ボルトとスミレ 基本的にif   作:レオ2

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おはようございます≡Σ((( つ•̀ω•́)つ
今回はオリジナル設定ありまくりです。
取り敢えず前提知識
→あの原作・アニメの第1話のカワキ対ボルトから1年後、ここでは疾風伝に合わせカワキ戦の時はボルトもスミレも16歳とします。つまり今回の話は2人が17歳の時です。
→ナルト・サスケ両名は殻に大筒木産の封印術をされいません。そしてその封印術は解き方が今の所全く分からない。ただし封印術の中では時間の感覚がボルト達がいる世界と違う(そうじゃなかったら2人とも餓死するし)
→そしてボルトはそんな2人を助ける為にカワキとの戦いの後サスケに代わり大筒木の遺跡などを調査する旅に出かけた。
→ボルトの同期はスミレも含めて皆中忍。スミレは中忍試験の時だけ椿と変わって15班にまた入った。作者が調べた所侍に中忍などはないので椿はどっち道受けないと思ったから。あとナルトが中忍選抜首脳会議にてスミレが科学忍具班に行くと言っても忍びには変わりはないと言って候補に残したからのもある。勿論試験の時は実力で行った。·····科学忍具の実験で色々やって戦闘力もつけたって事で。
→一応書いとくとここの2人は第2話で書いた星降る夜 ifを通ってないんでスミレはまだボルトがサラダの事を好きかもしれないと考えている。
こんなところです。ではどぞ(っ´∀`)っ


思いと葛藤

あの大筒木の襲来、そして殻との激戦の果てに木の葉隠れの里が崩壊してから早1年。世界は1人の英雄によって一時の平穏を取り戻した。

一時と言うのは大筒木がまだいるという事が分かったからだ。だからまだ気は抜けない。

そしてその英雄は殻によって封印され、どこかに飛ばされてしまった父親と師匠を探す為の旅を1人で始めた。

しかしその飛ばされた所は世界と地続きという訳では無いと英雄や英雄の親友は考えている。だからその飛ばされた所も分からない。しかし唯一繋がる鍵は殻が使った封印術は元々大筒木の物だったという事だ。

そこから導き出される答えは1つだ。この忍界のどこかにある大筒木の遺跡にその封印術を解く鍵があるかもしれないという事だ。

即ち英雄が今やっている事は英雄の師匠と同じ事という訳だ。この任務は英雄の師匠の輪廻眼がなければ普通は厳しいとされている。だが英雄には輪廻眼ではなく浄眼という特殊な眼でも同じ事が出来る。よってどちらにせよこの任務は英雄が適してると言えた。

そしてその英雄の名は·····

 

どこからかでかい鳥が·····よく見たら本物ではなく絵の具によって書かれたようにも見える鳥が飛んで真っ直ぐ自分の所に来る事に気がついた金髪に右目に傷があり真一文字に刻まれた木の葉の額当てをしてる青年は白紙の巻物を取り出し広げた。そしてそこにその鳥が入って行った。そしたらその巻物に文字が出た。青年は里に緊急事態が発生したのかと焦り急いで読んだ。だがそんな緊急事態という訳では無い。どちらかと言うと·····

 

「はは、花見の誘いか。」

 

そう花見の誘いだった。青年が里を出て早1年、青年は1度も里に帰っていない。周りの風景が特殊すぎて季節の感覚が無くなってしまっていた。青年は少し悩み断りを入れよう手紙を書こうとしたがその手が止まった。花見の誘いの最後らへんに書いてるものを見て止まったのだ。それは親友の字だが書かせたのは別の·····もっと言うなら同じ班のメンバーと思われる文書があったからだ。

 

『私もパパや7代目も早く帰ってきて欲しいと思う。だけどあなたの家族に辛い思いをさせてまでやって欲しくない。ヒマワリちゃんは寂しがってる。顔には出さないけど寂しがってるよ。』

 

それを見て青年は少し顔を苦渋に満ちた顔にした。そしてふっと笑った。

 

「そうだよな、俺もあのクソ親父と同じ事する所だったってばさ。·····帰るか」

 

巻物に書かれた日程を見、こりゃあ少し間に合うか怪しいぞと思いながら青年·····うずまきボルトは故郷の木ノ葉隠れの里を目指しマントを翻し歩きを進めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

木ノ葉隠れの里の某所

そこに集ったのはうずまきボルトの仲間や家族がほぼ全員揃っていた。ここに集まったメンバーはある意味1つだけ共通点がある。

それは世界の行方をボルトに託してしまった事だった。うずまきボルトの父うずまきナルトの仲間は余計に責任感を感じていた。自分達がもっと強かったら·····そんな事はここにいるメンバー全員が思ってしまっているだろう。

だが今日はそれは一旦忘れ、ボルトに感謝する。それがこの花見の隠された本当の目的だった。ボルトは里の人に称えられる前に里を出て旅をした。故にまだ全員が伝えられた訳では無かったのだ。しかしボルトは普通に言っても恐らく来ないだろう、そう考えたメンバーのボルトの同じ班の仲間、うちはサラダは手紙にヒマワリの事を書いたのだ。勿論嘘はついてない。ヒマワリが寂しがっているのは本当だ。

父親が行方しれず、兄はそんな父親を探しに1人で行った。母親のヒナタはずっといたがそれだけではヒマワリは満たされなかった。

そのヒマワリはある1人の女性のおかげでそれ以上の悲しみにはくれなかった。

 

「ボルトの奴遅いな。」

 

そう少しイライラした感じで言ったのはうちはサラダだ。その容姿はますます父親と母親に似てきている。

 

「もうすぐ始まっちゃうね。」

 

そう言ったのは同じ班のミツキだ。言葉通りもう殆どの仲間·····何故か風影の我愛羅や水影の長十郎、土影の黒ツチに雷影のダルイまで集結している。どこから聞きつけたのだろう?とミツキは思ったがどっちでもいいと思った。

もうボルトの同期や家族はほぼ集った。いないのは·····

 

「スミレ遅いね·····」

 

サラダはそう言って少し顔を下げた。ここにいない1人、筧スミレは今は火の国の外れにある科学忍具の研究所に勤めている。スミレもボルトと同じ同期であるから勿論呼んだ。そして返事は行くと言うことになっていた。その時·····

 

「あっ!スミレお姉さんだ!」

 

ヒマワリが声を上げ結構なスピードでスミレに突っ込んで行った。サラダ達も目を向けるとそこには可愛らしい菫色のワンピースを着たスミレがいた。そして突っ込んできたヒマワリを受け止めた。

 

「はわわ、もう危ないよヒマワリちゃん。」

 

「えへへ」

 

そしてスミレはヒマワリを連れてヒナタの元に向かい挨拶した。

 

「お久しぶりです、ヒナタさん。」

 

「そうね、2、3週間ぶりね。」

 

そんな会話を聞きながらサラダは流石にもう待てないとなり用意された壇上に同期代表として上がった。

 

「お集まりの皆さん、今日はこのお花見に参加してくれてありがとうございます。」

 

そして頭を下げた。顔を上げ続きを言う

 

「進行を務めるのは私、うちはサラダです。よろしくおねg·····」

 

「「ちょっと離れろってばさーーーーーーっ!」」

 

そんなここにいる面子からしたら懐かしい声が聞こえた。上から(・・・)

一同は上に顔を向けたそしてそこから出て花見の会場のレザーシートがないど真ん中に見事な着地を決めたのは木ノ葉隠れの里の2人目の英雄にして7代目火影の息子でうちはサスケの弟子

 

「うずまきボルト―――参上だってばさ!」

 

膝を屈んだ状態から元に戻りながらそう言った。周りは最初は唖然としていた。そしてボルトと同期組はボルトがアカデミーの入学式の時の飛び入り参加した時の事を思い出した。

そしてボルトがいの一番にされた事は·····

 

「もっと普通に来なさいよーー!バカボルトーーーーーっ!」

 

「痛ってーーーーーっ!」

 

その言葉と共に瞬身の術でボルトの近くに行き、昔の母親と同様にボルトの頭を殴ったサラダだった。

つまりボルトがされた事とは·····ただ殴られただけである。

そんな光景を見た後場は笑いの嵐となった。

 

 

 

「お兄ちゃーーーん!」

 

「ヒマワリ!大きくなったな!」

 

そう言い合って1年ぶりのハグをしてるうずまき兄妹。ボルトはそれが終わった後ヒナタに向いた。

 

「ただいま、母ちゃん。」

 

「おかえり、ボルト。」

 

そのままヒマワリをサンドして抱擁した後皆に向き直った。

 

「久しぶりだってばさ。皆元気だったか?」

 

「めんどくさいが落ち込んでる暇は無かったからな」

 

そうシカダイが答えたのを契機にそれぞれ言葉を交わして行った。そして花見をスタートさせたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

花見がスタートし、ボルトは来賓の人達に挨拶し少し話した後家族がいるレザーシートに行った。そこにいたのは

 

「スミレも久しぶりだな、元気だったか?」

 

「うん、ボルト君は·····聞くまでもなかったね。」

 

「ああ、元気じゃなかったら任務はできないってばさ。」

 

そう言ってボルトは右側にスミレ、左側にヒマワリの間に座った。スミレはそんな大人っぽくなったボルトにドキドキしながら自分が持ってきた花見弁当をヒナタの作ったものの隣に置いた。

 

「いっぱい作ったから食べてね。」

 

「サンキューだってばさ!まともな飯は久しぶりだってばさ!」

 

そしてボルトはガツガツ食べ始めた。スミレは今の言葉で少し不思議に思ったから聞いた。

 

「ボルト君普段どんな物食べてるの?」

 

それを聞いたボルトは唐揚げを口に入れたままスミレに向き直り噛んで飲み込んだ後答えた。

 

「いや、運が良かったら村とかで食えるんだけど基本はおにぎりばっかりだったな。」

 

「そ、そうなんだ。私もついて行けたらなあ

 

「ん?何だって?」

 

「うんうん、何でもない。じゃあいっぱい食べてね。」

 

「おう!ありがたく貰うってばさ。」

 

そうやってボルトはまたガツガツ食い始めた。周りから見ればもう既にこの2人は夫婦に見えてしまっている。が2人はまだ付き合ってすらいない。

そして壇上では今日はめいいっぱい遊ぼうとなっているのでそれぞれが出し物をやったりしている。

カラオケ大会や演芸大会などもして盛り上がった。スミレは自分だけ楽しいのは少し可哀想かなと思い鵺を口寄せした。

スミレは今日は何も出ないからのんびりとしていた。弁当を食べ終えた後はかつての班の元に向かった。

因みにもうボルト達は全員中忍である。それはスミレも例外ではない。スミレは1度は第15班は抜けたが中忍試験の時に限り戻ったのだ。スミレが抜けた後に15班には鉄椿という侍の少女が入ったがサムライは下忍などの階級で別れておらず実力主義だったからそもそも受ける意味がなかったのだ。

そしてその中忍試験にてボルトはスミレとの約束を果たした。ボルト達の初めての中忍試験でスミレ達が負けボルトが科学忍具を使って勝った雲隠れの下忍のユルイを撃破したのだ。

スミレとて科学忍具班にいたからと言って鍛錬をサボってるわけなかった。それどころかスミレもパワーアップしていたが第3試験で砂隠れのシンキと準決勝で戦い敗れてしまったのだ。反対のブロックではボルトがサラダを下し決勝に進んだ。

その時スミレは今まで修行を手伝ってくれた人や班の皆に申し訳なく昼休みで誰もいなかった控え室で泣いた。そんな時泣いてた姿をボルトに見られた。そしてあの時以来の抱擁をして励まし代わりに自分が絶対に勝つ!!と言ってくれたのだ。

そして有言実行したのだ。ボルトはシンキの黒鉄の翼に追い詰められたがそこでボルトの一か八かの新術、六代目火影のオリジナル忍術にしてうちはサスケがよく使う技「千鳥」で黒鉄の翼を破りシンキを撃破したのだ。しかしその時のボルトも限界でふらっと倒れてしまう時スミレが自分でも信じられないくらいのスピードで抱きとめたのだ。·····観客の前で。

それからたまにそれでからかわれるようになってしまったのだ。そして今も·····

 

「へっ!?い、今なんて?」

 

「だーかーらー、もうボルトに告っちゃいなよぉ!」

 

と親友のチョウチョウがいつものように軽い感じでサラッと言った。軽い所は母親譲りだ。そして恋愛事にも同期で1番と言っていいほど積極的な人物なのである。

それを聞いたスミレが慌てだした。

 

「はわわわわわわ!!な、何で!?」

 

それを答えたのはワサビだった。

 

「何でってもうスミレがボルトの事を好きなのは一目瞭然だよな。」

 

「そうだよ、思えばあの日からスミレよくボルトの事気になりだしてるもん。」

 

ワサビにナミダが続いた。あの日とはスミレがアカデミー時代のifの夢を見てうなされて精神も何もかも疲労しまくっていた時にボルトがスミレの所に来た時思わず倒れてしまい1日ボルトに看病してもらいそして·····

 

(あの時私は初めて·····)

 

正確にはボルトは寝てる最中だったしした後は割と直ぐに外した。しかしその直ぐでもスミレにとってはすごく時間の流れがゆっくりになった。

あの時からスミレはそれなりにボルトにアタックはしているものの父親の影響かそっち方面には流れた事はなかった。そしてスミレは悩んだ末にボルトの後押しもあり科学忍具班に加わり火の国の外れに行った。それはスミレにとっては2重の悩みがあった。

1つは班の皆に中々会えなくなる事、もう1つはボルトにもあまり会えなくなる事だった。しかしボルトが鳥獣被害の調査の際知り合った重吾が暴走した時に言った言葉を聞き決めたのだ。

 

「で、でも·····」

 

しかしそれとこれは別である。ボルトが好きなのは間違いない。それはあの夜で確信した。だからと言って直ぐに告白出来るほどスミレはチョウチョウ見たく軽くはなかった。それどころか悩んでもいる。暗い過去がある自分ともし付き合うことになってもボルトは大丈夫なのだろうか、いや、そもそも1度罪を犯した自分はうずまき家と日向家に迎え入れられのか。そして何よりボルトが違う人を好きになっていたら·····例えばサラダだ。幼なじみであり同じ班のメンバー、正直ボルトがサラダを好きになる可能性だってある。昔も今もそれは分からない。

そんな時当のサラダが言ってきた。

 

「まあ確かにボルトはバカだけど·····」

 

スミレはサラダを見ながらその言葉を聞いた。

 

「でも、幸せにするって決めたらもう一直線だと思うなあ。」

 

「·····うん、そうだね。ボルト君はいつも真っ直ぐだもんね。」

 

そう言って少しボルトとの思い出を振り返っていたら周りの視線に気がついた。

 

「はわわわわわわ!!」

 

全員面白がっている顔だったからだ。

そしてサラダも面白そうに言う。

 

「スミレ、もしかして私がボルトの事を好きだったらとか考えてたの?」

 

図星である。

 

「無いわ、それは。」

 

「え?どうして?」

 

「私とボルトはどちらかと言うと友人だからね。少なくとも私は1回も恋愛対象で見たことはない。」

 

スミレにとっては意外だった。ボルトは普段やっていたことのせいで忘れられているが顔は四代目火影の血なのかそれなりにイケメンの部類入ってるし仲間思いなのは数々の戦いで分かってる。イタズラにしたってナルトに構って欲しかった物だったのだ。だから今はイタズラ何てやってない。最後のイタズラはあのアカデミーの卒業式の花火でスミレの知る限りない。

そしてサラダからそれを言われた時、安堵が出てしまったのは否定出来なかった。

 

「まっ、でも告白したいなら早めの方がいいかもよ?」

 

「え?ど、どうして?」

 

「どうしてって·····ああそうかスミレ普段はあっちにいるから知らないのか。ボルト今は女の子の間で割と人気なのよ。それに霧隠れの里の社長令嬢にも告白されてたし」

 

「―――え?」

 

知らなかった。サラダ曰く2人目の英雄として人気なんだそうだ。偶にサラダにボルトが見つからないから自分の気持ちを伝えてくれと言われることもあるそうだ。

同期の間ではアカデミーのボルトの印象が強すぎて恋愛対象にはあまりなってはいないが後輩などには人気なんだとか。そして社長令嬢の事は完全に初耳だ。

そうなったのは1つはあまりボルトが里にいないことに起因する。普段からおらず伝聞でしか分からないから女の子の間であれこれ言われてるそうだ。

社長令嬢はボルトに直接言ったらしい。それはまだボルトが里にいた時の任務だったのだ。

スミレは先程の会話を頭の中で反芻しながら元の場所に戻った。

 

(告白·····か。)

 

頭の中で絶賛パニックになっていたがそれもボルトを見たら少し吹き飛んだ。

 

「ここで寝ちゃうんだ·····。」

 

そう寝ていたのだ。腹に鵺を乗せて寝ていた。ヒマワリはどうやら自分の班のメンバーの所に行ったそうだ。余談だがヒマワリは結局忍びになった。色々な職業を見た結果なんだそうだ。

スミレは1人と1匹を起こさないように隣に座った。ヒナタはママ友の所に行っている。

スミレはボルトの久しぶりの寝顔を見た。その寝顔はあの時に比べれば顔は大人っぽくなっていたが寝顔はあの時同じだった。それに·····ちゃんと自分が知っているボルトと分かって安心した。

スミレは少し周りを見た後ボルトの顔を起こさないようにゆっくり触った。そしたら何故かスミレのまぶたが重くなってきてるのに気が付いた。

 

(そう言えば私·····最近この日のために徹夜が多かったから)

 

スミレはボルトの寝顔を見て自身も眠くなってしまい睡魔に抗えずそこで意識が無くなった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「·····ろ」

 

何か声が聞こえる。

 

「起きろってばさ。スミレ。」

 

その声と共にスミレは目を開けた。目に飛び込んできたのは·····

 

「·····ボルト君?·····え?」

 

ボルトを見てスミレは完全に覚醒した。そして周りを見ると花見が行われた跡は無かった。それが示すのはつまり·····

 

「もしかして終わった?」

 

「ああ、1時間ぐらい前に終わったってばさ。」

 

スミレは顔を徐々に赤くして行った。それが示すのは自分がボルトの隣で寝ていたのを花見の出席者全員に見られたかもしれないという事だ。好意を持たない相手の隣で普通は寝ない。つまり全員に自分はボルトが好きですと言ったようなものと気がついたのだ。

元々少し寝たら起きようとは思ってたのだ。しかし予想以上に疲れていたそうだ。

ボルトの肩には鵺が乗っている。その鵺もスミレに「やっと起きたか」と言わんばかりに鳴いた。

 

「じゃあ俺達も行くか。」

 

「へ?い、行くかって·····」

 

「ああ、そうかスミレ寝てたもんな。俺が帰ってきたからパーティーを開くんだってばさ。スミレも来るよな?」

 

「え?う、うん。」

 

スミレは聞きながら思い出してた。もしボルトが来ればそのまま二次会と称してパーティーをすると。寝ぼけの頭で忘れていた。

そして2人はレザーシートを片付けボルトが持った。その後会場のアカデミーに向かった。最初はボルトの家となっていたが人数が多く無理だったのだ。そこでシノがアカデミーの校庭ならどうだと言いそこに決定した。

 

「そうなんか、校庭の思い出と言えばやっぱ青空教室だよなー。」

 

「ふふ、そうだね。でもあれはあれで凄く楽しかったよ?」

 

「まあ、そうだな。」

 

青空教室とは男女対抗戦にてボルトが一発逆転の手として口寄せの術をした。その時にどういう訳か·····もしかするとボルトのチャクラに反応して今ボルトの肩にいる鵺が不完全な姿で登場しその一撃に校舎が耐えきれず校舎が崩壊してしまったという出来事があった。因みにその時の対抗戦はスミレが勝利条件のフラッグを勝ち取り女子チームが勝った。

そんな懐かしの回想をしていたスミレは隣のボルトが止まってることに気がつき後ろに振り返った。

そこにいたのは少し悩んだふうなボルトだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ボルトは過去の事を思い出してた。大筒木、そして殻の襲撃で木ノ葉隠れの里が崩壊する約1年前の事だ。つまり今から2年前に当たる。

ボルト達第7班はその時霧隠れの里のそれなりに大きい会社の社長令嬢を護衛するという任務が与えられた。

しかしボルト達の中にあった令嬢やら所謂ボンボンはボルトの中ではまどかテントウだった。

だがその令嬢は清く自分の身分に鼻にかけない人だった。だが抜け忍に誘拐されそうになってしまった所だった。もう少しボルトが遅れてたら最悪の事態になっていたかもしれない。そんな色々ハチャメチャな護衛任務の終わり、令嬢を電車の所にまで送り届け後は令嬢が電車に乗るだけだった。しかしそこで令嬢が振り返りボルトに言ってきたのだ。

 

『ねえ、私のお婿さんにならない?』

 

そう唐突に言ってきたのだ。流石のボルトも理解に数秒かかったが勝手に口が動いていた

 

『悪いな、俺は最強の忍びになるまでそう言うのはないんだってばさ。それに·····』

 

令嬢は首をかしげた。そしてボルトは顔を上げて言った。

 

『俺は心に寂しい気持ちを持ってる人と一緒にいてやりたいんだってばさ。』

 

何故自分がああ言ったのか正直分からない。寂しい気持ち·····家族?いや違う。当時はまだ父がいた。ヒマワリも母も笑っていた。

だから家族では無い。じゃあサラダ?それも違う。サラダも家族がいる。サスケは里にいるのが多いが中忍試験の後から結構な頻度で戻ってくるようになった。第一家族云々の人を言うならボルトの知ってる限り1人だけ·····

 

でも何故その人を思い浮かべたのかが分からない。同じクラスにいた。その人がやろうとしてた事を本当の気持ちを聞き出し止めた。その時までは友人だった筈だ。友人でクラスメートだから止めた。だけどその時にその人が抱えた寂しさや孤独も感じた。勿論他のクラスメイトがその寂しさや孤独を和らげるように接していったのは間違いない。そして実際和らいでいただろう。だがそれでもボルトがあの親子の日に見かけたその子の顔はあの時と同じ顔をしていた。声をかけ事情を聞き自分の家に招待した。その寂しさを和らげて欲しかったから。

だがそんな和らげが後日の体調不良に繋がった。ボルトはその子を看病しながら少し苛立った。「自分がこの人の本当の家族になれたら·····」そう思ったのだ。勿論それが意味することは分かっている。だから今まで声に出したことは無い。それにそれを抜きでも正直ボルトはその人の事を考える事が増えた。それの原因はその人と同じベットで寝、弱さをさらけ出された時から芽生えた感情だった。

だからその人と会う時話す時悟られないように出来るだけいつもと変わらないようにする努力をした。

そしてそのままその人は科学忍具班に行きその後あの戦いが起きた。その後ボルトはその足でナルトとサスケの封印術を解除する方法を探す為の旅に出た。

その旅の最中ボルトは一松の不安があった。自分の家族に会えない寂しさを·····その時にその人·····筧スミレもこんな気持ちだったのだろうかと思った。勿論スミレが感じたものはボルトの比では無いとは分かっている。ボルトが感じたのはその一端だ。だがそれだけでもこんな気持ちになるのかと思った。

それを思い出しボルトは現実に戻った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スミレは不思議な感じの顔でボルトを見ていた。だがその内心ではどうしようと思っていた。先程の昼寝前の女の子メンバーの話を思い出してたのだ。

 

(ボルト君が·····色々な人に人気・・・。)

 

サラダは令嬢の告白は断ってたと言っていた。だがそれでも人気なのは変わっていない。そしてボルト自身も好きな人がいるかもしれないのだ。さっきサラダは否定したがそれはサラダだけなのであってボルトの気持ちじゃない。

チョウチョウに言わせればモヤモヤするくらいなら告白しろという事だがスミレには高難易度過ぎた。

 

(でも·····告白しなきゃ何も分からない·····。)

 

そして何より次いつ会えるのかが分からない。ボルトは今日が終わり数日、もしかしたら明日にでも再び行ってしまうかもしれないのだ。

そしてその旅から帰ってきたボルトの隣に女の人が·····

 

(い、嫌!)

 

「スミレどうしたんだってばさ?」

 

「へ?はわわ、も、もういいの?」

 

「ああ、悪いいきなり止まって。」

 

「うんうん、大丈夫だよ。さ、もう行こ?流石にもう主役は行かないと。」

 

「分かったってばさ。」

 

そう言い2人は再び歩き出した。スミレもボルトも少しちらちらと見ていたが見事なタイミングで目が合うことは無かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「じゃあ皆準備はいい?」

 

サラダがそうクラッカーを手に二次会参加者に聞いた。そしてあちこちからOKサインが出た。それを聞きサラダは

 

「じゃあ行くよ!」

 

「「ボルト、木ノ葉隠れの里を救ってくれて、ありがとう!」」

 

そう言い切ると同時にあちこちからクラッカーがなった。それを受けたのはうずまきボルトだ。だがボルトは思わずというふうに耳を抑えてた。

 

「も、もう少し数減らせってばさ!」

 

「文句言わない!皆あんたに感謝してるんだから!ちゃんと受けときなさい!」

 

「うぐ!」

 

確かに人数は多かった。スミレの科学忍具班に移動する時は同期の忍びだけだったが今回は家族もいるから余計にうるさかったのだろう。しかしその顔は本気で嫌がってるという訳でも無かった。

そして二次会がスタートした。参加人数は少し減っている。今回はボルトの同期や家族と担任の油女シノだけだったからだ。

ボルトは懐かしの仲間と再び話し込んでいた。スミレはそんなボルトを遠巻きに見ていた。その内心は本当にどうしようと言うものだった。

 

(告白·····でももしフラれたら・・・。)

 

ボルトが社長令嬢の告白すら断ったのだ。スミレよりも令嬢の方が一般的に見てステータスは上だったのだ。そんな人でもボルトは断ったと知り完全にしり込みしている。もし告白してフラれたら今までの関係も崩れてしまう·····そう思うと怖くて出来なかった。

 

「どうしたんだ?」

 

そんなスミレに声をかけてきたのはアカデミー時代の担任でこの場所の提供者、油女シノだった。

 

「シノ先生·····えっとその、大した事じゃないんで大丈夫です。」

 

告白云々で悩んでると知られるのが恥ずかしく思わず嘘を言った。だがそんなのが通じる訳が無かった。

 

「嘘だな。何故なら本当に大した事では無いのならそこまで思い詰めた顔はしない。」

スミレはやっぱりバレちゃったかと思った。スミレはボルトに目線を向けながら返す。

 

「先生は·····誰かに告白した事はありますか?」

 

「すまないがない。なぜならそもそも私は独身だからだ。」

 

少しその顔は苦笑いになっていた。

 

「·····ボルトに伝えないのか?」

 

スミレはそれを聞き体育座りになり足に顔を埋めながら言う。

 

「·····伝えたいです。でも・・・それで今までの関係が壊れたら·····そう思うと怖くて出来ないです。」

 

そのまま少しの沈黙の時間になった。スミレはこんな事言われてシノ先生も困ってしまっただろうなと思った。

そう思っていたら隣から声をかけられた。

 

「それは要らぬ心配だと思うぞ。なぜなら、ボルトはそもそもそんなので態度を変えるとは思えないからだ。確かに最初はギクシャクしてしまうだろう、しかし時間が経てばそれも直に無くなる。それに·····」

 

スミレは恩師の言葉に顔を上げ顔を見て話を聞いた。

 

「ボルトが今までにそんな態度でお前に接した事があったか?」

 

それを聞きスミレの心は何かが氷解した。確かにそうだと思った。ボルトは自分が里の反逆者と知ってもクラスメイトだからと言って一所懸命自分を止めてくれた。そしてその後も反逆以前と態度を変えなかった。それがどうしようもなく嬉しかったのを覚えている。

シノはその後無言で立ち上がり元生徒の所に向かった。スミレはそのまま少し体育座りしていたが

 

「·····決めた。」

 

そう呟いて立ち上がりボルトを探す。だがいつの間にか主役はどこかに行っていた。居場所を聞こうと思ったがからかわれるのが目に見えているから自力で探すことにした。シカダイやいのじんはまだいるからどこかに遊びに行った訳では無さそうだ。ミツキもナミダと話しているから分からないだろう。サラダはチョウチョウと話し込んでるから多分知らない。まさか帰った?

 

(うんうん、ヒナタさんもヒマワリちゃんもまだいるからそれはないわ。)

 

だったらとスミレはアカデミーの校舎を見上げた。何となくここにいると思ったのだ。スミレは久しぶりのアカデミーの中に入った。そしてアカデミーに通ってたのは大分前だが鮮明に覚えていた。いや、この場合は完全に復活していたと言うべきだろう。ここも襲撃で1度は崩壊したと聞いている。たった1年で凄いと言うしかない。

スミレはそんな校舎の中を感慨に浸りながら歩いた。そしてある教室の前で止まった。これまた何となくだ。それでもそれなりの根拠はある。だってここは·····

 

「私達の教室だったもんね。」

 

スミレは早くなる鼓動を抑えながら深呼吸してドアを開けた。

そこにいたのは主役のボルトだった。窓の方に向いてた顔をスミレに移した。少し驚いた顔になったが何故か直ぐにぷいっと机がある方に向いた。

スミレは少し立ち止まりもう一度深呼吸して踏み出した。

 

「ここにいたんだね。」

 

「ああ、俺が行く前はここは無くなってたからな。ちゃんと復活した所見たかったんだってばさ。」

 

ボルトはそう言った後教室のドア側の上を見た。スミレも立ち止まり見た。そこに何かあっただろうか?そう思ったが直ぐに思い出した。そして思わず笑った。

 

「·····笑う事はないだろ。」

 

「うんうん、あの時は凄くびっくりしたよ。だってアカデミーに来たらボルト君が縛られて蜘蛛みたいに吊るされてたんだもん。」

 

ボルトがアカデミー生のの時、イルカ校長にイタズラをしてその罰で吊し上げされていた時の事だ。因みにその時にサラダの策略により修学旅行委員になった。スミレもその時に修学旅行委員になる勇気は無かった。アカデミーだけならばいざ知らず他国にまで言って当時の自由奔放なクラスをまとめられるとは思えなかったからだ。

ボルトは当時の自分を思い出してるのか少し顔を顰めてた。そんな顔を見ながらスミレは

 

(大人っぽくなったなぁ。)

 

あの時のイタズラ小僧の面影はもう殆どない。その代わりに出てきてるのは大人っぽさだった。だがそんな大人っぽさはサラダとミツキの前では昔に戻ったようになっているが。

そしてスミレはまた心の中で決心し先程よりもドクンドクンと言っている心臓を収めるために深呼吸して

 

「ボルト君!」

 

「スミレ!」

 

同時に言った。見事に被った。2人は少し戸惑ったが今度は2人して譲り始めた。

 

「ぼ、ボルト君から良いよ?」

 

「あ、いやスミレから言って良いぞ?」

 

でもそこでボルトは笑いだした。スミレも何か変で笑いだした。そしてボルトが真剣な顔になったのが分かりスミレも少し羞恥の混じった顔で見返した。そしてボルトが深呼吸して言った。

 

「スミレ、俺は·····スミレの事が好きだ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ボルトは花見終了の30分前に起きた。そして目覚めて直ぐに見たのは

 

「す、スミレ!?」

 

目の前にいたのは思わず見とれるぐらいの美しい寝顔だった。そして自分の腹の上に鵺もいた。

 

「やっと起きたのね。」

 

そう言って近づいてきたのはサラダだった。サラダ曰く何かいつの間にかスミレも寝ていたらしい。

 

「あんた、何か悩んでるの?」

 

「な、何で分かるんだよ!?」

 

実際ボルトは悩んでいた。今の忍界に大筒木とたいまんをはれるのはボルトぐらいのものだ。他の皆も集団で戦えば簡単にはまけない。

つまりそれは今の所忍界最強はボルトとという事になる。自らに課した制約はもう無いのだ。·····それでも父親や師匠が復活した時には分からないが。

 

「そりゃあ分かるよ、何年あなたを見てきたと思ってるのよ。」

 

幼なじみがそう呆れた感じでいってきた。

 

「はは、敵わないってばさ。」

 

だけどいくらサラダでも何に悩んでるのかは分からない筈だ·····。ボルトは今の悩みを打ち明けるのに似たような経験をしたサラダに頼った。スミレを見ながら聞いた。

 

「サラダは、さ。サスケさんが中々里に帰って来れなかった時、どんな気持ちだった?」

 

答えは少し経ってからだった。

 

「そうね·····、最初はママがパパは大事な任務だからまだ帰ってこないってばっかり言ってた時は何でってなったなぁ。そんな事ばっかり言って全然会ってもくれなかったし。」

 

ボルトは無意識にスミレに視線を固定しながら聞いた。サラダはそれを見てふっと笑ってサラッと核心を言ってきた。

 

「でも、ママとパパはどんなに離れていても気持ちが通じあっていた。」

 

ボルトはそれを聞き思わず顔をサラダに向けた。そこにいたサラダはもう何もかもお見通しという顔になっていた。ボルトは少し遠回しにサラダに聞いたが本当はサスケの妻のサクラに聞きたかったのだ。サクラならばサスケが里を出て放浪してた時の気持ちを知れたからだ。サラダもサスケの娘で寂しい思いをしていたのは幼なじみだから知っている。何故サラダに、サクラに聞きたかったのかと言うとやっぱり自分の状況がサスケと同じだからだ。だからもし·····彼女が出来たらその彼女が寂しい思いをするのではないかとそう思ったのだ。いかんせん、サラダがひねくれてた時期を見てたから余計に心配になったのだ。

 

ボルトは知らない内に筧スミレの事を・・・好きになっていたのだ。それがいつ頃にはっきり自覚したのか·····それは旅の最中だった。スミレの気持ちの一端を理解した時、スミレと一緒にいた日々も思い出したのだ。ボルトの度量なら告白は·····結果云々はほっといて告白だけに限ればかなり恥ずかしいが出来る。

そして仮にボルトがスミレに告白しOKを貰っても···また問題が発生する。

それは結構な時間をスミレに寂しい思いをさせてしまう事だ。まさか放浪の最中戦闘が起きるかもしれない、そんな旅にスミレを連れていく訳には行かない。それにスミレも今は科学忍具班の重要メンバーだ。そう言う意味でも待たせる訳にはいかない。だからこそずっと悩んだのだ。

だがサラダはそれすらもお見通しだったという訳だ。

 

「いいこと教えてあげる。」

 

「ん?なんだってばさ?」

 

「ボルトは私がどこで生まれたのか知ってる?」

 

「いいや、そう言えば知らないな。木の葉のどこかにじゃないのか?」

 

「ぶっぶー、不正解。正解は大蛇丸のアジトでしたー。」

 

「そ、そんなの分かるわけないだろ!?·····え?大蛇丸のアジト?って事は」

 

「うん、ママもパパの旅について行ってた時期があったんだって。もっとスミレの事を信用してあげたらどう?スミレも同期の中で、いや木ノ葉隠れの里でも強いんだからさ。それに科学忍具も使わせたら敵なしよ。」

 

確かにスミレは強い。幼い頃から父親に修行をさせられてアカデミー時代にはもう下忍レベルに迫っていた、そして科学忍具班に行った後も鍛錬を続け敗れたとは言えシンキに本気を出させたのだ。勿論その時は科学忍具なしだ。その実力と頭の良さでスミレは中忍になったのだ。

勿論敵なしというのは表現というのはボルトにも分かってる。だがそれだけ強いということでもある。カワキの時は単に術を吸収するカーマを持ったカワキと相性が悪すぎた。

 

「それに、そんなに心配するならこまめに帰ってくればいいだけよ。1つの場所行ったら帰ってくるとかね。」

 

「·····そうだな。サンキュ、サラダ。」

 

「どう致しまして、バカボルト。」

 

そう言ってサラダは再び女の子メンバーの所に行った。ボルトはその場に留まりスミレの寝顔を見て呟いた。

 

「·····決めたってばさ。」

 

カタスケには悪いがボルトはもう決めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スミレはそれを聞いた時、思わず手を口に当てた。そして徐々に目頭が熱くなった。そして呟いた。

 

「私から·····言おうと思ったのに」

 

「え?」

 

「私も·····ボルト君が好きです!」

 

スミレは言い切った後恥ずかしく顔を下げた。ボルトはボルトで理解に数秒かかったがそれの意味を分かると顔を赤くした。

そのまま2人は無言の時間を少し過ごしどちらからか分からなかったが互いに少しづつ距離を詰めゆっくり抱擁した。その抱擁はあの時以上に暖かった。

そして長く長く抱擁した後、2人は手は相手に回したまま互いの目を見た。どちらも羞恥で真っ赤だったが2人は同時に互いの顔に迫った。

 

教室の一部の2つの影が長い時間、1つになっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「じゃあ行ってくるってばさ!」

 

「ええ、ちゃんと守るのよ?」

 

「分かっているってばさ、ハナビ姉ちゃん。」

 

ボルトが里に一旦帰り1週間経った。その間にボルトとスミレは色々ドタバタしていた。ボルトはあの後、スミレに自分と一緒に来て欲しいと言った。そしてそれを叶える為、2人で科学忍具班の所のカタスケの所に行き頼んだのだ。結果としてスミレは科学忍具班を辞める事も無かった。カタスケがならばとデータ取りも兼ねての科学忍具のモニターをして欲しいと頼まれボルトとスミレはそれを引き受けた。だからまあ報告には割とこまめに帰らなくてはならなくなったがそれにももう異論はない。スミレも連れて行ってしまう以上ヒマワリに余計に寂しくさせてしまうから元々2人は1つの探索場所を調べたら帰ると言う制約をしたのだ。

今2人は木の葉の門の所でお見送りを受けていた。

 

そして2人は里を出た。そのまま少し2人は無言だったがボルトが話し始めた。

 

「これからもよろしくな、スミレ。」

 

「うん!」

 

そう満面の笑みでスミレは返した。本当は手も繋ぎたいが奇襲がいつあるかも分からないからそれは我慢している。

スミレはボルトに一緒に来て欲しいと言われた時、ふたつ返事で返した。それは1つはボルトの力になりたかった事、もう1つは愛してる人と一緒にいたかったからだった。

そして2人はまだ見ぬ地に2人で並び進んだのであった。




ボルスミくっつけたった!何か前のやつを書いてたら唐突にこの展開が浮かんでしまい勢いで書いたのもある。
やっぱり2人の思い出の地と言えば教室だーーっ!となりの色々屁理屈こねて教室で告白大会しました。ここで読者の皆さんにあるかもしれない疑問に先に答えます。
→アンケートで大人になったボルスミやってんのに書いてどうするねん!
→A だ、大丈夫です。2人は17歳だから日本の法律上は成人じゃない。

→これもアンケートの最後にあるボルスミがもうくっついたやつあんのに何書いてんねん!
→A 作者はアンケートの所には「もう」くっついたと書かれてるのでもし書く時は冒頭から付き合ってる設定ですからセーフ。

さてさて、何かいきなりぶっ飛んでしまいましたが勿論まだ書きます(頻度は保証しませんが)
(ΦωΦ)フフフ…、便利な言葉「if」

まあ具体的にはやっぱり親子の日 続き ifから今回の話の間とかですね。
そして今回から章で分ける事にしました。
親子の日 ifから続いてるものと単体の話で分けますのでよろしくお願いします。

アンケートもしてますのでよろしくお願いします。
これまた書いてる時に思ったけどこれの話の続きでR18展開出来ないこともないですけどいります?まあその場合は別小説になりますが。

という訳で感想やメッセージで見たいという方がいたら試しに書いてみようと思うのでよろしくお願いします。

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修業パート誰目線でやる?

  • ボルト&ナルト
  • スミレ&ビオラ
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