ウルトラマンZ終わっちゃったよ!!!
ちなみに今回から挿入歌システムを組み込んでみました。
歌の名前などなどは載せておくのでそれを参考に流しながら読んでくれると嬉しいです!!
零、昴、大我、タイタス、風舞の五人は連絡を弦十郎から連絡を受け、工場地帯へと向かって走り出した。
『ガングニール…だと!?』
「ガングニール?なんだよそれ?」
四人は零と合流し、風舞は零に聞いた。
「ガングニールは奏さんが使っていたシンフォギア…聖遺物の名前だ。でもどうして…」
「まだそれは分からないが…とにかく行ってみるしかないだろう!」
「ああ!」
「Imutate Symphony tron…」
零はシンフォギアを纏い、ショートカットをするため海の上を走って光の柱の元へと向かう事にし、歌い始めた。
[Absolute nine Vo.塩見周子、高垣楓、渋谷凛、前川みく、一ノ瀬志希、島村卯月、相葉夕美、城ヶ崎美嘉、向井拓海
出典: アイドルマスターシンデレラガールズ]
「おまっ…それどうやって声出してんだよ!?」
「ちょっとした能力の応用だぜ」
「よくわかんないけど…ノイズは任せた!」
零は歌いながら頷き、ノイズ達の元へ向かい、大我達はウルトラ念力を使って逃げ遅れてる人達を探しながら避難させることにした。
零はメビウスとタロウのカードを取り出し、胸にかざした。
『Be the Type! Strium Brave!』
零のシンフォギアは炎のように赤く染まり、金のラインが胸元に入り、ウルトラホーンとビームランプが着いたヘルメットが装着され、左腕にメビウスブレスが生成、装着された。
零に気付いた大量のノイズは零に向かって飛びかかり、零もメビウスブレスからメビュームブレードを生成し、大きく構えてスケーターの様に一回転をし、光刃でノイズ達を切り裂いた。
(今はお前らの相手をしてる場合じゃないんだ、悪いな)
零は炭になったノイズ達がいる場所から大きく飛び上がり、メビュームバーストで残りのノイズ達を一掃し、高エネルギーの元へと向かった。
工場地帯へと駆けつけた零は二人の女の子がノイズに囲まれているのを見つけ、その内の一人がシンフォギアを纏っている事に気がついた。
すぐさまセブンのカードをスキャンし、アイスラッガーで後ろ半分のノイズ達を切り裂き、全て炭に変えて二人に近付いた。
「貴方は…」
「お前…」
「「あの時の…」」
零とシンフォギアを纏った少女の声が重なり、二人は思わず吹き出した。
「そうか、無事だったんだな」
「はい。今はなんでこんな事になってるか分かりませんが…」
すると、一匹のノイズが少女に向かって飛び出し、少女は拳を突き出して強烈な一撃をノイズに喰らわせ、ノイズを炭に変えた。
(お前も手にしたんだな。いや、手にしてしまったと言うべきか…)
少女が驚いた様な顔をしていると、後方から翼が乗ったバイクがこちらに急接近し、翼はバイクから飛び上がってバイクを巨大なノイズにぶつけ、翼は三人の元へ着地した。
「お前達はその子を守りなさい!」
そう言って翼もシンフォギア、天羽々斬を纏い、巨大なノイズの上空に飛び上がり、自分よりも遥かに巨大な剣をノイズに突き刺し、大量の炭に変えた。
少女は剣の上に立つ翼に憧れの眼差しを向け、見上げていた。
しばらくして昴達四人も合流し、他にも清掃班らしき人達がノイズだった炭を片付けていた。
「ほらよ。お疲れさん」
零も変身を解き、ふう、と一息ついて昴からコーヒーを受け取った。
「ありがとう」
そう言って零はコーヒーを飲み干した。
「…暖けぇ…」
そう言って空になった紙コップを見ながら微笑んでいると、シンフォギアを纏っていた少女が立ち去ろうとする翼と零達に礼を言った。
「ありがとうございます!実は…翼さん達に助けられたのはこれで二回目なんです!」
それを聞いた翼は思わず立ち止まり、少女の方を向いた。
「二回目…」
困惑する翼とは対照的に少女は笑顔で立っていた。
すると、もう一人の女の子の母親が来たのだろう。小さな女の子と母親は事務員の人から何やら書類の説明を受けていた。
「ま、こればっかりはね…」
そう言って零は苦笑いをした。
「じゃあ、そろそろ私も…」
少女がそう言って立ち去ろうとした時だった。
大我達四人は少女の行く手を塞いだ。
「すまないが、君をこのまま帰す訳にはいかんのでな」
「な、なんでですか!?」
「特異災害機動部二課まで、同行していただきます」
翼が淡々と告げると、一人の優しそうな青年が少女に手錠をかけた。
「えっ?あ、ああ…」
「すみません、貴方の身柄を拘束させていただきます」
そう言って逃げる間もなく少女は車に乗せられ、基地の方まで連れていかれ、零達も車で同行した。
「な、なんで学園に…?」
「…」
「あ、あの、ここ先生達がいる中央棟ですよね…」
「…」
誰も何も言わず、一つのエレベーターに乗り込んだ。
(ちょ、旦那…もうちょいそっちいってくれよ…)
(だ、ダメだ…私のウルトラマッスルは大きくすることは出来ても小さくすることは出来ない…)
(頑張れウルトラマッスル!)
一同はさらに地下に通じるエレベーターに乗り、少女の悲鳴を聴きながら凄まじい勢いで降下して行った。
「あ、あはは…」
「愛想は無用よ」
翼の言葉がエレベーターの中に響く。
エレベーターの外は巨大な筒状の建物になっており、まるで儀式にでも使われるかのような模様が一面に刻まれていた。
「これから向かうところも微笑みなど必要無いから」
「ようこそ!特異災害対策機動部二課へ!」
翼の言葉はどこへやら、基地の中は笑顔で溢れた歓迎ムードに包まれており、響と零達は呆気に取られ、その横では翼がやれやれと言わんばかりに呆れていた。
「うおお!見ろよタイタス!フーマ!凄く豪華だぞ!」
「久しぶりに見たぜこんなん!旦那も早く食べようぜ!」
「うむ。食べない訳にはいかないな!」
「俺も久しぶりに食うか!食おうぜ!零!」
「おう!」
そう言って五人はポテトやジュースが並んでるところに一直線に突っ込んで行った。
「あはは…」
小川も愛想笑いをするのが精一杯だった。
「さあさあ笑って!お近付きの印にツーショット写真♪」
了子は戸惑いが隠せない響に近付き、スマホを構えた。
「嫌ですよ!手錠したままの写真なんてぇ〜!きっと悲しい思い出として残っちゃいます!それにどうして初めて会う皆さんが私の名前を知ってるんですか?」
「我が二課の前身は大戦時に設立された特務機関なのでね。調査もお手の物なのさ」
そう言いながら弦十郎は杖を花に変えるマジックを見せ、その横に了子も響の鞄を持ってきて見せた。
「あーっ!私のカバン!なーにが調査はお手の物ですか!カバンの中身勝手に調べたりなんかしてー!」
「…はあ、小川さん、お願いします」
翼は小さくため息をつき、小川も響の手錠を外した。
「ありがとうございます」
「いえ、こちらこそ失礼しました」
「改めて自己紹介だ。俺は風鳴弦十郎。ここの責任者をしている」
「そして私はぁ〜、デキる女と噂の櫻井了子。宜しくね」
そう言って了子は響にウインクをした。
「俺は南大我。よろしくな!」
「オレは碧風舞。これから一緒に頑張ろうな、嬢ちゃん」
「私はタイタス。一緒に皆を守っていこう」
「んで、俺は諸星昴だ。よろしく頼むぜ」
「俺は柊零。よろしく頼む」
「あ、はあ、こちらこそ…よろしくお願いします」
響も深々とお辞儀をした。
「君をここに呼んだのは他でもない。協力を要請したいことがあるのだ」
「協力って…あ!」
響は先程のことを思い出した。
「教えてください!あれは一体何々ですか?」
弦十郎は了子の方を向き、了子も頷いた。
「あなたの質問に答えるためにも二つばかりお願いがあるの。最初の一つは今日のことを誰にも内緒。そしてもう一つはぁ…♡」
そう言って了子は響の身体を引き寄せた。
「…とりあえず脱いでもらいましょうか」
「えっ…だからぁ〜…!なぁんでぇ〜!!」
少女の悲しい叫びが基地の中に響き渡った。
夜遅くにようやく響は解放され、力なく歩きながら自分の部屋へと帰って行った。
「あいつちゃんと帰れるかな…」
五歩くらい歩いた所で響は転び、零は咄嗟に支えてやった。
「あ、ありがとう…」
「見てられないぜ…ほら、送ってってやるよ」
そう言って零は響をおぶり、部屋の場所を聞いてそこまで歩いて行った。
「ほら、着いたぞ」
「すみません…」
「…まあ、ゆっくり休めよ。おやすみ」
「おやすみなさい…」
そう言って零は響を部屋の前で下ろし、零は自分の部屋に戻って行った。
そして、零はシンフォギアに変わったゼノブラスターを手に取って見つめた。
(ノイズ…あれは地球上のどの生物の進化にも当てはまらない。…もしもこいつらが同じ地球の人間が生み出しているものだとしたら?もしも地球人が呼び出していたら?俺が介入する余地はあるのだろうか?…いや、そんな事はまだ考える時じゃない。俺には俺の出来ることをするだけだ)
零はゼノブラスターをしまい、自分の部屋へと戻って行った。
シャワーを浴びながら、翼は奏を失ったことを忘れられずにいた。
(あのギア…奏のものだ…)
あの時の悲しみは彼女の心の傷として永遠に残ってしまうのだろう…決して治らぬ傷として。
「それじゃ、先日のメディカルチェックの結果発表〜!」
基地局員や了子、翼はもちろん、零達も集まっていた。
基地のモニターには響の体の状態が映し出されていた。
「初体験の負荷は若干残ってるものの、体に異常はほぼ見られませんでした〜!」
「ほぼ、ですか…」
手首を抑えながら響はモニターを見た。
「…そうね。あなたが聴きたいのはこんな事じゃないわよね」
「教えてください。あの力のことを」
一同は翼の方を見つめ、翼もそれに応えるように自分のシンフォギアを見せた。
「天羽々斬。翼の持つ第一の聖遺物だ。零君のものもあるにはあるが、まあこれは別物と言っていいだろう」
「聖遺物?」
「聖遺物とは、世界各地の伝承に登場する、現代では製造不可能な異端技術の結晶のこと。多くは遺跡から発掘されるんだけど、経年による破損が著しくって、かつての力をそのまま秘めたものは本当に希少なの」
「一説では、太古のウルトラマンの力とも言われていたが、真偽は不明だ。この天羽々斬も、刃の欠片ごく一部に過ぎない」
「欠片にほんの少し残った力を増幅して解き放つ唯一の鍵が、特定振幅の波動なの」
「特定振幅の波動…」
「つまりは歌。歌う力によって聖遺物は起動するのだ。これに関しては零くんの物も例外ではない」
「歌…?…そうだ、あの時も胸の奥から歌が浮かんできたんです」
(なあ、零。お前はどうだったんだ?)
(俺も似たような感じだったよ。どっちかって言えばその場の雰囲気に合った歌詞が出てきたような感覚だったけど)
(ふむ…誰かを守りたいと思えばそのフレーズが歌詞となって歌になる訳か)
(歌う力か…地球人ってのは相変わらずすげえもん作れるよな)
(俺たちでも思いつかないな…)
弦十郎は響の言葉に頷いた。
「歌の力で活性化した聖遺物を一度エネルギーに還元し、鎧の形で再構成したものが翼ちゃんや響ちゃんの身に纏うアンチノイズプロテクター、シンフォギアなの。零くんのは召喚、って形に近いけどね」
「だからとて、どんな歌、誰の歌にも聖遺物を起動させる力など備わっている訳では無い!」
そう言って翼は冷たく言い放った。
「…」
響の側には沢山人がいるのに対し、翼には寄り添うものが一人もいなかった。
「聖遺物を起動させ、シンフォギアを纏う歌を歌える僅かな人間を我々は適合者と呼んでいる」
静かに笑った弦十郎は立ち上がって言った。
「それが翼や零くんであり、君であるのだ」
「どう?貴方に目覚めた力について少しは理解して貰えたかしら?質問はどしどし受け付けるわよ」
了子も笑顔で響に言った。
「あの…」
「どうぞー!響ちゃん」
「全然分かりません」
「俺も…」
「俺もダメだ…」
「わりいがオレも…」
「ぼくもぜんぜんわかりましぇん…」
「だろうね」
「だろうとも」
「分かりきっていましたな」
「いきなりは難しすぎちゃいましたねぇ。だとしたら聖遺物からシンフォギアを作り出す唯一の技術、櫻井理論の提唱者がこの私であることだけは、覚えてくださいね♡」
「はぁ…私はその聖遺物と言うものを持ってません。なのに何故…」
すると、モニターに一枚の画像が映し出され、響と零達はその方を見た。
「これが何なのか、君には分かるはずだ」
「はい!結構前の怪我です!あそこに私もいたんです!」
「…!」
「心臓付近に複雑にくい込んでいるため、手術でも摘出不可能な無数の破片。調査の結果、この破片はかつて奏ちゃんが身に纏っていた第三号聖遺物、ガングニールの砕けた破片である事が判明しました」
翼は目を丸くして了子の説明を聞いていた。
「奏ちゃんの置き土産ね」
翼は握っていた拳を力なく開き、壁に手を付きながら顔を手で抑え、ゆっくりと部屋を出た。
「翼…」
「あの…」
「どうした?」
「この力のこと、やっぱり誰かに話しちゃいけないのでしょうか…」
「…君が、シンフォギアの力を持っているのを何者かに知られた場合、君の家族や友人、周りの人間に危害が及びかねない。命に関わる危険性だ」
「命に…関わる…」
「俺達が守りたいのは、機密などではない。人の命だ。その為には、この力のことは隠し通して貰えないだろうか」
「貴方に秘められた力は、それだけ大きなものだと言うことを分かって欲しいの」
「人類ではノイズに打ち勝てない。人の身でノイズに触れる時、炭となって崩れることを意味する。そしてまた、ダメージを与えることも不可能だ。たった一つの例外があるとしたら、それはシンフォギアを身に纏った戦姫だけ。日本政府、特異災害対策機動部二課として、改めて協力を要請したい。立花響くん、君が宿したシンフォギアの力、対ノイズ戦のために役立ててはくれないだろうか」
「…私の力で、誰かを助けられるんですよね?」
弦十郎と了子は笑顔で頷いた。
「分かりました!」
そう言って響は部屋を出た。
「…なんだか、昔の俺やタイガに似てるよな」
「そうか?」
「だいぶそっくりだぞ、お前と響って嬢ちゃんは」
「ゼロさんもあんな時期があったんですね」
「ああ、なんて言うか…危なっかしいと言うか…」
すると、基地内で警報が鳴った。
「!!」
司令部では既にノイズの出現位置を特定していた。
「ノイズの出現を確認!」
「本件は我々二課で預かることを一課に通達!」
「出現位置特定!座標出ます!…!C地帯より距離二百!」
「近い…!」
「迎え撃ちます!」
そう言って翼は先に走っていった。
それを見て響も外に出ようとした。
「待つんだ!君はまだ…!」
「私の力が誰かの助けになるんですよね!?シンフォギアの力でないと、ノイズと戦うことは出来ないんですよね!?だったら行きます!」
そう言って響は外に走っていってしまった。
「危険を承知で誰かのためになんて、あの子、良い子ですね」
「…果たしてそうなのだろうか?」
「?」
「翼のように、幼い頃から戦士としての鍛錬を積んできた訳では無い。ついこないだまで日常の中に身を置いていた少女が、誰かの助けになると言うだけで、命をかけた戦いに赴けると言うのは…歪なことではないだろうか?」
「つまり、あの子もまた私達と同じように、こっち側という訳ね」
「…あーもう!よく分かんねーけど、俺達も一緒に行くぞ!零、お前は響のサポートしてやれよ!」
「ああ!」
零は大我に頷き、五人も外に出た。
外では、既に大量の人間が炭と化し、翼は道路の一箇所にノイズ達を集めていた。
そして、ノイズ達は合体し、巨大なノイズへと変わり、雄叫びをあげた。
翼もシンフォギアを装着し、大きく飛び上がってノイズの攻撃をよけてノイズに斬撃をくらわせた。
ノイズが怯んだところに間髪入れず響が飛び蹴りを喰らわせ、ノイズが飛ばした光弾はセブンとエースの力を身に纏った零が光弾を放って相殺させ、落ちていく響を零はキャッチした。
そして、翼は青い斬撃波を放つ[蒼ノ一閃 ]をノイズにくらわせ、ノイズは綺麗に真っ二つになり、爆発を起こした。
零も響をおろし、響は翼に駆け寄っていった。
「翼さーん!私、今は足でまといかもしれないけど、一生懸命頑張ります!だから、私と一緒に戦ってください!」
「…そうね」
「!」
ゆっくりと翼は振り向いた。
「あなたと私、戦いましょうか。零さんも」
「え…」
そう言って翼は響に刃を向けた。
「え…?」
今回はここまでです!
曲名だけなんでJASRACにはひっかからないはずです!(旧パラガス)
次回もよろしくお願いします!!