ボルトとスミレ 基本的にif   作:レオ2

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おはようございますm(*_ _)m。VS白ゼツです。アニメと全く展開違うのでご了承ください


スミレの想い

色々あったボルトとスミレのデート任務から更に数日が経ち第7班は今日も今日とて任務を終わらせ報告が終わりエスカレーターで下っていた。そんな時ボルトとスミレは会話した。

 

「今日の任務も楽勝だったってばさ。」

 

「でも油断しちゃダメだよ。最初の時みたいに何があるのか分からないからね。」

 

「分かってるってばさ。それよりもこれから飯行かねえか?」

 

そうボルトが聞けばスミレは少し悩み結局苦笑いしながら言った

 

「うーん、ボルト君が行きたい所で良いよ。」

 

「僕もボルトのいる所にいるよ。」

 

「え?それじゃあ雷バーガーになっちまうぞ?」

 

・・・まあ確かにボルト=雷バーガーみたいな所がある。スミレとしては団子屋辺りに行きたいが流石に昼ご飯で団子は無理だ。かと言って雷バーガーでも少しあれな気がするがカロリー低めなものを食べれば問題ないだろう。

 

「うん、大丈夫だよ。」

 

「そうか?じゃあ行こうぜ!」

 

そう言って3人は出入口に歩いた。そんな時近くにいた下忍の2人が言った

 

「第7班のルーキー様がお通りだぜ?」

 

「任務達成率100%だって。俺らよりも年下なのに天才は違うな〜」

 

どう考えても陰口である。そんな2人の陰口にスミレは思わずなにか言おうとしたがボルトがそれを止めそのまま2人の前を突っ切りながら言った

 

「そんなだっせー事言ってる暇あるなら努力しろってばさ。」

 

「何!?」

 

下忍2人は一気に憤怒の顔になり突っかかろうとしたがボルトにはそんなのはどうでも良くスルーした。スミレとミツキはそんなボルトを追って追いつき心配そうに言った

 

「・・・いいの?」

 

「良いんだってばさ。あんな事言ってる時点であいつらの力なんてたかが知れてるってばさ。」

 

まあ実際そうだから良いのだがスミレ釈然としてなさそうだった。そんなスミレにボルトは自分の手をスミレの頭に乗せて言った

 

「俺の為に怒ろうとしてくれたんだろ?ありがとな。」

 

実際スミレは怒ろうとした。ボルトが天才なのは否定しないが決してそれだけがボルトの全てじゃない。それをあの2人は才能があるだけみたいな言い方をしていたのだ。・・・多分ボルトじゃなかったらここまで怒る事は無かった。恐らくやんわりと言うか出口に出た辺りで気にしない方が良いよと言うだろう。だがボルトが言われた瞬間に何か言いようのない怒りを感じたのは否定出来ない。

 

「だって・・・ボルト君にあんな事言って·····」

 

「・・・大丈夫だってばさ。それに、俺達が任務をちゃんと達成出来てるのは俺だけじゃねえ、スミレとミツキが一緒にやってくれるおかげだってばさ。」

 

「ボルト・・・君」

 

そのままスミレの頭に手を乗せて甘い雰囲気を出していたがボルトが思い出したように言った

 

「そう言えばスミレのプレゼントすげえ良いぜ。」

 

「ほんと?良かった。」

 

あのデート任務から数日後にはボルトの誕生日があった。誕生日パーティーが催されスミレもプレゼントを持って行った·····と言っても何か高いものを渡したとかでは無く自分で作ったパジャマだった。狐の模様が入ってる。・・・服だけ作って模様をどうしようかとなっていたがデート任務の時に試着してもらった狐のパジャマが忘れられずに・・・でもあの狐のパジャマを渡しても多分あんまり嬉しくないような気がして・・・というか絶対に嬉しくない。まあボルトはスミレからの誕生日プレゼントならなんでも嬉しいのだが。そういう訳で狐の模様を入れてみた。最初はやっぱり何か実用的な物にしようかと思ったのだがスミレが受け取るならともかくボルトは裕福な家故にあんまりボルトが持ってなさそうなものが中々思いつかなかった。そこでビオラがいた時にそう言えばボルトのパジャマって白シャツ1枚だった・・・という事を思い出しパジャマにしようとなったのだった。

 

「何かヒマワリからの受けが良くてさ!」

 

「そうなんだ。もう少しでヒマワリちゃんの誕生日だからプレゼント作らなきゃ。」

 

「何作るんだってばさ?」

 

もう少しでボルトの妹のヒマワリの誕生日である。スミレはそれをボルトの誕生日に知った。だから次の日にはプレゼントの材料は買いに行った

 

「その・・・ぬいぐるみ作ろうかなって思ってるの。」

 

「スミレぬいぐるみも作れるのか、すげえな。」

 

「そ、そうかな?」

 

「そうだってばさ!ヒマワリきっと喜ぶぜ?」

 

「う、うん。」

 

・・・そのまままた甘い雰囲気に行ってしまった。あのデート任務から前までも少しあれだったのに更にこの2人はこういう甘い雰囲気を出すようになった。ミツキはそんな2人ニコニコ見ている。因みに受付所から出てくる忍び達はこの雰囲気を見て少し引いて離れて行ってる。ぶっちゃけこの雰囲気に耐えられる同期は多分ミツキぐらいのものだろう。もしかしたら黒衣ハコもいけるかもしれないが結局分からない。そんな甘い雰囲気を出してる2人に声をかける人物がいた。

 

「おっほん!2人ともいいかコレ?」

 

「こ、木ノ葉丸先生!?」

 

「に、兄ちゃんいつからいたんだってばさ!?」

 

そんな甘い雰囲気をサラッと、でも遠慮がちに打ち砕いたのはボルト達の担当上忍の木ノ葉丸だった。

 

「さっきからそこにいたぞコレ」

 

そう言って出入口辺りに指を指した。つまり今のは全部見られていたということだ。2人からすれば恥ずかしいことこの上ない。

 

「もう少しで中忍試験だが、お前達はどうする?」

 

中忍試験、それは文字通り下忍が中忍に上がる為の試験だ。ただ実力を見る訳では無い。状況判断力なども見られる。そして少し前に同じ質問をされた2人とミツキは答える

 

「勿論出るってばさ。」

 

「私も出ます。」

 

「ボルトが出るなら僕も出ます」

 

ボルトの誕生日の時ナルトが帰ってきた時に中忍試験の第3試験ではナルトだけでは無く5影が試験を見るということでボルトは言った

 

『俺の強くなった所ちゃんと見ろってばさ!』

 

そう拳を突き出したボルトにナルトも拳を合わせ笑いながら言った。

 

『おう!楽しみにしてるぜ!』

 

だからボルトはその約束を果たす為に中忍試験には元々出る予定だったがこれにより更にやる気を高めたのだった。因みにナルトが誕生日パーティーに来れた経緯としては火影室にて

 

『その・・・シカマル』

 

『何だ?』

 

『ボルトとヒマワリの誕生日には・・・早めに帰ってもいいか?』

 

それを聞いたシカマルはふっと笑って言った

 

『何言ってんだ、お前は普段から頑張ってんだから子供の誕生日位普通に帰っても誰も文句言わねえよ。』

 

ナルトは細かい事も・・・それも他の人にやらせても問題ないやつも自分でやろうとする。それは自分が結果を出さなきゃまた里の人に見捨てられるんじゃないかという不安からだった。それにより疲労が溜まったり家に帰れずしたりしてボルトと分かり合えず少しあれだったがビオラのおかげで今はそんな事も、少なくても家族の時間も一段と大切にしようと思えるようになったのだ。その後3人は帰路につきミツキと別れ2人は話しながら帰った

 

「そう言えば紫電は出来た?」

 

「それが難しくてさ。やっと何か小さい紫電は出来るようにはなったけどまだ実践じゃ使えないってばさ。」

 

「そうなんだ。」

 

その後も2人は仲良く並んで帰った。

次の日任務の受付所にて7班は木ノ葉丸から任務の内容を聞いた

 

「今回の任務は火の国辺境の町で起こった電車強盗犯を捕まえることだコレ。」

 

そう言いながら資料を渡す。

 

「強盗犯って・・・俺達に回るって事は大物じゃねえよな」

 

そうなんかシュンとした感じで言ったボルトに苦笑いしながらスミレが言う

 

「うん。ここに4人って書いてるね。」

 

そう資料の1部を指した。それに木ノ葉丸は頷き言った

 

「そこは鉱山町でな。使われていない廃坑がいくつかあるんだ。」

 

「そのどれかに逃げたという事ですね。」

 

木ノ葉丸はそれに頷き昼から出発するという事になり一同は解散し準備してから再び受付所の前に集合した。そんな時受付所から出てきた人物にボルトは声をかけた。

 

「父ちゃん!」

 

「ここでは7代目だ。」

 

そう苦笑いしながらナルトは言った。まあナルトももしミナトが生きていたら父ちゃんとずっと呼ぶ自信があるから何とも言えないのだが。シカマルは親子の時間を邪魔しまいと思い先に歩いて行ったからスミレとミツキも先に電車に向かった。そしてナルトは聞く

 

「今から任務か?」

 

「そうだってばさ。何か強盗犯を捕まえるって任務だっばさ。」

 

「そうか、油断するなよ?」

 

「分かってるってばさ。」

 

そう互いにまた拳を合わせ2人はそれぞれの任務と仕事に向かったのだった。

ボルトは先に向かった2人を追った。途中で木ノ葉丸も合流した時にボルトはある人を見つけた

 

「あれ?カタスケ先生?」

 

「おー!これは若、これから任務なのですか?」

 

カタスケ、科学忍具班の主任である。

 

「ああ、先生はどうしたんだってばさ?」

 

「私は材料を買いに来たのですよ。そうだ、少し遅れましたが若にプレゼントを差し上げましょう。」

 

そう言ってカタスケはカバンから何やら球体のものを取り出しボルトに渡した。それが何なのか分からずボルトは首を傾げた。スミレとミツキも不思議なものを見る顔で見ていた。そんな謎の球体のものを見て木ノ葉丸が聞いた

 

「先生、これは一体なんですか?」

 

「ふふふ、よく聞いてくれました。それは今開発中の煙閃光弾という科学忍具の前身のものです。まだ煙閃光弾は開発していますがその科学忍具はそれの副産物で出来たものです。それは光で相手の動きを止めることが出来ます。ただし時間は短いです。その間に決着をつけるか退散しなくてはいけません。」

 

「成程、すげえなカタスケ先生!」

 

「いやー、若に褒めてもらえるとは光栄ですなー!」

 

本当に嬉しそうに言ったのだった。その後カタスケと別れ4人は電車に乗り任務の地に向かった。

 

「ここかー」

 

「確かにいっぱい廃坑があるね。このどれかに」

 

それに木ノ葉丸は頷き歩いていく。ボルト達もついて行く。自分達がやる任務だから忍び相手ではないだろうが最初の任務みたいに油断は出来ない。その内町に到着し町の代表者のご老人が任務の説明をしてくれる筈なのだがそのご老人は微妙な顔をし言った

 

「木の葉の方ですかな?」

 

「はい。」

 

「申し訳ないが事情が変わったのです。ついてきてください。」

 

そう言って老人は歩き出しボルトとスミレは顔を見合せた後ついて行った。そこにあったのは牢屋で中には何やら震えてる人物がいた

 

「彼は?」

 

「強盗犯の1人です」

 

「まさか我々が来る前に突入したのですか?」

 

「いいえ、彼は自分から飛び出してきたんです。随分と慌てふためいて」

 

木ノ葉丸はそれを聞きその強盗犯に聞いた

 

「おい、他の仲間はどうした?」

 

「あぁぁ!もうダメだ!皆死んじまった!」

 

「死んだ?」

 

その物騒な言葉に困惑の顔のボルト

 

「うぅぅ、皆あのバケモノに殺されたんだ!」

 

「ずっとこの調子でね、相当恐ろしい目にあったのでしょう。」

 

「あ、あの白いヤツが襲ってくる!」

 

「白い・・・」

 

それを聞いた木ノ葉丸は顎に手を当てて何やら考えた。そしてスミレも少し考えた。だが2人はその考えを1度振り払った。一同は1度外に出て木ノ葉丸が聞いた

 

「なら我々の任務はその白いヤツの調査ですか」

 

「はい。どうかよろしくお願いします」

 

その後4人はあの怯えていた強盗犯が出てきたという廃坑の入口に立った。

 

「一体なんなんだろうね、白い化け物って」

 

その時ボルトはスミレの何か不安そうな顔を見て聞いた

 

「スミレどうしたんだってばさ?」

 

「うんうん、何でもないよ。ただ・・・その白い化け物って言うのがね・・・」

 

「?」

 

「·····お父さんが言ってたんだ。第四次忍界大戦の時に忍連合軍を苦しめた・・・白ゼツって言う生物兵器が沢山戦場を混乱に落ち入れさせたって」

 

「・・・スミレの言う通りまさかとは思うが白ゼツの可能性も否めない。皆しっかり警戒するんだコレ」

 

だがそこでボルトは白ゼツを知らないから聞く

 

「白ゼツってそんなにやばいのか?」

 

「ああ、チャクラまで同じにする変化を使えたりしていたからな。」

 

変化・・・忍びの基本的な術だが姿が変わってもチャクラまでは変わらない。だが白ゼツは姿だけでは無くチャクラまでその姿の人物と同じになるから白眼などでは見分けがつかなかったのだ。

 

「へぇー、どうやって勝ったんだってばさ?」

 

「7代目の九喇嘛モードで見分けたんだコレ。」

 

「なるほど。」

 

そうボルトは素直に感心した。そしてスミレにも感心したように言う

 

「・・・何でスミレのお父さんはそんな事知ってたんだ?」

 

スミレの父親は研究者であり恐らく大戦には出ていない。そんなスミレの父親が何故そんな事を知ってるのか気になった。

 

「多分・・・牛頭天王の研究の時に知ったんだと思うよ。白ゼツと牛頭天王の共通点はどちらも柱間細胞が使われているからね。」

 

・・・忘れがちだがスミレは柱間細胞の適合者である。だから牛頭天王も適合できたのだ。そんな少し暗い雰囲気の中木ノ葉丸が言った

 

「強盗犯とは言え、生きていたら救出するのも任務の内だ。命がかかってる。だがだからと言って焦るなよ。」

 

それに3人は頷き廃坑に入って行った。狭い廃坑の中を進んで行く。

 

「随分と遠くまで来たな」

 

そんな時ミツキが何やら見つけて呟く

 

「ねえちょっと」

 

その声にボルトもスミレもミツキが見てるものを覗いた

 

「これって・・・」

 

「もしかして強盗犯の・・・」

 

何やら箱にもたれかけられていた。それは人だった。だがどう見ても既に息はなかった。ボルト達の話を聞いてた木ノ葉丸も反対側に進み言った

 

「こっちの行き止まりの先にもあった。2人分な」

 

「じゃああの人の仲間は全員・・・」

 

「全身を鋭い刃物で切り裂かれている」

 

「俺が見つけた2人は黒こげになってたのと雷撃をくらったような痕跡があった。」

 

3種の痕跡・・・なら普通に考えれば

 

「複数の忍び?」

 

「その可能性もあるが・・・」

 

「白い化け物・・・か。」

 

そんな時足元を見ていたミツキが言った

 

「これじゃないかな?この人達の足跡。奥から逃げてきてる。そして・・・」

 

そう言って一際でかい足跡を指さす。木ノ葉丸がそれに少し戦慄しながら言う

 

「こいつだけ随分と大きいな、恐らく身長は2メートル以上」

 

「ならこの足跡の持ち主があの人達を・・・」

 

「だとしたら随分多彩な術を使うんだね。」

 

「なんにしろこの奥にこんな事した化け物がいるってことか」

 

それに頷き木ノ葉丸は言った

 

「ここからは臨戦態勢だ。一瞬たりとも気を抜くなよ!」

 

その後4人は前に進んだ所、あるものを見つけた。それはカグヤのマークだった。今はそれよりも化け物の方が重要だ。4人は足跡を追い続け途中で無くなった事に気がついた。

 

「足跡が」

 

「途切れてる・・・」

 

「まさか罠か!俺達をここまで誘い込む為の」

 

そう木ノ葉丸が言った瞬間に4人は陣形を組んだ。全員背中合わせにしてある場所以外の死角を無くすフォーメーションだ。だが罠だとしてもまだ正面から来ない。という事は・・・

 

「上だ!」

 

そう言った瞬間にボルト達は下がり降りてきたやつを木ノ葉丸が迎え撃った。そして歯を食いしばりながら言う

 

「何でこいつが・・・」

 

「白ゼツ・・・でも何でこんな姿に」

 

そうスミレが呟いた。目の前にいる白ゼツはスミレや木ノ葉丸が知ってる姿とは全く違う。何やら表現するなら白ゼツが三体くっついたみたいな姿になっている。スミレの呟きの間に木ノ葉丸は下がった。そのスミレの問答に白ゼツが答える代わりに何やら口から黄色の閃光が走った。

 

「来るぞ!」

 

4人はそれぞれ別方向に飛んで雷遁を躱した。そして2つ目の顔の白ゼツの口にまた光が見えまた放出された

 

「今度は火遁か!」

 

そして今度は鋭利な腕を振り払いボルトに向かった。ボルトはそれを躱しながら言った。

 

「今度は風遁か、こいつどんだけ遁術を使えるんだ!?」

 

そして白ゼツはボルトに襲いかかった。ボルトに振り下ろされた鋭利な腕を木ノ葉丸が間に入り止めた。その間にボルトは木ノ葉丸の影から出てきて白ゼツの顔を1つぶん殴った。だが何かゴムを殴ったような感覚がした。

 

「効いてねえのか!」

 

そう思わず言った瞬間にまた鋭利な腕が振り下ろされボルトと木ノ葉丸はそれぞれ下がった。そして4人は集まり異様な白ゼツと相対した。

 

「くっ!この白ゼツは知能は低いが代わりに強さが桁違いだ。」

 

白ゼツはそんな4人の所に走ってきた。ボルト達はそれぞれ散り木ノ葉丸がクナイを2本持って迎え撃った。繰り出される攻撃は一撃が重く木ノ葉丸は反撃が少ししか出来ない。

 

「援護するぞ!」

 

そう言ったボルトは手裏剣をカーブさせて投げた。その手裏剣は木ノ葉丸の後ろからいきなり来て木ノ葉丸の横辺りで曲がり白ゼツの目に刺さった。

 

「良いぞボルト!」

 

その間に木ノ葉丸はクナイを腹に突き刺し横にえぐった。白ゼツはそんな木ノ葉丸を痛みを耐えてぶん殴ろうとするがその前にスミレが動いた

 

「口寄せの術!」

 

煙の中から鵺が出てきて鵺はそのまま少し迂回して木ノ葉丸に鋭利な腕を振り下ろそうとしてる白ゼツに突撃した。走ってる最中鵺はどんどん大きくなりとうとう虎サイズにまでになり白ゼツに体当たりして白ゼツを吹き飛ばした。木ノ葉丸は鵺がぶつかる瞬間にクナイを抜き下がった。

 

「鵺下がって!」

 

吹き飛ばされた白ゼツがいきなり立って反撃しないとも限らない。だからスミレは鵺に下がってと言ったのだが

 

「グルル!!」

 

「鵺ダメ!」

 

鵺は静止の声を聞かずに再び白ゼツに向かった。白ゼツは立ち上がりその鵺を押さえ持ち上げた。

 

「鵺!」

 

スミレの叫びの答えは投げられる鵺だった。鵺は投げられ白ゼツは何故か退散して行った。木ノ葉丸にえぐられた傷の治療にでも行ったのだろうか?そんな事よりスミレは近づいて言う

 

「鵺・・・どうして?」

 

鵺はそれに答えず投げられたお返しでもしたいのか追おうとしたがスミレが叫びながら止めた。

 

「鵺ダメ!」

 

そんなスミレにミツキは聞いた

 

「鵺を制御出来ないの?」

 

スミレはそれに神妙そうに頷いた。なぜ制御出来ないのかが分からないのだ。そんなスミレを見ながら木ノ葉丸が言う

 

「・・・鵺が制御出来なければ·····お前だけじゃなく他の人も危険に晒す事もある。」

 

スミレはそれを聞き暗い顔になりながら鵺を見る。鵺は白ゼツが逃げて行った方向をじっと見ていた。そして絞り出すように言う

 

「・・・分かってます。」

 

木ノ葉丸はそれ以上何か言う事もなく言った

 

「あいつはやはり白ゼツだ。全部倒されたと思ってたんだがな。」

 

「この先にあいつの秘密があるのか・・・」

 

そうボルトが呟き一同は白ゼツが逃げて行った方を向き歩き出した。鵺はサイズを戻しスミレの肩に乗った。この状態の時は言う事を聞いてくれるのだが虎サイズになれば言う事を聞いてくれなくなる。スミレは肩にいる鵺を見ながら暗い顔をする。そんなスミレにボルトが言った

 

「スミレはよくやってるんだから、さ。鵺もきっと答えてくれるってばさ。」

 

「·····うん。」

 

ボルトの励ましを貰っても暗い顔のままだった。だがボルトは当事者でもないのにこれ以上何か言える訳がなくボルトも顔を下げた。そして一同は何やらでかいつぼみを見つけた。

 

「こんな所に大筒木の遺跡があったとは・・・。かつて白ゼツは大筒木カグヤの手によってこれと同じ木の根で無数に培養されていた。だがさっきの白ゼツは資料で見た白ゼツとはどれも違った。」

 

「放置されていた間に変化したのかな?」

 

ミツキは皆が話してる最中何やら階段を見つけて覗き見てた。

 

「じゃあこの下にはあんな白ゼツがいっぱい・・・」

 

「流石にそれは不味いってばさ。」

 

「いや、それは無いんじゃないかな?」

 

スミレの懸念を払ったのはミツキだった。何故と顔を向ける

 

「主人を失って10年あまり。あのつぼみ枯れているし活動しているとは思えない。チャクラが供給されない限り孵化しない筈だよ。」

 

スミレはどこかそれに納得できた。少しだけ牛頭天王のシステムに似ていたからだ。木ノ葉丸が聞く

 

「ミツキお前よくそんな事知ってるな」

 

「前に親に教わったんです。」

 

・・・スミレとしてはミツキとは殺し合いをした仲だしミツキのその時の言い分は命令されたからと言うものだった。だが結局誰からの命令だったのかは知らない。ただ何となく予想はしている。ミツキの出身の音隠れの里は元は伝説の三忍の大蛇丸が木の葉の里を潰すためにできた里だ。だったら普通に考えて命令をしたのは・・・大蛇丸という事になる。だが今は仲間、そもそもミツキはもうスミレを殺すなんて物騒な命令はもう受けていないとアカデミーの卒業文集の時に聞かされた。だからスミレもミツキの親は予想はしているがあの人男か女なのかよく分からないという。

 

(それに・・・)

 

スミレは木ノ葉丸を見ながら心の中で言う

 

(もし私の予想どうりミツキ君の親があの人だったら・・・木ノ葉丸先生は知ってるのかな?)

 

そう考えたが直ぐに首を振った。ボルトがその時言った。

 

「兄ちゃん、ここは4人でぶっ潰しに行くべきだと思う。」

 

木ノ葉丸はボルトに向きながら先を促す

 

「俺達が一旦木の葉に戻って応援を呼んで来るって言うのも手だけど・・・あいつが俺達を襲ってこないとも限らねえ。なら固まっていた方が俺はいいと思う。」

 

「僕も同感かな。」

 

そうボルトとミツキが言った。木ノ葉丸は少し考えた。確かに木ノ葉丸は1度ボルト達を里に戻らせ応援を呼んで来させようと思った。だがボルトの言う事にも一理ある。木ノ葉丸は5秒ほど唸り言った

 

「分かった。4人で奥に進みあいつを倒す。だから今から言う作戦をちゃんと聞くんだ。いいな?」

 

「「了解!」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4人はその後奥に進み何やら岩の間で休憩している先程の白ゼツを見かけボルトが起爆札を幾つか投げた。休憩中の白ゼツは爆発に飲み込まれたが煙の中から赤い光が見えたと同時にスミレは3人の前に出て印を組んだ。

 

「水遁・水陣壁!!」

 

そう言ってスミレは巨大な水の壁を口から放出した。・・・本来水陣壁は上忍レベルの術だがスミレはアカデミー時代から出来ていた。それはやっぱりスミレは努力家という事だろう。それはさておきスミレの水陣壁は4人を守るように聳えた。と同時に白ゼツの顔の1つから火遁が発射された。スミレの水陣壁とぶつかり合い消火され湯気が出て周りを煙に染める。白ゼツはそんな状態で狙いを定められず近接にシフトした。だがそれこそが木ノ葉丸の作戦だ。ボルトと木ノ葉丸は互いに同じ印を結んだ。

 

「「影分身の術!」」

 

合計8体の分身が白ゼツを翻弄する。白ゼツは煙の中から縦横無尽にやってくるボルトと木ノ葉丸に対応出来ずボコボコにされる。

 

「こうやってあいつの体力を削っていけば・・・」

 

「ああ」

 

木ノ葉丸の作戦は白ゼツの体力を削り大技で決める事だった。・・・だが

 

「おおおおーっ!」

 

白ゼツは謎の雄叫びを上げ腕を振った。ボルト達はそれぞれ上空に飛んで躱した。白ゼツがやったのは風遁だ。風遁で煙を吹き飛ばしついでに8体の分身も蹴散らしたのだ。と着地した時にスミレの肩にいた鵺が

 

「鵺待って!!」

 

スミレの静止の声を聞かず走りながら再び虎サイズになりながら白ゼツに突撃した。

 

「ぬえーーーーっ!」

 

鵺と白ゼツが激突した。押し合いを始め力は同じくらいだ。だがこれ以上の助走も無しに鵺は力を上げる事ができなかった。そんな時鵺の目の前いる白ゼツの顔から光が出た。

 

「鵺逃げて!!」

 

だが一足遅く鵺は雷遁によって吹き飛ばされた。

 

「ぬえー」

 

「鵺!」

 

スミレは悲鳴に近いものを上げた。だが白ゼツを咄嗟に見ると鵺に向けてまた雷遁の兆候を出していた。鵺はまだ立てていない。そう分かったスミレは鵺に向けて駆け出した。もう水陣壁は間に合わない。ならスミレが鵺の為に出来ることは・・・

 

「スミレ!!」

 

そうボルトも悲鳴に近いものを上げた。スミレは鵺の前に白ゼツ任務の背中を見せて鵺はを庇った。そして・・・

 

「くっ・・・は」

 

「スミレ!!」

 

スミレは白ゼツの雷遁を鵺を庇ってまともに受けたそれにより鵺に向けて倒れた。鵺はスミレを見て目を見開いた気が・・・いや見開いている。

 

「てめぇ!」

 

「ボルト!!」

 

ボルトはスミレがされた事の怒りにより白ゼツに突撃した。白ゼツは倒れてるスミレと鵺の所に向かおうとしたが走って来るボルトを迎え撃った。白ゼツは鋭利な腕を振り下ろした。ボルトはそれを紙一重で避けクナイを白ゼツの顔面の1つに突き刺した。

 

「ーーー!」

 

声にならない悲鳴を上げ無作為に暴れた。

 

「グッ!」

 

ギリギリクナイを間に置いてガードしたが白ゼツの力の方が強く吹き飛ばされた。一方スミレは雷遁をまともに受け体があまり言う事が聞いてくれない体で鵺に泣きながら言う

 

「鵺·····私にとってあなたは大事な友人で·····家族なの。」

 

それは紛れもないスミレの本心だ。最初は兵器として育てたのは間違いない。だがボルトに指摘され気がついた。鵺にも意思がありチャクラをくれるスミレを親だと思って育った。

 

「あなたにもうボルト君達のチャクラはあげられない。・・・それがあなたの反抗期の理由なのかもしれないけど・・・それでも·····私は・・・あなたにとっての大事な人であり続けたい。」

 

チャクラを貰えなくなったから鵺は反抗期になったのか・・・それは正直分からないがスミレは鵺とこれからも家族であり続けたい・・・その気持ちはゴースト事件後から変わっていない。

 

「私はあなたを守る·····だから・・・鵺は私を守って!!」

 

そう心から叫んだ。一方ボルトとミツキは白ゼツと激闘を繰り広げていた。ミツキは伸びる腕を伸ばし白ゼツの太い腕を絡め動けなくした。その間にボルトはクナイを何回も切りつけるが何やら人じゃなくて皮を斬ってる感覚がして手応えがいない。

 

「ちっ!」

 

舌打ちをしながらボルトとミツキは下がり木ノ葉丸に並んだ。そして思わず愚痴る。

 

「こいつ回復力もあるし何よりこのパワーが強すぎる。」

 

既に切りつけたクナイの後が既にもう塞がり回復している。パワーだけなら鵺でしか対抗出来ない。パワー攻撃を受ける前に一気に決めるしかない。ボルトはその時気がついた。白ゼツが腕を振った事を。それは風遁の行動だ。そしてその振った先には

 

「スミレ!!」

 

スミレが倒れてる方向だ。ボルトは駆け出そうとしたがもう間に合わない。あの風遁はカマイタチ、最悪斬られてしまう。ボルトはそんな想像を振り払い走るがやはり間に合わない。だが・・・

 

「ぬえーーっ!」

 

鵺が雄叫びを上げ尻尾でその風遁をかき消した。

 

「鵺・・・」

 

スミレはそう言いながら立ち上がった。鵺も立ち上がりスミレを見た。スミレはそれに頷きで返す。

 

「鵺・・・一緒に戦って?」

 

「ぬえ!」

 

そう言った瞬間にスミレと鵺は駆け出した。

 

「水遁・水練波!」

 

水練波を白ゼツの3つの顔に放ち視界を一時的に制限した。白ゼツは制限されるのが嫌だから水練波を腕を振って回避するが振るだけでもある意味視界は制限される。鵺の体当たりが白ゼツを少し後ずらせた。スミレはそんな白ゼツに突撃する。勿論白ゼツは腕を振り下ろすがスミレは迎え撃つのではなく身軽に避けていく。パワーがいくら高くとも当たらなければどうということはない。そして体にクナイを突き刺した後飛んで後ろに下がり入れ替わりに再び鵺が体当たりをした。

 

「2人とも、スミレと鵺の援護するぞコレ!」

 

「了解だってばさ!」

 

木ノ葉丸のその返事を聞きながら叔父が使ってたチャクラ刀に似ている忍具を取り出した。そして横から白ゼツに攻撃した。白ゼツは体当たりして少し止まった鵺に攻撃しようとしていたが木ノ葉丸に続きまた腕を振って風遁を出したが木ノ葉丸は飛んで躱しチャクラ刀にチャクラを流し刃として白ゼツの厄介な腕を1つ切った。

 

「こっちは任せて!」

 

そうミツキが言って印を組んだ。ボルトはその間に後ろから術を発動した。

 

「風遁・烈風掌!」

 

そう言って強烈な風を起こしたが白ゼツは残ってる腕を振ってその風遁をかき消した。だがそれこそがボルトとミツキの狙いだ。腕を振り抜き狙いやすくなった体と腕の結合部に向けてミツキは

 

「風遁・カマイタチ!」

 

そう言って鋭利なカマイタチを白ゼツの腕に飛ばしもう1つの腕を切断した。ボルトはその間に後ろの腰に手を回し朝受け取ったカタスケからの誕生日プレゼントを白ゼツの目のあたり目掛けて投げた。スミレはそれが見えた瞬間に水練波を白ゼツの腹辺りに何発も撃った。白ゼツに目を覆わせない為だ。

 

「鵺!何も気にせず走って!」

 

鵺はそのスミレの呼び声に応え一旦下がり勢いよく駆け出した。その間にボルトの投げた科学忍具が白ゼツの目の前に来て光った。その光に白ゼツは思わず目を閉じた。そしてそれはチャンスだ。

 

「鵺頑張って!」

 

「ぬっえーーーーー〜っ!」

 

鵺の全力疾走からの全力体当たりが白ゼツにガードする間もなく直撃した。白ゼツは最初体当たりされた時とは別次元のスピードで吹き飛び壁に勢いよく激突した。そして静寂が訪れた。壁に激突した白ゼツは壁に張り付いた後倒れ・・・そのまま動かなくなった。

 

「やった・・・のか?」

 

そうボルトが呆然と呟き木ノ葉丸は白ゼツに寄って行き螺旋丸でトドメをさした。そして振り向きながら言った

 

「よくやったな、お前ら。」

 

「よっしゃーーーーっ!」

 

正しくボルト達にとっては激戦だったが制したのだ。嬉しくない訳ない。スミレは少しへなへなと女の子としてはどうかと思うが尻もちをついて歩いてくる鵺に腕を回して言った。

 

「鵺・・・ありがとう。·····これからも・・・不甲斐ない私だけど・・・一緒にいてくれる?」

 

その答えはスミレの頬に擦り寄る事だった。

 

「ぬえー」

 

「ふふ、疲れたの?少し休んでて。」

 

そう言われたから鵺は元のサイズに戻り今度はスミレの頭に乗った。そしてスミレは立ち上がった。そんなスミレと鵺の様子にもう大丈夫だろうみたいな顔をして木ノ葉丸は頷いた。そして奥に向いた。3人もその方向を向く。

 

「・・・油断するなよ」

 

「分かってるってばさ。」

 

木ノ葉丸が呟きボルトが答えスミレとミツキは頷いた。4人と1匹は奥に進んだ。その最中にあったものを見てスミレが思わず言った

 

「何ですかこれ?」

 

「やっぱりだ、これは白ゼツを育てる為のまゆみたいなものだ。」

 

かつて自分も囚われた事があるから覚えているのだろう。

 

「じゃあこれまさか全部・・・」

 

「いや、それは無さそうだ。」

 

木ノ葉丸が否定し周りを見たからスミレも周りを見る。

 

「腐ってる・・・」

 

4人と1匹はその後も進み行き止まりの所に来たから木ノ葉丸が言う

 

「ここが最深部か。」

 

「この中にまだあんな白ゼツがいたら・・・」

 

そうスミレが少し不安そうな声を上げた。

 

「ぬえー!」

 

「・・・うん。分かってる。私も鵺を守るよ。」

 

そう会話した。

 

「もしそうなった時は力の限り戦うしかない。気を抜くなよ」

 

そう言いながら螺旋丸をだし壁にぶつけいたのは

 

「うわ!」

 

思わずボルトがそう言った。いきなり白ゼツが倒れてきたのだ。誰でもそうなる。だがその白ゼツは襲う事もなくバタッと倒れた。その白ゼツの背中には黒炎が燃え盛ってる。

 

「これは・・・その炎には触れるな!」

 

そう言いながら燃えてる白ゼツを迂回して少し進み立ち止まった。ボルト達も迂回してその光景を見た。

 

「これは・・・天照」

 

「何ですかそれ?」

 

ミツキが聞いた。

 

「サスケさんだ。これはあの人だけが操れるあらゆるものを焼き尽くす炎。どうやらここには数十匹が存在していたみたいだ。サスケさんが先に来てなかったらやばかったなコレ。」

 

「サスケさんやっぱり強えーーーっ!」

 

そうボルトが目を輝かせて言った。自分達は4人と鵺で漸く倒したのに対しサスケは1人であんな白ゼツ軍団と戦って殲滅したのだ。憧れない訳ない!

 

「俺達が戦った白ゼツはここにいたやつの生き残りだったようだな。」

 

「でも何でサスケさんがこんな所に·····何かの探し物の旅とは言ってたけど・・・」

 

ボルトはサスケがまだいた時に何してるのか?と聞いた時サスケは探し物の旅と言っていた。ボルトは探し物の中身が気になったが教えてくれずまたサスケは旅立ってしまったのだ。

 

「いや、その探し物というのはある意味あってるな。これを見たならやむを得ないか。サスケさんは単独で大筒木カグヤの痕跡を調査する極秘任務に就いてるんだ」

 

カグヤの痕跡を探すということでボルトに言った事は決して嘘ではない。そしてボルトはある可能性を思い当たり興奮しながら聞いた

 

「そうだ!なら近くにサスケさんいるんじゃねえか?」

 

だが木ノ葉丸は首を振った。

 

「サスケさんは輪廻眼の力で空間を越えて移動する事が出来る。もう近くにはいないだろうな。」

 

「す、すげえ!やっぱり父ちゃんよりもかっけえーーっ!

 

ボルトはナルトのイメージは回復したがまだ何かかっこいいと思った出来事は特にない。対してサスケは目の前で成果を表しどこかを旅してる・・・ボルトの厨二心を燻るには十分だった。

 

「僕も親から聞いた事あるよ。誰からの称賛を受ける事もなく影から木の葉を支えてる最強の忍びだって」

 

「おーっ!ミツキの親分かってんじゃねえか!」

 

4人はその後廃坑を出て町に寄り電話を貸してもらいあの遺跡の調査する為の人員を呼んで貰った。しばらくして分身ナルト率いる調査隊が来て木ノ葉丸はナルトの説明に、ボルト達は遠目からその様子を見ていた。

 

「・・・俺達は蚊帳の外かよ!」

 

思わずそう叫んだボルトにスミレは苦笑いしながら言った

 

「しょうがないよ。私達まだ下忍だし・・・蚊帳の外が嫌なら今度の中忍試験頑張って受かろうよ。」

 

そのスミレの言葉にボルトは不承不承頷いた。その時スミレの頭に乗っていた鵺が鳴いたからスミレは鵺を抱っこして聞く

 

「どうしたの?」

 

「ぬえー」

 

「???」

 

何やら鵺は白ゼツになりかけたものを見ているがスミレ達には分からない。・・・理由としては牛頭天王は実は大筒木の秘術であり鵺はそれを媒介に呼ばれていたから何か反応したのかもしれない。

 

「あ、父ちゃん」

 

ボルトがそう言ったからスミレとミツキも見ると木ノ葉丸とナルトが近づいて微笑みながら言った

 

「お前達、よくやったな。お前達がここであいつを倒さなきゃ町の人達が危なかったかもしれねえ。お前達の手柄だ。」

 

そんな褒め言葉にスミレとミツキは笑ってボルトは照れ隠しなのか腕を組みながら言った。

 

「ま、まあ俺達にかかれば楽勝だったってばさ。」

 

「ふっ、そうか。」

 

「鵺が凄かったんだぜ?めちゃくちゃ白ゼツを吹き飛ばしてさ!」

 

「へー」

 

そう言いながらナルトはスミレの腕にいる鵺を見た。鵺もナルトを見て鳴いて答えた。そして鵺を撫でながらスミレに聞いた

 

「鵺のコントロールは上手くいったか?」

 

「は、はい。・・・あれ?なんで7代目が知ってるんですか?」

 

ナルトは鵺の暴走の事は知らなかった筈だ。何故知ってるのか純粋に気になった。

 

「ああ、カカシ先生に聞いたんだってばよ。2人の修行を見たって。幻術の修行は疲れたろ?」

 

「は、はい。」

 

スミレはなんべんも幻術をかけられ幻術の耐性をつけた。流石にサスケなどの幻術は分からないが前よりもマシになった筈だ。

 

「ボルトも紫電を習ってるんだって?」

 

「お、おう。まあな」

 

「紫電は応用が効く。きっと役にたつってばよ。それにある程度千鳥と似たような使い方も出来るだろうからな。」

 

「そ、そんなの分かってるってばさ!」

 

この場にいた全員「あっ、嘘だ」とは思ったが誰も何も言わなかった。その後木ノ葉丸を置いて3人は木の葉に帰る電車に乗っていた。ボルトは背を伸ばしながら言った。

 

「今日は疲れたってばさ・・・」

 

「そうだね、私も疲れたよ。」

 

「2人は仲良いんだね」

 

ミツキのそんな素朴な一言に思わずボルトは赤面になった。

 

「ちょっ!ミツキ!」

 

ミツキはそんな慌てようを見ても首を傾げただけだった。そしてボルトはスミレの反応が無かったことに気が付き隣に座って鵺を膝に置いてるスミレに顔を向けたがその時

 

「なっ!?」

 

スミレがボルトの左肩に頭を乗っけて寝息を立ててしまった。

 

「委員長寝たみたいだね。」

 

ボルトはと言うとスミレの寝顔に思わずまた赤面になった。そう言えばとスミレの寝顔を見た事は無かったと思い出した。スミレは気持ちよさそうに寝ているから起こす訳にもいかずボルトは出来るだけ外を見てスミレの寝顔を見ないようにした。そんなボルトをミツキは不思議そうな顔で見ていたのだった。

 

 

 

 

 




お疲れ様でしたm(*_ _)m。
鵺・・・暴走終了。ぶっちゃけアニメで何で鵺が暴走したのか知りませんけども自己解釈出て原因出しました。ノベライズ版3巻にてアニメにないセリフでボルトが「チャクラを与えて育ててくれた委員長を親だと思ってる」みたいな事が書かれてたんでじゃあチャクラ貰えなくなったからじゃね?ってなりました。呪印編で鵺が名前忘れましたけど敵を吹き飛ばした後チャクラを吸ってたのでそうなんじゃないかな?って思い。力が強くなったというのもあるけどその力を補うためのチャクラを貰えなくなったからという事にしました。

チャクラではなく信じる事によって鵺の暴走を止めました。

そしてボルト、サスケの凄さを痛感。これからもより修行に励む事となるでしょう。

そして最後にボルスミ持ってくる。スミレの頭を肩に乗せて寝させる。何気にボルトがスミレの寝顔を見たのは初めて。
スミレはミツキの親が誰なのか何となくわかってる。父親に大蛇丸の事をダンゾウの裏切り者として聞かされていたからである。

スミレって柱間細胞適合出来たから頑張ったら化けそうな気がする。まあ多分本人が望まないけど。

次回はヒマワリの誕生日をダイジェストにして中忍試験始めます。
(*´∇`)ノ ではでは~

修業パート誰目線でやる?

  • ボルト&ナルト
  • スミレ&ビオラ
  • 自来也&サスケ
  • 最早全部やれ
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