~ 上空 ~
アルト「ブル・ドーザの奴、『闘圧』を開放してみたいだね...。」
バイエルン「さて、あの者達がどこまで食い下がれるか。」
アルト「しかし、まさかあの雑魚にあんな奥の手があったとはね...。」
バイエルン「『パルテノンモード』か...フフッ、楽しませてくれる。」
アルト「これは、ひょっとしたらひょっとするかな?」
バイエルン「いや、現実はそう甘くないだろう。力ならばまだ今の
桑田進之介の方が上だ。」
アルト「だろうね。あれでもまだ失敗作以下か...。
お楽しみはこれからだね。クックックッ...。」
~ 地上 ~
ブル・ドーザ「フフッ...来い!!」
と左手でジェスチャーをしながら、キュアハートを挑発するブル・ドーザ。
キュアハート「それじゃ遠慮なく、ハアーーーーーーーッ!!」
「シュン!!」「バキーーーーーーン!!!]
ブルドーザ「!!!!!グオッ....。」「ドゴーーーーーン!!!」
とキュアハートはブル・ドーザにすさまじいスピードで向かっていくと、
ブル・ドーザの顔面に飛び蹴りをクリーンヒットさせて、吹き飛ばした。
ケロベロス「おおっ!!」
ねこ娘「あの化け物を吹っ飛ばした...。」
ブル・ドーザ「くっ...油断したわい...。」
と倒れていたブル・ドーザはそう言いながら、起き上がる。そして..
キュアハート「今度はそちらからどうぞ!!」「クイッ!クイッ!」
今度はキュアハートがブル・ドーザに向けて、左手でジャスチャーを
しながら、挑発する。
「ブチッ!!」
ブル・ドーザ「...調子に乗るな!小娘がーーっ!!」「ゴオオオーーーッ!!」
とキュアハートの挑発にぶち切れたブル・ドーザは頭に血を登らせたまま
突進していき、パンチを繰り出す。
「バシーーーーーン!!」「ドゴーーーーーーーン!!!!」
キュアハート「.....。」
ブル・ドーザ「な...何!?」
とキュアハートはブル・ドーザの強烈なパンチを左手一本で
軽く受け止める。そして、その衝撃で後ろの地形が変形し、
建物や木々にも亀裂が次々と生じた。
キュアソード「フフッ、あの大男、面食らっちゃってるわね。」
キュアエース「けど、まだあんなものではありませんわ。」
レジーナ「行っけーーーー!!マナーーーーー!!」
ブル・ドーザ「小癪な...これでどうだーーーーーっ!!!」
「ドドドドドドドドドドド.....」
とブル・ドーザは更にすさまじい速度で、パンチの嵐をキュアハートに
向けて放つが....。」
キュアハート「.......。」
「シュン!シュン!シュン!シュン!シュン!」
とブル・ドーザのパンチの嵐をすさまじいスピードでかわしていき、
残像を発生させながら、ブル・ドーザをかく乱していく。
ブル・ドーザ「は.....速い!!」
と、ブル・ドーザが戸惑っている間に、キュアハートは
素早く足元へ現れて、後方宙返りの体制から胴体を
上空に向けて、蹴り飛ばした。
「バシーーーーーーーーーーン!!!!」
ブル・ドーザ「ぐおおおおおおおおおーーーーっ!!!」
キュアハート「........。」「ビューーーーーーン!!!」
と続いてキュアハートも上空へと舞い上がり、蹴り上げた
ブル・ドーザを追い越して、かかと落としの体制をとる。
キュアハート「はあーーーーーっ!!」「バキィーーーーーーッ!!!!」
ブル・ドーザ「ぐあああああああああーーーーーっ!!!」
とキュアハートの放った強烈なかかと落としが、ブル・ドーザの脳天に直撃し、
そのまま勢いよく地上へ落下していった。
「ドゴーーーーーーーーーーーーーーーンンンン!!!!!!」
ブル・ドーザ「あ..が..が...........。」「ビクン...ビクン...」
と落下したブル・ドーザは白目になり体を痙攣させながら仰向けに倒れた。
さくら「キュアハートさん...すごい...。」
小狼「これが...世界を救った力...か。」
鬼太郎「どうやら、僕達の出番はなさそうですね、父さん。」
目玉おやじ「だと...いいがのう...。」
ねこ娘「...えっ?」
「シューーーーーーーーン....。」
とブル・ドーザに続き、キュアハートも地上に降りてきた。
そして、倒れているブル・ドーザの元へと歩を進めた。
「ザッ..ザッ..ザッ..ザッ..」
キュアハート「気分はいかがかしら、隊長さん!!」
ブル・ドーザ「ぐっ....お....おのれ....。」
と、キュアハートの問いかけに屈辱を受けながら、
声を振り絞るブル・ドーザ...。
レジーナ「マナーッ!そのまま一気にやっちゃえーーっ!!」
キュアダイヤモンド「今のうちに早く!!」
キュアハート「もう、みんなったらせっかちなんだから...
隊長さん、もう悪いことはしちゃダメだよ!!」
「ピカーーーーーーーーーン!!!」
とキュアハートはブル・ドーザにそう言いながら、
『マイ・スイート・ハート』の発射態勢を取る。
キュアハート「あなたに届け!マイ・スイート・ハート!」
「パアーーーーーーーーッ!!」「ドオーーーーーーーン!!」
ブル・ドーザ「グオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!!」
と、キュアハートが放ったマイ・スイート・ハートが命中し、
浄化が開始されると、ブル・ドーザは悲鳴を上げ始めた。
ブル・ドーザ「こ...こんな小娘に...吾輩はもうお終いだーーーっ!!」
キュアハート「お終いじゃないよ隊長さん...今、あなたに『愛』を
いっぱい注いでいるところなの。
それが終わったら、悪いことはもうやめて、
みんなの為、そして世界の為にやり直してね!!」
ブル・ドーザ「はひーーーーーん!!ラーブラーブラーーーーーブ!!!!」
「バアーーーーッ」とハート型のまばゆい光がブル・ドーザを包み込んだ。
キュアソード「やったーーーー!!」
キュアロゼッタ「ハート...さすがです!!」
キュアエース「やはり、『愛』の力..。『思い』の力は偉大でしたね!!」
と、他のプリキュアそして、鬼太郎やさくら達がキュアハートの勝利を
確信したその時....。
ブル・ドーザ「....などと言うと思ったか?」
キュアハート「....えっ!?」
「ドカーーーーーーーーーン!!!」
さくら「きゃーーーーーーーっ!!!」
小狼「さくらっ!!!」
と、ブル・ドーザは何事も無かったかのように、マイ・スイート・ハートの光を
『闘圧』で吹き飛ばし、姿を現した。
「シュンシュンシュンシュンシュン.....。」
ブル・ドーザ「芝居はこんな感じで良かったか、小娘?」
キュアダイヤモンド「そ.....そんな......。」
レジーナ「芝居ってどういう事よ!あんたさっき、
白目ひんむいて倒れてたじゃない!!」
ブル・ドーザ「吾輩は『強者』であるからな....。いきなり弱き者相手を
潰しになどかからぬ。これぐらいの余興は当然だわい。
もちろん、お前の攻撃など、蚊に刺されたようなものよ。」
と体中についた埃をはたきながらこう語るブル・ドーザ。
目玉おやじ「やはり、悪い予感が的中した様じゃの...。」
鬼太郎「確かに今思えば...彼女がパワーアップしたとはいえ、
簡単に攻撃を受けてましたね、あの男...。」
ねこ娘「...随分、手の込んだ芝居してくれるじゃない、あの化け物!!」
ブル・ドーザ「いやいや、自分で言うのも何だが...吾輩の名演技と
小娘、お前の名戯れ言のおかげで良い余興に仕上がったわい、
礼を言うぞ?ガハハハハハハハハハハハッ!!!!!!!」
キュアハート「....馬鹿にして...どこまで人の気持ちを踏みにじれば
気が済むのよ!!」
とブル・ドーザに自身の『愛』や『思い』を踏みにじられたキュアハートは
拳を握りしめ、涙を流しながら怒りに震える。
ブル・ドーザ「小娘...その涙は何だ?まさかお前、本気でこのワシに
勝てるなどと思ったのではあるまいな?思いあがるな!!」
キュアハート「あなたに人の思いが通じないならもういい...。倒す!!」
「ブオーーーーーーーーーッ!!!」
とキュアハートがそう言って気合を入れなおすと、周辺から気の嵐が巻き起こった。
キュアダイヤモンド「ハート....ダメーーーーーッ!!!」
ブル・ドーザ「いいだろう、余興はもう終わりだ...ひねり潰してやる!!」
~ 上空 ~
バイエルン「まあ、こんなものか...。」
アルト「ブル・ドーザの奴、力は二流でも、芝居は一流だったね。
おかげで楽しませてもらったよ。」
バイエルン「その二流より力が劣るあの少女達は三流といったところか...
良いものは持っているのだがな...。」
アルト「あの雑魚、失敗作が来るまで生きてれば良いんだけどね...
クックックッ...。」
~ 地上 ~
「ドゴーーーーーーーーーン!!!!」
ブル・ドーザ「まだまだーーーーーーっ!!!アクセル・アップ!!」
「シュン!!」「バキッ!!ドボオッ!!ガスッ!!グシャ!!ベキッ!!」
キュアハート「ああああああああああっ!!」
とキュアハートはまず始めに、ブル・ドーザの一撃を受けて吹き飛ばされた後、
アクセル・アップによる高速移動の連続攻撃で蹂躙されていく...。
ねこ娘「うそでしょ..あの化け物、あの図体であんなスピードを...。」
鬼太郎「しかも、さっきの相手よりも速い...。」
ブル・ドーザ「ぬんっ!!」「バゴーーーーーーーーーーッ!!!」
キュアハート「があーーーーっ!!!」
「ドゴーーーーーーーーーーーン!!!」
と、ブル・ドーザは攻撃の最後にラリアットを繰り出してキュアハートの
体に直撃させると、そのまま落下して、地面に叩きつけた...。
さくら「キュアハートさーーーーーん!!!!」
小狼「彼女でも敵わないのか.....。」
知世「そんな...ひどいですわ...。」
ケロベロス「あの大男、化けもんすぎるで...。」
キュアハート「あ.....ぐ......あ......。」「ビクン..ビクン..」
と地面に叩きつけられたキュアハートはあまりのダメージに
体を痙攣させながら仰向けに倒れていた...。
キュアダイヤモンド「ハート!!」
レジーナ「さすがに芝居じゃないわよね、あれは...。」
キュアソード「当たり前でしょ!!あの大男の攻撃を何発も受けてるのよ、
芝居なわけが無いじゃない!!」
キュアエース「レジーナ...いくら冗談でもそんな事を
言うものではありません!!」
レジーナ「だって...マナが...マナがあんな目に合うなんて...
芝居と思いたいじゃない!!ウエーーーーーーーーン!!!」
と、ブル・ドーザに蹂躙されていくパルテノンモードのキュアハートの姿が
現実と受け止められず、泣き出してしまうレジーナ。
ブル・ドーザ「フッフッフッ...先程とは立場が逆になったな小娘...。
だが、これが現実!弱者は強者にはどう足掻いても
勝てぬ運命!それが世界!それが世の理なのだ!
ガハハハハハハハハハハハッツ!!!!!!!!」
キュアハート「もう...何...言っちゃってる...かな...。」
ブル・ドーザ「何?」
キュアハート「この...世界にはね...強者なんて...どこにも...いないよ...
人は...ね...みんな...弱者...なんだよ....
だから...人間は...あたし...達は...助け合い...ながら...
励まし...合い...ながら...強く...なって...いくん...だよ...
あなた...だって...一人で...強く...なったわけじゃ...
無い...でしょ...?」
と、大ダメージを受けてほとんど体が動かないキュアハートではあったが、
ブル・ドーザが言い放った事に対して、必死に声を振り絞りながら問いかける。
キュアダイヤモンド「ハート....。」
キュアソード「ハート...ううん、マナの言う通りよ...。」
ブル・ドーザ「フフフ...まだそんな戯れ言をほざける元気があったか...。
その根性だけは認めてやるぞ?ガハハハハハハハハッ!!!」
キュアロゼッタ「戯れ言ではありません!!」
ブル・ドーザ「んっ?」
キュアエース「人は1人では生きていけません..。あなたにだって、
あなたを産んで育ててくれた両親がいて、強くしてくれた
恩師や仲間達がいたはずです...。それでもあなたは、
自分が強者だと言うのですか?」
ブル・ドーザ「弱者が知った風な口を...吾輩に親も恩師も仲間もおらん!!
吾輩は1人であの過酷な環境を生き抜き、力を身につけ、
そして我らがレグルス帝国軍へと志願し、体一つで
ここまで上り詰めたのだ!!恵まれた環境でぬくぬくと
生きているキサマら弱者と一緒にするで無いわーっ!!」
ねこ娘「いいかげんにしなさいよ、あんた!!
恵まれてないのが自分だけだと思ってるわけ?
バッカじゃないの!?」
ブル・ドーザ「何ーーーー!?」
ねこ娘「あんた、自分が恵まれなかったのを結局は他人のせいに
したいだけでしょ!?恵まれた環境っていうのは与えられる
ものじゃない、協力して作り上げていくものよ!!
あたし達妖怪もね...昔は人間達に恐れられ、虐げられていた。
それでもわたしや鬼太郎達もその状況を変えたくて、
必死で人間達と接してきたの!!そのおかげで今は
人間達も徐々にではあるけど、私たち妖怪を受け入れて
くれる様になった!!そうなる事で、これからは人間も妖怪も、
協力し合いながら一緒に強くなれるってわたしは信じてる!!」
鬼太郎「ねこ娘...。」
犬山まな「ねこ姉さん...。」
目玉おやじ「その通りじゃ...。」
ブル・ドーザ「ほう...そこまで言うのなら、またまた良い余興を
思いついたわ...」
「ガシッ!!」「ドシンドシンドシン...」
とブル・ドーザはキュアハートを右手で掴むと、
そのまま校舎に向けて歩を進める。
百田「アニキーーッ!!あの大男、こっちに来ますよーーっ!!」
二階堂「このデカブツ!!マナを離しやがれーーーーーーーっ!!」
キュアソード「あいつ..何する気なの...。」
キュアダイヤモンド「ま....まさか!?」
キュアロゼッタ「校舎を破壊する気ですか!?」
キュアエース「やめなさい!!その人達は関係ないでしょ!!」
ブル・ドーザ「この吾輩を愚弄した当然の報いだ!!
特に小娘...お前には仲間が散っていく様を
特等席で見せてやろう...。ヌン!!」
「ブウーーーーーーーーーーーーーン!!」
とブル・ドーザはそう言うと、左手に闘圧を集めて、
巨大なエネルギー弾を形成した。
キュアハート「や...やめ...て...。」
目玉おやじ「いかん、みんな!!奴を止めるんじゃ!!」
鬼太郎「はい、父さん!!指鉄砲!!」
キュアダイヤモンド「プリキュア!ダイヤモンドシャワー!!」
キュアソード「プリキュア!スパークルソード!!」
キュアエース「エースショット!ばっきゅ~ん!!」
レジーナ「ミラクルドラゴングレイブ!!」
さくら「火焔(ブレイズ)!!」
小狼「雷帝招来(らいていしょうらい)!!」
「ドドドドドドドドドドド...。」
ブル・ドーザ「フフフ...弱者の攻撃など、吾輩には通じんな!!」
と他のプリキュアや鬼太郎、さくら達がブル・ドーザに
向けて総攻撃を開始するが、ビクともしない...。
鬼太郎「くそっ!!」
目玉おやじ「鬼太郎!!あきらめてはならん!!
打ち続けるんじゃ!!」
キュアソード「このままじゃ学校のみんなが!!」
さくら「そんなの嫌だよ...止まってーーーーっ!!」
ブル・ドーザ「恨むなら、キサマ達自身の弱さを恨め...
死ねーーーーーーーーっ!!」
「ゴオオオーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!」
とブル・ドーザはついに校舎に向けて巨大なエネルギー弾を放った。
キュアハート「み..みん...な....」
キュアソード「いやーーーーーーーーーっ!!!」
百田「アニキ...もうだめだーーーーーーっ!!」
二階堂「くそっくそーーーーーーーーーーっ!!」
と、全員が絶望し、エネルギー弾が校舎を破壊しようとしたその時...
「ズババババババババババーーーーーーーーンンン!!!!!」
「ドドドドドドドドドドドーーーーーーーーンンン!!!!!」
とエネルギー弾が一瞬でバラバラに切り裂かれ、寸前の所で爆発した。
ブル・ドーザ「何だと!?」
小狼「今、何が起きたんだ...?」
さくら「速すぎてさっぱりだよ...。」
キュアロゼッタ「も...もしかして...」
キュアダイヤモンド「間違いないわ!!」
キュアソード「あ.....あ.....ああっ!!」
キュアエース「お待ちしてましたわ...!!」
レジーナ「シン!!」
進之介(変身体)「.........。」
と、爆発で巻き起こった煙の中から、破壊剣(ラグナロク)を解放して
変身した進之介が姿を現した!!
百田「アニキーーッ!!助かりましたよーーーーっ!!」
二階堂「どこの誰かは知らねーけど助かったぜ!!」
キュアハート「シ..ン...来て....くれたん.....だね......。」
ブル・ドーザ「まさかこやつ...破壊剣(ラグナロク)の契約者か!!
ついに出てきたか!!」
「シュン!!」「バシッ!!」
ブル・ドーザ「ウオッ!!」
と進之介は『疾風斬(カマイタチ)』発動による
高速移動で、ブル・ドーザの右腕に掴まれていたキュアハートを救出し、
地面に着地した。
鬼太郎「は...速い!!」
ねこ娘「何...あの子!?」
目玉おやじ「あの少年...何者なんじゃ?
只ならぬ気配をしておるぞ!!」
進之介(変身体)「......。」
キュアハート「シン...ごめんね...また...やられちゃった...。」
進之介(変身体)「...魔法剣(アタックヴァイト)!!白月光(ホワイトアーク)!!」
「パアーーーーーーーーーーーーーッ!!」
進之介が白月光(ホワイト・アーク)を発動させると、キュアハートの体が
光に包まれて、ダメージが回復した。
キュアハート「.......。」
さくら「ほえーーーーーーーーっ!!」
ケロベロス「あんな事が出来るんか!?何もんやあいつ!!」
キュアハート「シン...ありがとう....会いたかった!!」
「ギュッ!!」と進之介に礼の言いながら、思い切り抱きついたキュアハート。
進之介(変身体)「........。」「ぐぐぐぐっ....。」
キュアハート「えっ...?」
と自信に抱き着いているキュアハートの両腕を無理矢理
引き離した進之介...。
進之介(変身体)「.......。」
キュアハート「あっ...シン....どうして.....?」
進之介(変身体)「...言ったでしょ?僕にはもう関わらないでって。」
キュアハート「!!!!!!!!?」
と進之介はキュアハートにそう言い放つと、後ろに
方向転換して歩み始める...。
キュアソード「そんな...。」
レジーナ「シン...ひどいよ!!」
キュアロゼッタ「マナちゃん、頑張ったのに...。」
キュアダイヤモンド「そんな言い方...!!」
キュアエース「あんまりですわ....。」
と、進之介のまさかの言動にショックを受けるプリキュア達5人。
ねこ娘「...何なの、あの子...あの態度!!」
鬼太郎「何か理由がありそうだけど...。」
さくら「...けど、あれじゃキュアハートさん、かわいそうだよ...。」
ケロベロス「せやな...。」
~ 上空 ~
アルト「やっと出てきたか失敗作!!」
バイエルン「随分と遅いご登場だな...待ちくたびれたぞ。」
「シュン!!」
レイス「それはすまなかったね。」
とアルトとバイエルンの背後にレイスが現れる。
レイス「実は先程まで塞ぎこんでてね...レグルス軍の事を話したら
すぐに飛んで行ったけど...。」
バイエルン「あの様子では、まだ迷いがありそうだな...。」
アルト「しっかりしてもらわないと困るな、育ての親さん...
僕は今、アイツを消したくてウズウズしてるんだけど。」
レイス「それはご遠慮願いたいね。そうなったら今度は私が
君を消さなくてはならなくなる。」
と互いに睨みあうレイスとアルト...。
バイエルン「二人共、そこまでにしておけ...戦闘が始まるぞ。」
レイス「では、私は特等席で見させてもらうとしようかな!!」
「シュン!!」
とレイスはそう言いながら二人の前から姿を消した...。
アルト「.......。」
バイエルン「フッ...物好きな事だな...。」
~ 地上 ~
ブル・ドーザ「ガハハハハハハ!!中々やるではないか小僧...
吾輩の手柄にふさわしいぞ!!」
進之介(変身体)「...どうでもいいよ...そんなの!!」
「ズババババババババババーーーーーーーーーッ!!」
「ドゴーーーーーーーーーーン!!!」
ブル・ドーザ「な...何だ...と」
と疾風斬(カマイタチ)の連続攻撃を受けて吹き飛ばされるブル・ドーザ。
進之介(変身体)「魔法剣(アタック・ヴァイト)!!稲妻落(ライト・ブレイカー)!!」
「ドオーーーーーーーーーーン!!!「バリバリバリバリ!!!!」
ブル・ドーザ「ヌグオーーーーーッ!!」「ドゴーーーーーーーン!!」
と、すさまじい電撃の魔力を破壊剣(ラグナロク)に纏わせ、
一撃を加える進之介。その衝撃で、ブル・ドーザは再び吹き飛んだ。
進之介(変身体)「魔法剣(アタック・ヴァイト)!!大蛇牙(ヨルムン・ガンド)!!」
「ボシューーーーン!!」と剣先を超高速で伸ばすと、ブル・ドーザに
命中し、空中へと押し上げると、再度、落下して地面へと叩きつける。
「ドゴーーーーーーーーーーーン!!!」
ブル・ドーザ「グハーーーーーーッ!!お...おのれーーーーーっ!!」
と言いながらブル・ドーザは立ち上がると、右腕に闘圧を集中させる。
「ブオーーーーーーン!!」「バリバリバリバリ!!!」
ブル・ドーザ「砕け散れい!!激烈破弾!!(クラッシャー・マグナム)!!」
「ドオーーーーーーーーーーーン!!」
進之介(変身体)「魔法剣(アタック・ヴァイト)!!一点突破(スクライド)!!」
と、進之介は一点突破(スクライド)を発動すると、
激烈破弾(クラッシャー・マグナム)をかき消しながら、
ブル・ドーザへと突っ込んでいく。
ブル・ドーザ「何!?」
進之介(変身体)「「うおーーーーーーーっ!!」
「ドカーーーーーーーーーーーーーッ!!」
ブル・ドーザ「うぐあーーーーーーーーーっ!!!」
「ドカンドカンドカンドーーーーーーーーーン!!」
そして、一点突破(スクライド)がブル・ドーザの腹に命中すると、
すさまじい勢いで吹き飛んで行った。
進之介(変身体)「........。」
さくら「ほえーーーーーーーーっ!!!!」
小狼「つ....強い!!」
ねこ娘「また芝居じゃないの?」
鬼太郎「いや...今度は違うみたいだよ。」
ブル・ドーザ「はあ...はあ...はあ...」
と進之介の攻撃でダメージを負い、息も絶え絶えながら、
何とか立ち上がるブル・ドーザ。
キュアダイヤモンド「やっぱり、シンはすごい...。」
キュアロゼッタ「あんな怪物相手に...。」
キュアソード「あのレイスって人が言った通り、もうシンには
あたし達なんて必要ないのかな...。」
キュアハート「嫌だよ...そんなの...。」
レジーナ「マナ.....。」
キュアエース「わたくしも...です。」
ブル・ドーザ「フフフフフ...ガハハハハハハ!!!!」
進之介「......?」
ケロベロス「あいつ、何笑うとんねん!!」
ブル・ドーザ「この吾輩がこれほどのダメージを受けるとは何年振りだ..?
さすがは『次元の王』の力が宿りし武器だ...。
気に入った...ますます欲しくなったぞ、破壊剣(ラグナロク)!!」
「ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴーーーーーーーーーッ」
とブル・ドーザは再び闘圧を高め始めると、地響きが起き、建物や木々が
崩れ始める...。
キュアソード「うそ...あの大男、まだあんな力が!?」
キュアダイヤモンド「そ.....そんな....」
キュアハート「.....シン....!!」
進之介(変身体)「....くっ!!」
ブル・ドーザ「覚悟しろ小僧...これが吾輩の、フルパワーだーーーーーーーっ!!!」
ついに進之介が登場し、追い詰めたかに見えたが、
対するブル・ドーザもフルパワー状態となり、戦闘は大詰めを迎える。
果たして進之介はどう戦うのか?そして、大貝町の運命は!?
第8話終了です。