夢を見ていた。
長い長い夢を見ていた。
少女が1人立っていた。
少女の前には黒い何かがいた。
それが何かわからなかったが殺されそうになっているのは分かった。
突如、黒い何かが少女に向かってきた。
少女の前に立つ。
後ろから少女が叫んでるような気がした。
やがて、黒い何かが迫ってきて深い暗闇に覆われた。
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男は1人意識はあるが肉体が存在しない空間にいた。
男は長い間、その空間にいる。
その男、聖杯の中にギルガメッシュがいた。
第5次聖杯戦争で敗北し、また聖杯に取り込まれた。
ギルガメッシュは長い間、再び具現化される日を待っていた。
そして、その時はきた。
何もない空間に光が差し込む。
(ほう…我の力を欲するか)
彼の王、ギルガメッシュは意識を戻す。
(さぁ…此度の戦争も派手に争い、我を楽しませろ)
ギルガメッシュは、口角を上げそうつぶやいた。
同時に光が次第に大きくなり、意識が光に包まれた。
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「……」
男が目を開けると青い空が広がっていた。
横に目を向けると噴水があり、あたり一面花が咲いている。
空には小鳥が飛んでいて、花には蝶が止まっている。
「ごめんごめん、起こしちゃった?
まだ寝てていいわよ、作業に集中したいし…」
声がするほうに顔を向けると小さな少女がいた。
紫色の髪に透き通った葵瞳の女の子だ。
「ん?あんた誰って顔してるわね。こっちはあんたのことよく知ってるのに…
初対面みたいな反応されると、ちょっと凹んじゃうわ。」
少女は悲しそうな顔でこちらを見ている。
「あたしは…まぁ、アメスとでも名乗っておくわ。
夢みたいなもんだから、すぐに忘れるだろうから無理に覚えなくていいわよ。」
「私は見ての通り、自己修復中だから現実には関われない。」
すると、アメスと名乗る少女の背後に羽の形をした壊れた機械が現れた。
質問しようとするが声が出なかった。
「焦らなくて大丈夫よ、あたしの代理として、あんたには『ガイド役』を派遣しといたから。
あんたの人生、つまり現実における水先案内人ね。詳しい話は、そっちに聞いて。」
「おっと…時間のようね。」
突如、周りが光りだした。
「もっといっぱいおしゃべりがしたかったけど、夢はいつまでも見てられないもんね。」
光はだんだん大きくなり体が光に包み込まれ、意識を失った。
「ん、これは…なるほどね。今回の旅は面白くなりそうね。」
こうして、かむはずがない2人の男の歯車が少しずつ動き出した。
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「主様ー!!」
少女はアメスの代理ガイド役として、主様を迎えに行くために約束の地に来ていた。
が、つくとすでにぼろぼろになった主が魔犬に襲われていた。
そして今、主様を助けている最中だ。
「な、なんとか助けることができました。」
「……」
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「おや、お目覚めになられたのですね。
主様、お怪我はありませんか?」
目が覚めると自分に主様という少女が顔を覗き込んでいた。
「わたくしは、偉大なるアメス様によって派遣されたガイド役、名前はコッコロともうします。
よければ主様のお名前を教えてくださいませんか?」
名前を聞かれたので答えようとした時だった。
「そこの童共、貴様たちが我を呼んだのか?」
声がする方向を見ると青年、ギルガメッシュが立っていた。
「…」
「…」
2人は驚きのあまり声が出なかった。
これが3人の初めての出会いだった。
Q,何故、プリコネにギルガメッシュを混ぜたの?
A,私にもわかりません。