暁と申します。これより、司令官様の指揮下に入ります 作:血濡れの人形
今年から頑張ってイベントごとは書いていこうと思います。
~鎮守府 食堂~
「「「「新年あけましておめでとうございます!」」」」
外から聞こえる鐘の音に合わせ、食堂に集まった艦娘と提督が挨拶をする。
「それでは、私はここで。提督たちも、どうかあまり夜更かしせずにいるよう。明日のおせちもありますので、赤城さんたちにはあまり年越しそばを食べすぎぬように伝えてください」
「ちょ!暁さん!?いくらおそばがおいしいからって、翌日のお食事が食べれないぐらいまではさすがに食べませんよ!」
そんな言葉は聞こえんとばかりに、提督に一礼した暁はそのまま自室に戻っていく。なにやら酒の瓶を持ってそのまま飲んでいるいつもの酒飲み連中が見えるが、まあ年明けなのだしあまり気にしないでいいだろう。
~翌日 鎮守府 食堂~
目が覚めたのは5時半。それからすぐに顔を洗い、食堂に戻る。扉を開けると、そこには死屍累々と言わんがばかりに酔いつぶれた酒飲み組+提督の姿があった。どうやらいつもなら止めるであろう面々は真っ先に酒飲み組に集中砲火でつぶされたらしい。その証拠に、彼女たちの近くには度数の高い酒瓶が数個ほど転がっている。
「まさか提督まで巻き込んで倒れるまで飲むとは思わなかったわ・・・蜆のお味噌汁作らなきゃ・・・材料足りるかしら?」
おせちは昨日のうちに用意しておいたから、今日の朝は気にしないでいいので、とりあえず味噌汁を作る準備をする。顆粒のだし、味噌、蜆を準備して、大鍋の中に順番に入れていく。砂抜きは入手した直後に済ませてあるので、それに関しては一切気にしていない。
「あ、鳳翔さん。すみません、ちょっとお味噌汁作らせてもらってます」
「暁さんなら構いませんよ?ところで、作ったおせち料理なんですが、一部少なくなっているのがあって・・・」
聞いてみると、黒豆が当初用意してあった分よりも少なくなっているらしい。そういえば、さっき酒飲み組の近くのテーブルに小鉢があったような・・・
「鳳翔さん。酒飲み組を起こして、近くにあった小鉢に何入れたか聞いてきてもらっていいですか?その間に、味噌汁よそって持って行くので」
鳳翔さんにそうお願いしつつ、出来上がったみそ汁をお椀の中によそっていく。それから少し経ち、お椀によそい終わった後、少し大きめのトレイ二つを使って一気に運び出す。合流すると、現行犯である隼鷹が正座で叱られていた。
「あ、暁さん。案の定といいますか、やっぱり隼鷹さんでした」
いやまぁ、この状況見ればさすがにわかるけれど・・・さすがに正月にこれは・・・
「わかったわ。はい。蜆のお味噌汁よ。これ飲み終わったら、とりあえずつかった小鉢とお椀だけ洗ってほしいわ。今日はこれで許すけど、次からはきちんと一声かけて頂戴ね?」
そういってからお椀と箸を渡し、とりあえず座りやすいように座りなおさせそういう。
「鳳翔さん。間宮さんたちがそろそろ合流しますし、おせちは出していきましょう。あ、黒豆の減った重箱は酒飲み組の机のほうにおいてください」
そうこう話しているうちに、早めに寝始めた面々が起きて食堂に合流し始める。提督もいつの間にか起きだしており、蜆の味噌汁を飲みながら水の入ったコップを用意していた。って、
「提督?言ってくだされば用意しましたのに」
「ん?あぁ、別にいいよ。準備だって忙しいだろ?」
「そんなことはないです!あとはお雑煮さえ温めれば今日の朝食はできますので、むしろ提督のほうが準備大丈夫ですか?執務室の引き出しの中身、そろそろ配り始めないと間に合わないような・・・」
そういわれて、提督はヤバッという顔をした後、コップここに置いておくなといって執務室のほうへ駆け出して行った。
「おや?提督はどうかしたのでしょうか?」
「ちょっと物を取りに行きました。それよりも、みんなも出てきましたし、何人かに手伝ってもらって、どんどん運んでいっちゃいましょう」
そうして運び終わったタイミングで、提督が少し大きめの箱を持って食堂の中に入ってきて、私が座る席の横に座る。私も席に着くと、提督が声をかけてくる。
「すまん暁。ちょっと配るの手伝ってくれ。これ午前中だけだと間に合わん」
「・・・しょうがないわね。軽巡と駆逐のほうのお年玉を手伝うわ。それ以外は提督にお願いしてもいいかしら?」
「助かる。あぁ、あと、扶桑と山城も頼んでいいか?多分お前のほうが二人も喜ぶ」
「わかったわ」
このあとめちゃくちゃお年玉配った。
提督
年越しそば食べ終わって寝ようとしたら酒飲み組に強襲しかけられて酒を大量に飲まされたが翌日にはぴんぴんしていた不思議人間。本人曰く二日酔いになったことはないらしい
暁
扶桑さんや山城さん、大井さんと北上さんにやけに絡まれることが多くなった(今言った人物は本編未登場です)。このあとお年玉配ったり食器洗ったり色々していたらほかの第六駆逐隊に強襲を仕掛けられ町に繰り出すことになった