【完結】剣製の魔法少女戦記   作:炎の剣製

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漫画回です。


第百三十九話  『六課最強は? そして強さとは?』

 

 

季節は8月。

 

「俺はおもにガードウィングのポジションにつく志貴だ。これからよろしく頼む」

「私はアルクェイド。はやてのサーヴァントだから、はやての命令には基本従うけど色々と指図されるのは嫌いだから自由に敵の相手をするわねー。よろしくー」

 

こうしてアルクェイドと志貴も六課出向となって八神家全員が揃っていた。

そんなある日に教導のなのは、シホ達はフォワード陣に訓練を課していて今日も午前の訓練が終了した。

 

「それじゃ午前中の訓練も終了だよ。お昼休みにしようか」

「「「「「「ありがとうございます!」」」」」」

 

六人は元気に挨拶をして訓練を終了した。

 

「みんな、午後は108部隊に出向研修だからそれまでは隊舎内で自由に待機していてね」

「「「「「「はい!」」」」」」

 

それで全員で隊員寮に戻ってくるとヴィヴィオとツルギがモニターに向かって教材用のビデオを見ていた。

ヴィヴィオはなのは達に気づくと「ママ!」と呼びなのはに抱きつく。

 

「ヴィヴィオとツルギ君は何を一緒に見ていたの?」

「なのはお姉ちゃんと、フェイトお姉ちゃんと、シホお姉ちゃんのビデオをヴィヴィオちゃんと一緒に見ていました」

 

ツルギが子供にしては利口そうに答える。

スバルがヴィヴィオに、

 

「なのはママとフェイトママはどっちも強いでしょう?」

「うん!…あ、そうだ。なのはママとフェイトママとシホお姉ちゃんは誰が強いの?」

「うーん…どうだろうね? 比べたりしないからわからないなぁ」

「そうね。最近は本格的な模擬戦をしていなかったものね。私もユニゾンリミッターがかけられていて本気を出せないし…」

 

シホ達がのんきに話しているがそれを聞いていたスバル達フォワード陣達は、

 

【なのはさんとフェイトさんとシホさん、誰が強いの?】

 

という思いを抱いていた。

 

 

・スターズ隊の主張

 

「やっぱなのはさんじゃない?

航空戦技教導隊の教導官で負傷ブランクがあったとはいえ10年飛び続けた歴戦の勇士なんだし」

「エースオブエースは伊達じゃないだろうしね」

 

・ライトニング隊の主張

 

「でもフェイトさんだって事件の現場に向かい続けて手荒な現場でも陣頭に立って解決してきた一線級の魔導師ですよ!」

「空戦ランクはなのはさんもフェイトさんも同じS+ですし」

 

・セイバーズ隊の主張

 

「でもやっぱりシホさんだと思います。

なのはさんとフェイトさんはシホさんの弟子だという話ですから」

「そ、それに推定魔導師ランクと空戦ランクは両方ともSSでそれに魔術という強みがあります…魔弾の射手という異名も持っていますし」

 

六人がそれぞれ主張しあいお互いに譲らないという平行線。

そんな時にティアナが、

 

「六課で一番強いのは誰なのかしらね…?

八神部隊長や副隊長達…アルトリア空曹長。

それにサーヴァントの皆さん、食堂勤務だけど士郎さんも空戦Sランク、アインスさんも空戦S+………なんか改めて思うけど機動六課の戦力って異常ね」

「あー…」

 

それで今度は誰が一番強いのかという話題になってだんだん話が膨らんでいき、

 

「というわけでっ! 第一回! 機動六課で最強の魔導師は誰だか想像してみよう大会ーーーーー!!」

 

アルトとスバルがマイクを取り、メカニック陣を集めて予想をしだしていた。

 

「戦力がカンストしているサーヴァントの皆さんは抜いて、鉄板の最強候補は七人!」

「近接最強! 古代ベルカ式騎士! ヴィータ副隊長とシグナム副隊長!」

「おさめている武術が強みでバインド攻撃もお手の物、その手の槍で敵陣を斬り込む魔導師! フィアット副隊長!」

「六課最高のSSランク! 超長距離砲持ちの広域型魔導騎士。リイン曹長とのユニゾンって裏技もある八神はやて部隊長!」

「同じく最高のSSランク! 『魔弾の射手』という異名を持ち魔術という神秘も行使し近距離、中距離、遠距離、超長距離を全部対応できてアルトリア曹長ともユニゾンできるシホ隊長!」

「そして六課最速のオールレンジアタッカー、フェイト隊長と説明不要の大本命! エースオブエースのなのは隊長!」

「「最強は誰だーーーッ!!?」」

「「「「「おーーーーー!!」」」」」

 

メカニック陣の野太い雄叫びが木霊する。

 

「八神部隊長だ!」

「いいや、ヴィータ副隊長!」

「シグナム姐さんっすね!」

「シホお姉様です!」

「なのはさんだよ!」

「フィアットさんも意外と…」

「フェイトさんに俺は決めた!」

「実は大穴で食堂勤務の士郎さん! 漢だー!!」

 

それで色々な名前が挙がっていき会場は大いに盛り上がっているのだった。

あまりの体育会系のノリについていけなかった残りのフォワード五人はあわあわしていたのだった。

それは隊長陣にも話が流れてくるほどだった。

休憩室で休憩をしていたシグナム、グリフィス、ランサー、シホ、ネロ、アルトリア、フィアット、シャーリーがルキノからその話を聞いて、

 

「なかなか面白そうなことをしているじゃねーか、あいつら」

 

真っ先にランサーが話に食いついた。

 

「わかった。報告ありがとうルキノ。何かあったら直々に注意をしておくよ」

「お願いします」

「それにしても機動六課最強は誰だ、か…実際誰なんですかね?

サーヴァントさん達は欄外らしいですけど…」

 

シャーリーがそう聞く。

 

「それはやはり状況によるんじゃないかしら?」

「そうですね。でも、それをいうとお姉様はどんな戦場でも勝ってきそうですけど…ほら、貫禄とかで」

「そうだな。それに模擬戦の数だけ強さはバラけてくるからな…そういえば最近はシュバインオーグと模擬戦をしていなかったな。久しぶりにどうだ?」

「別にいいけど私でいいの…?」

「ああ。なのははあまり乗ってこないしテスタロッサも控えめだからな」

「ま、そのうちにね…。やるならフォワードのみんなの前でやった方がいい勉強になるだろうし」

「その約束、忘れるなよ?」

「シグナムは相変わらずですね」

「うむ。だが芯がしっかりと通っていて良いではないか」

 

それからその場の全員でこれからどんな事に話が発展するか予想していたり。

 

 

 

聞き込み調査・その1『八神はやて、リイン』

 

「個人での戦闘能力かぁ…。私は弱いよ。だから空戦じゃなくて総合でランクをとっているんやし」

 

ティアナの差し入れのケーキをぱくつきながらそう言う。

それでティアナは信じられないようで理由を聞いてみると、

 

「すごいのは魔力だけや。だけど高速運用はできひんし並列処理は苦手やからな」

「大魔力と高速・並列処理は衝突するのが普通です」

「それやから私の魔力運用は『立ち止まって展開・発射』だけなんよ」

「それを私がユニゾンしてお手伝いしているんですよ!」

「それにや。後方支援専門の殴り合い用のスキルなんか無意味やからな。適性の低いスキルを鍛えたところで効率も悪い。

ぶっちゃけ六課の前線メンバーで私がガチンコで勝てるのはキャロくらいとちゃうか?」

「もちろんフリードやヴォルテールは使用禁止ですよ」

「………いや、最近はダブル高町教導官仕込みやからな。

体力あるやろうな…。私がシホちゃんに習っていない瞬動術や浸透勁も覚えてきているんやろ?」

「まぁ、それはあたしも覚えさせられました。

便利ですよねー。魔力を一切使わない格闘スキルなんて…銃が取り柄のあたしでも近寄られたら瞬動術+浸透勁でノックダウンできますし…」

 

 

 

聞き込み調査・その2『シグナム副隊長、ヴィータ副隊長』

 

「個人戦技能、ねぇ…? 個人戦にも種類があんだろ」

「えーと…それじゃ平均的な強さとか」

「平均的な強さだぁ…? 追撃戦、決闘、戦闘状況や相性の違いにだって左右されるだろ?

どんな状況でも平均的に強いってのは要は何でも屋ってことだがマルチスキルは対応力と生存率の上昇のためであって直接的な強さとは関係ねぇぞ?」

「そうだ。実際隊長達六人でトーナメントすれば試合条件にもよるがやった回数だけ優勝者は違うだろうな。そのくらい力は伯仲している。

それに決闘以外では私は結構シュバインオーグとの戦いでは負け越しているからな…」

「シグナム副隊長が…!?」

「ああ。シュバインオーグは戦闘の流れを掴むのに関しては六課の中で一番優れているだろうな。いつの間にかペースをあちらに握られているからな」

 

 

 

聞き込み調査・その3『シホ隊長、フィアット副隊長』

 

「そうね。やっぱり状況にもよるわね」

「そうですねぇー。その分お姉様は心眼でどんな状況でもすぐに対応できてしまうのが強みですが、魔術を使わないでというと少し火力不足になりますしね」

「フィアもまずどの位置からでもバインドを放てる鋭さが重要になってくるからね。

それから色々な技に繋げていくわけだし…。フィアはもともとバインド使いだしね」

「とりあえず二人に言いたい事はまずどうやって自分より強い相手に勝つかね?」

「そうですね」

 

 

 

聞き込み調査・その4『なのは隊長、フェイト隊長』

 

「うーん、誰が強いかか。私はよくシグナムと模擬戦をしているけど結構実力は五分五分かな?」

「うん。それじゃそんなみんなに問題だね。『自分より強い相手に勝つためには自分の方が相手より強くないといけない』って聞いたことある?」

 

一同はわからないといった感じの表情をする。

 

「『この言葉の矛盾と意味をよく考えて答えなさい』。これが問題だよ」

 

 

…それで隊長陣全員から聞き取り調査を終えて六人は考える。

 

「自分より強い相手に勝つためには自分の方が相手より強くないといけない、かぁ…言葉遊びでもないわよね? どういう意味かしら?」

「やっぱり訓練を重ねて相手より強くなる事ですかね?」

「それだと倒しているのは自分より弱い相手になっちゃうよ?」

「そもそも訓練だけでそうそう強くなれたら苦労しないわよ!」

「自分より強い相手に勝つ方法か…なんだろね?」

 

そんな時にヴィータがやってきて108部隊出向研修の話をされて六人は移動を開始する。

そんな中、地下の道を徘徊する者達が複数確認されたという報告が入ってくる。

 

 

 

◆◇―――――――――◇◆

 

 

 

フォワード六人はすぐさまアラートに従い現場に向かった。

 

『Ⅰ型20機。Ⅲ型4機。Ⅲ型はなにやら初めて見るタイプだよ。前線は注意して! 付加ユニット付き…多足歩行型!』

 

その映像をスクリーンで見ていたヴィータは思わず歯ぎしりをする。

連想されるのだ。7年前に遭遇した未確認に。

しかしすぐに気持ちを落ち着かせて眺める。

 

『こちらからはライトニング1・2が緊急出動する。みんなはそっちの状況確認とガジェットの迅速な撃破!』

『108部隊や近隣の武装隊員も警戒に当たってくれてる。スターズ1からは何か?』

『スターズ1からフォワードチームへ。AMF戦に不慣れな他の武装隊員達にガジェットや危険対象をなるべく回さないように。

こんな時のための毎日の訓練だよ。………六人でしっかりとやってみせて!』

「「「「「「はい!」」」」」」

 

そして六人はバリアジャケットを纏ってレールウェイの地下通路に入っていく。

 

 

 

 

 

その一方で中ではスカリエッティ側の戦闘機人のナンバーズ6のセイン、ナンバーズ11のウェンディがナンバーズ4のクアットロの指示を受けていた。

 

「機動六課が出てきたけど、どうしようかクア姉。私的には前の青い騎士が出てきたら速攻で逃げたいんですけど…」

 

セインは前の戦いで気配だけで腕を切られてしまった過去を持つ。

だからアルトリアに対して苦手意識を植えつけられていた。

 

『そうねぇー。ここでプチっと潰してもいいけどまだ不確定要素が多い…というかありすぎているからねぇ~。………まったくなによあの戦力は』

 

クアットロはぶつぶつと呟く。

 

『とにかく今回の作業はⅢ型改のテストとお披露目だけなんだし、もうほとんど済んだでしょう?』

「まーだいたいのところはね」

『それじゃ空からおっかなーいのが飛んでくる前に早めに退いてらっしゃい』

「そーねー」

『Ⅲ型改は放っておいていいわよー? 量産ラインに投入するかはまだ決めてないし』

 

と、そこにウェンディが話に割り込んでくる。

 

「はいはい! クア姉!!」

『なーに、ウェンディちゃん?』

「せっかくお外に散歩に出られたのにもう帰るのはつまんねーっス。

あいつらにちょこっとちょっかい出したりしちゃダメっスか?」

『そーおねぇ? これから大事なお祭りが待ってるんだし武装も未完成なあなたが破損でもしたら大変だから直接接触はしちゃダメよ?

でも見学と遠隔ちょっかいくらいなら良しとしましょう』

「わーい! ありがとッス♪」

 

ウェンディは喜び、セインはやれやれとため息をつく。

 

 

 

 

 

そして場面はフォワードに戻り、

 

「キュクルー!!」

 

キャロが五人分のブースト魔法を執行し、同時にフリードの火炎攻撃でガジェットを燃やし尽くしていき、

 

「うぉおおおーーー!!」

 

スバルのディバインバスターがⅢ型を貫き、

 

「はぁあああーーー!」

 

エリオがⅠ型を次々と切り裂き、

 

「シュート!!」

 

ティアナのクロスファイヤーシュートが次々とⅠ型を撃ち抜いていき、

 

「斬氷閃!」

 

レンの大型化したシールドザンバーで切り裂かれていき、

 

「ブーストスラッシュ! 私に断てないもの等無し!!」

 

ランのモード2で大剣の後ろ側のブースターを吹かし力づくで振り抜きⅢ型を真っ二つに切り裂く。

六人の攻撃は半端なく瞬く間にガジェットは潰されていった。

その戦果に108部隊は全員驚きの声を上げているくらいだから六人の実力が上がったのは確かだろう。

そこに新たなⅢ型の出現の一報を受けて向かうフォワード達。

それをウェンディ達は面白そうに見学していてそれぞれの技能を評価している。

 

「それぞれの特化技能はAA級ッスね」

「ぽいね。別々の特化技能を連携させて総合力を高めている」

「ま、分断してブッ叩くのが適切ッスよね」

「正解だ」

「まー連携戦だろうが単体戦だろうが負ける気はねぇっスけどね」

 

それでウェンディは武装であるエリアルレイヴを構える。

 

「シッポ掴まれるとウー姉やトーレ姉に怒られっからさ一発撃ったらすぐ引っ込むよ」

「了解っス」

 

そしてフォワードの方ではキャロがアルケミックチェーンでⅢ型を縛り上げる。

だが捕まえた途端、ウェンディの放った弾丸がⅢ型に命中。

効果は反応炸裂弾。

よって爆発を起こしそれはフォワード達を襲う。

それを見てセインはえげつねー…と呟いていた。

 

「ま、それでも六人セットなら防いじゃうでしょうねー」

 

ウェンディがそう呟くが、そこにセインが汗を流しながら、

 

「あ、甘く見たなウェンディ…。六人じゃなくて、“一人”だ…」

「ふぇ…? マジ? 一人っスか…!?」

 

画面には巨大なシールド《プロテクション・ギガント》を展開して完全防御をしているレンの姿があった。

 

「ホレ。爆発直後にもうこっちの位置を特定。高速型のガードが二人もこっちに向かってカッ飛んできてる」

 

エリオとランがデバイスのブースターを吹かせて向かってきているのだ。

 

「ご丁寧に飛竜とオレンジ頭の誘導操作弾まで引き連れてるよ。

クア姉とディエチが向こうの隊長達に落とされかけた時とおんなじパターンだね」

「んん、こいつらもなかなかやるもんス」

 

それでセインがIS・ディープダイバーで撤退しようとしている。

だがウェンディは逃げる前に落書きをするのだった。

その後にすぐに撤退した。

それで一足遅く到着したエリオとランはもう何もいないのを確認後通信で、

 

「すみません逃げられました…」

「でも壁に何か書置きがあるね?」

『了解。合流して対策を続けましょう』

 

それから警戒は続けられたがもう新手は来ないと思われて、警戒態勢は解除された。

通信越しで見ていたなのはとヴィータ、シホはというと、

 

「まだまだ甘いな」

「うん。もっといい動きは出来たと思うわね」

「でも合格点ではあるけどね」

 

と、評価していた。

それを聞いていたはやてとリインは何を思ったか笑っていたり。

 

そしてお弁当が振舞われて全員はギンガとも合流して食事にありつく。

その際食事をしながらなのはに出された問題を聞いていた。

でも、ティアナとキャロはそれよりその旺盛な食事の量を発揮しているギンガ、スバル、エリオ、ラン、レンに驚かされていた。

それはともかく、

 

「その問題の答えは分からない…。けど私としてはそれは否定するべき言葉だと思うな。

母さんが言っていた。刹那の隙に必倒の一撃を叩き込んで終わらせるのが打撃系のスタイル。

出力がどうとか、射程や速度や防御能力がどうとか自分と相手のどちらが強かろうがそんなの全部問題ない。

相手の急所に正確な一撃。狙うのはただそれだけ。私はそう思ってる」

「うん…」

 

それから六課隊舎に戻った一同はまた話し合っていた。

 

「…で、結局答えはなんなんだろうね?」

「あのですね、私達『誰が強いか』の聞き方が違っていたんじゃないかと…」

 

それでティアナが何かわかったらしくまた隊長陣に話を聞きに行く。

まずはやてに聞く。

 

「そうやね。なのはちゃんやフェイトちゃんに勝つんならガチンコ以外の広域戦闘限定なら少なくとも負けはないからそうやって戦うよ」

「最大射程と効果範囲ならお二人には負けませんから…でもシホさんには高速射程という事だったら負けてしまいますね。

あの人は強化した目で四キロ先まで見渡せて射程も同格ですから」

「あとは集団戦やチーム戦。これなら誰にも負けない自信はある」

「うちの八神家は無敵です!」

 

お次にシグナムとヴィータ。

 

「相手の強さや自分の弱さに捕らわれて戦いの本質を忘れては仕方がない」

「自分の強さに驕るのはさらに愚かしい。ギンガの見解はその意味では正しいな」

「戦うのなら勝つ。騎士の一撃はそのためにある。お前も騎士の端くれならその気概を忘れんな、エリオ」

「はいっ!」

 

お次にシホとフィアット。

 

「ランにレン。まずは相手より自分の得意分野で攻めてみなさい。そうすればおのずと答えは出てくるわよ」

「はい。自分の得意な分野に相手を引き込むんです。そうすればこちらのペースはそう簡単に崩されませんから」

「「はい!」」

 

お次にフェイト。

 

「キャロは誰が一番強いのか知りたいの?」

「ええっとですね…正確な戦力分析は後衛として必須ですからスバルさんやエリオ君、ランさんやレンさんが一生懸命でしたからだから私も一緒に考えたくなりました」

「そっか」

 

そして最後になのは。

スバルが代表でなのはに聞く。

 

「…というわけで相談して答えを出しました」

「そう。その答えは…?」

「はい。『自分より総合力で強い相手に勝つためには自分が持っている相手より強い部分で戦う』です。

そのために自分の一番強いところを磨き上げてこれなら誰にも負けないって自信を気概を持って戦いに当たる!

それにチームがそれぞれの強い部分を持ち寄ればより万全に近くなる。

だから問題は正しくもあり間違っている………と、そんな感じなんですが」

「そう。じゃあそれが正解かどうかこれから実地で確かめていかなきゃね」

「え…? なのはさん!? 正解は教えてくれないんですか!?」

「明日の朝練で多分わかるよ」

「えええええ!?」

 

そんなこんなで悩め悩め若人よ、さればおのずと答えは出るよ。

と、言う感じで夜もふけていくのだった。

 

 

 




Side形式だとなのは…おもにStrikerSは場面が変わることが多々あるからあまり適していなくて、第三者視点の方がどちらかというと書きやすくて楽なんですよね。

ですが地の文がないとなんかなー…と思いますし。

それはともかく漫画版の話でした。

ランが少し親分化してきていますね。

レンも確実な防御術を身につけてメイン盾が様になってきていますからね。

…あれ? 原作おもに防御担当のスバル、いらない子? いや、そんな馬鹿な。




それではご意見・ご感想・誤字脱字指摘をお待ちしております。

では。
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