五等分と欲望   作:M・O

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間違えて8時に投稿してしまいました。すいません!
次回から気おつけます
では、本編どうぞ!




前回の3つの出来事

1つ、家庭教師の時間に遅れてしまった上杉

2つ、二乃と三玖を仲良くするための作戦をするが失敗に終わる

そして3つ、今度は二乃と五月が喧嘩を初めてしまった




現在オーズの使えるメダルは
タカ3、クジャク1
トラ1、チーター1
カマキリ1、バッタ1
サイ1、ゾウ1






第19話 家出と捜索と始まりの

上「くそ!一体何があったんだ……!」

俺は今、三玖に呼ばれて五つ子のマンションに向かっている。走っていくのもよかったのだがライドベンダーが近くにあったのでライドベンダーに乗っている

 

ア「なんでもなかったんじゃないのか!?」

アンクもライドベンダーに乗っている

 

上「とにかく今は急ぐぞ!」

そう言って俺はスピードをあげる

 

ア「あ!おい!」

アンクもスピードをあげて向かう

到着した俺はマンションの外にいる三玖に声をかけた

 

上「三玖!」

 

三「フータロー……日曜日なのに呼び出してごめん……」

 

上「別にいいさ……それより、他の四人はどうした?あれから、何があったんだ?」

わざわざ呼び出したことだ。何か深刻な状況になっているに違いない……

 

ア「俺にも聞かせろ」

少し遅れたアンクが言う

 

三「とりあえず家にあがって」

そう言われて俺たちは家にあがって話を聞くことにした。なにげにアンクがこいつらの家に入るのは初めてだ。家にあがったので三玖から話を聞くことに

 

三「あの後、一度は収まったのはフータローは知ってるよね」

あの後とは五月と二乃の喧嘩のことだな

 

上「あぁ……その後になんかあったのか?」

 

三「うん……フータローが帰った後にまた喧嘩をしちゃって、二人とも家を出ていちゃった」

 

上「二人とも……?」

どうして二人とも出ていくことなったんだか……

 

ア「バカか」

まぁ、アンクは何があったか知らないしな。説明しといた方がいいか……

 

上「実はな……」

俺はアンクに何故家出することなったのかを手短に教えた

二乃と三玖の喧嘩、その途中に五月が入りこんだこと、そして二乃が家出すると言って、五月も家出すると言い始めたこと……

それを聞いたアンクは

 

ア「なるほどなぁ……随分と面倒なことになってるようだな」

面倒くさがってた

正直に俺も少し面倒くさいとは思ってる。まぁ、原因は多分俺にあるから言えるわけがない。ともかく、まずはいつ二人は帰ってくるかだな

 

上「それで二人はいつ帰ってくるつもりなんだ?」

 

三「それが、一花と四葉に説得してくれたんだけど、お互いに意地張って先に帰ったら負けみないになってる」

何をしてるんだか……

こいつらはしょーもないことばかりするな。それに他の二人はどうした?見当たらないが……

 

上「そうか……で説得した二人は?」

 

三「外せない用事があるって。一花は仕事だと思う」

なるほど……しかし、一花はわかるが、四葉の用事とはなんだ?心当たりがないな

 

上「ハァー……試験前なのにどうするんだ……昨日までは一緒だったのに……」

頭を抱えてしまう俺

 

三「……うん。こんなに部屋が広いと感じたのは久しぶり」

 

ア「で、どうすんだ?」

そんなのは決まってる

 

上「もちろん、捜しに行くぞ!」

俺たちは外に出て二乃と五月を捜すことに

その際、俺は少し気になったことを三玖に聞く

 

上「こういうことはよくあるのか?」

 

三「姉妹だもん。珍しくない

でも……今回は今までと少し違う気がする」

今までと違う……か

普段の喧嘩を知らないが、こうなったのも多分俺のせいだうな

 

上「そうか……ともかく二乃と五月を捜すぞ。何か心当たりはないか?」

 

三「ないけど、二乃は仲の良い友達が二人いるのは知ってる。五月は?」

五月……ん?誰とよくいる?わからないな……

周りを全然見ていない上杉であった

 

上「誰といるかわからん」

 

三「フータローの役立たず」

 

ア「使えねぇな」

 

上「うっ……すまん」

もう少し周りをよく見よう……

そう決めた上杉であった

 

 

捜し始めて数分

 

三「も……もう疲れた……」

体力がない三玖は息をあげていた。俺は走りこみなどしてたので全然大丈夫だった。以前の俺だったら三玖と同じ状態になっていただろうな……

 

上「休むか?」

 

ア「体力なさすぎだろ」

そんなこと言うなよ……

三玖は運動ができないからな。なんか仕方ない気はするけど……あっ、ほら少し落ち込んだ。たが、前よりも少し体力が増えている気が……

でも三玖は

 

三「まだ……大丈夫……」

 

上「そうか……なら……!」

行くぞと言おうとしたときに、俺はライドベンダーを目にしたので

 

上「三玖。乗るか?」

 

三「?乗るって……どれ?」

不思議そうに聞いてくる三玖

あ……そうか、三玖は知らないんだったな

一般的に見るとただの自販機だから乗るかと言われてもよくわからないはずだ

俺はメダルを入れてバイクの状態にする

すると三玖は驚いた表情をして

 

三「すごい……バイクになった」

俺は乗って座席に手を叩いて

 

上「ほら、乗れよ」

 

三「!……うん!」

少し嬉しそうにしながら俺の後ろに乗る三玖

先の落ち込みはどうしたんだか……よっぽど疲れてたんだな……

 

ア「俺は必要なさそうだな」

 

上「え?帰るのか?」

 

ア「これはお前たちの問題だ。俺が関わる必要はないだろ」

確かにそうなんだが……

たたでさえ人数が少ないのに一人減るのは痛いんだが

しかし、アンクは去っていく

 

上「仕方ないか……行くぞ。しっかり掴まってろ」

 

三「うん……」

俺はライドベンダーをだす

 

三(フータローと一緒にバイクに乗ってる……!)

一緒に乗れるのが嬉しく思っていた三玖だった

その後、かなりの時間捜したのだが、二人とも見つからなかった

 

上「うーん……見つからないな……」

 

三「……仕方ない。この手はあまり使いたくなかったけど……」

何か手があるぽいが、あまり使いたくない手とはどういうことだろう?

 

上「何か考えがあるのか?」

 

三「うん。ひとまず一回降りよう」

俺たちはライドベンダーから降りる。すると、三玖が周囲の人たちに

 

三「こんな顔の人、見ませんでしたか?」

五つ子便利すぎない?

三玖が言ってたのはこのことか……しかし、人がたくさん集まるから三玖にとっては苦手なことなのか?

すると一人の女性が

 

モ「あら?私の泊まってるホテルで見た顔だわ」

 

上「そいつが二乃だー!!」

俺たちは二乃を知ってる女性から場所を聞いてライドベンダーでそのホテルに向かう

ホテルについたとき

 

三「すいません。部屋に鍵を忘れてしまって……」

 

店「そうですか。では、部屋の場所を教えてくださいませ」

俺たちが部屋の前につくと店員さんが開けてくれた

俺たちは部屋のドアを開けると案の定、二乃がいた。しかも、前に一花と三玖が買ってあげていた服を着ていた

 

二「え?」

ちゃんと持ってきていたのかよ……

やっぱり姉妹たちのことを大切に思ってるのがわかるのだが……尚更家出した理由がわからん

 

二「な、なんであんたたち……てか鍵は……?」

 

三「部屋に鍵忘れたって私が言ったら開けてくれた」

これは五つ子が便利すぎるからだな

 

二「ガバガバセキリュティ!」

 

三「……二乃、昨日のことは……」

 

二「出てって!私たちはもう赤の他人よ!」

そう言って俺たちを追い出そうとしたのに気づき、俺はドアが閉まる直前に片腕だけ部屋にとどめることに成功した

 

上「待て二乃。落ち着け」

 

二「うるさい!」

どんどんドアを閉める力が強まっていく……痛え

だが、これだけは聞かなければいけない

 

上「二乃……どうしたんだ?お前は誰よりもあいつらが好きで、あの家が好きだったはずだ」

 

二「だから知ったような口きかないでって言ったでしょ……よりにもよってあんたが……

こうなったのは全部あんたのせいよ。あんたなんか来なければよかったのに」

二乃目には涙が浮かんでいた

二乃……

どうやら俺はまた、知った気になっていたようだ。それに……やっぱり、俺が原因だよな……

すると俺の腕にミサンガがあることに気づいた二乃は

 

二「返しなさい!これは私のよ!」

そう言って俺からミサンガを取る

 

上「あっ」

そういえばあのとき、何故二乃が持っていたんだ?確かヤミーに攻撃されたときに落としたはず……

上杉は知らないがこのミサンガはアンクが拾い、それを二乃に渡していた。二乃はアンクから貰ったものだと思っている

しかし、これはらいはが俺のために作ってくれたものだ……なんとか返してもらわなければ……

 

上「そのミサンガは……」

 

二「そうよ

あんたじゃなくってアンク君が家庭教師だったらよかったのに。彼は今どこにいるの?よく一緒にいるわよね?会わせなさいよ」

 

上、三「!」

アンク……?一体何故……?

アンクの名前が出てくるとは思わなかった。しかし、アンクが協力してくれるわけがない。アンクは俺たちの問題とも言っていたしな……そもそもアンクって勉強できるのか?

 

上「悪いが……今は無理だ」

 

二「あっそ。じゃあ帰って」

これ以上は無理そうだったので俺たちはその場から離れることにした。しかし、困ったことに二乃は確かにわかった。問題は五月だ。あいつだけがどこにいるのかもわかってない。一つの手がかりすらないのだから

 

上「二乃の場所はとりあえずわかったが五月は何も手がかりなしだな……」

時間はもう夕方

これ以上は遅くなるので今日はここまでだと思い俺は

 

上「ひとまず今日は帰ろう。五月も二乃みたいにホテルに泊まっているんじゃないか?」

 

三「……それが……実は……あの子財布忘れてるの」

は?……

家を出て財布を忘れた?じゃあ、昨日はどこで過ごしたんだ?しかし、そう考えると今日もどこで過ごすのだろうか?

 

上「本当にバカだな……とりあえず、今日は……」

そのとき、俺たちの前に紫のグリードが現れた

 

上「お前は……この前の……!?」

 

?「やぁ、僕は忠告したはずだけど?」

三玖の方を見ながら言ってきた

あぁ……確かに言われた

 

『これ以上、僕の子に近寄らないでくれ』

一体こいつは何ものなんだ……?

よりによってこんな状況で見つかるとはとても運が悪い。俺は横にいる三玖を見ると三玖は少し震えていた。こんな状況だ。仕方ない

俺は紫のグリード方に目線を戻し

 

上「あいにく俺はこいつらの家庭教師だ。そんなことはできない」

 

?「……そうかい……」

やっぱり……もしかしてこいつは……

 

上「お前はまさかこついらの「なら、仕方ないね」…はっ?」

あっさり諦めた……?

 

?「それは避けようのないことだ」

こいつの考えが読めない。一体何を考えてるのかがわからない

すると紫のグリードは後ろを向いて

 

?「それだけ言いたかった。それじゃあ……」

 

上「ま、待て!」

俺が声をかけたときには紫のグリードは消えていた……

 

上(本当になんだったんだ……?)

 

三「フータロー」

紫のグリードがいなくなって安心したのか三玖が近寄ってきた

 

上「なんだ?」

 

三「あのグリード何?」

あ……三玖にあのグリードの説明してなかったな

俺は三玖に説明する。最近になって現れた紫のグリードのこと、紫のグリードがアンクの言っていたやつだったことを伝えた……近寄るなと言われたことは教えなかった。こいつらを今不安にさせるわけにはいかない

説明した俺は三玖を家に送って家に戻る。戻る最中に五月のことを考えてみると腹を空かせてそうと思ったので家に帰ったときにまた捜して持っていこうと考えた

家に戻るとらいはが迎えてくれた

 

ら「おかえりー」

 

上「ただいま……ん?この匂いはカレーか?」

 

ら「正解!先に食べてるよ、あとね…「らいは」?」

 

上「一人分タッパーに移せるか?」

 

ら「え?うん。たくさん作ったからできるけどなんで?」

まぁ、そうなるよな

不思議そうに聞いてくるらいはに

 

上「懸念があってな」

そう言ってタッパーに移そうと動こうとしたそのとき

 

?「らいはちゃん」

何故だろう……聞き慣れた声が聞こえた気がする…

流石にないよなと思って俺が前を見ると

 

五「カレー、おかわりしてもいいですか?」

見慣れたアホ毛……五月がいた

俺に気づいた五月は口元を皿で隠して顔を赤くしながら

 

五「お、お邪魔してます……」

どうぞごゆっくり……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ってなんでいるんだよ!!!

いや、まじでなんでいるの?あんなに捜して手がかり一つもなかったのに俺の家にいるの?

 

ら「わっ!お兄ちゃんどうしたの?」

わっ!じゃないぞ……

普通になんで家にいれてるの?らいは?いや、らいはが五月を好きなのは知ってはいたし、五月もらいはを好きなのは知ってるさ……が意味がわからん

 

上「懸念……なくなったわ……」

心配しただけ損だったな……

その後

五月が風呂に入ってる間に

 

上「なぁ、アンク」

 

ア「あ?なんだ」

 

上「なんで五月がいるんだ?」

どうしてもそれがわからない。そもそも昨日はどこで過ごしたのだろうか

 

ア「知るか」

えー……まさかの何にも知らないとは……

すると五月が風呂から出てきたようだ

 

五「すみません。お風呂、お先にいただきました……」

 

親「どうだい五月ちゃん?うちの大浴場は?」

 

五「は、はい。狭……落ち着ける空間でリラックスできました」

今、絶対狭いって言おうとしたな。まったく……金持ちは違うなー……

 

親「ガハハ、そうだろ!らいは。次は俺らが入るぞ!」

 

ら「はーい」

なんでそんなに普通でいられるのか……二人とも全然気にしてないようだな

五月は俺から少し離れた場所に座る

しばらくして

 

上「なんで」 五「あ」

 

五「ど、どうぞ……」

いや、今聞くことは一つしかない。そう、何故ここにいるのか、だ。まさか自分の家にいるとは誰も思わないに決まってる。しかも五月がいると、気まずいというか、居心地悪い。二乃の気持ちが少しわかった気がする……

するとらいはが

 

ら「お兄ちゃん、お布団敷いといて」

 

五「あ、私がやります」

これは……本当に泊まる気なんだな

 

上「五月。お前硬い布団で寝れるのか?」

三玖に借りたベッドが気持ちよすぎたのを知っている俺はどうにも五月には耐えられないと思っている

 

五「寝られます!」

 

上「本当か?」

 

ら「もー、お兄ちゃん、仲良くして。今夜はお父さんが仕事だから四人で川の字で寝ようね」

らいはのご希望で川の字で寝ることになった

ちなみに順番は

アンク  上杉  らいは  五月

の順だ

しかし困ったことに俺は全然眠れなかった。こんな近くに五月がいるのに話すことができていないからだ

 

上(何とかして話せればいいのだが……)

そのとき

 

五月「上杉君、起きてますか?」

五月も眠れなかったのか、起きただけなのかわからないが不意に五月が話しかけてきた

 

上「!あぁ、起きてるぞ」

五月は向きをかえずに話を続ける

 

五「今日は突然すみませんでした。昨日のことも……実は私、あなたに話さないといけないことが……」

 

ら「ん……うーん……」

五月が話始めてくれたところでらいはが起きそうになった

すると五月は一息ついてからこっちを向いて

 

五「今日は月が綺麗に見えます。少し歩きませんか?」

……と、いうことで今は外に出いてる。ちなみにアンクもぐっすり寝ていたので一緒にはいない。風が冷たいので早く話を終えたいところである

 

五「少し曇ってしまいましたね。せっかく今日は月が綺麗に見えていたのに」

俺にはそんな風には見えなかったがな……

 

上「そうか?」

 

五「全く……風情がないですね」

まさか五月に風情がないと言われる日がくるとは……

 

上「あんなにカレー食っていたのによくも俺に風情とか言えるよな」

五月のせいであんまりカレーが食えなかった。多分、五杯くらいおかわりしていたような気がする

 

五「なっ、し、仕方ないでしょ……一日ぶりだったのですから……」

てことは昨日は野宿ってことか?どこで?

 

上「お前、昨日はどうしたんだよ?」

 

五「昨日は公園で過ごしました」

公園……

今日考えていたことがまさかの昨日だったとは……

しかしそれなら俺のところにくるのも少し納得してしまう自分がいた。何故なら……

 

上「他の姉妹たちは俺の家知らないもんな。どうりで俺の家にいたわけか」

五月しか俺の家は知らない。つまり隠れ蓑に向いているとういことだ

 

五「他に行く当てもなく……」

 

上「お前……友達いるか?」

 

五「なっ、失礼ですね!そもそも上杉君には言われたくはありません!」

いや、俺の家以外にもあったろうに

五月は頬を膨らませて言ってくる。こいつらはみんな怒るときに頬を膨らませるのか?

 

上「俺の家だったらいいと?」

 

五「そういうことです」

いや、ふざけんなよ!?

アンクも住むことになってからさらにやばくなっているのに五月は来ようとしていたのかよ

 

上「お前、俺の家の事情知ってるだろ!」

 

五「うっ……それは本当にすみません……」

 

上「たくっ……明日には帰れよ。三玖も心配してた」

 

五「それはできません……

今回ばかりは二乃が先に折れるまで帰りません」

変な意地張るなよ……

 

五「もちろんあなたの家族にはこれ以上、迷惑をかけられません。明日には……」

まぁ、そうしてもらえるとこちらはありだかい

しかし、財布もないのに出ていってもどうするって話だ

 

上「出ていっても財布ないんだろ?行く当てもないんだっけか?」

 

五「うっ……」

痛いところをつかれた五月の行動は

 

五「も、もう少しだけいさせてください!なんでもお手伝いしますので」

さっきの話もう忘れたのか?

まさかのもう少しいさせてくれと言い始めた。行く当てもないなら泊めた方がいいとは思ってる。ヤミーが出たときが一番面倒くさいことになる。しかし、こればっかりは俺一人で決められる問題ではない

 

上「嫌だ……と言いたいとこであるが最近のことを考えると泊めてやってもいいんだが……」

 

五「ほ、本当ですか!?」

目を輝かせながら近寄ってくる五月

 

上「待て待て、俺一人の考えだ。他の人にも聞かなければいけない」

 

五「そ、そうですね……」

 

上「それにお前があんな生活に耐えれるのか?」

こいつらの家は金持ちだ。その生活から抜け出して俺の家の生活……とても耐えられる気がしない

 

五「私たちも数年前までは、負けず劣らずの生活を送っていましたから」

五月は悲しそうな笑みを浮かべながら言った

 

上「え?そうなのか?」

五月は話してくれた。どうやら、再婚するまでは俺と同じような生活をしていたようだ。しかも、母親一人で。そのときは五人全員同じ見た目、性格だったらしい。今も同じ性格だと思うと……いや、やめておこう

その母親は体調を崩して入院してしまったようだ

 

五「だから私は母の代わりになってみんなを導くと決めたんです……決めたはずなのに……うまくいかない現状です……」

なるほど……

だから二乃があんなこと言ったのか。ビンタのときも母親を真似た行動のようだな……

 

上「だったら、俺が父親の代わりになってやるよ」

 

五「!……え……?どういう意味……?」

自分で何言ってんのかわからなくなってきた。しかし、俺も思ところがあるのだ

 

上「こんな時にお前らの父親は何やってんだって話だ。こういうときに父親の出番だろ?」

本来は父親のやることなのだが……仕方ない

 

上「これも家庭教師の仕事として割り切るさ……

お前には話したと思うが、あの日に京都で、あの子と出会い、いつか誰かに必要とされる人間になると決めた

俺はそのために勉強してきたんだ」

そう、あの日から……

 

五「でも、あなたが父親なのはちょっと……」

 

上「そこは我慢してくれ……」

ガサ

 

上「!?」

俺は音のした方に向いた。もしヤミーだったらまずいぞ……

 

五「ど、どうしたんですか?」

 

上「何かいた気がする……」

 

五「こ、怖いこと言わないでください!」

あっ、怖いのダメだったの忘れてた

 

五「あ、ほら。見てください。雲が晴れましたよ

見てください。本当に今日は綺麗な満月ですよ」

意味知ってるのか?

 

上「もっと勉強した方がいいな」

 

五「な、なんでですか!」

その後俺たちは家に戻り寝た

 

翌日

 

ら「五月さん、卵入れて〜」

 

五「はい。集中するので少し待っててください」

らいはと五月の話で俺は目が覚めた。まだ少し眠いのでゆっくり体を起こす

 

ら「あ、お兄ちゃん。おはよー」

 

五「お、おはようございます」

ハァー………調子狂うな

五月はしばらく泊まることになった。案外、すんなりみんないいと言っていた

 

ア「早くしろ。学校遅れるだろうが」

お前も起きってたのかよ

朝食を食べて俺たちは学校に向かう。ちなみにアンクは五月にバレないようについてきている。そして、その五月なんだが……

 

上「五月。距離遠くないか?」

五月は何故か電柱に隠れながら俺の後をついてくる

 

五「一緒に登校してると思われてしまいます!」

めんどくさくないか?

 

上「まぁ、いいが……あ、うちから登校するのはいいが、教科書とかはどうするんだ?」

五月は家出しているので鞄がない

 

五「大丈夫です。昨日、偶然会った四葉に持ってきてもらいました」

本当に偶然か………ん?

 

上「なぜ、そのときに財布を受け取らなかった」

財布さえあれば俺の家にいる必要もなくなる

 

五「私も後から気づいたのですが、四葉も忙しそうだったので……」

そのときに気づけよな。にしても四葉か……

 

上「昨日、四葉いなかったんだが……何してたんだ?」

そういえば用事があると三玖からは聞いていたんだが、一花はわかるとして、四葉は本当に何してたんだ?

 

五「え……聞いてないのですか?

陸上部の助っ人で大会前の練習があるらしいですよ」

……ん?今……陸上部って……

 

上「は?」

学校にて

 

上「四葉!試験週間に入ったら辞めるんじゃなかったのか!」

 

四「すみません〜!」

四葉を見つけた俺はリボンを引っ張りながら聞いている。試験週間前だったからよしにしたが、もう試験週間に入っている

四葉のリボンから手を放して

 

上「バスケ部のときみたいに断れないのか?」

 

四「一度はお断わりました……でも、このままじゃ駅伝に出られないと……」

いや、助っ人任せじゃねーか

本来は部員だけでやるもんだろ。バスケ部は仕方なかったが入部させようとするし、陸上部は知らないが自分たちの力で頑張れよ

 

上「今すぐ辞めてくれないか?これ以上問題を増やされても困る」

 

四「内緒にしていてすみません。でも、上杉さんの問題集を進めてます」

 

上「!」

あれをやっているなら問題ないかもしれない……しかし、四葉だ。両立できるわけない

そのとき

 

部1「中野さーん、練習再開するよー」

 

四「はーい!上杉さん、私頑張りますから!」

そう言って四葉は陸上部のところに戻っていく

 

上「あ、おい!まだ話は終わっねぇぞ!」

俺は四葉を追いかけようとしたそのとき

 

ア「風太郎、ヤミーだ」

なんてタイミングにきてくれてんだ!

木の上から降りてきたアンクに言われ現れた場所に向かう。そこにはセミヤミーがいた

俺はアンクからメダルをもらってベルトをつける

ガシャ×3

俺はベルトを斜めにしてオーズスキャナーを振り下ろす

上「変身!」

【タカ!トラ!バッタ!】

俺はヤミーにメダジャリバーで斬りこむ。ヤミーからメダルが何枚か落ちる。ヤミーは音で攻撃してくる。あまりのうるさに俺は動きをとめしてまい、ヤミーに連続でパンチされる。俺は倒れ込んだがすぐ起き上がり、バッタレッグで跳んでメダジャリバーでまた斬りこむが、ヤミーは空を飛んで超音波攻撃してくる。俺は直撃し、火花が散る

 

上「くそっ……空にいる相手にどうすれば……」

今はウナギがないので引きずり降ろすことができない

そう考えてると

 

ア「風太郎!これを使え!」

ヒュッ  カシャ

俺は投げられたメダルを見る。それはアンクのメダル、【クジャク】だった

 

上「お前……わかった!」

俺はメダルをかえて再びオーズスキャナーを振り下ろす

【タカ!クジャク!バッタ!】

クジャクのメダルによって現れたタジャスピナーを左腕に装備する

 

ア「それで撃ち落とせ!」

タジャスピナーから火炎弾を数発打つ。ヤミーに当たり、ヤミーはそのまま地面に落ちる。メダルがたくさん落ちる

 

ア「それにコアメダルを入れろ!」

言われたとおりに俺はタジャスピナーに自分の使っていたメダルを入れてオーズスキャナーをかざそうとしたときにヤミーは逃げていた。

 

上「あ!待て!……くそっ」

 

ア「チッ……逃したか」

俺は変身を解除してアンクと別れ、急いで四葉の元に向かおうとするが

 

上「に、二乃!」

二乃を見つけたので二乃から話すことにする

 

上「学校来てたのか。この前のことは気にしてないから帰ろうぜ、な?

あいつらとも仲良くできるって。また昔みたいにさ」

 

二「……わかった。帰るわよ」

 

上「!そうか!」

案外楽に二乃のことは終わらせそうだな……いや、なんか嫌な予感がするな……ついていくか

思ったとおり二乃が向かった場所は

 

上「……って昨日のホテルじゃねーか!!」

二乃を追いかけようとしたが警備員にとめられる

 

警「お客様以外の立ち入りはご遠慮願います」

 

上「俺はあいつの家庭教師です。二乃、試験はどうするつもりだ?俺が合格させてやる。だから入れてくれ!」

 

二「……試験なんて合格したからなんなの?どうでもいいわ」

二乃がこっちを向いたときの表情は冷たい目だった

 

上(だが、この程度で諦めるわけにはいかねぇ!)

俺は一花と三玖には問題集もとい、試験勉強に専念しとうように伝え、五月には仕方ないからまだ家にいさせてやることにし、四葉は追いかけるが追いつかない。二乃は何回も行っているが話すらできていない

そして試験まで残り四日になってしまった

現在、俺は池の前にいた

溺れたら助けにきてくれるのでは?とヤバイ考えをするほどに俺は心が弱くなっていた

ヤミーの出現は四葉を追いかけようとした日以来現れていない。アンクは今は一緒にいない

階段に腰を下ろして考える

 

上(俺は最初から間違っていたんだ。信用、頼られたからって一人で勝手に舞い上がって勘違いしていたんだ。ただ勉強しかできないやつ……たまたまオーズになって戦う道を選んだ。しかし巻き込んでばかり……あの日から何も変わってないな……俺は何の役にも立てていない)

ここでふと、アンクと二乃の言葉を思い出す

 

ア『お前が家庭教師をやめれば……あいつらを危険に巻き込まないで済むぞ』

あぁ……言うとおりにしとけばよかったよ

二乃のお陰で一応家庭教師はできていたが、自分の口で取られる前に言っておけばこんなことにはならなかった

 

ア『あいつらにこれ以上危険にあわせたくないなら家庭教師をやめるべきだ……だが、家庭教師を続けるなら

お前が責任もって守れ』

あぁ……守れなかったよ

何度も怖い目に合わせ、ヤミー、グリードと遭遇している。そのせいで一回、姉妹たちの関係は崩れそうになった

 

二『大体、こいつと関わってからよくわからない怪物たちに襲われるようになって……』

そうだな……

俺が戦う道を選んだから結果、あいつらも巻き込むことになった。俺以外の人がオーズだったらな……もっと強くて、誰でも守れるんだろうな

 

二『あんたなんて来なければよかったのに』

そうだな……

俺が来なければ、今頃は姉妹たち全員で仲良くしていたはずだろうな。勉強だって、いつかは五人全員で仲良く乗り越えていたんだろうな

自分のこれまでの成果、振り返りをしてみると何にもしていない。むしろ迷惑をかけまくっている。あいつら自身が勝ち取った結果ばかりだった

今の上杉にはそういう考えしかできないなかった。それほどまでに心が……弱まっていた。これらのことを踏まえて出した答えは……

 

上「あいつらに俺は不要だ」

そう、俺は最初から必要なかったんだ。迷惑しかかけられない、何の役にも立てないダメな人間だったんだ。アンクだって俺があの場にいたから仕方なく変身させたんだろうな。本当だったらもっといいやつを見つけようとしていたんだろうな……

自分を責め立てる上杉。風も応えるように吹く

そんなときだった

 

?「君、どうしたの?」

どこかで聞いたことある声……

顔を上げると

 

?「よかったら話てみてよ」

 

 

 

あの日から始まった……俺がオーズになるきっかけになった人の声だった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アンク&上杉  10枚     自4  他6

 

?       12枚     自7  他5

 

カザリ     7枚      自4  他3

 

ウヴァ     7枚      自5  他2

 

ガメル     3枚      自3  他0

 

メズール    5枚      自5  他0

 

判明してるメダルの枚数  計44枚

 

 

 

全部のコアメダルの枚数  計55枚

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




今回はここまでです
本来だったらここで零奈ですがここでもう一人の?です。大体わかってる人もいるのではないでしょうか?
零奈もちゃんと出てきますからね
セミヤミーは羽がはえており、その羽で空を飛んだりします。また、音、超音波攻撃を得意としてます
今回の欲望は……まだ言えません。理由は今後明らかになりす
では、また次回!





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