ボルトとスミレ 基本的にif   作:レオ2

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すいません!何か書きかけの保存していたやつを投稿してました。完全に自分のミスですm(*_ _)m!
こっちが新しいのです。謝罪の意味を込めこの時間に出します。


卒業試験!!

卒業試験の日、今日は筆記試験だ。そしてその筆記試験も今チャイムと共に終わった。シノが筆記用具を置くように言いその後テスト用紙を回収し教室から出たのと同時に教室の空気は軽くなった。

 

「バッチリだったぜデンキ!お前のおかげで助かったぜ!」

 

「イワベエ君が先生の気を引いてくれなかったらあんなに簡単に問題を盗み出せなかったよ。」

 

と意気揚々とイワベエとデンキは話していたがボルトはそれに疑問形で聞く。

 

「お前らそんな事してたのか?それって反則だろ?」

 

それに答えたのは2人ではなくサラダだった。

 

「あんた本気で言ってるの?1週間前シノ先生が『試験問題を調べて対策をたてるように』って言ってたじゃない。」

 

「つまりその間に職員室から問題を盗み出せってことだよ。忍者としての情報収集能力を試してるんだぜ?めんどくさいけどな。」

 

「そうだったのか、全然聞いてなかったぜ。」

 

·····正確にはサスケの修行の集大成のクリア方法をずっと考えて聞いてなかったのだ。

 

「はわわ…ボルト君大丈夫?何もしないで試験受けちゃったんでしょ?」

 

心配そうにスミレが聞いてきた。それに笑って返す。

 

「問題ねえって。これくらいのテスト勉強しねえでも余裕だってばさ。」

 

そんな本当に余裕そうなボルトにスミレは安心して微笑んだ。·····そんなスミレに少しドキッとした。そんなボルトにスミレも少し頬を赤くした。·····そんな2人を周囲は出来るだけ目を逸らした。先週の三者面談の後から2人の雰囲気がおかしい。おかしすぎる。何故こうなったのかが全く分からない。あの赤ん坊がアカデミーに来た時、そして三者面談の後から余計にだ。心理的距離が近いのが誰の目にも明らかだ。そしてこの一週間よく一緒に訓練してるらしい。

 

「実技試験って何するんだろうね?」

 

「やっぱ厳しいんだろうな。」

 

そうナミダとワサビは言ったのを聞きボルトは立ち上がって言った。

 

「どんな試験だろうと、俺達なら楽勝だってばさ!皆で忍者になろうぜ!」

 

そうボルトは元気づけた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃シノは先程のテストの採点していた。シノが言ったことが分かって問題を盗み出した子達をシノは把握している。そしてその中にボルトがいないことも知ってる。だがボルトの点数は100点で文句なしだった。そんな時後ろからいきなり声をかけられた。

 

「うずまきボルトは100点か、やるね。」

 

「ろ、6代目!」

 

6代目火影、はたけカカシだ。

 

「·····それにもしかしたらあいつは分かってるかもしれないな。」

 

その言葉に試験内容を聞いているシノは頷いた。

 

「ええ、最近のあいつは前とはどこか違います。」

 

「·····まっ、今から試験を変える訳にもいかないからねー。」

 

そうのほほんと、だがもしかしたら本当に分かってるかもしれないという期待を見せた顔になったカカシなのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日、演習場にてボルト達は準備運動をしていた。その時デンキがイワベエに向けて印をして術を発動させてみた。

 

「一糸灯陣」

 

その言葉と共にイワベエの背中に何やら模様が出た。違和感に気づいたイワベエは力を入れてその封印術を破った。

 

「あれ?」

 

「チャクラが全然足りねえって」

 

「やっぱり実践じゃ使えないかな。」

 

その後無事イワベエに締められましたとさ、めでたしめでたし·····のはどうでもよくボルトはデンキに聞いた。

 

「なぁ、その印教えてくれってばさ。」

 

「え?でもボルト君のチャクラ量でも実践で使えるかは·····」

 

「そうじゃないってばさ、皆でやれば出来るかもしれないだろ?」

 

「それは·····まあ出来ると思うけれど。」

 

そう言いデンキは印をボルトに教えた。そんな教えられてるボルトを周りは少し意外な目で見ている。ボルトは基本は独学が多いからだ。·····まあ最近はサスケの修行をしているから実際はそうでも無いのだが。そんな時·····

 

「あ、シノ先生」

 

そうスミレが言い一同は森の方を向いた。そこに居たのはシノ、みたらしアンコ、木ノ葉丸だ。

 

「それではこれから実技試験のルールを説明する。まずはこのハチマキを結びつけるように。」

 

そう言われハチマキを人数分渡してきた。ボルト達はそれを額や腕に巻き付けた。

 

「そのハチマキはお前らの命だ。取られたら失格となる。会場はこの森全体、制限時間は今から24時間だ。」

 

「そして私達のこれはあんた達のハチマキの役割をする。これが壊されたら私達は戦闘不能になるわ。」

 

そう言いながらお腹辺りにある円形のものを押してブザーを鳴らした。

 

「シノ先生達が相手か、相手にとって不足はないぜ!」

 

ボルトのその言葉に3人は少し目を見張った。前までのボルトなら絶対にこんな事は言わなかっただろう。それ所か舐めまくってハチマキなしでもやっても良いと言うと思った。

だがボルトは至極真面目だ。シノの強さはゴースト事件の際に思い知った。あの時は暴走して力の使い方が全然マシだったから自分達は戦えたとサスケに弟子入りしてから考えるようになったのだ。そして木ノ葉丸は自分が謎の目の力があったから太刀打ち出来たがそれが無かったら勝てたか怪しい鵺を螺旋丸で一撃倒したのだ。勿論あの時の鵺はまだチャクラが溜まりきってなかったからまだ弱かったかもしれないがボルトと戦った鵺も不完全な状態だったしそんな状態の鵺でもボルトは倒しきれなかった。それに螺旋丸が出来るようになったから分かる。あの時の螺旋丸の威力は半端じゃない。アンコの実力は分からないが2人と並んでる時点で強者なのは確定だ。

 

「ふーん、流石にそれは分かってるみたいだね。」

 

そう言いながら森の間から出てきたのはカカシだった。それに周りはザワつく。

 

「6代目!」

 

「カカシのおっちゃん!」

 

そう何時もの癖で言ってしまったボルトにカカシはヒソヒソと言う。

 

「いちおう皆の前では6代目って言ってくれないかな?」

 

「ん?おう。何で6代目のおっちゃんがここにいるんだ?」

 

「何でって、俺が試験官だからね」

 

そう言った瞬間周りは少し沈黙し思いっきり「えっ?」と言いそれぞれ言う。

 

「6代目が試験官?」

 

「嘘でしょ」

 

「あちしの実力を試しに来たのね!」

 

「すげえ!12歳で上忍になった木ノ葉隠れの里きっての天才忍者!忍界戦争後の混乱を収めた6代目試験官かよ!」

 

それに反応したのはボルトだった。

 

「え!?カカシのおっちゃん12歳で上忍になったのか!?知らなかったってばさ。」

 

そりゃあよく会っててこんなのほほんとしてる人なら知らないのも無理はない。そしてボルトは「はっ!」と感じでカカシに聞いた。

 

「じゃあ父ちゃんとサスケさんは何歳で上忍になったんだってばさ?」

 

それにカカシは「え?」と顔をした。そしてイワベエは少し考えに考え首を振った。

 

「そう言えば7代目が上忍になったのって何時なんだ?」

 

「私もパパが何時なったか知らないですね。」

 

それの答えを聞きたくボルトはカカシを見たが少し微妙な顔をしている。よく見たらその他3人は少し笑ってる。

 

「ど、どうしたんだってばさ?」

 

「いや、それはナルトとサスケの名誉の為に今は黙っとくよ。」

 

そうカカシが言った。今のナルトを名前で呼べるのはカカシや綱手ぐらいなものだろう。そしてカカシはルールを説明しだした。

 

「俺がお前達が忍者に相応しいか見てやるよ。」

 

そう言いながら鈴を1つ出した。

 

「取り敢えず俺からこの鈴を取れたら合格ってことにしとこうか。因みにハチマキは勝敗をはっきりするため、もし殺しちゃったら面倒だからね。」

 

そこで手が上がった。シカダイだ。

 

「あの、念の為聞いておきたいんですけど鈴は人数分あるんですよね?」

 

「ないよ。」

 

ボルトはそこで何か違和感を感じながら怒った。

 

「ちょっと待てよ!それって合格者を1人しか出さないつもりかよ!」

 

「嫌ならやめてもいいよ。当然不合格になるけど。今のご時世忍びの数は足りてるんだ。」

 

「そんな無茶あるかよ!」

 

「どこが無茶だ。何故ならば実践ではどんな理不尽が待っているのか分からないからだ。」

 

「忘れるな!お前達が入りたがってる世界は一歩間違えたら死ぬ事もある。そういう所だ。」

 

そんな何時もと違う先生達に少しアカデミー生が震えながら言った。

 

「先生達、怖い」

 

「俺達は6代目の護衛をする。」

 

「6代目に辿り着きたいならまず私達を突破しないとね。」

 

「って訳で手加減なしで行くからお前たちも俺達を殺すつもりでかかってきなさい。見せてもらうよ、お前達の覚悟を。」

 

その間ボルトは口を挟まず何かを考えていた。そんなボルトをスミレは少し心配そうに、カカシは少し見て森の方に歩き出した。そして右手を上げながら言った。

 

「まあそういう訳で今から始めるよ。何時までも学生気分で仲良しごっこしているならお前達は誰も合格出来ないだろうけどね。」

 

その瞬間ボルトは違和感に気づいた。だがそれと同時にカカシが始めと言い皆消えてしまった。生徒はそこで止まったがイワベエが先導を切った。

 

「誰が仲良しごっこだ!」

 

そう言ったイワベエに続き他の生徒も走る。だがボルトはやべぇみたいな顔をして止まっている。そんなボルトに残っていたスミレが話しかける。

 

「ねえボルト君、もしかしてこの試験って·····」

 

「ああ、クソ。先生達に1杯食わされっちまった。」

 

スミレも違和感に気づいたのだ。ボルトはナルトから自分達が下忍になった時のカカシのテストの内容を聞いていた。そしてその時カカシがナルト達に教え、それがナルトの原動力の一つになっているのも知っている。そしてその教えをボルトはスミレとビオラで千手公園に言った時に自慢げに言っていたのだ。それをスミレも覚えていたのだろう。ボルトは残ってるメンバーを見た。猪鹿蝶にミツキだ。そしてどうやらシカダイは発信機をつけていたみたいだがとっくに外されていた。

 

「どうやら先生達の分断作戦に乗っちまったみたいだな。」

 

そう言ってシカダイは向かおうとしたがボルトがストップをかけた。

 

「なんだよボルト。今回はいくら何でも1抜けさせてもらうぜ?」

 

「そうじゃないってばさ!」

 

「お願いシカダイ君、話を聞いて。」

 

とスミレも言う。ボルトだけならともかくスミレも言うということは重要な事なんだろう、そう悟ったシカダイは目で2人に促した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その少し後サラダは木ノ葉丸と対峙していた。

 

「しゃんにゃろーーーっ!」

 

そう親譲りの一撃を木ノ葉丸に叩きつけようとしたが木ノ葉丸はバックステップで躱した。その後サラダの攻撃が当たった場所はクレーターができた。

 

「サクラさん譲りの怪力か。それに·····」

 

木ノ葉丸はサラダの目を見て呟いた。

 

「写輪眼か、もう開眼してたとはな。」

サラダは態勢を取り直しながら呟いた。

 

「やっぱり強い。」

 

そう言いクナイを構えまた激突するがやはりサラダは押される。そしてサラダのチャクラ量では写輪眼は長くは持たない。そして今少し目がくらっとしてしまった隙を見つけ木ノ葉丸はサラダに足払いをして吹き飛ばした。その攻撃でサラダの写輪眼が切れた。

 

「く·····」

 

「サラダ悪いなコレ。」

 

そう言って動けないサラダに木ノ葉丸は近づく。だが唐突にクナイを構えどこからか飛んできたクナイを弾いた。そして後退した。倒れてるサラダの前に来たのは

 

「お前らか、スミレ、ボルト。」

 

ボルトはクナイを構えて牽制スミレはクナイを持ちながらサラダ忍者近寄った。

 

「サラダ大丈夫?」

 

「う・・・委員長。」

 

「ここは引くよ。」

 

そう言ってスミレはサラダに肩を貸した。

 

「逃げるのかコレ?」

 

「逃げるんじゃないってばさ。合格への布石だってばさ。」

 

そう言って煙玉を投げた。その煙が晴れた時そこには誰もいなかった。木ノ葉丸は追うことは出来たが先生側の取り決めで退散した生徒は追わないことになっている。

 

「·····どうやらあいつは気づいたなコレ。」

 

そう呟いた木ノ葉丸だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ボルト達は予め集合場所に決めといた場所に集まっていた。シカダイ達にはアンコかシノと戦っているものを退かせるように言ってきて有言実行してきたのだ。今この場所にはミツキ以外の同期が全員集まっていた。そんな時最後の一人のミツキが来た。そしてその状態にボルトはびっくりした。

 

「ちょっミツキ!どうしたんだってばさ!?」

 

ミツキはボロボロだった。

 

「シノ先生に会ってね、戦ったんだ。」

 

「お、おい。作戦じゃ·····」

 

「うん。ごめん。でもシノ先生とは戦ってみたかったんだ。」

 

そう真っ直ぐ言われたからボルトはそれ以上何も言わずニッと笑って聞いた。

 

「そんな事言うからには収穫はあったんだろうな?」

 

それにミツキは頷いた。この場合の収穫·····即ちシノの的を壊したという事だ。それを聞いたメンバーは浮き立った。戦わなければならない相手が一人減り体力を温存出来たのだ。因みに作戦とは全員回収して3グループに別れて戦うと言う作戦だ。だがミツキがシノを倒したことにより2グループにする事が出来る。

 

「よし、じゃあ作戦を伝えるってばさ!」

 

そう言いボルトは作戦を話しそれが終わった後2グループに別れて散った。この時間まで試験が始まり僅か2時間だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃先生チームは集まっていた。

 

「さああいつらはどうするかな。」

 

そうカカシが呟いた。そんなカカシにアンコは言った。

 

「ここら辺は私達が見てますから6代目はイチャイチャパラダイスでも読んできたらどうですか?」

 

「もう暗記する程読んだからなー。」

 

イチャイチャパラダイス、それはナルトの師匠で伝説の3人の1人、自来也の書籍だ。だがもうこの世界に自来也はいない。それ故にもう新刊が出ることは無いのだ。

結局カカシはその場を2人に任せ広く見渡しが良い広場に向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

木ノ葉丸は草木が揺れる音でそっちに向いた。

 

「アンコ先生もいるし、ここはあいつらに乗ってみるか」

 

そう言って森の中に入っていった。そこに待ち受けていたのはボルトにサラダ、イワベエなどのクラスの約半分のメンバーだった。シカダイやスミレは見当たらないからアンコの方に向かったんだろう。その後木ノ葉丸は戦った。サラダの体術を受けガードしつつ隙を見つけ吹き飛ばした。そして今度はそれを縫うようにボルトが体術を仕掛ける。木ノ葉丸の手を掴んだ瞬間に力比べを始めた。そしてその時木ノ葉丸は後ろで手裏剣を投げようとしてるサラダを見つけた。だがこの場所からではボルトに当たる。まさかこのボルトが影分身?そう考えたが影分身の割に強い。そう思っていたらそのサラダが手裏剣を木ノ葉丸達の横辺りに投げた。サラダの手裏剣術はアカデミー生の中でも1番だがそれでもまだカーブなどは出来ないと思った。だが·····

 

「な!?」

 

よく見たら1つだけじゃない。2つ投げていた。この少し暗めの森の中では分かりにくかった。そしてその手裏剣は途中で手裏剣同士がぶつかり合い軌道が変わった。これに木ノ葉丸は目を見張った。この暗い中でこんな高等な手裏剣術顔面もうサラダに出来るとは知らなかったのだ。そしてその手裏剣は木ノ葉丸の顔面に向かった。

 

「ふっ!」

 

だがそれで慌てるようなら上忍はやっていない。冷静に目の前のボルトを蹴飛ばし顔を逸らして躱した。そしてその木ノ葉丸にデンキは殴りに行った。

 

「やああああ!」

 

だがその気合いの入ったパンチもデンキは少し非力だった。普通に止められ押し返された。

 

「悪いなデンキ。お前の相手は後で…」

 

その時ブザーがなった。木ノ葉丸はそのブザーの音に目を見張った。そしてボルトとサラダを見ればイタズラが成功したみたいな顔をしていた。

 

「油断しすぎだぜ?木ノ葉丸の兄ちゃん!」

 

そう言ってボルトとサラダは煙に包まれそこに居たのはさっきまでとは反対の場所にいる2人だった。それに木ノ葉丸は驚いた。2人が変化してたことではない。2人が反対になっていたと言うことはボルト版サラダがやった手裏剣術はボルトの実力だ。そしてサラダはボルトがミスしない事を信じて自分に幻術を、恐らくクナイだけを消す幻術だ。そしてデンキに殴ると思わせてリーチの長いクナイで自分の的を壊させたのだろう。周りを変えるほどの幻術なら木ノ葉丸はすぐに解ける。だがクナイ1本だけなら至難の業だ。

 

「俺にばっか気取られてるからだぜ?」

 

「参ったよ。流石写輪眼と7代目譲りの悪知恵だコレ!」

 

そう嬉しそうに言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カカシはイチャイチャパラダイスに向けてた目を反対に向けた。そこにいたのは5人のボルトだった。

 

「ふっ、待ちくたびれたよ。お前の覚悟を見せてもらうよ?」

 

「へ!余裕こくのも今のうちだってばさ!」

 

そう言って突撃した。だが分身の動きの雑さは消えない。カカシは力の差を見せつけあっという間に4人の分身を消した。

 

「分身は4体までだったな」

 

だがカカシは気配を感じ後ろを向いた。

 

「ちょ!何だこれは!」

 

「待ったなしだってばさ!」

 

そうなん10人のボルトが一斉にカカシに襲いかかってきた。だがカカシはなんだかんだでバッタバッタと倒していく。そして倒したボルトを横目に見るとそれぞれの生徒が変化していた。そしてカカシはとうとう本物のボルト以外を地に追いやった。

 

「言った筈だよ。仲良しごっこしてたら合格出来ないって、ね。」

 

「じゃあ今から答え合わせをするってばさ!」

 

そう言ってボルトはカカシの所に飛びながら言った。

 

「今だ!」

 

その言葉と同時にクナイボルト以外の全員が印を結んだ。そして

 

「封印結界!?」

 

朝デンキがやった一糸灯陣をクラス全員でカカシにかけたのだ。カカシはそれでも鈴に向かうボルトの両手を止めた。

 

「成程、戦いながらここに誘導されてたのか」

 

そして口々に速くと言う。ボルトはその声に答えるために力を振り絞る。その速度は前までのボルトならば出せなかった力だ。きちんとするようになった修行、そしてボルトは1度しか戦わなかったから体力がクラスの誰よりも残っていたのだ。

 

「こいつは…少し不味いな。紫電!」

 

「「うわぁぁぁぁ!」」

 

カカシの忍術紫電。カカシが写輪眼を失い出来なくなった雷切の代わりに編み出した術だ。それをその場にいた全員に当てたのだ。大人げないったらありゃしない。だが·····

 

「ダチをバカにされて黙ってる訳にはいかないんだってばさ!」

 

「私は忍者になる!」

 

「俺だって!」

 

「僕も!」

 

そうボルトによって変われたスミレとイワベエ、そしてデンキが言う。紫電に全員耐えたのだ。流石に態勢を崩してるメンバーが大半だが全員耐えきり封印は継続中だ。そしてボルトはグイグイと手を伸ばす。そして他のメンバーはそんなボルトを歯を食いしばりながら応援する。1人は皆の為に、皆は1人の為に。

 

「ボルト君頑張って!」

 

そうスミレが叫んだ。その瞬間にボルトの力は上がった。ボルトはクラスメイトの思いを背負ってここにいる。だから

 

「負ける気がしないってばさ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はーい、下忍試験終了!全員合格!」

 

そうカカシはどこか嬉しそうにボルトを見ながら言った。そんなボルトの掌には鈴があった。そしてボルト達は

 

「いよっしゃーーーーーっ!」

 

飛んで喜んだ。試験終了まで僅か3時間、超短期決着だ。もし他のクラスメイトがまだ戦っていて体力を無くしていたり正解に辿り着けなかったらもっと時間がかかりボルトも力を出せなくなり全員不合格だったかもしれない。·····まあカカシとしては全員で向かってきた時点で合格にするつもりだったのだが何かいい感じになってきたから黙っておいた。

カカシはボルトに聞いた。

 

「一応聞いとくけど、答えは分かってるの?」

 

ボルトはにっと笑いながら答えた。その間他のクラスメイトは黙って聞いてた。

 

「『忍者の世界では様々な掟やルールがありそれを破る奴はクズ呼ばわりされる。けどな』」

 

そこで一瞬スミレに目を向け言った。

 

「『仲間を大切にしないやつはそれ以上のクズだ!』だろ?カカシのおっちゃん。」

 

それにカカシは笑顔を向け言った。

 

「正解だ。」

 

嬉しそうに言うのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「この試験は仲間を切り捨てれば不利になる。仲間と力を合わせることが正解だ。なぜなら現実の任務でもたくさんの困難があるからだ。しかしそれを乗り越えるには仲間との絆と揺るがない覚悟が必要なんだが…」

 

そこでシノは止まりボルト達に聞いた。

 

「どうした?そろそろ終わってしまうぞ?」

 

「いいよ、話を続けて。」

 

「口を開けるのもめんどくんで」

 

「全くお前達は·····、だが今回はよくやったな。解!今からお前達は下忍だ。」

 

シノが解した瞬間にボルト達のハチマキが煙に包まれそこにあったのは木の葉額当てだった。それに全員浮き立った。イワベエはもう泣いている。そんな中ボルトはスミレの所に向かった。

 

「スミレ、お疲れ様だってばさ。」

 

「うん。ボルト君もお疲れ様。」

 

そう言って2人は笑いあった。ボルトはそんなスミレに言う。

 

「そうだ、スミレ悪いけどヒマワリを連れて先に行っててくれないか?」

 

この後ボルトとヒマワリとスミレは秋道家のお呼ばれしている。

 

「え?どうして?」

 

「サスケさんとの修行があるんだってばさ。今日終わったらサスケさんまた行っちまうらしいからさ。」

 

「・・・それなら私も行くよ。」

 

「え、嫌でも。」

 

「ボルト君の修行の成果も見たいしまだ時間はあるから大丈夫。それともボルト君は私がいるのは邪魔?」

 

そう聞いた。スミレはボルトに課された宿題を知っている。それを練習している事も知っている。だから聞いた。ボルトは首をぶんぶん振って否定した。

 

「そ、そんな訳ないってばさ!」

 

そう言い合うのだった。

その後2人は皆と別れてサスケとの演出場に向かった。そこにはもうサスケがいた。スミレの事はクラスメイトと言い邪魔はしないからいさせてくださいと言いサスケは的に向いた。

 

「今から始める·····と言いたい所だがサクラに呼ばれているから悪いがここには後3分程しかおれん。チャンスは1度きりだ。」

 

「え!?·····分かったってばさ!1発で決めればいいんだろ?上等だってばさ!」

 

ボルトは一瞬文句を言おうとしたが止まった。今日が終わればサスケは旅立ってしまう。そうすればまたサラダやサクラに寂しい思いをさせることになる。だから1秒でも多くいさせたいと思ったのだ。

ボルトは手裏剣を構える。そして的の数々を見据えるが冷や汗が出て一向に投げ出されない。そんな時ボルトは横に紫が見え少しスミレを見る。スミレは心配そうな顔で見ていた。そしてその口が音を出さず動いた。ボルトはその動きで何を言ったのかわかった。

 

『頑張って』

 

ボルトは深呼吸した後目をキッとし動いた。一斉に手裏剣を投げた。そしてそれぞれの手裏剣が何度も当たりその度に軌道が変わりそして

 

「・・・ちゃんと出来るようになったようだな。」

 

そう言ったサスケはほんの少しだけ満足そうだった。その視線の先には全ての的の真ん中に手裏剣が刺さっている的だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後2人はサスケと別れて歩きながら帰っている。流石に走ってこれ以上体力を消耗させたくなかった。ボルトは下忍試験の時のアンコ戦の話を聞いていた。

 

「やっぱりナミダの術はすげえんだな。」

 

「うん。アンコ先生も思わず両手を使ったからね。」

 

アンコの的を壊したのはスミレだ。まずシカダイの影縛りをワサビとメタルにアンコに撹乱させその間に成功させた。だが力量差は未だあり無理やり動かそうとした。その時ナミダの術が発動した。それはやたらとでかい高周波の音で気絶させたり神経を麻痺させる術だ。だが弱点としては耳を防いでガードしたり出来る。今回はそれを利用した。耳を塞ぐという事は両手が使えない。そこをスミレが鵺を頭の上に乗せて耳を塞いで貰ってる間に的を壊したのだ。

 

「その・・・スミレ。」

 

「?何?」

 

「さっきもあん時も応援してくれてありがとな!」

 

そう少し照れくさそうに言った。スミレは笑って返す。

 

「どういたしまして、ボルト君。」

 

そんな2人を夕空が見ていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おまけ

 

ナルトは火影室にて今日の下忍試験の報告をカカシから受けていた。そして今は報告が終わった時だ。

 

「お疲れ様だってばよ。カカシ先生。それにしてもボルトが鈴を取るとはな·····」

 

「まあ俺もしてやられたよ。俺もあいつらの底力を侮っていたねどーも。」

 

その時カカシはあっとしナルトに言った。

 

「そうだ、ナルト良いものあげようか?」

 

「なんだってばよ?」

 

そう言ってカカシは1枚の写真をナルトに渡した。そこにあったものを見てナルトは口をあんぐり開けた。そんな教え子をカカシはにこにこして見ていた。

 

「いやーうずまき家も安泰だね〜」

 

「ちょっ、まさかこの2人・・・」

 

「いやまだ流石にそこまではないと思うよ?」

 

「·····はぁ、まあ俺達がそこまで言う資格はないか。」

 

「そうだね〜。おまけにその2人の場合は互いに支えてるって感じだしね。そうなったとしても心配はいらないでしょ。」

 

「·····まあそうだな。」

 

ナルトはもう一度写真を見て少し笑った。そこに映っていたのはボルトとスミレがアカデミーの演出場で互いに抱き合ってる写真だった。

 

 

 




お疲れ様でしたm(*_ _)m。
ボルト、鈴を取る。いやごめんなさい最初はアニメ通り無理だったにしようと思ったんですがアニメの方はワンチャン時間が後30秒くらいあればいけたんじゃね?ってなった·····まあその前に他のメンバーのチャクラ切れ起こしそうだけど。
今回のボルト達は体力とチャクラ消費を極限まで抑えたので伸びました。そして修行やらで力をつけたので色々運がよく取れました。カカシファンの皆さんごめんなさいm(*_ _)m。

下忍試験中のスミレが『私もボルト君がいなかったら〜』の励ます場面もカットです。ごめんなさい。どうやってもここのボルトがあの状態に繋がらなかった。あのセリフは前回言わすべきでしたね。ごめんなさいm(*_ _)m(·····今から書き足してもいいですか?(おい笑))

後なんかサラダを退かせる時スミレが肩を貸してましたが割と本編でもスミレがサラダを連れたんじゃないかなと思ってます。だってその場にサラダとスミレしかいなかったし。サラダは写輪眼切れて倒れてたし

そしてノベライズ版にあったスキヤキの話の話で本当はサラダも行くんですがここでは行きません。サスケが最後なのにサラダは違う所で晩御飯ってのはおかしいよなとなりこうなりました。

そしてボルスミ、ナルトに写真見せられる。スケアの正体お前だったのか〜!?(わざとっぽい笑)結局カカシが自分スケアでしたって奴やらなかったのでボルトは未だに知らないという

因みに紫電に耐えて立ったのはアニメ通りボルトとスミレだけです。

修業パート誰目線でやる?

  • ボルト&ナルト
  • スミレ&ビオラ
  • 自来也&サスケ
  • 最早全部やれ
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