五等分と欲望   作:M・O

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今回はアンク視点です
ここはかなり原作と異なる展開です
今回は三人称視点を多めにしてみました。いやー、ある人たちの小説を参考にしているのですが、三人称視点と、話してるような、どんな思いをしてるのかの二つとも、どっちもいいなと思ってしまったんですよね
色々試してみようと思います
それでは、本編どうぞ!




前回の3つの出来事

1つ、上杉は火野映司と五年前のあの子、零奈と会い、火野映司からは託された理由、零奈からは別れを告げられる

2つ、ショックを受けている上杉だったが、二乃と和解することができた

そして3つ、アンクと話をしたい二乃。上杉はアンクと会わせる約束をする




現在オーズの使えるメダルは
タカ3、クジャク1
トラ1、チーター1
カマキリ1、バッタ1
サイ1、ゾウ1






第21話 質問とアンクと在り処

ア「チッ……なんで俺なんだよ……」

上杉に言われてきてみたアンクであったが、今になって後悔していた。ずっとドアの前にいた

 

ア「とっとと終わらすか……」

コンコン   ガチャ

 

二「いらっしゃい……アンク君」

覚悟を決めてドアを開けてしばらく待ってたら、喜んでいるような、怒っているような二乃がドアを開けた。アンクは上がってすぐに本題に入る

 

ア「で、話たいことってなんだ?」

こっちはとっとと終わらせたいんだよ……何話されるかも知らねぇーしな

 

二「焦らないで……私は二つ聞きたいことがあるわ」

そう言ってこっちを振り返って二乃は聞いてくる

 

二「まず一つ、キャンプファイヤーのこと」

あぁ……あれか

上杉が伝えないから二乃は知らないまま、ずっと待っていたのだ。それに怒ってるのに気づくアンク

 

ア「俺は用事があった。だから無理だった」

まぁ、踊るのが面倒くさいとも思ってはいたがな

 

二「……そう。まぁ、私が無理矢理誘った感じだったから別にいいわ」

だったら最初から聞くんじゃねぇ

しかし、これで次の質問を答えれば終わりになると思いながら聞く

 

ア「で?もう一つはなんだ?」

 

二「そうね……こっちが本題だけど……その前に……はい、これ」

二乃は俺に前のミサンガを渡してきた

 

ア「これは……」

 

二「アンク君が貸してくれたやつでしょ?返したいと思ってたの」

前まで風太郎が持っていたはずなんだが……今はいいか

 

ア「そうか……で」

 

二「わかってるわ」

アンクはミサンガのことを少し気にしていたが、話を元に戻そうとした。二乃も聞こうとしていたようだったが、そのときの二乃の表情さっきより真剣な表情でアンクに聞いてきた

 

二「アンク君。最近、噂の仮面ライダーと一緒にいるわよね?」

 

ア「!!」

未だに知っているのは三玖のみ。二乃からそんな言葉が出てくるとは思っていなかったアンクだった

 

ア「……何言ってんのかわかんねぇな」

 

二「そう?これを見ても同じこと言えるかしら?」

そう言って二乃は一枚のメダルを取り出す

 

ア「!そいつをどこで手に入れた!?」

誤魔化そうとしたアンクだったが予想外のことで反応してしまう驚いても仕方がなかった。その二乃の手には【ゴリラ】のメダルがあったのだから。しかし、二乃は質問の答えに答えなかった

 

二「嘘偽りなく話てくれたら教えてあげる」

 

ア「……なら、俺も一つ聞かせてもらうぞ」

 

二「何かしら?」

 

ア「……お前が怪物……ヤミーの生みの親だな?」

 

二「!!」

アンクは困惑しながらも、さっきから気にしてたいたことを聞くことにした。そのことに二乃驚きを隠せなかった

 

ア「お前が昨日、リボンのやつを風太郎が追いかけようとしたときに現れたヤミーの親なんだろ?」

 

二「…………」

黙ってしまう二乃。しばらくしてから

 

二「……えぇ、そうよ」

二乃はヤミーを生み出したときのことを話す

 

 

 

 

私が上杉のやつを追いだしたときだったわ

その怪物が現れたのは……

 

二『…………』

全部あいつが悪いわ。家庭教師を頼まれたからって好き勝手にやってくれて……怪物だってあいつと絡んでから徐々に現れ始めたし……他の四人もあんなやつのことを気にするなんて……

 

二『みんな、嫌いよ……』

そのときに私はそう言ったんだけど、心の中では上杉さえいなければと思っていたわ……そんなときよ

 

?『その欲望……解放しろ』

そう言って後ろから私に何かを投げ入れてきたわ……すると私の中から、上杉と一緒にいて、姉妹たちに嫌われようとも認めないと言ったときに見た怪物が現れたのよ

 

二『!?ちょっと、誰よ!こんなことしたのは……』

後ろを向いた私の前にはまた別の怪物がいたのよ

このときの私は恐怖で声を出せなかったけど、振り絞って声をなんとか出したわ

 

二『な、何よ……あんた……』

出てきた言葉はそれだけだった

 

ウ『説明する気はない』

怪物はそんなのお構いなしに話続けてたわ

 

ウ『こいつはお前の欲望だ。その欲望を満たしてくれるさ』

そう言って怪物はいなくなっていったわ……

 

 

 

 

 

 

 

ア「なるほどなぁ……つまり、風太郎を消す、もしくは、姉妹たちに近づけないようにする欲望ってとこか」

これを風太郎のやつが知ったまた、感情的になるな……話さない方がいいか

 

二「……でも、昨日と今日で上杉と話てみて、私はあのときの思いわはなくなっていたわ……みんなが受けいれたのも少し、わかった気がしたのよ……」

アンクは静かに聞くことにしていた

 

上「でも、それでも私はあいつに酷いことばっかりしておまけに怪物も作りだしたしね……迷惑かけてると思うけど」

チッ……まったく、こいつは……

 

ア「そうじゃねぇと思うぞ」

 

二「!!」

黙っていたアンクだったが、それは違うと言う。そんなのありえない!と言いたそうな顔をする二乃。しかし、アンクは逆のことを笑いながら言う

 

ア「むしろ、その怪物に怒るだろうな」

ヘッドホンのやつのときも怒ってたしな

 

二「なんでよ……」

 

ア「あいつは俺がここに来る前、代わりにお前に伝えてほしいことがあるらしくてな……

五人で一緒にいてほしい……ってな」

 

二「!!……あいつが……!?」

実はアンクがここに来る前

 

上『後は、五人で一緒にいてほしいと伝えてくれ』

あのときに確かに言われていたのだ

そのまま、話を続けるアンク

 

ア「あぁ、確かに言ってたな」

あいつは五人で一緒にいることを望んでいる。それは確かなことだ。後は……こいつがどうするかだな

 

二「そう……あいつがね……フフッ」

 

ア「さて、俺も話てやるよ。一回しか言わないからな」

 

二「わかったわ」

二乃もそれを聞いて、少し笑っていた。二乃が話してくれたのでアンクは話すことにする。上杉がオーズのことを伏せながら話す。上杉と約束しているから言えなかったのだ。メダルのこと、アンクたちグリードのこと、ヤミーのことなど、そして、この世界を無にしようとしているやつがいることを教えた

 

二「アンク君が……グリード……?」

 

ア「あぁ、俺はグリードだ」

 

二「で、でも……なら、アンク君はどうして、他のグリードみたいなことをしないの?」

なんだ、そんなことか……

二乃は信じられないような反応をしながら聞いてきた。普通は驚くだろう。他のグリードが好き勝手にやっているのに一人だけ逆のことをしているのだから

アンクは自分のことを話す

 

ア「俺は満たされたんだ」

 

二「満たされた?」

 

ア「この世界に来る前……自分の欲を満たした……そんだけだ」

 

二「そうなんだ……ん?この世界ってどういうこと?」

アンクがこの世界と言って不思議そうに聞いてくる二乃。ここでアンクはやってしまったと思った

 

ア「今のは忘れろ……」

 

二「……わかったわ。でも、アンクは本当にそれでいいの?」

触れてほしくないアンクは忘れてもらうように言い、二乃は気づかって別のことを聞く

前までのアンクだったらそんなことはしなかっただろう。しかし、映司たちとの生活がきっかけでアンクはどんどん変わっていった

その際にあのときの言葉を思い出す

 

?『お前がやれって言うなら……お前が……本当にやりたいことなんだよな……』

思い出したアンクは笑みを浮かべて言う

 

ア「……それが俺のやりたいことだ」

 

二「やりたいこと……」

アンクの言葉を聞いて、何かを決心した二乃

 

二「なら、私が手伝うわ」

 

ア「……はっ?」

突然何言ってんだ?

 

二「そんなこと聞いといて、何もしないわけにはいかないわ!」

 

ア「お前に何ができるんだ?」

 

二「わかんないけど……何か役には立てるはずよ!」

なんだそれ……

急に何を言うかと思ったら、まさかの発言。二乃に何かできると思わないアンクだった

 

ア「ふ……オーズがそれを許可してくれるわけないだろ」

あぶねぇ……風太郎って言いそうになった

 

二「それは……そうだけど……知っといて何もできないのは嫌なのよ」

 

ア「……それはいいとして、教えろ」

 

二「な、何を?」

ひとまず、この話はおいとくことにし、アンクは二乃に言うが、二乃はなんのことかわからず、首を傾げる

 

ア「教えるんだろ?コアメダルのこと」

 

二「あ、あぁ……そうね

このメダルのことは本当は言っちゃいけないんだけど……アンク君がちゃんと教えてくれたから言うわよ」

言ってはいけないだと?

 

二「実は……パパからもらったのよ。いつか、このメダルを託せる人が現れるからそのときに渡してほしいって」

 

ア「はっ?」

こいつらの……父親……だと?

何故こいつらの父親がメダルを持っているんだ?つまり……俺のコアメダルも持っている……!?

衝撃のことを聞いたアンク。まさかの五つ子の父親が持っているとは思ってなかったので、ここで感情的になって聞いてしまう

 

ア「なんで、お前らの父親が持っているんだ!!」

 

二「えっ……えっと……」

急に大声で叫ばれた二乃はどうしたらいいかよくわかってなかったが話を続ける

 

二「そこまでは……わからないわ……」

くそっ!……だが、もう一つ疑問があるな

 

ア「……話を聞く限りは、お前たち全員がメダルを持っているのか?」

 

二「!?……どうしてそう思うの?」

ビンゴのようだな

明らかに一人だけ持っているなんてことはしないはずだ。こいつらは確か、全員で五等分……なんだっけか?

上杉からそんなことを話されていたアンク。なので、一人だけが持っているとは思えなかったのだ。試しに聞いてみると、二乃は少し動揺していたので間違いなく持っていると確信した

 

ア「風太郎からたまに聞いていただけだ」

 

二「そう……アンク君の言うとおり、私たちそれぞれが、メダル1枚ずつ持っているわ」

そうか……つまり、ヘッドフォンのやつも知ってはいたんだな……

 

ア「……いつからだ?」

 

二「そうね……確か、上杉のやつが家庭教師として最初に会う前だったかしら……転校と同時にもらった気がしたわ」

じゃあ、俺もそのときってことか……

二乃からの言葉を聞いて、自分がどのタイミングで来たかと認識できたアンク。しかし、ここでまた、疑問がわく

 

ア「なら、なんでお前は俺に話た?」

 

二「言ったでしょ……嘘偽りなく話てくれたら教えるって……でも、そうね……後はオーズの正体は誰かしら?」

 

ア「!」

ここで風太郎がオーズってことを明かすか……俺としては別にいいんだがな……

自分はバレてもいいと思いつつ、上杉はやめてほしいと言われている。少し悩むアンクだったが、その質問の答えを言う

 

ア「……誰にも言うな……風太郎だ」

 

二「……えっ……嘘……?」

 

ア「嘘なんかついてねぇよ」

別にこいつらに知られても大丈夫だ。それに……いつかは話さなければいけないしな……

二乃はまたもや信じられない反応をしている。口に手を抑えてずっと驚いている。それもそのはずだ。今まで嫌っていた相手があのヤミー、グリードたちと戦っていたのだから

アンクはため息をついてから話す

 

ア「知らないとは思うが……あいつがオーズになってから必ず、毎回守るやつら、そして危険な目に合わせたくないと思ってるやつらがいる」

 

二「それって……」

 

ア「あぁ……お前らだ」

あいつは……いつでもお前らがピンチになっていたら助けに行き、危険な目に合わせたくないとも思ってるんだ……まったく……

 

ア「あいつはこのことを知られたくなかったらしいが、俺には関係ない」

 

二「……私たちを黙していたの……?」

黙した?

 

ア「そんなつもりはねぇよ。ただ、お前らに迷惑かけたくなかったんじゃないか?」

アンクから聞いたことで、二乃はあのときの傷のことを思い出していた

 

二「そう……まったく……あいつは……」

それを聞いた二乃は少し嬉しそうな顔をしていたと同時に、尚更手伝う気持ちが大きくなった

 

二「だったら、私のできる範囲で手伝うわ」

だからなんでそうなる……

 

ア「……勝手にしろ」

こいつに何ができるかは知らんがな

 

ア「この話は誰にもするなよ」

 

二「わかってるわ」

 

ア「話は終わりでいいか?じゃあ、俺は…「待って」…なんだ?」

話が終わったようなので帰ろうとするアンクだったが、ドアを開けようとしたときに二乃に呼び止められる

 

二「上杉に伝言……少し気持ちを整理するからしばらく、近寄づかないでほしいって伝えておいて」

 

ア「あぁ、わかった」

そう言って俺はホテルから出て行く

 

二「……あいつは不器用ね……フフッ」

上杉が不器用なことに笑っている二乃だった

 

 

 

 

上杉視点

 

ア「……ってことがあった」

 

上「あった、じゃねぇよ!!」

アンクが帰ってきてどんな話をしたのか聞いてみた俺なんだが……まさかのオーズのことをバラしたりしていたのでこんなことになってる

 

上「言うなって言ったろ!?」

 

ア「別に問題ないだろ?どうせ、いつか話すだろ」

ぐっ……まぁ、そのつもりではいるが……

それでも時と場合にもよるだろ

 

上「ハァー……で、この話は二乃は知っているわけでだから、今後は二乃前でも変身できる……てとらえていいのか?」

 

ア「あぁ……そういうことだ」

アンクの話た内容を聞いた上杉。しかし、それと同時に考えごとをしていた

 

上(火野さんが言っていたこと……いつ聞こうか……)

映司に言われていた上杉はアンクからいつ、話を聞こうか考えていた。だか、今はそれよりも、もっと重大なことがある

 

上「それにしても……まさか、あいつらの父親がメダルを持っていたなんてな……」

 

ア「あぁ、予想外だ」

正直、俺も驚いた……と同時に【やっぱり】とも思ったな……

 

上「だが、これでわかった」

 

ア「何がだ?」

 

上「……あいつらの父親が紫のグリードだってことさ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

期末試験まで残り三日

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アンク&上杉  10枚     自4  他6

 

?       12枚     自7  他5

 

カザリ     7枚      自4  他3

 

ウヴァ     7枚      自5  他2

 

ガメル     3枚      自3  他0

 

メズール    5枚      自5  他0

 

一花      1枚

 

二乃      1枚

 

四葉      1枚

 

五月      1枚

 

 

判明してるメダルの枚数  計48枚

 

 

 

全部のコアメダルの枚数  計55枚     

 

 

 

 

 

 




今回はここまでです
二乃とアンクの会話回でした
これで上杉がオーズのことを知っているのは二人になりましたね
まさかの五つ子全員所持!しかし、このメダルはどのタイミングで渡すのでしょうか?
では、また次回!






次回予告はあった方がいいか

  • あった方がいい
  • なくていい
  • 自分で考えろ!
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