5/19改訂。旧0話と旧1話とくっつけただけとも言う
よくある出だしで恐縮ではあるが、<俺>は死んでしまったらしい。
死因:突っ込んできた例のアレ(4トン車)から子供をカバーリングしたので。
パリィは完全に決まったはずなのに………。
以下、白い部屋での老人とのやり取り。
老人「ワシ、神なんじゃ。」
おれ「ふーん。」
老人「最近の死人は神への敬意がなっておらんのぅ………。」
おれ「で、俺地獄行くの?」
老人「本来なら行くべきところじゃが、諸事情によってお前は転生じゃ。」
おれ「転身じゃなくて?」
老人「そんな気力ないじゃろう?」
おれ「死んでるしな。」
(二人、笑い声を上げる)
老人「で、行く世界じゃが………どこがいい?ネギまでもなのはでもゼロ魔でも好きな所を」
おれ「ISで。」
老人「ストライク・インフィニティーと言う選択肢も」
おれ「ねーよ!」
そもそも、18禁が書けない!!
老人「若い者は最近の流行に流されていかん。」
おれ「で、何かくれるの?」
老人「欲しいものがあるなら言ってみぃ。」
言うだけならただと言わんばかりに列挙し始めたので箇条書き。
・ISに乗れる
・第4次アーチャーこと金ぴかの人な能力が欲しいかなぁ。
・勿論<王の財宝>はちゃんと中身付きで。
・あ、サーヴァントじゃなくて生身で転生させてね!
・そこに加えてスキル<皇帝特権>。もちろんランクはEXで。
・転生者たくさんの世界とか止めてね。むしろ転生者は俺一人でいい。
・来訪者もいらないからな!後逆行者とか。
・原作主人公に転生するといろいろ面倒くさそうなのでオリ主という事でいいです。
などなど。
老人「箇条書きすら放棄した件。」
おれ「いきなりベルトを巻き付けて『変身!』とか叫ぶことはしない(キリッ)」
老人「やったら地獄行きな。そこでヘルTVの某番組に回収人として出演してもらうから。」
おれ「マジで!?」
神は嘘を吐かん。それダウト!と下らないやり取りが終わり。
老人「では、転生してもらう訳じゃが一つだけ言っておくことがある。」
おれ「なんだよ?」
老人「転生後の外見と名前はこっちで決める。」
おれ「ちょっ」
<俺>は床にいきなり開いた穴にボッシュートされて落ちていったのである。
まさに「あいつはどうしたの?」「離して殺った」と言う奴だ。
こうしてgdgdのままろくでもない話が始まるのである。
‐そして転生先、<インフィニット・ストラトス>の世界‐
ネロ・ウルク。
どこからどう見ても赤い桜声のセイバーさんにしか見えない少女。
それが今の俺の姿であり名前である。
ネロ・カオスじゃないだけよしとしよう。
声が所じゃないジョージ声になってしまう。
今、俺は第2回<モンド・グロッソ>が行われているドイツへと向かっている。
理由は簡単、機体の試運転を兼ねた原作介入だ。
まぁ、ぶっちゃけて言えば介入しなくても織斑千冬が弟を助け出すので
何一つ問題はないし、その結果としてラウラが不良品から戦闘のプロ(not剣鉄也)へと
帰り咲くので織斑千冬が助けに来ない方が(原作的には)問題なのだが。
でもどっちでも構わないというのが正直な感想。
俺の原作に対するスタンス:てきとー。
さて、移動している間にこれまでのあらすじをざっと語っておこうと思う。
いわゆる<過去の回想>と言う奴だ。
中東某国のお金持ちの家系に生まれた俺。
俗に言うオイルマネーと言う奴で元々裕福だった俺の家は、
<黄金律>Aのスキルによってさらに発展を遂げる事となった。
具体的に言いたいところだが総資産なんて把握できるわけがない。
ただ、その国は俺が率いる<ウルク社>が経営しているようなものであると言えば
その財力と影響力は一目瞭然ではなかろうか。
まさに企業が国を支配してしまったのだ!
どこのサイバーパンクだ(残念ながら、ISはSFのような何かである)。
話が前後するが、俺の両親は10歳の頃に他界済み。
テロに巻き込まれまとめて吹っ飛んで死体すら残らないことになってしまった。
中東ではよくある話である。
遺産相続にまつわるゴタゴタもあったが、ともかく俺が会社を仕切る事になったのだ。
無論、俺に不可能はない。
そもそも、大企業の全てを俺一人で回す必要すらないわけで。
有能な奴を見つけてはそいつらに丸投げしてただけである。
それでも金の入る<黄金律>Aがマジでやばい。
<皇帝特権>を習得しているという事で一つ試しにISコアを作ってみたのだ。
俺に不可能はない。
流石に<王の財宝>の中には入ってなかったからな。
入ってると思ったがなぁ。原典とも言える太古のエンシェント・コアみたいなの。
あるいは本当のオリジナル・ISコア的な何か。
与太はともかく、ISコアは当然のことながら完成した。
ここに468個目のコアが爆誕したわけであり、作成できる以上は量産にも乗り出せたのだが………。
篠ノ之束さんご本人によりちょっと待ったコールが掛かって来たのである。
物理的に。
具体的にはにんじんロケットで人の家の敷地に急降下。
いっそそのまま地上に激突ロケット爆発炎上本人死亡しねーかな、と思ったのはご愛嬌である。
最も、叩き殺しても死にそうにないのがこの人だが。
いろいろ積もる話がある訳でもなかったが「量産はしない」という事で話を終えた。
俺としても別に原作を跡形もなくぶっ壊すつもりもなかったし、
ISコアが大量生産された場合、女尊男卑なこの世の中は更なる混迷を迎える事になる。
前世:男としてはそう言うのはちょっと避けたいと言うのが本音。
まぁ、IS何て無くても女性の立場の方が強かったじゃん?とは思ってるが。
ともかく、468個目となったISコアは俺の物にしていいとお墨付きを貰ったので
早速、自分専用のISを作成することにしたのである。
ついでに言えば、俺の国にはISが無い。
金持ちではあるが小国である俺の国にISコアは割り当てられなかったのだ。
467個しかなくて、大国を優先して配布されたのだからしょうがない話ではある。
仕方がないので「篠ノ之束から直接貰った」という事(本人公認済み)で俺が作った468個目の
ISコアは俺の国の所属という事になっている、というかした。
機体に関してのパーツ云々は他所の会社から購入することに。
と言うかこっちで発注掛けて作ってもらう事にした。
うちで研究開発を進めてもいいのだが、1から立ち上げるよりは
既にある機関を利用した方がいい。
そんなわけで札束の詰まったアタッシュケースでえらいさんを往復ビンタする勢いで
あっちこっちのIS関係の会社・研究所に投資したりする。
もっとも結果が出ないなら切るが。
某フランス企業とか。
しみったれた事を言うつもりはないが、量産機のシェアで第3位を握ってる会社が
新型機の開発が進まなくて政府の援助が打ち切られるってだけで
会社の屋台骨が揺らぎかねないとかどんな経営だよお前。
それにしてもやはり金は力だ。銭形平次も武器にするだけはある。
最終的には重力縮退を起こす勢いでダメージを出してほしいものである。
きっと属性は<闇>だろう。江戸時代すげぇ。
また話がそれた。
その完成させたISの試運転という事でドイツへかっ飛んでいるのである。
レーダー?ISのステルス機能を舐めてもらっては困る。
これでも最新鋭なのだ、この機体は。
ハイパーセンサーの感度を最大にし、<モンド・グロッソ>会場近辺を観察。
試合観戦に来た以上、織斑一夏の宿泊ホテルはそんなに遠くないはずだ。
と言うよりは姉(あるいは国)がちゃんと近場のホテルを手配するだろう。
ましてや姉は国家代表にして<ブリュンヒルデ>の称号持ち。世界的超VIPである。
そんな人物の血縁を警護していないわけがない。
原作ではその辺が不明だったが、警備担当者は詰め腹切らされたのではなかろうか?
世間的にはなかったことにされても、関係者からすればそう言う訳にもいかんだろうし。
それはともかく、路上で拉致され車に詰め込まれてる少年を発見。
顔は見えなかったが間違いなくあれが織斑一夏であろう。
本気で護衛仕事していない………。
さて、ここで車ごと吹っ飛ばせば全部解決するのだが、中の人間も大惨事なのは間違いない。
元コマンドー部隊の隊長並みの防御力があれば無事かもしれないが、織斑一夏では無理だ。
筋肉ないしな。
そう言う訳で、監禁場所まで案内してもらってからそこで救出と行こう。
そしてシーンは変わる。
俺が監禁場所である倉庫街にある一つの倉庫に突入した時、
織斑一夏は芋虫のように転がされていた。
ロープでぐるぐる巻きの状態で身動き一つとれやしないと言う奴である。
下手人である男たちは、屋根を突き破って真っ逆さまに降下してきた俺のISを見て
現実を認識できなかったようだ。
黄金の鎧に真紅のドレスを組み合わせ。
豪奢さと優雅さ、そして苛烈さが調和したその姿。
これこそがネロ・ウルク専用IS<王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)>である!!
そして、下手人どもが何のリアクションも取らないその隙を逃す俺でもなく。
「雑魚どもが。間抜け面を晒したまま死んで行け。」
それだけ日本語で(無論、俺はあらゆる国の言語もペラペラで喋れる自信がある)告げると
両手にフルオート・ショットガン<ヤマタノオロチ>をコール。
銃身が焼き切れる勢いで全弾ぶち込んでやったのである。
もっとも対人用のゴム弾だが。実弾ぶっぱすると辺りが食肉工場みたいな有様になる。
あるいは屠殺場。本来ハート様が帰らないといけない場所だ。
ただ、話によればゴム弾の方が実弾食らうよりも痛いそうだが。
その辺はとあるミニスカ坊主の言葉を借りる事にしよう。
悪漢どもに御仏の慈悲は不要、と。
何か違う気もするがまぁいいや。
「さて。」
両手の<ヤマタノオロチ>を一回転させ量子格納すると織斑一夏へと踏み出す俺。
その織斑一夏と言えばマジビビり状態であった。全く軟弱な男である。
「お、お前誰だよ!?」
「そう警戒するな、通りすがりのIS乗りだ。」
「IS乗りって通りすがるようなもんじゃないだろ!!」
訂正。
軽口が叩ける程度には肝っ玉はあるのか。
「そう言われてもな………機体の試運転をしていた所で偶々貴様を見つけてな。
そら、通りすがりであろう?」
「どこで何を試運転してるんだよ………。」
疲れた顔をした織斑一夏を縛り付けていたロープを引きちぎる。
斬れる物を取り出すよりこっちの方が早い。
「追っ付け助けがマッハを超えて飛んでくるであろうから大人しく………」
どこかに念のために隠れてろと言いかけたところで<それ>は来た。
ご丁寧に俺が空けた穴からだ。
まさにマッハの速さ、光の速さで徒歩で来たと言う奴である。
「一夏から離れろっっっっ!!」
「織斑千冬か!?」
一刀両断する勢いで振り下ろされる近接用ブレード‐あれが<雪片>か‐を間一髪で回避する。
未来予測に等しい<直感>を用いて間一髪。
まさに公式チート。
参考までに言えば、篠ノ之束は公式バグである。
「落ち着け、貴様の弟は無事だ………っ!!」
そんなものを突き付けられては話もできやしない、などと言う間もなく襲いくる刃!!
一振り、二振りと避けるも三振り目がギリギリ顔面を掠めた所で距離を取る。
さしもの温厚を自認する俺も、こうも話を聞かない相手にはキレざるを得まい。
「調子に乗るなよ………小娘がっ!!」
俺自身が現在織斑一夏とほぼ同年齢であることはこの際無視。
人の話を聞こうともしないこの馬鹿に躾をくれてやる必要がある。
このIS<王の財宝>は宝具である<王の財宝>をごくごく自然に使用するためのISでもある。
言ってしまえば<ブルー・ティアーズ>のようなものだ。違う気がする。
量子格納・展開と言うことにしてごまかしているとも言うが。
(実際に幾つかは量子格納した状態でISに放り込んでいたりする)
最悪、単一仕様能力と言い逃れる事もできる。
<王の財宝>より武装群を展開。
剣が、槍が、槌が、斧が、刀が、それ以外にも存在する無数の武装群が。
空間を割って現れその切っ先を織斑千冬へと向ける。
それを見てぎょっとした顔をする織斑千冬。
今さら誰に喧嘩を売ったか悟ったか。
だが遅い。
「戯け者が。死ぬがよい。」
指を鳴らすと同時に掃射される武装群。
いずれの武器も古今無双を誇る宝具ばかり。
厳密にはその原典とも言うべきものだ。
ISのシールドバリア?そんなものはただのカカシに過ぎん。
爆音、轟音、そして炸裂音。
着弾の衝撃で巻き起こる煙が晴れたその先には織斑千冬の姿。
近接用ブレードは半ばへし折れ、その身は満身創痍であるがその意思は折れてはいない。
と言うか全部捌ききったのかこの女は。
そんな事を考えている間に割り込んでくる影が一つ。
「ま、待ってくれ二人とも!!」
そう、今のやり取りの間どこにいたのやら(と言うよりは急展開過ぎて
色々ストップしてたのが再起動したのだろうが)織斑一夏である。
かくして織斑一夏一世一代?の調停が開始されたのだ。
FAQ
Q:転生する辺り適当過ぎね?
A:こんなもんで十分でしょうと言う政治的に高度な判断。
Q:ショットガンって片手で撃てるの?
A:実際に撃ったことないから知らんけどきっと撃てるよ、IS用の武器だし。
Q:千冬さんよく生きてたね!
A:ブリュンヒルデは伊達じゃない!
Q:一夏君、一世一代だったの?
A:実際の所そこまで緊迫した調停したわけじゃなかった。
千冬の誤解を解けばいいだけだし。
Q:むしろ良く生きてたね一夏君!
A:原作主人公だからな!!