「どうしてあなたは毎回ギルドに変なものを持ってくるんですか!」
「我がどうしようと問題あるまい」
「問題あります!いいですか、ここは皆さんがクエスト受注や登録をする場所です!あなただけの場合ではないんです!」
「王たる我がここのものをどうしようと問題あるまい、それよりここは茶も出ぬのか」
「文句!?」
あれから3日たっていた。その間、特に何もなく、平凡な日常が流れていた。それ故、ギルガメッシュは退屈していた。
「だめですよ英雄様、カレン様がお困りになられています。今日のところは宿に帰りましょう…」
「なぜ我が帰らなければならん、それにしてもこのソファーは心地悪いのぉ」
「英雄様!?それ以上は… あ、カレン様申し訳ございません!英雄様、カレン様に謝ってください!今にも泣きそうなので謝ってください!」
コッコロはギルガメッシュに謝るように頼んだが「要が済んだか、ならば帰るとしよう」と言ってギルドを出て行ってしまった。
「申し訳ございません、英雄様にはきちんと言っておきますので…」
もう一度謝って、ユウキとコッコロもギルドを後にした。
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「ところでコロよ、娘と何を話していたんだ」
「はい、ギルド申請についてきいていました。ですが、あのようなことがおきたので肝心なことを聞きそびれてしまいました…」
「ほう…」
ギルガメッシュたちは宿に帰るため、商店街を歩いていた。すると、ギルガメッシュは何かにきずき立ち止まった。
(何者かが我たちを見ておるな、どこの誰だか知らぬがおもしろい)
「コロよ用ができた、先に帰っておけ。」
「わかりました。ですが、早めに帰ってきてくださいね」
「なに、心配せずともすぐにかえる」
と、ギルガメッシュはどこかに行ってしまった。
(英雄様は何を考えているのかわかりませんのでたまに心配になります…)
「では、行きましょうか」
「いたッ!」
宿に帰ろうとしたときだった。不意に少女とぶつかってしまった。
「いたたた、急になんだよ… んん?おい、おいおいおいっ?」
少女は何かにきずき、ユウキに駆け寄った。
「おぉ、お前どこで何してたんだ!心配したぞ~プリンセスナイト!」
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(このへんでよかろう)
コツコツと男は誰もいない道を歩いていた。周りの窓は誰もいないのか、これから起きることを察知したのか締め切っていた。
「たまには、こういう貧民街を歩くのも悪くない」
男はつぶやく。故に、とある広場に来ていた。
コツコツと歩みを進め、やがてコツっと足が止まった。
同時にそれは姿を現した。
「ふん、ばれていたか。まぁいい、街をうろつく目障りな輩をこらしめにきたまでよ」
そう口にすると持っていた剣を男に投げつけた。
現れたのは黒いドレスに鎧を着て、男と同じ髪色のヒューマンの女だった。彼女も平和にあき、退屈していた。
「こらしめる?我をか?くっくっ」
男は愉快に笑う。故に
「よかろう、貴様の道化振りに免じて見逃してやる」
男はそういい振り返った。
「どのような策か知らんがワタシをたのしませてくれよ!」
女も愉快にそう口にし、大剣を抜くが男は一向に武器を構えようとしない。故にその姿にいらだっていた。それもそのはず、彼女は王宮騎士団の副団長であり、彼女の名は『契約女君(レジーナゲッシュ)』として知れわたっていた。だから目の前で剣も抜かずに立っている男にいらだっていた。が、それもすぐに驚愕に変わった。
「ちっ、雑種風情が早々に立ち去ればいいものを…」
瞬間、黄金に輝く波紋が男の背後に現れ、波紋から剣が2つ女に剣先が向けられていた。
「誰の許しを得てそこに立っている?」
ギルガメッシュは愉快そうに笑った。