」
ナツメ「マサト君、やめて!!」
アキノリ「お前らしくないじゃねえか!!」
マサト(?)「...フン!!」
と、マサトは沖原の胸ぐらを掴んでいた手を離して、
その場から立ち去ろうとする。
ディアンヌ「待ってよマサト!!美香はどうしたの!?」
マーリン「一緒ではなかったのか?」
マサト(?)「フン...人形の分際でメソメソと泣きながら出て行ったぞ。
後は、俺の知ったことではない...。」
ゴウセル「人形...?」
六花「どういう事かしら...?」
レジーナ「何よ、エラそうに!!」
沖原「あの目...あの口調...まさか...まさか!?」
ぬらりひょん「大王様...。」
エンマ大王「ああ...あいつ、もしかしたら...。」
アクア「.........。」
と、何かを知っていそうな沖原やエンマ大王達を
アクアはじっと見つめていた...。
~ 基地の外 ~
マサト(?)(回想)「お前は人形だ...人形らしくただ俺に
従っていればいい!!」
美香「ひどい...ひどいわマサト君...どうして..?」
と、美香はマサト(?)から浴びせられた言葉に
ショックを受けて、涙を流しながら悲しみに暮れていた。
するとそこへ...
ガロン「少女よ...ゼロライザー...阿久津マサトの
パートナーだな...?」
美香「!!!!!?あなたは...七龍星(セブン・シュテルン)!!」
ガロン「...フン!!」
「ブウーーーーーーーーン...。」
と、そこへ七龍星(セブン・シュテルン)の一人
『黒龍のガロン』が現れた。そして右手をかざし、
美香を黒い球体に閉じ込めてその場から消し去った。
美香「マ...マサト...く..」
「シューーーーーーーーーン...。」
ガロン「さて...これでゼロライザーは本来の力を
発揮できまい...エグザイムよ...後は
うまくやるがいい。」
「シューーーーーーン...。」
と、続いてガロンもその場から姿を消していった。
~ ラストウォーリア基地内 ~
「ファン!!ファン!!ファン!!ファン!!」
沖原「どうした!?」
職員「上空から七龍星(セブン・シュテルン)1体出現!!」
刻「おいおい...またかよ!!」
泪「たった1体で来るなんて、いい度胸じゃないか!!」
マサト(?)「七龍星(セブン・シュテルン)が...
性懲りもなく...。」
沖原「マサト!?」
マサト(?)「ゼロライザーで出る!!」
ねこ娘「ちょっとあんた!!出るって言ったって...。」
マナ「美香ちゃんがいないのに!!」
マサト(?)「人形が居ずとも、解放ぐらいはできる。
それに...何時でも呼び戻せるしな...。
貴様らはここで大人しくしていろ...。
天滅槍(ゼロライド)解放!!」
「ピカーーーーーーーーーーーーーン!!」
と、マサト(?)は天滅槍を解放し、ゼロライザーへと変身して
基地の外へと出て行った。
トランクス「マサト君!!」
ケロベロス「あいつ...ほんまに美香抜きで変身しおったで...。」
マーリン「とりあえず、様子を見るしかなかろう...あのマサトの
正体を知るいい機会かもしれん。」
さくら「それと...何時でも呼び戻せるって、どういう事なのかな...?」
~ 青木ヶ原樹海 ~
「ピカーーーーーーーーーーーン」
と、青木ヶ原樹海にゼロライザー(マサト?)が出現した。
ゼロライザー(マサト?)「やはりパワーが落ちているな...フン、
だが問題はあるまい...。」
エグザイム「待っていた...私はこの時だけをずっと待ち望んでいたぞ...
ゼロライザー...お前を倒すことだけを!!」
と、ゼロライザー(マサト?)の前に、七龍星(セブン・シュテルン)の一人
『白龍のエグザイム』が姿を現した。
エグザイム「では行くぞ!!白き鉤爪(ホワイト・クロー)!!」
「ドドドドドドドドドドド!!!!!」
ゼロライザー(マサト?)「フン...そんなもので!!」
「ブウーーーーーン....。」
「ガガガガガガガガガガ!!」
ゼロライザー(マサト?)「ぐああ!!」
と、エグザイムは白き鉤爪(ホワイト・クロー)と呼ばれる光弾で
攻撃を仕掛ける。対するゼロライザー(マサト)もバリアを張り、
防ごうとするが、パワーが急激に下がっている今の状態では
充分な出力は発揮できず、バリアを貫通して、
白き鉤爪(ホワイト・クロー)が次々と直撃し、ダメージを受けた。
すると、人格が元のマサトに戻っていた。
ゼロライザー(マサト)「ううう...ここは...?
ゼロライザー!?何で今、僕は
変身しているんだ!?」
「ピーピーピー!!」
沖原「マサト...マサト応答しろ!!」
ゼロライザー(マサト)「沖原さん!?今、状況はどうなっているんですか!?」
と、そこへ沖原から通信が入った。
~ ラストウォーリア基地内 ~
ナツメ「マサト君!!」
トウマ「元に戻ったのか...。」
沖原「マサト...落ち着いて聞くんだ。美香が拉致された。」
ゼロライザー(マサト)(通信)「何だって!?」
沖原「だが、君は目の前の敵と戦わなければならない。美香は
元々はサポート役にすぎん。私がここからサポートを行う。
それで事足りるはずだ。できるな?」
ゼロライザー(マサト)(通信)「そんな...敵の力もわからないのに...。」
沖原「信じるんだ!!ゼロライザーの力を...自分の力を!!」
ラピス「おい、おっさん!!何言ってんだよ!!」
ディアンヌ「いつもよりパワーが下がっているのは
明らかじゃない!!」
ねこ娘「あんた...マサトを見殺しにする気なの!?」
光「そんなことできない!!海ちゃん、風ちゃん、行こう!!」
海「ええ!!」
風「はい!!」
エンマ大王「待て!!」
ぬらりひょん「すまないが、行かせるわけにはいかない。」
と、出撃しようとした光・海・風の前に、
エンマ大王とぬらりひょんが立ち塞がった。
海「エンマ大王...。」
風「ぬらりひょんさん...。」
光「ちょっと、そこどいてよ!!」
エンマ大王「行きたきゃ、力づくで通ってみろ!!」
ぬらりひょん「そういう事だ!!」
アキノリ「おいおい!!」
ナツメ「エンマ様...どうしてですか!?」
ラピス「上等だぜ...。」
光「だったら!!」
アクア「ラピス、止めなさい!!」
クレフ「光も剣を収めるんだ!!ここで争っても何もならない!!」
と、戦闘態勢をとっていたラピスと光に、アクアとクレフが止めに入った。
ラピス「姫姉さま!!何でだよ!!」
光「納得できない!!」
クレフ「頼む...ここはアクア殿に免じて下がってくれ...。」
ラピス「...わかったよ。」
光「仕方ないな...。」
と、ラピスと光は渋々戦闘態勢を解き、引き下がっていった。
アクア「これでよろしかったかしら?」
ぬらりひょん「アクア殿...すまない。」
アクア「ですが...この戦いが終わったら、
ちゃんと説明してもらえますよね?」
エンマ大王「ああ...わかった。」
~ 青木ヶ原樹海 ~
「ドゴーーーーーーーーーーーン!!」
ゼロライザー(マサト)「ぐわーーーーーーーーーーーっ!!」
エグザイム「この程度なのか...?次元の王候補(ディオケイター)の
力は何者をも凌ぐはずだ...。」
ゼロライザー(マサト)「僕はさっきまでどうして...
もしかしたら...またもう一人の僕が...
残忍で冷酷で狡猾なもう一人の...
違う!!あれは僕じゃない!!僕じゃ...。」
エグザイム「ならば...白龍の技を見るがいい!!」[newpage]
~ 鉄血龍(オル・ドラゴン)要塞 ~
ユラ「バルキリス!!」
バルキリス「はっ!!」
「ドカッ!!バキッ!!ドスッ!!ベキッ!!ガスッ!!」
美香「あん!!ぐふっ!!うげっ!!」
と、ガロンにより拉致された美香は鉄血龍(オル・ドラゴン)の要塞へと
連れてこられ磔にされると、ユラの命令により、
『雷龍のバルキリス』にボコボコに殴られて、拷問を受けていた。
美香「ううう....。」
ユラ「小室美香よ...我が問いに答えよ...。木羅マサキが
15年前に奪った天滅槍(ゼロライド)の事を...。
あれは本来、単体で解放を行うものだ。
だが、ゼロライザーは阿久津マサトとお前の2人で
解放を行っていた。どういう事だ!?
その答えはお前が知っていよう...。」
美香「......。」
と、ユラは美香にそう問いかけるが、
美香は鋭い目でユラを睨んだ。
ユラ「いやな目だ...木羅マサキの目に...あの邪眼に...。
バルキリス、続けよ!!」
バルキリス「はっ!!」
「バリバリバリバリバリ!!!!!」
美香「キャアーーーーーーーーーーーーーッ!!」
と、バルキリスは右手から電撃を放ち、美香に苦痛を与えていった。
~ 青木ヶ原樹海 ~
エグザイム「阿久津マサトよ...恨むなら...己の血を受け継がせた
木羅マサキを恨め!!白き牙(ホワイト・ファング)!!」
「ドオーーーーーーーーーーーーーーッ!!」
ゼロライザー(マサト)「この人も...木羅マサキを...?
ぐわーーーーーーーーーっ!!!」
と、エグザイムは右手にエネルギーを集中させると、
巨大な白い剣状のビームを発生させて、
ゼロライザーに攻撃し、直撃させた。
ゼロライザー(マサト)「ビームを...剣のように使うなんて...。」
エグザイム「今のを受けてこの程度か...さすがと言っておこうか。
ならば、これでどうだ!!」
「バババ!!」
と、エグザイムはそう言いながら、空間から衛星のような物体を
出現させて、上空へと打ち上げた。そして...。
エグザイム「チャージ!!」
「ブウーーーーーーーーーーーーン...。」
ゼロライザー(マサト)「な...何だ!?」
エグザイム「我が奥義...受けるがよい!!白き逆鱗(ホワイト・カイザー)!!」
「ドオーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!」
ゼロライザー(マサト)「う...うわーーーーーーーーーーーーーっ!!!!」
「ドドドドドドドドドドドドドッカーーーーーーーーーン!!!」
と、エグザイムは打ち上げた衛星からエネルギーの供給を受けて、
必殺技の白き逆鱗(ホワイト・カイザー)を放つと、ゼロライザーに
直撃して、大爆発を起こした。そして、大ダメージを受けた
ゼロライザー(マサト)は変身を強制解除されて、
元の姿に戻った。
「シューーーーーーーーーーン...。」
マサト「ううう...。」
エグザイム「あまりに脆い...これが私が憎んだゼロライザーだというのか?
だが私は滅ぼす...木羅マサキを!!」
~ ラストウォーリア基地内 ~
ラピス「マサト!!」
なぎさ「このままじゃ...。」
沖原「マサト!!立て!!もう一度ゼロライザーへと変身するんだ!!」
ねこ娘「ちょっとあんた!!まだそんな事言ってんの!?」
鬼太郎「本気で彼を殺すつもりなのか!?」
マナ「それに美香ちゃんも居ないんじゃ!!」
沖原「美香はただのサポートにすぎない。彼女が欠けただけで
こうもパワーに差が出るものか!!」
バン「駄~目だぜ、こりゃ...。」
キング「この石頭!!」
沖原「(そうだ...ただ天滅槍(ゼロライド)の力を制御するだけの
存在だと、マサキ...貴様はそう言っていたな...。
だが、やはりお前は...美香...どこにいる...?)」
~ 鉄血龍(オル・ドラゴン)要塞内研究室 ~
美香「.........。」
アガサー「こ...これは...そうかマサキ...そういう事だったのか...。」
と、鉄血龍(オル・ドラゴン)の科学者であるアガサーが
美香を調べていたところ、何かを発見した様子であった。
ユラ「まだ意識は戻らぬのか?」
アガサー「は...はい...どうぞ、お部屋でお待ちください。」
ユラ「ここでよい...続けよ。」
アガサー「は...はい!!」
~ 青木ヶ原樹海 ~
エグザイム「さて...とどめと行くか。」
マサト「ううう...お...教えてくれ...。」
エグザイム「んっ?」
マサト「なぜ、木羅マサキを憎む...裏切り者だからか...?」
エグザイム「そんなことではない...奴は俺を...俺の命そのものを
弄んだ...。それが許せないのだ!!」
と、エグザイムはそう言いながら、マスクを外した。
そして、男でありながら女の顔をした素顔が露わとなった。
マサト「えっ!?...。」
エグザイム「阿久津マサトよ...お前にはわかるまい。俺はこの女の顔と共に
生きてきた。武人として生まれ、戦う為に成長してきた俺が
与えられた顔は女そのものだった!!人は最も憎いものと
共生せねばならない時がある...その身を切るような思い、
お前にわかるか!?そして俺はある時知ってしまった...
俺を作ったのは木羅マサキだという事を!!この俺の顔を
このように創造したのは奴だと!!」
マサト「作った!?」
エグザイム「そうだ...。七龍星(セブン・シュテルン)とは皆、
木羅マサキによって作られた人造生命体なのだ!!」
マサト「人造生命体...。」
エグザイム「そして俺はデータを見つけた...。木羅マサキが
俺達に仕込んだプログラムデータを...
奴は俺達が成長した時にあるトラウマを抱え、
自ら滅ぼしあうような因子を遺伝子に封じていたのだ。
ヴァンスターには『報われぬ恋心』を...
アインとマインには『憎みあう姉妹愛』を...
そして俺には『女の顔』をな...。
軟弱と笑うか?マサト...だが、この苦しみは
誰にもわかったりはしない...。そして、
俺は誓った!!決して木羅マサキの思い通りにはならぬと!!
そして俺は造物主マサキを憎みぬく事で...
ついに勝利を得る!!話は終わりだ...お前の中にある
マサキの血共々、ここで滅ぶがいい!!」
「キイーーーーーーーーーーン...。」
マサト(?)「マサキの血だと...?笑わせる!!」
エグザイム「何!?」
マサト(?)「この俺を誰だと思っているのだ?エグザイム...。
貴様に勝利などあるものか!!」
エグザイム「くっ...貴様、今度こそ滅ぶがいい...チャージ!!」
「ブウーーーーーーーーーーーーン...。」
マサト(?)「フン...無駄なあがきを...。」
エグザイム「貴様...この状況が理解できないのか?
今、貴様は小室美香が居ない影響で
ゼロライザーの力を存分に発揮できないではないか!!」
マサト(?)「くっくっくっ...ハーッハッハッハッ!!無知とは
哀れなものだなエグザイム!!居なくなったら
呼び戻せばいいだけの話だ...。」
エグザイム「何!?」
マサト(?)「天滅槍(ゼロライド)!!パーツを呼び戻せ!!
お前の『次元クロス・システム』をな!!」
「ピカーーーーーーーーーーーーン!!」
と、マサト(?)はそう言いながら天滅槍(ゼロライド)を解放させる。
すると...。[newpage]
~ 鉄血龍(オル・ドラゴン)要塞内研究室 ~
「ピカーーーーーーーーーーーーン!!!」
アガサー「こ...これは!?」
ユラ「何事か!?」
美香「!!!!!!?」
「シューーーーーーーーーーーン...。」
と、研究室に閉じ込められていた美香が突如、
光の玉へと姿を変えて、研究室から姿を消した。
そして、青木ヶ原樹海へと一瞬でワープし、
天滅槍(ゼロライド)と一体になった。
~ 青木ヶ原樹海 ~
美香の声「マサト君...マサト君...マサト...君...。」
マサト(?)「フン...戻ったか人形...変身!!」
「ブワーーーーーーーーーーーーーーーッ!!」
エグザイム「滅びよ!!白き逆鱗(ホワイト・カイザー)!!」
「ドオーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!」
「ドドドドドドドドドドドドドッカーーーーーーーーーン!!!」
と、エグザイムは打ち上げた衛星から再びエネルギーの供給を受けて、
必殺技の白き逆鱗(ホワイト・カイザー)を放ち、大爆発を起こした。
エグザイム「フフフ...やったぞ!!」
ゼロライザー(マサト?)「フン...どこを見ている?」
と、大爆発の瞬間、ゼロライザーとなったマサト(?)は、
その場から一瞬でワープして回避し、上空へと姿を現した。
エグザイム「バ...バカな...こうなれば...。」
ゼロライザー(マサト?)「フン...チャージなどさせるものか...。
天滅光(ゼロ・フラッシュ)!!」
「バアーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!」
と、ゼロライザー(マサト?)は、天滅光(ゼロ・フラッシュ)を
発生させると、上空に残されていたもう一つの衛星を破壊した。
エグザイム「くっ...。」
ゼロライザー(マサト?)「楽に死ねると思うなエグザイム...行くぞ美香!!」
美香の声「はい...。」
ゼロライザー(マサト?)「天滅弾丸(ゼロ・マグナム)!!」
「ブウーーーーーーーーーン」「バキューーーーーーーーーン!!」
「ドッカーーーーーーーーーーーーーーン!!」
エグザイム「ぐわーーーーーーーーーっ!!!」
と、ゼロライザー(マサト?)は、天滅弾丸(ゼロ・マグナム)で
エグザイムを攻撃した。そして、直撃を受けたエグザイムは
その場で倒れこんでしまった。
エグザイム「マ...マサトではないのか...?」
ゼロライザー(マサト?)「フン...。」
「パアーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!」
と、ゼロライザー(マサト?)は残忍な笑みを浮かべながら、
天滅波動撃(ゼロ・スレイブ)の発射態勢に入った。
エグザイム「ま...まさか...あなたは...。」
ゼロライザー(マサト?)「『王』の力の前に消え去るがいい...
天滅波動撃(ゼロ・スレイブ)!!」
「ブオワーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!」
エグザイム「父上....。」
「ドドドドドドドドドドドドドッツカーーーーーーーン!!!」
と、エグザイムはマサト(?)の事を父上と呼びながら、
大爆発を起こし、跡形もなく消滅した。
ゼロライザー(マサキ)「俺は『木羅マサキ』!!父などではない...。
くっくっくっ...ハーーーッハッハッハッ!!」
~ ラストウォーリア基地内 ~
マナ「木羅...マサキ...?」
ラピス「あのマサト...そういう奴だったのかよ...。」
ほのか「七龍星(セブン・シュテルン)全員があの人に
作られた人造生命体...。」
さくら「そして、美香さんは...。」
アクア「どうやら...これまでの謎が明らかになりつつあるようですね、
沖原さん...そしてエンマ大王...。」
沖原「その様ですね...ですが、あのマサトや美香の事は、
私もたった今、知ったところだ。」
エンマ大王「木羅マサキ...ついに復活したか。
どうやら、全てを話す時が来たみたいだな。」
ぬらりひょん「大王様...。」
バン「ヘッ!!やっと観念してしゃべる気になったかよ?」
マーリン「楽しみだな...どの様な事が語られるのか...。」
ナツメ「エンマ様...。」
~ 鉄血龍(オル・ドラゴン)要塞内 ~
ユラ「なぜだアガサー...なぜ小室美香が人間でないと知りながら
黙っておったのだ!?」
アガサー「申し訳ございません!!」
ユラ「もうよい...その顔、見たくない...。
そして...これ以上ゼロライザーと関わる必要もない!!」
アガサー「えっ!?」
ユラ「我は...ラストウォーリアとの最終決戦をここに宣言する!!」
ドーカベン「おお...」
バルキリス「いよいよか...。」
「シューーーーーーン...。」
ガロン「ついに私の出番が来たようだな...。」
と、そこへ七龍星(セブン・シュテルン)最強の
黒龍のガロンも姿を現した。
ユラ「おお..ガロンよ...。そなたの力...期待しておるぞ!!」
ガロン「御意...。」
~ ラストウォーリア基地内 ~
マサキ「......。」
沖原「木羅マサキだな...。」
マサキ「あの時もお前はそう言ったな、沖原...。」
美香「マサト君はどこなんですか!?」
マサキ「人形に説明してもわからんだろうが、
俺がマサトでマサキだ。
いや...もうマサトなど何処にもいない!!」
ラピス「どういうことだよそれ!!」
マサキ「馬鹿にいくら説明してもわからんことだ。」
ラピス「何だとてめえ!?」
さくら「ラピスちゃん、落ち着いて!!」
マサキ「俺は自らが『王』となる為にこのゼロライザーを
生み出した。だが、志半ばにして命を奪われるだろう事は
予見していた。」
マナ「えーーーーーっ!?」
なぎさ「予見していたって...。」
ナツメ「預言者なの?この人...。」
マサキ「そこで俺は、自分のクローン受精卵を作り、天滅槍(ゼロライド)に
組み込んだ。そしてクローンが成長し、ゼロライザーとなった時、
木羅マサキとしての全人格がよみがえる様、プログラムしたのだ...。」
バン「何だそりゃ...?」
キング「オイラ...頭がついていかないよ...。」
ゴウセル「とても真似できない芸当だな。」
マーリン「この男...とんでもない頭脳の持ち主だな。」
ディアンヌ「あはは...。」
エンマ大王「やれやれ...何て奴だ...。」
ぬらりひょん「だが、君ならやりそうな事だな。」
マサキ「俺を誰だと思っている?俺は...木羅マサキだ!!」
~ とあるポイント地点 ~
ザマス「ここか...ラー・カインが言っていた場所は....。」
ゴクウブラック「だが...『奴ら』はいないようだな...。んっ?あれは...。」
女の子①「ここ...どこだろう?わたし達、何で急に飛ばされてきたのかな?」
女の子②「それはわからないルン...。」
女の子③「考えても仕方ないよ。『ユニ』と『プルンス』は
はぐれちゃったみたいだし....。」
女の子④「あっ!あそこに人がいますわ。尋ねてみましょう!!」
謎の生物「行ってみるフワ!!」
と、女の子4人組と謎の生物1匹はゴクウブラックとザマスに近づいていく。
女の子①「こんにちは、おじさん!!ここが何処かわかりますか?」
女の子②「わたし達...迷子になっちゃったルン!!」
女の子③「よかったら、教えてくれませんか?」
女の子④「よろしくお願い致します!!」
謎の生物「よろしくフワ!!」
ゴクウブラック「どうする?」
ザマス「決まっているだろう...消す!!」
「ドドドドドドドドドドドド!!!!!!!!」
と、ザマスはそう言いながら、女の子4人と謎の生物に向けて、
エネルギー弾を連射した。
女の子④「えっ!?」
女の子③「何なの!?」
女の子②「打ってきたルン!!」
女の子①「ひょえーーーーーーっ!?」
謎の生物「危ないフワ!!」
と、マサトの中に眠っていた人格...それはゼロライザー及び、
七龍星(セブン・シュテルン)の造物主『木羅マサキ』そのものであった。
果たして、今後明らかになる15年前の謎とは...。
又、鉄血龍(オル・ドラゴン)の首領ユラはラスト・ウォーリアとの
最終決戦を宣言するのであった。
そして、とあるポイントでは突如、第5世界に現れた女の子4人と
謎の生物のチームが、偶然出くわしたゴクウブラックとザマスに
襲われていた。彼女達の運命はどうなってしまうのであろうか!?
第34話 ~ 完全覚醒 ~ ( 完 )
第34話終了です。