?② 「目覚めろ...ナンバー86。」
ナンバー86「...。」
?② 「お前は、王となり、全ての次元を
統べる使命がある..。」
ナンバー86「???...。」
?① 「何だかこいつも期待できそうに
無いな。」
?② 「だが、この実験体(クローン)が最も
あの男のDNAを濃く受け継いでいるようだ。
後は、あの武器さえ見つかれば覚醒する
可能性はある。」
?① 「その肝心な武器は何処にあるのさ?」
?② 「A.D(西暦)次元の何処かに存在している
所までは掴めているが、それ以上の事は
まだ不明だ。」
?① 「試しにA.D(西暦)次元の何処かに
転送するのかい?」
?② 「ああ。もしこの実験体(クローン)に
王の資質があるのなら、必ず武器の方から
現れるはずだ。さあ、行ってくるがいい、
ナンバー86!!」
「ヒュイーーン!!」
と、実験体(クローン)ナンバー86を
収容したカプセルが消えて、転送された..。
~ 進之介の部屋 ~
進之介「うわーーっ!!」
と慌てて飛び起きる進之介。
進之介「はあ..はあ..はあ..今のは夢..?
それとも....。」
~ 翌朝 大貝第1中学校 マナ達の教室 ~
マナ「みんな、おはよう!!」
男子生徒「おおっ来た来た!!大貝町の
英雄達が!!」
六花「みんな、どうしたの?」
男子生徒「どうしたもこうしたも無いぜ。
どの新聞もトップニュースで
昨日の件を報じているぜ!!」
『プリキュア、またまた世界の危機を救う!!』
『我らがドキドキ!プリキュア、万歳!!』
との見出しがおどる各社の新聞をマナ達に
見せるクラスメイト達。
真琴「何だか、照れるわね...。」
十条「いえいえ、これぐらいの称賛は
当然ですよ剣崎さん!」
レジーナ「あっ、あたしも載ってる。
嬉しいな!!」
二階堂「お前はオマケじゃねーの?レジーナ?」
百田「アニキの言うとうりです!!」
レジーナ「何ですって、おバカさん達?良かったら
あたしがオマケをあげましょうか?
出でよ、ミラクルドラゴングレイブ!」
と、ミラクルドラゴングレイブを呼び出し、
意地悪な表情で刃先を二階堂と百田に
向けるレジーナ。
二階堂「オレ達はジコチューじゃねーぞ!」
百田「ヒィィーーッ!」
マナ「レジーナ!そんな事しちゃダメだよ!!」
レジーナ「はいはい。マナに免じてカンベンして
あげるわ。感謝しなさい、
おバカさん達?」
二階堂・百田「ありがとうございます..レジーナ様..」
レジーナ「わかればよろしい!!」
二階堂「ふーっ。ところでマナ、昨日あの後、転校生が
血相変えてお前たちの後を追っていったけど、
結局、どうなったんだ?」
マナ「さあ..?わからないな..ごめん..」
真琴「あたしも知らないわ..。」
二階堂「そうだろうな。大方、道に迷ったんだろ?
しょうがねえ奴だな。あいつが行った所で
どうにかなるもんでもねーのに..
今度こそビシッと言い聞かせてやらねーとな!」
百田「アニキの言うとうりです!」
レジーナ「何よ偉そうに!!シンはね!!」
マナ「レジーナ!!」
レジーナ「あっ、そうだった..ごめん..。」
二階堂「何だよ、変な奴だな..そういや、転校生は
まだ来てねーのか?」
六花「今朝、みんなで彼の家に行ってみたけど、
誰も居なかったわ。ひょっとしたら
今日はお休みするかもしれないわね..。」
二階堂「何だよ、転校2日目でもうサボリか?
おいマナ、そんな頭が良いだけの
ヒョロイ優男、あんまし相手にしない方が
いいぜ。それじゃな!!」
百田「アニキー待ってー!」
といいながら教室を後にする二階堂と百田。
マナ「.....。」
レジーナ「マナ...。」
真琴「..これで良かったの?だって...。」
マナ「...良い訳無いじゃん..だって..だってぇー..。」
と言いながら、突如、涙をボロボロ流し始めるマナ..
六花「...昨日現れたあの人達ね...。」
マナ「....。」
~ 昨日の戦いの後 ~
「ヒュイーーン!!」
マナ「...!?」
真琴「何?急に景色が...。」
ありす「一体、何が起きたのですか?」
と、進之介の歓迎会をしようと、マナの家に
向かっていく途中、急に景色が変わり、
どこかの空間へ飛ばされたマナ達。そこへ...
謎の青年「あの少年には、これ以上関わらない方が
身の為だよ。」
と言いながら、1人の眼鏡をかけた青年が姿を現す。
白いベレー帽を被っており、白い衣装を纏って、
左手には本のような物を持っていた。
マナ「...誰?」
レイス「私の名はレイス。見てのとうり、
ただの神官だよ。」
真琴「ただの神官?どういう事?」
六花「神様ってこと?」
レジーナ「神様にただも何もあるわけ?」
マナ「それより、シンにはもう関わらない方が
良いってどういう事!?」
と声を荒げるマナ。
レイス「言葉どうりの意味さ。あの少年、いや、あのお方は
いずれ、新たなる『次元の王』となられる
存在だ。君達のような愚民が気安く傍に
居るべきでは無いという事さ。」
マナ「次元の...王..?」
真琴「何..それ..?」
レジーナ「プロトジコチューみたいなやつ?」
レイス「次元の王は3000年前、数多の次元を力と恐怖で
支配していた最強の王!!そんな小物と
一緒にしないでくれたまえ。」
六花「最強の力を持つ王?もしかして..。」
レイス「君は察しが良いようだね..そう。
彼の持つ破壊剣(ラグナロク)は、
その次元の王の力を秘めた剣だ。
破壊剣(ラグナロク)の契約者となった彼は
新たなる『次元の王候補』の1人となった。」
マナ「...!?」
ありす「そしたら、先ほどの怪物やジコチュー達が
出現したのもあなたの仕業ですか?」
レイス「さあ?それはどうかな...。」
と不気味な笑みをありすに向けるレイス。
マナ「そんな事はどうでもいいよ..。」
亜久里「マナ?」
マナ「あなた、シンをそんな悪の大魔王みたいなのに
するつもりなの!?」
レイス「ならば君に問う。悪とは何だい?」
マナ「愛する心を忘れ、人々や世界を困らせる
存在の事だよ。力と恐怖で支配するって..
まさに悪じゃん!!」
レジーナ「ついこの間まであたしも、今マナが
言ってた悪者だった..。けど、マナや
みんなに出会って、本当の愛に気付く事が
出来た。だからこそ、今のあたしがある!」
マナ「レジーナ...。」
真琴「彼を次元の王とかいうワケのわからないものに
しようとするのはやめてさっさと居なくなって
ちょうだい!!」
レイス「くっくっくっ..あーっはっはっはっ!!」
マナ「何が可笑しいのよ!!」
レイス「いや、如何にも愚か者が言いそうな
台詞だったからついね...。」
亜久里「愚かですって...?」
レイス「そう。私から見れば『愛』など一時の感情が
生み出す幻想...。次元の平穏を保つには
不要なものだ。必要なものは
『力』と『支配』..
それこそが絶対的な正義!!」
と、両腕を広げながら、そう力説するレイス。
六花「...力と支配で生み出されるのは憎しみと
悲しみしかありません。それを正義だと
言うあなたは...。」
マナ「あたし達の敵だよ!!」
真琴「もう一度言うわ!!シンから手を引いて
今すぐ居なくなってちょうだい!!」
レイス「...断れば?」
亜久里「...あなたを倒します!!」
レイス「あっはっはっ!おめでたい少女達だ!
次元獣人(ビースト)ガレオンに手も足も
出なかった君達が私を倒せるとでも?」
良いだろう..身の程というものを
教えてあげようじゃないか!!」
マナ「みんな、いくよ!!」
六花・ありす・真琴・亜久里「うん!!」
マナ・六花・ありす・真琴「プリキュア!ラブリンク!」
亜久里「プリキュア!ドレスアップ!」
キュアハート「みなぎる愛!キュアハート!」
キュアダイヤモンド「英知の光!キュアダイヤモンド!」
キュアロゼッタ「陽だまりポカポカ!キュアロゼッタ!」
キュアソード「勇気の刃!キュアソード!」
キュアエース「愛の切り札!キュアエース!」
5人「響け!愛の鼓動!ドキドキ!プリキュア」
レジーナ「出でよ!ミラクルドラゴングレイブ!」
と変身した5人とレジーナが戦闘態勢を取り、
レイスへと向かっていく。
プリキュア5人「はあーーーーーっ!!」
とキュアハート達5人がレイスに向けて一斉に
攻撃を仕掛けるが...
レイス「.....。」
「ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!」
と5人の攻撃を涼しい顔で難なくかわしていくレイス。
キュアハート「何で当たらないの!?」
キュアダイヤモンド「攻撃が読まれている..?」
キュアハート「にしても、この反応速度は異常すぎます!」
レイス「ほらほら、さっきの威勢はどうしたんだい?
まあ、君達愚民が神にそうそう触れられるわけが
ないけどね。」
レジーナ「それなら、これでも受けなさい!!」
「ドーーーーーーン!!」
と、ミラクルドラゴングレイブの刃先から
ビームを放つレジーナだが...
レイス「ほいっ!!」
「シューン..」
と、レイスがビームに触れると、一瞬でかき消された...。
レジーナ「...そんな...」
「ビュン!!」
レイス「...残念だったね。」
「ドスーーーッ!!メリメリメリ...。」
レジーナ「!?...あ...がっ...ゲボッ..。」
レイスが瞬時にレジーナの前に姿を現すと、
レジーナの腹に強烈な掌底をめり込ませる。
レジーナはあまりの威力に目を見開かせ、
胃液を吐きながら気絶する...。
レイス「はい。まずは1人目。」
キュアハート「よくもレジーナを!許さない!」
と再度、レイスに攻撃を仕掛ける5人だったが..。
レイス「やれやれ...まだ力の差がわからないのか?
なら、仕方がないね!」
と言うと、プリキュア5人に向けて攻撃を仕掛けるレイス。
キュアソード「ぐはあっ!!」
キュアロゼッタ「きゃん!!」
キュアダイヤモンド「うぐうーっ!!」
エース「あうっ!!」
と、キュアハート以外のプリキュアを強烈な攻撃で
瞬時にノックアウトするレイス。
キュアハート「みんな!!くっ....。」
レイス「さあ、残るは君だけだよ。どうする?
お得意の『愛』とやらで私を倒してみるかな?」
キュアハート「なら、見せてあげる!愛を無くした
悲しい神官さん!
マイ・スイート・ハート!!」
と、キュアハートは必殺技のマイ・スイート・ハートを
レイスに向けて放つが...。
レイス「...話にならないね!!」
「ズバッ!!」「シューーーーン...。」
と、レイスは手刀でマイ・スイート・ハートを
一瞬でバラバラにし、消滅させる...。
キュアハート「...!?ウ..ウソ...。」
と、マイ・スイート・ハートが
一瞬で破られた事にショックを受けるキュアハート。
レイス「ひょっとして、これで終わりかい?...。」
キュアハート「....。」
とレイスの問いに呆然と立ち尽くすキュアハート。
レイス「終わりなら、今度は私がその身をもって
教えてあげよう。『力』というものをね!」
「ヒュン!」「ドスーーーーッ!!」
キュアハート「ウゲェーーッ!!」
とキュアハートの腹に強烈な一撃をめり込ませるレイス。
続けてキュアハートにラッシュを繰り出す。
「ドドドドドドドドーーーーーッ!!」
キュアハート「あああーーーーーーーーっ!!」
と悲鳴を上げながら、レイスの攻撃を立て続けに受けてしまい、
あまりのダメージに、ついにダウンを喫してしまうキュアハート。
キュアハート「あ...あ...あ....。」
「ビクン..ビクン..」
と、体を痙攣させながら嗚咽を吐き、
悶絶するキュアハート...。
レイス「...無様だな...。」
と、レイスは倒れているキュアハートを冷たい目で見つめ、
そう言い放つと、右手から光の魔力を発生させて、
キュアハートに放つ。
レイス「灼熱光(ヒカリ・アレ)!!」
「バアーーーーーーーーーッ!!」
キュアハート「!!!ああああああああああーーっ!!!」
と、レイスが放った灼熱の光が体を包み込み、
悲鳴を上げて苦しみだすキュアハート..。
レイス「すまないね..だがこれも我が主が
王になる為だ。消えてくれたまえ!!」
進之介「マナーーーーーッ!!」
レイス「...!?」
「バリーーーーーン!!」
マナの名を呼びながら、空間の壁を破り、
レイスの前に現れた進之介。
レイス「思ったより早かったじゃないか...
破壊剣(ラグナロク)のおかげかな?」
進之介「マナ..マナ!!しっかりして!!」
キュアハート「...シ......ン.....。」
と、進之介が現れたおかげで絶命は免れたものの、
瀕死の重傷を負ってしまったキュアハート..。
進之介「...マナ...!?みんな!!」
キュアダイヤモンド「......。」
キュアロゼッタ「......。」
キュアソード「......。」
キュアエース「......。」
レジーナ「......。」
進之介が周りに視線を向けると、レイスに倒された
他の5人が写っていた...。
進之介「...なぜこんな事を!!」
レイス「君の為だよ。」
進之介「僕の為?何を言ってるんだあなたは!!」
レイス「そう。君はいずれ、新たなる『次元の王』と
なる存在。私はその障害となる者達を
排除しようとしていた所さ。」
進之介「次元の王...だって...」
次元の王(回想)「フハハハハハハハハハハ!!!」
進之介は同化したシン・ザ・バーネットの記憶から、
3000年前に対峙した『次元の王』の姿を思い浮かべる。
レイス「そう!君が破壊剣(ラグナロク)と契約して新たなる
『次元の王候補』となった今、私は君を王へと
誘う役目があるのさ。」
進之介「...ふざけるな...。」
レイス「んっ?」
進之介「そんな事の為に、マナを..みんなを
傷つけたのか!!」
レイス「さっきも言っただろう?その少女達は
君の覇道の障害になると。君が王になる為には
消えてもらうべき存在なのさ。」
進之介「そんなの...知ったことかーっ!!」
「カアーーーーーッ!!」
と、破壊剣(ラグナロク)を解放し、変身を果たす進之介。
レイス「やれやれ...困ったものだね...。」
進之介(変身体)「魔法剣(アタック・ヴァイト)!白月光(ホワイト・アーク)!]
「パアーーーーーーーーーッ!!」
進之介は剣を地面に突き立てた後、白い魔力の光を辺り一面に発生させ、
キュアハート達6人を回復させた。
キュアダイヤモンド「...体が...。」
キュアソード「...治った...?」
レジーナ「...もう痛くない!!」
キュアハート「ありがとう!シン!」
と、回復したキュアハート達6人は進之介の元に集まった。
レイス「お見事!!」「パチパチパチパチ...。」
と、拍手をしながら進之介を称えるレイス。
キュアハート「シン...あの人は...。」
進之介「...わかってる。みんな、下がってて!
あの人の相手は僕がする!!」
レイス「...いいだろう。では、レッスンの時間と行こうか!」
と正面を向き合い、対峙する進之介とレイス。
進之介(変身体)「魔法剣(アタック・ヴァイト)!疾風斬(カマイタチ)!」
「シュン!!」
と、疾風斬(カマイタチ)を発動させて、レイスに攻撃を仕掛ける進之介。
だが...
レイス「....。」
「ヒュン!ヒュン!ヒュン!...........。」
と、疾風斬(カマイタチ)発動による高速攻撃を難なくかわしていくレイス。
キュアエース「ま...また!?」
キュアロゼッタ「彼の攻撃すら当たらないのですか!?」
レジーナ「どうなってるのよ、あれ!?」
キュアハート「シン....。」
進之介(変身体)「...くっ!?」
レイス「なかなかのスピードじゃないか...だがそれでは
私を捉えることはできないよ!」
「ドンッ!!」
進之介(変身体)「うわーーっ!!」
「ドゴーーーーーン!!」
進之介の攻撃を完全に見切っていたレイスは、
すかさず、カウンター気味の掌底を進之介に当て、
その衝撃で進之介は吹き飛ばされる。
進之介(変身体)「ううう...それならこれで!
魔法剣(アタック・ヴァイト)!大蛇牙(ヨルムンガンド)!]
「ボシューーーーーーーッ!!」
と、進之介は破壊剣(ラグナロク)に魔力を込めると、
レイスに向かって超高速で剣先を伸ばし、攻撃する。
レイス「無駄だよ!」
「ヒュン!!」
と、剣先をかわすレイスだったが...
「ズガーーーーーーン!!」
レイス「!!!?」
とレイスはかわしたはずの剣先が、自身の死角から
再び急激に伸びてきた為、とっさにシールドを張ったが、
当たった衝撃で吹き飛ばされる。
キュアハート「...当たった!?」
レイス「...確かにかわしたはずだが...?」
進之介(変身体)「もう一度行くよ!!」
「ボシューーーーーーッ!!」
レイス「...。」
「ヒュン!!」とまた剣先を避けるが、
レイス「何!?」
「バシューーーーーーーーッン!!」「ビシュッ!!」
とまたも避けたはずの剣先が自身の死角から高速で
伸びてきた為、反応が遅れたレイスはその斬撃を
左腕に受けて、血を流した。
レイス「...そういう事か...。」
レジーナ「やった!!あいつに傷をつけたよ!!」
キュアエース「さすがです..シン!!」
進之介(変身体)「まだまだ行くよ!!」
「ボシューーーーーーーッ!!」
と、レイスにめがけて再度、大蛇牙(ヨルムンガンド)を
放つ進之介だったが...。
「バキーーーーーーーーン!!!」
進之介(変身体)「!!!!?」
レイス「タネがわかればどうということは無いよ!」
と、向かってくる剣先を左手で受け止め、
そう語るレイス。
レイス「つまり、これは蛇のようなもの。
一度避けても敵に噛みつくまでどこまでも
追ってくる..か。ならば、避けなければ
良いだけの話だよ!!」
「ドーーーーーーン!!」
と、受け止めた剣先を衝撃波で吹き飛ばすレイス。
そして、進之介はその衝撃で大きく態勢を崩した。
進之介(変身体)「うわーーーーーーっ!!」
レイス「今度はこちらから行くよ!!」
「ヒュン!!」
と、態勢を崩した進之介に攻撃を仕掛けるレイス。
進之介(変身体)「くっ!?魔法剣(アタック・ヴァイト)!
一点突破(スクライド)!」
レイス「甘いよ!!神の右腕!!(ディオス・ランサー)!!」
「ドゴーーーーーン!!バリバリバリバリバリ...。」
と、一点突破(スクライド)と神の右腕(ディオス・ランサー)が
激しくぶつかり合うが...
「バゴーーーーーーン!!」
進之介(変身体)「うわーーーーーーっ!!」
と、一点突破(スクライド)が破られ、神の右腕(ディオス・ランサー)の
直撃を受けてしまった進之介は吹き飛ばされ、倒れてしまう...。
進之介(変身体)「う...うう..。」
キュアハート「シン!!」
キュアダイヤモンド「あ...あの人...。」
キュアソード「つ...強すぎる...。」
キュアエース「あのシンが..手も足も出ないなんて..。」
と、レイスの圧倒的な強さに驚愕の表情で震える
キュアハート達6人。
進之介(変身体)「く...くそっ...」
と、剣を地面に突き立てながら、何とか立ち上がる進之介。
レイス「大したものだね。まだ立てるのか?」
進之介(変身体)「こうなったら!!」
「バアーーーーーーーーーッ!!」
進之介は剣を構え、足元に魔法陣を出現させると、
膨大な魔力を放出して破壊剣(ラグナロク)を
巨大な光の剣へと変化させた。
キュアソード「あ..あれは!」
レジーナ「あの虎の化け物を倒した!?」
レイス「...ならばこちらも。複製鏡(レプリカ・リフレクション)!」
「バアーーーーーーーーーッ!!」
キュアロゼッタ「えっ...!?」
キュアハート「う...うそっ...。」
レイスは左手を上空へかざし、複製鏡(レプリカ・リフレクション)
を発動させると、進之介と同じ巨大な光の剣が現れた。
進之介(変身体)「...だとしても!!行くよ!!
殲滅魔法剣(ファイナル・アタック・ヴァイト)!
裁きの鉄槌(オメガ・クロス)!」
「ゴオーーーーーーーーーッ!!」
進之介は、レイスにめがけて、裁きの鉄槌(オメガ・クロス)を
振り下ろすが....
レイス「...裁きの鉄槌(オメガ・クロス)!」
「ゴオーーーーーーーーーッ!!」
とレイスもすかさず、複製鏡(レプリカ・リフレクション)で
出現させた裁きの鉄槌(オメガ・クロス)を振り下ろす。
「ズガーーーーーーーーーンッ!!」
魔力で圧倒的に勝るレイスの裁きの鉄槌(オメガ・クロス)が
進之介の裁きの鉄槌(オメガ・クロス)をあっさり打ち破り、
進之介にめがけて振り下ろされた。
そして、すさまじい衝撃と爆風が起こる。
「ドカーーーーーーーーーン!!」
進之介(変身体)「うわーーーーーーっ!!」
キュアハート「シーーーーーーーーーーン!!!」
レイス「.....。」
「パチン!」
と裁きの鉄槌(オメガ・クロス)が進之介に直撃する寸前、
レイスが指を鳴らすと、進之介がその場から消え、
レイスのすぐ傍へと転送された。
進之介(変身体)「ううう...」
「パアーーーーーーーーーッ!!」
完全な直撃は避けられた進之介だったが、ダメージは大きく、
仰向けに倒れて変身が強制解除される。
キュアハート「シン!!」
キュアソード「シン、大丈夫!?」
と、キュアハート達6人が進之介の傍に近づこうとすると...
「ズババババババーーーーーーーーッ」
キュアロゼッタ「きゃあ!!」
キュアエース「...くっ!?」
レイスが進之介に近づこうとする6人を威嚇攻撃をする。
レイス「...誰が近づいて良いと言った?」
キュアハート「うっ...。」
レイスの威嚇攻撃にあったキュアハート達6人は
その場で立ちつくす...。
レイス「...さすがに魔力を使い尽くした様だね。
だが、先程契約したばかりとは思えない程の
力は見せてくれた。もう充分だよ。
レッスンはこれで終わりにしようか...」
浩一郎の声「...進之介君。」
進之介「!?そ...その声は...?」
レイス「.....。」
「パチン!」
「シューーーーーン..。」
レイスは指を鳴らして姿を変え始めると、
何と進之介と共に生活をしている桑田浩一郎の
姿へと変化した...。
進之介「!?お....おじさん...?」
キュアダイヤモンド「えっ?」
キュアソード「お..おじさん...?」
キュアハート「シンの...家族...?」
と、レイスが姿を変えた桑田浩一郎に
驚く進之介とキュアハート達。
進之介「...おじさん..何で..どうして...
意味がわからないよ!!」
浩一郎(レイス)「ついに真実を話す時が来たようだね
進之介君...。心して聞いてくれ。」
進之介「.....。」
浩一郎(レイス)「そう...あれは、2年前のある日の事だった..。」
~ 2年前のとある辺境 ~
浩一郎(レイス)「...破壊剣(ラグナロク)が反応を示したのはこの辺りか..
さて、どうしたものか..。」
と、破壊剣(ラグナロク)が反応を示した場所をしばらく捜索していた
浩一郎(レイス)は、不自然な形で置かれてあった1台のカプセルを
発見する。
浩一郎(レイス)「何だ?このカプセルは...中に誰かいる様だ...
とりあえず開けてみるか。」
「プシューッ」とレイスがカプセルを開けると、
浩一郎(レイス)「こ...これは...子供?」
とカプセルの中は小学生程の男の子が全裸で収められていた。
だが、浩一郎(レイス)が呼びかけても、一向に反応を示さない。
浩一郎(レイス)「まるで抜け殻の様だな...まあいい。放っておこうか。」
と、浩一郎(レイス)がその場から立ち去ろうとした時、
「ピカーーーーーーーーッ!!」
浩一郎(レイス)「!!!!!?」
と、浩一郎(レイス)が持っていた破壊剣(ラグナロク)が突然、
激しく反応を示し、男の子に向けて光を放った。
そして、破壊剣(ラグナロク)が放った光を浴びた男の子は
目を覚まして起き上がった。
男の子「...ここ...どこ...?」
浩一郎(レイス)「こ...これは...!?」
と起き上がった男の子に近づく浩一郎(レイス)。
男の子「...おじさん...誰...?」
浩一郎(レイス)「まさか...破壊剣(ラグナロク)がこの子供を..?」
と男の子を真剣な眼差しで見つめる浩一郎(レイス)。
浩一郎(レイス)「君...名前は...?」
男の子「...知らない...。」
浩一郎(レイス)「君はなぜ、この中にいたのかな?」
男の子「...わからない...。」
と男の子は浩一郎(レイス)の質問に対して、何もわからない
様子で答える。
浩一郎(レイス)「(...記憶喪失..とは違うようだね..ならば..)
良かったら、おじさんと一緒に来るかい?」
男の子「えっ?ほんと...?」
浩一郎(レイス)「よし。決まりだ!そしたらそんな恰好ではいけないから
とりあえずこれを着てくれ。」
と男の子に自信が着ていたコートをかける浩一郎(レイス)。
浩一郎(レイス)「おじさんの名前は桑田浩一郎っていうんだ。
そういえば君の名前だけど...そうだ!
『進之介』というのはどうかな?」
男の子「進之介...?うん!僕、進之介がいい!!」
浩一郎(レイス)「よし!今日から君は『桑田進之介』だ!
それじゃ、いこうか?」
進之介「うん!浩一郎おじさん!」
と浩一郎(レイス)は進之介を自身が職員として
働いている研究施設へと進之介を連れていき、世話をする事になった...。
~ (回想終了) ~
「シューーーーーン...」
レイス「...そしてそのまま君を引き取り、
破壊剣(ラグナロク)を与えて、今日に至る...
という訳だ。」
と言いながら、元の姿に戻ったレイス。
進之介「.....。」
キュアソード「...シンにそんな過去が...。」
キュアエース「破壊剣(ラグナロク)に選ばれた運命の子供...。」
レジーナ「...シン...」
キュアハート「...レイスさん...あなたはシンを...
騙していたんですか...?」
レイス「私は私のするべき事をしただけさ。破壊剣(ラグナロク)が
彼を選んだから私も今日まで彼を育ててきた。
騙されていたと思うかどうかは彼の判断だ...。
君にとやかく言われる筋合いは無いね!」
キュアハート「...何ですって...!?」
と、拳を握りしめ、怒りに震えるキュアハート。
進之介「...一つ聞いて良い...?」
レイス「んっ?何かな?」
進之介「...おじさんが僕を初めて見たとき、
僕は抜け殻の人形の様だったって
さっき言ってたよね...。」
レイス「...その通りだよ。」
進之介「じゃあ...僕は...誰なの...?
どこから来たの?教えてよおじさん!!」
レイス「...それは私にもわからない...。
けど、『彼ら』なら何か知っているんじゃないかな?」
と言いながら上空を見上げると、
レイス「...隠れてないでそろそろ出てきたらどうだい?
お二人さん?」
と言葉を発するレイス。
進之介「...えっ...?」
キュアハート「......?」
と進之介やキュアハート達6人が続いて上空を見上げると、
「シュイーーーーーーーーーーーン!!」
と、ステルス能力で姿を隠していた謎の2人組が姿を現す...。
?①「...よくわかったじゃないか...。」
?②「さすがだと言っておこうか?神官レイス...。」
進之介「!!!!!!!?」
キュアハート「...何?...あの2人...!?」
ついに進之介とプリキュアの前に出現した謎の2人組...。
果たして彼らの正体は...そして、その目的とは...
第3話終了です。