ボルトとスミレ 基本的にif   作:レオ2

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おはようございますm(*_ _)m。
中忍試験開幕であります。ここのボルトは不正しません。オマケに色々大人になっているから多々違う所あるのでご了承ください。


中忍試験開幕!!

演習場で2つの影が戦っている。その内金髪の方・・・ボルトは手裏剣を投げるのと同時に相手に突っ込むが相手はサラッと避けた後ボルトの攻撃もあっさりと避けて蹴飛ばした。

 

「うわぁ!!」

 

そう言って蹴りの威力とずっと修行やってた分の疲労も合わさり思わず倒れた。そんなボルトに相手は近寄り言った。

 

「前よりは成長したようだな。」

 

「はぁはぁ・・・やっぱり強いってばさ・・・サスケさん。」

 

相手の正体はうちはサスケその人だった。もう少しで中忍試験の願書を出す日が迫った日の1幕だった。2人はその後焚き火をしながら振り返りをしていた。

 

「狙いが単調だ。同じ下忍ならば良いかもしれんが格上には通用せん。」

 

「うぐ!」

 

「それからやられたら直ぐにやり返そうとするな。冷静に状況を判断するんだ。」

 

「うぐぐ!」

 

自覚がある事ばかり言われボルトは言い返す事が出来なかった。

 

「だが前に教えた手裏剣はどんな場面でも使えるようになったようだな。」

 

「へへ!」

 

潰しに潰し最後に押し上げる。何故サスケがまたここにいるのか、それは昨日までに遡る。昨日はヒマワリの誕生日だった。ナルトも少し強引にスケジュールをずらして出席した。・・・目にクマが出てたから出席者全員で心配した。そしてスミレとボルトのプレゼントをヒマワリに渡していた所にチャイムがなりいたのが帰ってきたサスケだった。取り敢えず玄関先でナルトは話を聞きパーティーが終わってからまた火影室に戻るという苦行を行った。その時にボルトは翌日の夜に修行してくれる事になったのだ。

 

「サスケさんはさ、父ちゃんの事最初はどう思ってたんだ?」

 

純粋に気になった質問をした。サスケは少し焚き火の火を見た後に言った。

 

「そうだな·····ウスラトンカチだな。」

 

そんなボルトからすれば意味分からん答えに思わずずっこけた。

 

「な、何だってばさそれ。」

 

「特に意味はない。」

 

そんなサスケにボルトは変なのとか思いながら見ていた。そして少し遠慮がちに聞いた。

 

「その·····俺が言うのも何だけどさ。サラダの修行とかは・・・見れてますか?」

 

何か途中で敬語になってしまったがサスケは特に気にせず答えた

 

「お前が気にする事はでは無い。サラダの修行は昼間に見ている。」

 

「そっか、良かったってばさ。」

 

ボルトは修行してもらう内に「あれ?自分が家族の時間奪ってないか?」となってしまい聞いたのだ。そしてよくよく考えればもう1つ謝らなきゃいけない事があるから少し遠慮がちに言う

 

「その・・・カカシのおっちゃんから紫電習ったんだけど·····」

 

自分今サスケの弟子なのに一時的とは言えカカシから術習うのは少しあれじゃないか?と思い言ったのだがサスケは気にすること無く言った。

 

「そうか、それで出来たのか?」

 

そんな返事に少し気が抜けたがボルトは正直に答えた

 

「それが・・・小さい紫電しか出来なくて。」

 

カカシから習ってから何か出力が小さい紫電なら出来るようになったがカカシみたいな紫電はまだ出来なかった。カカシに聞こうにも忙しい身だから捕まえられずそこからパワーアップ出来なかったのだ。

 

「見せてみろ」

 

そう言われたからボルトはボルトは紫電をやった。やはり小さい紫電しか出来なかった。それを見たサスケはボルトにアドバイスをしてボルトはそれを聞くという光景があったのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなサスケとの修行から数日後ボルトは中忍試験の会場へ赴いた。そしてその途中に紫色の髪色を見つけ前にいたスミレに駆け寄っていく。スミレもボルトに気づき微笑んだ。・・・そんな微笑みに少しドキッとしたボルトなのであった。

 

「おはようスミレ。」

 

「うん。おはようボルト君。」

 

その後2人は並んで会場に向かった。その道中では意気込みなどを語り合っていたがボルトが思い出したように言った。

 

「そう言えばあのぬいぐるみすげぇ好評だぜ?」

 

「本当!?良かった〜」

 

スミレはヒマワリに九尾を模したぬいぐるみをプレゼントした。どんなぬいぐるみにしようかと悩んでいた時にナルトを見てその後に資料で見た九尾を思い出してディフォルメにすれば可愛くなるんじゃないかと思い短い期間で徹夜でやった。結果凄く喜んでくれたのがスミレも嬉しかった。·····まあその時のナルトは何か苦笑いで独り言言ってたが多分腹にいるクラマと話していたんだろう。結果としては少しクマが出来たがもう回復した。

 

「来たか」

 

そう言いながらシカダイが手を上げた。ボルトも手を上げながらそこにいる同期達を見渡す。そう言えば同期が集まるのも久しぶりだなと思った。そしてボルトは更に周りを見渡した。そこに居たのはそれぞれの里から来た下忍だった。何かパッと見やる気のなさそうな雲隠れ、三つ子の霧隠れ、玄武三人衆の岩隠れ、そして·····

 

(何か他の奴とは違う雰囲気だな・・・)

 

砂隠れの忍びを見てそう心で呟いた。そう思っていたら砂隠れの忍びもボルトを見ていた。互いの視線が交錯した。だが砂隠れの方が先にどっか行った。スミレはそんなボルトの様子を見て元々持っていた出場者名簿を見てボルトに教えた

 

「あの砂隠れの人・・・真ん中の人はシンキ君。·····風影様の養子だって。」

 

「我愛羅のおっちゃんの・・・」

 

小さい時から我愛羅が木の葉に来た時はボルトにも会ってくれてたからボルトは自然とそんな呼び方になった。·····まあシカダイからすれば叔父なのだが。そしてボルト達は開会式の所に集まった。ボルトは並ぶ前に下忍を一望したが壮観だった。ボルト達はボルト、スミレ、ミツキの横並びで並んで壇上のシカマルを見た。シカマルは周りを見渡した後始めた

 

「これより第1回5里合同中忍試験を開始する!知っての通り今回の選抜試験は史上初めての5つの里の共同開催となる。このご時世、他の里の忍者同士が直接戦うような機会は滅多にねえ。自慢の術を全力で使えるまたとないチャンスだぞ。」

 

そこでシカマルは1度見渡しシカダイ達の所を見て肩を竦めた後宣言した

 

「1次試験は試験会場アルファにて正午きっかりにスタートする。解散!」

 

3人はその後雷バーガーに向かった。今度こそ団子屋でも良かったのだがスミレが多分喉に団子が通らないから雷バーガーになったのだ。·····他里でも噂でもあるのだろうか、割と木の葉以外の人もいた。まあそんなのはほっといてボルト達は颯爽と席を取りスミレに留守番を任しボルトはさっさといつも食べているハンバーガーを買ってきた。今日ばかりは新作を試すことはしなかった。アカデミーの時に新作食って翌日に腹の調子が悪くなった事があるからだ。スミレはそんなボルトを苦笑いで見つめて言った。因みにミツキは少し席を外している。

 

「ボルト君、ハンバーガー好きだね。」

 

ボルトはひと齧りして飲み込んだ後にニカッと笑いながら言った。

 

「まあな!父ちゃんのラーメン熱にも負けてねえぜ?」

 

「あはは、そ、そうなんだ。」

 

ボルトとスミレとミツキは一楽の店にボルトの奢りで行った事がある。スミレは萎縮したのだがボルトは2人にいつも世話になってるからと言って聞かなかった。その時にスミレは壁に貼られてるナルトのポスターを見たのは割と衝撃的だった。·····その時にそう言えば父がくれた計画書の資料にラーメンが好きって書いてたなと思い出した。・・・更に衝撃的だったのはヒナタがラーメン女王だった事だが。そんな時ボルトが何か横目で誰かを見てると思った時にいきなり机にハンバーガーセットがプレートに載せられ1つ置かれてスミレはびっくりしてその主を見た。そこに居たのは何やらガムを噛んでる雲隠れの忍び・・・名簿によるとユルイだ。ボルトが座ったまま聞く

 

「何だってばさ?」

 

「悪いけど変わってくんない?」

 

・・・傍若無人とまでは言わないがとんでもなく礼儀がなってない奴である。スミレは少しハラハラしながらボルトを見たがボルトはユルイに聞き返した

 

「はぁ?」

 

心底意味分からんという答えで聞き返した。ユルイはさも当然みたいな顔で言った。

 

「そっちは2人だろ?こっちは3人いるんだ。人数が多い方がテーブル席に座るのが当然じゃねえ?」

 

スミレはまだハラハラしていた。こんな所で揉め事を起こす訳にはいかない。耐えてという視線をボルトに送る。ボルトも少しスミレを見て言った。

 

「生憎俺はそんな常識知らないってばさ。それにお前俺達が中忍試験を受ける下忍って知ってるだろ?なら俺達が3人いるってのも普通に分かる筈だけどな。雲隠れの忍びはそこまで考えられないのか?」

 

煽りに煽り返す。前までのボルトなら出来なかった芸当である。前までのボルトなら多分売り言葉に買い言葉でややこしくなっていただろう。だがまあそんな言い分がユルイ達に通じる訳なく・・・と言うより割と憤怒の顔になりながら言った。

 

「てっめえ!」

 

そう言ってユルイは沸点低いのかそれとも里をバカにされたからか座って無抵抗のボルトに掴みかかろうとした所ユルイの肩に手が置かれユルイは反射的にその手の主を見た。そして少しびっくりした顔になる。だって伸びた手が伸縮していくのだ。誰でもそうなる。そしてその手の主はミツキだ。ミツキは歩きながら言う

 

「そこ僕の席なんだけど」

 

そう言ってボルトの隣に来る。ボルトは端によりミツキに言う

 

「おう、ここ座れよ。」

 

「うん。」

 

そう言ってユルイを置いてミツキは席に座った。そしてある意味無視されたユルイはまた憤怒の顔になりボルト達に詰め寄った

 

「てめえらせこいだろ!先に席だけ取っとくなんてよ!」

 

それは割と支離滅裂である。ボルトはそもそももう注文し受け取り直ぐにここに座ったのだ。その時間は5分だ。それに誰も何にも食べないならいざ知らずボルトはちゃんと食べてるし。ボルトは流石に少し苛立ち立とうとしたがその前に何故かユルイが動きを止めてた。ボルトは止まってる原因を見ると何やら黒いもの·····砂鉄がユルイをガシッと掴んでいた。そう気づいた時に声がした

 

「そこまでだ。」

 

たったそれしか言ってないが強者のオーラを放っていたのは砂隠れ代表・・・シンキだった。ユルイはその迫力に気をされ少し冷静になりボルト達に言った。

 

「チッ、まあいいや。試験で当たった時はよろしく頼むぜ。」

 

そう社交辞令を言ってどこかに行った。スミレはそれに安堵しシンキに言った。

 

「ありがとうございます。助かりました。」

 

それに答えたのはヨドという砂隠れの忍びの1人だった。

 

「気にしないでいいよ。シンキはこういうやつだからさ。」

 

そんな言葉を背に受けながらシンキは出口に向かった。ヨドとアラヤという少年も続く。スミレはボルトを見ると少し笑っていた気がした。ボルトもハンバーガーを食べ終え少し早いが1次試験会場のアルファに向かった。まさか試験前に自分達の術を見せびらかしてるとは思えないが念の為だ。そんなボルト達が試験会場に着いた時声をかけられた。

 

「ボルト君。」

 

そんな聞き覚えのある声にボルトは振り向いて笑顔で言った。

 

「長十郎のおっちゃん!」

 

そこに居たのは現水影の長十郎だった。ボルトと長十郎の接点はボルトが喧嘩と称して新忍刀七人衆と戦った時たまたま長十郎が通りかかり仲裁の為にボルトと共に戦ってくれたのだ。ボルトは長十郎の周りを見ると護衛はいるがかぐらがいないのに気がついた。そんな視線を受けながら長十郎は言った。

 

「かぐらも連れて来たかったんだが彼には僕が留守の間里を任せていてね。その代わり伝言を預かってきた。『君と中忍どうしで会える時を楽しみにしている』そう言っていたよ。彼も僕の後継者として毎日訓練を続けているよ。」

 

「そうか。あいつも頑張ってんだな。」

 

そんなボルトを見て長十郎は微笑んだ後自分の里の代表を見ながら言った。

 

「君も頑張ってくれよ。うちの里の連中もなかなかやるからね」

 

ボルトはそれを聞きふたつの拳を合わせながら言った

 

「上等だぜ。どんなやつが来てもぜってえ負けねえ!」

 

その後3人は1次試験の会場の列の1番前の列の端っこにやってきた。そして正午になりいのじんの父親のサイが壇上に上り周りを見た後に言った。

 

「さて、皆揃ってますね。1次試験の内容は僕から発表させてもらいます。1次試験は」

 

会場に緊張が走る。・・・だがその緊張をサイはある意味裏切ってきた

 

「○×クイズです。」

 

恐らく試験会場の下忍は2秒ほど沈黙し全員で仲良く言った

 

「「はあああああ〜!?」」

 

ボルトも言ってしまった。スミレとミツキは少し呆然としていた顔だったが戸惑ってる事だけは分かった。そしてサイはストップウォッチを掲げながら説明を始めた。スミレはその時何か違和感に気がついた。その違和感は何だと考える

 

「問題はここから20km先の試験会場ブラボーで出題します。今からこのストップウォッチで1時間以内にたどり着けないヘタレ下忍は即座に失格です。」

 

そう言われスミレはストップウォッチを見た時に気がついた。

 

「尚途中には様々なトラップが仕掛けられています。それらに掛かって行動不能になっても失格となります」

 

そんな事を言われてる間スミレはボルトに言った。

 

「ボルト君!あのストップウォッチもう動いてる!」

 

それを聞いたボルトはハッとしストップウォッチを見た後スミレとミツキに頷き1番前の端っこだったのが幸いし同率1位でスタートを切った。その同率は

 

(シンキか・・・)

 

7班とシンキ達が同時に動いたのを皮切りに全員試験会場ブラボーに向かった。森の中を突っ切る道だ。そしてサイからの予告通りトラップが所々にあった。だが修行を繰り返してきたボルト達には通じずスルスル〜と回避していく。何か途中で岩隠れの玄武三人衆が何やら最終奥義をやろうとしていたが清々しく転けて転けた先にあった起爆札に引っかかり強者感はあったのに敗退していたがボルトはどこ吹く風とスルーした。そんな時目の前に口寄せされたデク人形が沢山出てきた。

 

「こいつらをぶっ倒せって事だろ!」

 

そう言ってボルトは術を使わずに人形をボコボコにして戦闘不能にした。スミレもミツキも同様。そして3人は人形を抜けて試験会場ブラボーに到着した。そこに先客で居たのはシンキ達だった。ボルトは似た境遇をシンキから感じるから割とライバル視してる。その後続々と同期達もやってきてサイの説明開始から1時間経った。壇上には何故かボルト達よりも早くいたサイが居る。そのサイが言い始めた。

 

「チーム3人でクイズの答えだと思う方、マルかバツの印の上に移動してください。」

 

「マジで○×クイズかよ。」

 

そう言ってる間にもスミレは何やら考えていた。だがその思考を一旦止めてサイの説明の続きを聞く

 

「不正解、つまり失敗したやつは真っ黒になって失格です。では問題です。忍軍師捕物帳5巻に登場する忍合言葉、月といえば日、山といえば川、花と言えば密である。マルかバツか」

 

・・・ぶっちゃけボルトもスミレもミツキも誰もこの問題は分からない。・・・と言うよりそんな勉強好きそうな人しか知らなくないか?だがスミレはボルトに言った。

 

「・・・ボルト君。この試験何かおかしくない?」

 

「え?何でだってばさ?○×クイズならこういうのじゃないのか?」

 

スミレはそれに首を振る。ミツキもその時に思い至ったのか頷いて言った。

 

「成程・・・失格の条件だね。」

 

スミレもそれに頷き仮説だが説明した

 

「真っ黒になって失格って·····普通の○×クイズなら間違えた時点で失格の筈でしょ?」

 

スミレはボルトとミツキだけが聞こえる音量で言った。ボルトはスミレの話を聞いてあっとした顔になった。確かにそうだ。サイの説明は少しばかり変だ。勿論事実として目の前に○×の場所はあるが真っ黒ってなんの事だと思った。だがこれ以上は想像の余地がない。だからボルトは言った。

 

「・・・取り敢えず気をつけようぜ。何があっても冷静に対処するしかねえ。」

 

それにスミレとミツキは頷いた。ボルトはナルトが初めて受けた中忍試験の話を聞いた事ある。その時は何故かペーパーテストだったと言っていた。だがそれはまさかのどれだけ他人に気が付かれずカンニングが出来るかのテストだったと言っていた。・・・今回のもそういう類のものかもしれないと思ったのだ。3人は取り敢えず〇の方に進み何かあっても大丈夫なようにシートが張られている所と地面の境界線ギリギリの所に来た。そしてタイムリミットが来て電光掲示板で正解発表が始まった。

 

「時間です。正解は·····」

 

『○×』

 

(はっ!?)

 

そう思った瞬間にボルト達は・・・バツの人も含めて何故かシートが破られて全員下に真っ逆さまに落ちた。ボルト達は咄嗟に下を見て

 

「真っ黒ってそういう事かよーーっ!」

 

そう言いながらボルトクナイを壁に突き刺した。だがボルトは刺しただけで威力を殺せずそのまま落ちる。だがこれで十分だった。ボルトは1人だけでこの試験を受けている訳じゃないからだ。

 

「口寄せ!」

 

そう聞こえた瞬間にスミレの前に鵺が来て鵺は尻尾から紫色のチャクラを紐みたいのを出したが場所が悪い。だがスミレだけではない。今度はミツキがボルトの突き刺したクナイを掴みミツキの位置を固定しもう一方の手を伸ばし鵺を上に持ち上げた。鵺はミツキの手に乗せられ地上の地面に降り立った。鵺は運ばれながらもチャクラの紐をボルトとスミレの所にぶら下げボルトとスミレはそれを掴んで墨まみれを回避した。ミツキは自分で地面にしがみついてる。ボルト達は自分達が助かった事を悟ると周りを見渡した。シカダイ達はシカダイが逆さにクナイを壁に刺して壁に足をつけながら他の2人の落下を影縛りで回避。イワベエ達はイワベエの土遁で回避。サラダ達はボルト達からは見えずらいが細長い紐がワサビとナミダの手にある事からサラダもクナイを壁に突き刺してもう一方の手から紐付きクナイをワサビ達に投げワサビ達はそれをキャッチしたのだろう。

 

「この○×クイズ自体には意味がない。」

 

ボルトのその言葉に近くにいたシカダイは頷き言った。

 

「失敗したやつは真っ黒になって失格・・・確かにそう言った。つまり黒くならなきゃいい。」

 

そんな解説をいのじんは嫌そうな顔をして言った。

 

「やれやれ、父さんらしいクソテストだよ。はァ。」

 

·····確かにこの試験は出題者の性格がよく出ている。だが同時に中忍になる為の素質を見る為の項目もちゃんとクリアしているからなんとも言えない。そんなサイが上から言ってきた

 

「その通り。下に広がる墨の池を見て自分達が間違った選択をしたと受け入れてしまった奴。ただ黒くなることを選んだ奴。そんな玉無しに中忍になる資格はありません。この1次試験の本当の選択は追い込まれてからの一瞬の二択。諦めるか諦めないかです。墨のプールに落ちていないやつが正解。中忍選抜1次試験これにて終了!2次試験は3日後、解散!」

 

その後ボルト達は鵺とミツキに引き上げてもらい鵺はそのままスミレの肩に乗った。まだ外は明るくもっと時間がかかると思っていただけにボルトは少し拍子抜けした。ボルト達は合格した面々と合流して次の試験の意気込みを言い合っていた。

 

「次の試験も皆で通ろうぜ!」

 

そうボルトが笑って言ったがそんなボルトにまた突っかかる人物がいた。

 

「ハッ!何を偉そうに。連れの2人がいなきゃ何にも出来なかったくせによ」

 

まだ雲隠れのユルイである。ボルトはそんなユルイの言葉を聞いてニッと笑いながら言った。

 

「何だお前、そんなに俺の事見ていたのか?」

 

ボルト達の合格法を知っているという事はわざわざボルト達を見たということ。しかもユルイはボルト達と同じ〇ではなく✕だった。自分達の方にいる人達を見るなら分からんでもないが反対側にいるボルト達を見ていたということはそういう事だ。ユルイはまた憤怒の顔になっているがボルトからすれば知ったっこっちゃない。

 

「皆帰ろうぜ」

 

そう言ってボルトは頭に腕を組みながら歩いて行く。ユルイはほっときスミレやイワベエもボルトに続く。残ったのは地団駄踏んでる雲隠れの忍び達だった。ボルト達第7班は団子屋で祝杯をあげていた。

 

「うめぇ!ハンバーガーもいいけど団子もいいな!」

 

そんなボルトをスミレとミツキはにこやかに見ていた。そしてスミレ名簿表を見て1次試験で落ちた人をぺけして行った。そして3人は2次試験の作戦を考える。

 

「やっぱり他里で1番注意するべきなのはシンキの所か」

 

そう写真を見ながらボルトは言う。スミレもそれに頷きながら言った。

 

「うん。風影様の養子ってだけあって強いよ。」

 

1番警戒するのはやはりシンキ達だろう。そんな時にスミレの肩にいた鵺が机に降りてスミレの団子をくんすかした。スミレはそれを見て鵺に聞いた

 

「欲しいの?」

 

「ぬえー!」

 

「ふふ、はい。1つだけね。」

 

そう言ってスミレは団子を1つ取り鵺にあげた。鵺は匂いを嗅いだ後に小さい口でパクパク食べた。そんな微笑ましい光景が夕方の団子屋にあったとさ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ボルトは家に帰ると少し疲れてたから直ぐにベットに直行した。この後はスミレが家に来る事になっている。ミツキも誘ったのだがミツキは親への定時連絡があるからと言って拒否した。そしてボルトは天井を見ながら1次試験を振り返った。スミレが色々気がついてくれたから助かった。・・・そして最初はちゃんと振り返りをしていたのだが途中でスミレの事ばっかり考えてるのに気がつき首を振った。だがその顔は赤かった。そんな時何やらメールが来た。ボルトは誰だろうと体を起こし見た。

 

『1次試験突破おめでとう。2次試験も頑張れ!!父ちゃんより』

 

ボルトはそれにより嬉しい気持ちに満たされた。

 

「·····影分身すらよこさないのかよ。」

 

と口では罵ってみたが顔は反対の顔だった。・・・そんな時インターホンが鳴った。ボルトは自分には関係ないだろと思っていたが何やら話がされた後ヒナタが呼んで来た。

 

「ボルトー!カタスケさんが呼んでるわよー!」

 

「カタスケのおっちゃんが?」

 

そう言いながらボルトは下に降りて外で待ってるという事だから行けば確かにいた。・・・だがボルトは何か違和感を感じた。確かにカタスケなのだが・・・何か雰囲気がほんの少し違うというような・・・。そんなカタスケがにこやかに言ってきた

 

「1次試験突破おめでとうございます、若。」

 

「あ、ああ。サンキューだってばさ。」

 

「しかし2次試験からは特に厳しくなるでしょう。力もいります。だから私からこれをプレゼントします。」

 

そう言って渡してきたのはボルトにも見覚えがある忍具・・・いや、科学忍具だった。忍籠手と呼ばれるものは巻物カートリッジに術を入れ小型化し、その忍籠手を使いその入れた忍術を使うという科学忍具である。例えば木ノ葉丸の螺旋丸を巻物に入れその後好きな時に螺旋丸を出せるという訳である。だがボルトは・・・

 

「科学忍具は中忍試験じゃ使えないってばさ。いくらカタスケのおっちゃんでもそれは受け取れないってばさ。」

 

そう言って背を向けようとしたが肩に手を置かれ止められた。振り向いた時・・・何故か少しぎょっとした。

 

「若の時代は努力などせず、もっとスマートに生きる時代なのですよ。」

 

「か、カタスケのおっちゃん?」

 

そんな時うずまき家の入口が開けられて入ってきたのはスミレだった。スミレは入った瞬間にぎょっとした。だってカタスケがボルト忍具詰め寄っているのだから。・・・ぶっちゃけスミレはカタスケにはあまり良い印象を抱いていない。カタスケのせいでボルトが危険な目に白夜団の時にあったのだからそれも当然である。·····だけど研究所は素直に凄いと思った。研究者だった父親の血だろうなと思った。

閑話休題

そういう訳でスミレは少し戸惑った顔をしながらボルト達に寄って言った。

 

「えっと・・・カタスケ先生、何やってるんですか?」

 

「スミレ殿からも言ってください。これからの時代は科学なのだと」

 

そう言ってカタスケはスミレにも忍籠手を見せた。スミレもこの時違和感を感じた。確かに良い印象は持ってはいないが悪い印象がある訳でもない。だが今のカタスケはどう見ても悪い印象しか持たれない。科学忍具が禁止の事は今年追加されたルールにもちゃんと書かれてる。それなのに堂々とルール違反しろって・・・スミレはその時カタスケの目が少し焦点があってない気がしてスミレはカタスケの肩に触りながら言った。

 

「解!」

 

そう言ってスミレは自分のチャクラをカタスケに流しカタスケのチャクラを乱れさせカタスケにかけられていた幻術を解いた。それによりカタスケはスミレを見た後ボルトを見て今度は自分の手にある忍籠手を見た。

 

「あれ?私は何故これを持って若の所に・・・?」

 

「幻術にかけられていたのか?」

 

「うん。そうだと思う。・・・ボルト君が幻術にかかってる時の私の目が何か虚ろって言ってたからそれを思い出したんだ。」

 

そう少し頬を赤に染めて言った。そんな自分を見られていたのが恥ずかしかったのだ。

 

「幻術・・・いつの間に」

 

「って自覚ないのかよ。」

 

「ええ、火影様に中忍試験での科学忍具の使用許可を貰いに行って断られた後に前向きに考えようとしたら·····それからの記憶が·····」

 

ボルトとスミレはそれに目を合わせて言った。割と焦った声で

 

「か、カタスケのおっちゃん!何か盗られていたりしないか?」

 

「え?·····あーー〜っ!本当に少し霞んでるんですが・・・科学忍具の情報を誰かに渡した気が・・・」

 

そこまで言ってカタスケは頭痛がしたように頭を押さえた。ボルトはそんなカタスケの肩を持ちながら言う。

 

「・・・一大事じゃねえか」

 

スミレはそれに頷いて言った。

 

「うん。木の葉の科学忍具は他里よりも発展している。下手したら戦争の火種になりかねないよ。」

 

「ああ。・・・でも父ちゃんは忙しいだろうし·····」

 

「この際しょうがないよ。怒られる覚悟で行こ?」

 

ボルトはそれにしゃあねえかと言い一旦家に戻ってヒナタとヒマワリに少し出かけると言って頭を抱えているカタスケと共に火影屋敷に向かった。その間にボルトは聞いた

 

「本当に幻術にかけた奴知らないのかよ?」

 

「面目ない。」

 

・・・ボルトとスミレはこの時は他里の忍びがカタスケに幻術をかけて科学忍具の情報を盗んだと思ったのだが実際は全く別の・・・それも忍界を脅かす程の勢力とは思わなかった。それは少し未来の話。ボルト達は火影室前まで来て少し深呼吸してノックした。

 

『どうぞー』

 

「入るってばさ。」

 

ボルト達が来たと分かるとナルトとシカマルは割とびっくりした顔になった。

 

「どうしたお前ら揃って?」

 

そうシカマルが疑問符をつけながら言った。カタスケは未だに少し混乱しているが本当に申し訳なさそうに言った。

 

「・・・科学忍具の情報が盗まれたかもしれません。」

 

その後ボルト達はここに来るまでの経緯を説明した。説明不足の所はスミレが補強した。全てを聞き終わった後に父親の重労働を知っているからボルトは少しすまなさそうに言った。

 

「その・・・忙しいだろうにいきなり来て悪かったってばさ。」

 

ナルトとシカマルは顔を合わせ2人して首を振り笑いながら言った。

 

「いや、お手柄だ。」

 

「そうだ。お前達が気づかなきゃ更に情報が取られていたかもしれねえ。」

 

そうナルト、シカマルの順で言った。そしてナルトもカタスケに言う

 

「カタスケ、お前には悪いが暫く心転身の術で本当にそうなのか調べるがいいか?」

 

「はい。」

 

そうシュンとした顔になったカタスケにボルトは元気づけようと言った。

 

「ま、まあ今度一緒にマルチプレイしようぜ先生。」

 

カタスケは研究者だがゲーマーでもある。それも割とボルトと趣味が会う。ボルトは寝る前にコツコツとレベル上げなどを頑張っている。このヒナタに見つかるか見つからないかのスリルが面白い。

 

「若〜!」

 

とそんな感動な声をあげたのだった。その後カタスケにはもう少し詳しい事情を聞く為別室に行き残ったのはボルトとスミレだった。そんな2人に言う

 

「今回は本当にお手柄だったな。」

 

「スミレが幻術解いてくれなきゃまだ全然分からなかったってばさ。」

 

「うんうん。ボルト君の言ってくれた事がなかったら私も分からなかったよ。」

 

「おっほん!そんな雰囲気の時に悪いがお前達に言っておく事がある。」

 

そうシカマルが言った。

 

「今回の事は極秘情報だ。絶対に外部に漏らすな。木の葉でも最小限の人数に知らせる。」

 

それにボルトとスミレは顔を見合わせ頷いた

 

「分かったってばさ。」

 

「分かりました。」

 

その返事を聞いた後ナルトは父親の顔になって言ってきた。今度はフラットである。

 

「それはそうと・・・1次試験突破おめでとう!次も頑張れよ!」

 

ボルトはメールで言われるよりもやっぱりこうして本物に言われる方が嬉しかった。思わずにっと笑い言った。

 

「当然だってばさ!」

 

その後2人は暗い道を歩いている。思いの外時間がかかりご飯が冷めてしまうと考えたボルトなのであった。·····だがそれ以上にスミレと2人きり、そして夜という状況に当たり前のように心臓の鼓動をが高鳴っている事に気がついた。そしてそれはスミレも同じだった。スミレは未だに悩んでいた。自分は・・・ボルトに想いを伝えてもいいのだろうか?と。そんな時少し風が吹き半袖のスミレは体を抱きしめた。もう少しで春と言っても夜は寒い。そんなスミレを見てボルト聞いた

 

「寒いのか?」

 

「う、うん。大丈夫。」

 

そう言ったがやはり寒そうだった。そんなスミレを見てボルトは自分の上着を脱いでスミレに被せた。スミレはそれに目を見開き言った。

 

「だ、大丈夫だよ。ボルト君が寒いでしょ?」

 

そう言って返そうとしたがスミレの手に自分の手を置いて止めた。

 

「大丈夫だってばさ。それに今のスミレを見てる方が逆に寒くなるってばさ。」

 

「·····分かった」

 

そう言ってスミレはボルトの上着に袖を通した。その時ボルトを見たが下着は半袖だからやっぱりボルトの方が寒そうに思えてやっぱり返そうとするがボルトが押さえてる手を離してくれず断念した。そして片方袖を通せばボルトは手を離し達はからスミレはもう1つの袖に腕を通した。·····そしてその温もりに思わずぎゅっとしちゃうのだった。だがやはりボルトも寒そうに思えて少し罪悪感が出て言う

 

「その・・・やっぱり・・・」

 

返すと言おうとしたらいきなりボルトの右手がスミレの左手を握った。スミレは思わずボルトの顔を見た。ボルトの頬は赤になっている。そして言ってきた

 

「·····俺はこれで充分だってばさ。」

 

そう言われるとスミレは言い返せず繋がれてる手をぎゅっとした。そしてボルトの上着の温度とボルトの体温を感じながらボルトの家に向かったのだった

 

 

 




お疲れ様でしたm(*_ _)m。
今日の10時にアンケート締め切ります。
ボルトとスミレ、カタスケのかけられた幻術解くという素晴らしい功績。まあここのボルトは一足早くサスケに弟子入り出来たりもう既にナルトと仲良直りしてるから科学忍具を使う必要ないし。そもそもアニメや原作よりも強くなってるし。
次は2次試験です。·····多分文字数少ないので割と直ぐに出せると思います。
そしてまた最後にボルスミ持ってくる。何か最後らへんしか持ってこれない笑。
次回からまたアンケートしますので良かったら答えて行ってください。

修業パート誰目線でやる?

  • ボルト&ナルト
  • スミレ&ビオラ
  • 自来也&サスケ
  • 最早全部やれ
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