ボルトとスミレ 基本的にif   作:レオ2

33 / 51
おはようございますm(*_ _)m。前話で言った通りアニメを言葉にしただけなんでオリジナル要素は最初しかありません。なんならアニメイメージしてください。どぞ(っ´∀`)っ


父と子

ボルト達がナルト奪還に向かって暫く経った時、スミレの病室でサラダはスミレを見ていた。サラダはあの爆発の瞬間スミレがボルトの腕からスルッと抜け出しボルトの前に立ったのを見ていた。

 

(スミレ、あなたにとってボルトは·····)

 

そんな時スミレが少し呻いた後ゆっくりと眼を開けた。そしてサラダを認識するのと同時に

 

「·····ボルト君は!?」

 

ばっと起きてサラダに聞いた。その一連の流れにビクッとしながらもサラダは答えた

 

「パパ達と7代目の救出に向かった。」

 

「え?」

 

そこでスミレの目が見開きスミレの胸が不安で貫かれた。相手の力は尋常じゃない。そんな所にボルトが向かったと聞かされスミレは

 

「スミレ?」

 

ゆっくりと涙が出てきた。サラダはそれを見てどこか自分にも言うように言った

 

「大丈夫だよ、パパ達も4影もいるんだから」

 

今の忍界で今の言葉ほど勇気づける言葉はない。サスケの凄さはスミレも知ってるし4影は言うまでもなく。だがスミレの不安が消える事はなかった。白夜団の時にボルトとミツキが2人で取引場所に向かったと聞いた時以上の·····比べるまでもない絶対的な恐怖と不安がスミレの中にあった。そしてスミレはベットを出ようとしたが心配顔のサラダに抑えられた

 

「だめだよ、決勝戦からのダメージだってあるんだから」

 

「お願い、待つ·····だけだから」

 

そう懇願したスミレにいたたまれなくなりサラダは肩を貸し火影屋敷に向かった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

モモシキがナルトを連れ去った場所。そこではモモシキがナルトのチャクラを奪っていた。だがナルトのチャクラ量が尋常じゃなく奪うのに時間がかかっていた。これはナルトの作戦だ。相手の狙いが自分だけと分かったからあえて捕まりそれ以上里に被害を出さずに済む方法がこれしかなかったのだ。里の為なら自分を賭ける。そして·····信じているからだ。ライバルを、親友を。その想いに答えたかのように上空からの気配に気がついた。訝しげにモモシキも見上げキンシキと後退した

 

「行くぞ!」

 

我愛羅が砂あられを2人に放つ。モモシキ達はそれを避けそれをダルイと長十郎がモモシキとキンシキを攻撃した。その間にサスケはナルトを捉えていた神樹を切り裂きボルトがナルトの拘束を切って救った。そしてサスケがナルトの肩を貸し着地したのと同時に我愛羅とダルイはモモシキと、長十郎と黒ツチはキンシキと対峙した

 

「我らより逃げおおせると思うなよ!」

 

「ほざけ、下等生物が!」

 

その間サスケとナルトとボルトは離れた所に着地した。ナルトはボルトを見る

 

「ボルト、お前その服·····」

 

「···前よりも俺、かっこよくなったかな?」

 

ナルトからすれば前のボルトも自慢の息子だが今のボルトはそれ以上に吹っ切れているように見えた。ナルトは誇らしげな顔をしてにっと笑った

 

「ああ!」

 

サスケはそんなボルトとナルトを目にした後に長十郎と黒ツチの援護に向かった。ボルトは少し恥ずかしそうに頭を掻きながら言った

 

「父ちゃんって、·····やっぱり凄かったんだな!」

 

そんな褒め言葉にナルトは微笑みながら立った。ボルトも立ち上がる。

 

「さて、じゃあ行くか!」

 

「ああ!」

 

親子は新たな絆を手に入れ戦場に向かった。一方黒ツチと長十郎、そしてサスケの3人はキンシキと激突していた。キンシキの図体がでかい割に早いスピードに少し苦戦を強いられていたか長十郎がわざと攻撃を受けることにより隙を作り黒ツチがキンシキをぶっ飛ばした後にサスケの千鳥斬りがヒット。動きが止まったキンシキに長十郎と黒ツチが術を使い動きを止めた。サスケはそれを見た後に2人に頷きモモシキの所に向かった。

更にもう一方我愛羅とダルイはモモシキと交戦していた。砂の足場を伝い飛んでるモモシキに攻撃を仕掛ける。モモシキもそれを躱したりしていた。状況は拮抗していたがその拮抗が破れた

 

「遅くなってすまないってばよ!」

 

ナルトが飛びながら影分身の印を結ぶ。だがボルトはそれに待ったをかける

 

「父ちゃん待った!あいつに忍術は駄目だってばさ!」

 

その言葉にナルトは印を解除し困惑の顔でボルトを見た。その間にサスケも合流しサスケがモモシキを無理やり地に下ろし相対した。

 

「簡単な事だ。お前は術を吸収しそれを放出できる。」

 

「だったら話は早い。」

 

「このまま術無しで腕づくで決めさせてもらうぜ。ダルいけどよ」

 

体術が有効ならばリーを連れて来たかったがリーは里の警戒に当たらせているから無理だった。

 

「仲間は既にあの様だ。観念するんだな」

 

捕らわれているキンシキを見てモモシキは忌々しそうな顔をした。そして周りを見た後にボルトを見た。そして白眼になりながら言う

 

「そいつはお前の子か?狐よ。なるほど、確かに面白い運命を背負っているようだな。不憫だぞ狐よ。それほどの力を持ちながら次の世代にそれを伝えるすべを持たぬとはな」

 

そんな意味不明な話をされボルトが黙っていられる訳なく

 

「一体なんの話をしてるんだよ!」

 

「下がっていろボルト!」

 

モモシキはボルトの問に答えずキンシキへ右手を突き出した。

 

「見せてやろう!我が一族のやり方を!」

 

その瞬間キンシキの拘束が無理やり剥がされモモシキに体ごと向かった。

 

「さあ!モモシキ様!我のチャクラを食らう時が来たようです!躊躇われるな!」

 

「当然だ!」

 

そうモモシキがいえばキンシキの体が変わっていきでかい実になってしまった。ボルト達はそれを唖然として見ていたがサスケが動いて刀をモモシキの首に叩きつけた。だが一足遅くモモシキはその実を食べてしまった。

 

「もう遅い」

 

一帯は煙に包まれサスケは後退した。そして感じる威圧。煙が晴れればそこに居たのはモモシキだ。だが姿は違う。束ねた髪はほどかれて少し逆だっており目も白眼ではなく黄色になっていた。

 

「次はお前だ、狐。」

 

「仲間を」

 

「食っちまいやがった!」

 

「外道が!」

 

そうナルトとボルトとサスケが言う。

 

「キンシキは望んで我の力になった。力の伝達、それが我が一族の掟だ!では終わらせようではないか!神に抗う痴れ者共よ!」

 

その時モモシキは気合いを入れ神樹諸共切り裂く攻撃をした。ナルトはボルト光輝前に土遁の壁を作りそれを止めようとするが衝撃に耐えきれず吹き飛んだ。我愛羅は何とか自分とダルイは砂に乗せて耐えたがその一瞬を狙われダルイは急接近しダルイを猛烈な勢いで蹴った。ダルイはそれにより吹き飛び樹の根にぶつかった。我愛羅はそんなモモシキを拘束しようと砂を動かすがモモシキは華麗に避けていき我愛羅に接近するが我愛羅の砂がモモシキが我愛羅に触れる寸前でモモシキを拘束した。これを好機と捉え我愛羅は砂の封印術をしようとしたがモモシキはその前に自分の髪の毛を伸ばし逆に我愛羅を拘束し強烈なパンチを腹部に負わせた。

 

「風影どの!」

 

そう叫んだ長十郎の後ろから猛スピードでモモシキは攻撃を仕掛けた。長十郎は反応こそ出来たがあまりの力に吹き飛ばされ神樹の根に張り付いた。黒ツチは自分の腕を岩にしモモシキを殴りつけたがモモシキはそれを軽く足らい逆に気絶させた。

 

「こんな一瞬で5影の皆を·····」

 

「次は貴様だ、狐」

 

そうモモシキが言った瞬間先程の衝撃で吹き飛んで根に埋もれていたナルトの所に瞬時に来て攻撃を仕掛けた。ナルトは辛うじて反応し体術で反撃する。だがモモシキのどこか日向に似ている攻撃に押される。モモシキは隙を見つけ攻撃した

 

「点穴!?」

 

「だけじゃない!」

 

そう言って正拳をナルトに食らわして吹き飛ばしすぐさま追いつきナルトの頭を鷲掴みにした。その直後サスケが復帰し後ろから刀を振り下ろそうとしたがモモシキは体重移動しながらサスケの腹に掌底を食らわせ動きを止めた後にサスケの頭も鷲掴みにして飛翔した。そしてモモシキは2人を地面にぶつけ抉りながら左右の岩へ投げ飛ばした。

 

(父ちゃん·····)

 

「なるほどな」

 

「さっきとは別物って訳か!」

 

そう言いながら木の葉の双璧は起きてモモシキを挟み込む。

 

「いや、別物と言うよりただの化け物ってとこだな」

 

「抜かせ、化け物はお互い様だ。」

 

ボルトは今の攻防に動けなかった。だがそれでも何かを伝えたく叫んだ

 

「父ちゃん·····父ちゃーーん!」

 

その瞬間にナルトとサスケは動いた。超速のスピードで2人とも右の拳をモモシキに叩きつけた。だがモモシキは見事に反応し腕を交差させ受け止めた。だが先程とは雰囲気が違う2人に言った

 

「面白くなりそうだな」

 

「サスケ、いっちょ・・・教えてやろうぜ!」

 

「ああ!」

 

その瞬間から今のボルトには到底及ばない次元の戦いが始まった。父親は先程の九喇嘛モードになりサスケは万華鏡写輪眼になっていた。ボルトは遠目からずっとその戦いを見ていた。2人の強さは非の打ち所もなく地球の危機だと言うのにその戦いに見入っていた。そして今は先程の神樹の切り株の所にいるのが見える。そしてナルトが影分身の印をしているのが見える。そしてサスケが風磨手裏剣をモモシキに投げ·····その手裏剣が武器を口寄せし続け武器の嵐がモモシキに降り注いだ。更にそれらの武器に千鳥が纏っていたからガード不能。モモシキは全力で後退して避けていくが数が多く途中で頬に掠ったのを見て雄叫びをあげて近くにあった武器を吹き飛ばした。そしてモモシキは油断したのかモモシキの下の地面から唐突に罅が入りそこから真上に出てきたのはこれまた風磨手裏剣だった。モモシキはそれを辛うじて避けたがその風磨手裏剣はナルトの変化だった。避けたモモシキの上にナルトが螺旋手裏剣を構えていた。

 

「はあ!」

 

ナルトがその螺旋手裏剣を投げた。モモシキはそれを吸収しようと右手を翳すが唐突に螺旋手裏剣が煙に包まれ出てきたのはサスケだった。変化だったのだ。だがモモシキはニヤッとした後赤色の鎖をジャラジャラと出し空中にいたサスケを拘束した。だが今度はサスケの左目が煌めきいきなり鎖にいたサスケとサスケに向かっていたモモシキの位置が入れ替わった。

 

「何!?」

 

「はああああ!!」

 

ナルトの強烈なパンチが無防備なモモシキの顔面に突き刺さってモモシキは神樹に突撃した後それでも威力は削がれず更に吹き飛んで宙をまった。

 

「地爆天星!!」

 

そうサスケが右手をモモシキの所に翳し叫んだ。そうするとそこら辺にあった岩がモモシキを軸にして集まってモモシキを丸くなった岩の牢獄に封じ込めた。

 

(やったか?)

 

そうボルトが思った。だがそう甘くはなかった。

 

「犬飼タケルの尊!!」

 

そう地爆天星の岩の球体の中から何とも形容しがたい化け物が2人に襲いかかった。2人は見事に反応したがその後にも似たようなものが一斉に襲いかかった。サスケは咄嗟にナルトを蹴飛ばしその化け物共を捌いたが数が多く捕まった。

 

「終わりだ!」

 

そう言いながらモモシキは熱線をサスケを咥えた化け物を通してサスケを丸焦げにしようとしていたが復活したナルトがその化け物の所に割って入り尾獣化した。サスケをその尾獣化のチャクラの中に入れて火傷しかけなのを回復させながらナルトは叫ぶ。

 

「うおおおおぉ!」

 

「出たな、化け物め!」

 

そう言いながらモモシキはどうやったのかは全く分からないがパッと見岩で形作ったゴーレムみたいになった。九喇嘛はそのゴーレムを殴りつけようとしたが逆に止められ殴りつけられた後に地面へ練り込まれた。そんな時サスケがナルトの肩に手を置いて頷いた。

 

「そりゃあ良い!」

 

ナルトがそう言った直後に九喇嘛が紫色の·····サスケの須佐之男を纏ったて九喇嘛を掴んでいたゴーレムの腕が切れた。そして九喇嘛は立ちながら右手を伸ばした。その右手には紫色の剣が形成された。ゴーレムは腕が切られたお返しだとも言いたげに左手をラリアットみたいに振った。

 

「「はあああああ!!」」

 

だが2人は雄叫びを上げながらその攻撃を躱し一閃した。それによりゴーレムは真っ二つに切り裂かれその体が崩壊した。それと同時にナルト達も尾獣化と須佐之男を終わらせ地面に着地した

 

「·····すげぇ!」

 

そう思わずボルトは呟いた。今まで経験した事の無いような戦いが目の前で繰り広げられたのだ。ボルトが思わず呟くのは無理無い。そして地上に戻ってきたナルト達に声をかけたのは5影だった。

 

「よお、やったのか火影?」

 

「いや、まだだ。」

 

「ちっ!めんどくさいね、派手な技でさっさとやっちまおうぜ!」

 

「そんな適当な事を言わないでくださいよ。」

 

そして一同は未だ宙にはいるがプラーンと仰向けになっているモモシキを見上げた。ボルトはこれで勝てると思った。モモシキはどう見ても限界だし·····だが。

 

「う·····ぉぉおおおおおお!!」

 

そんな絶叫を上げてモモシキはぶわっと上体を上げた。そんなモモシキにトドメを指すべくナルト達は一斉に動こうとした。だが·····

 

「ふん!」

 

モモシキが手を翳したらナルト達の動きが止まった。ボルトは思わずナルト達の所を見て思い出した。

 

(あれは·····影縛り···それもシカマルのおっちゃんのだ。あれが倍の威力になんかされたら・・・)

 

ナルトは何とか自力で動こうとしたがその前に黒い棒がナルトに三本ほど突き刺さった。

 

「はぁはぁ、貴様には念を入れておく。俺が慌てた素振りを見せれば貴様らは突撃してくると思ったぞ。」

 

それを狙われたのだ。自分が弱ってると見せかけ暴れる前兆みたいなものを見せつけたらナルト達は走ってくると思ったのだろう。そんなモモシキは先程サスケを焦がそうとした時の応用で手のひらに火が出た

 

(どうする·····)

 

ボルトはそこで思い出す。サスケから聞かれた事を

 

『ボルト、お前の忍道はなんだ?』

 

『忍道·····考えた事無かったな。気持ちの問題だと思ってたし·····漠然としか分からねえし』

 

『そうか、ならその漠然とはなんだ?』

 

『·····俺は仲間を・・・家族を守りたい!』

 

そうボルトは言った。その言葉は三者面談の時にシノに言った言葉と一緒である。それにサスケはふっと微笑みながら言った

 

『それは今回の戦いで、そしてこれからの戦いにおいてお前を突き動かすものだ。それが漠然と分かるならいい。お前がやるんだ、ボルト。俺が出来ると言っている。その言葉を信じるんだ。』

 

「俺がやる。ビビってる場合じゃねえ!サスケさんを・・・俺を信じてくれてる師匠を信じるんだ!」

 

そう叫びボルトは手を包み込むように構える。そしてその包み込まれた手の中から小さい螺旋丸が出てきた。

 

(あいつにはただの術は効かねえ!なら!)

 

ボルトの叫び声にモモシキはボルトの方を向いた。

 

「はあああああ!!」

 

そう言ってボルトはその螺旋丸を投げた。モモシキはそれを見てゆっくりと右手をその螺旋丸に向けた。ボルトは口を噛み締める。そしてその螺旋丸はモモシキに辿り着く前に消えてしまった。そこでナルトはボルトの意図に気が付き思わず少しニヤッとした。そんなナルトの顔を見ていればモモシキは対応のしがいあったのかもしれないがモモシキは右手を下げながら嘲笑った

 

「こいつはお笑いだ!よもや届きもせんとはな。まあ安心しろ。貴様ら全員行く所は同じごアッ!」

 

そんな自分に酔った事を言っていたモモシキは唐突に吹き飛ばされた。言っちゃ悪いがブーメランである。

 

「父ちゃん!」

 

ボルトは影縛りが解けたのを見てナルトの元へ向かった。

 

「ボルト、助かったぜ。」

 

「ああ、上出来だ。」

 

そう2人に褒められ少し照れくさそうにした。ボルトがした螺旋丸は最初はビオラがいた時にシカダイに無意識に使いその後中忍試験第3試験のトーナメントのサラダと戦った時に使った「消える螺旋丸」だ。モモシキが術を吸収する為には先ずその術を「認識」しなければならない。ならそもそも見えない術ならば吸収出来ないという訳だ。モモシキは漸く攻撃から立ち直り激闘に次ぐ激闘で息が切れ始めている。

 

「はぁはぁ·····勘違いするなよゴミ共!見えないがどうした!」

 

そう言いながら再び丹を取り出し食べた。そして咆哮を上げそれにより出来た風圧が5影に襲いかかる。

 

「野郎次で決める気だぞ。」

 

「ボルト、螺旋丸は?」

 

「でも、俺の力じゃとても·····」

 

普通の螺旋丸ももう出来るがそれでも今のボルトの螺旋丸の威力は木ノ葉丸にも及ばない。消える螺旋丸は性質変化が入る分小さくなっているから論外。だが不意をつくには消える螺旋丸じゃなければいけない。

 

「大丈夫だ」

 

そうナルトが安心させるように言った。そして消える螺旋丸を作ったボルトに手を下に添えた。そうしたらミニサイズだった螺旋丸がどんどん大きくなって行った。ボルトはその時確かに感じた。自分が生まれる軌跡を·····父が色んな人物に支えられ強くなったのかの軌跡を·····そして今度は父がボルトを支える側になったのだ。それが終わる頃には螺旋丸はボルトの何倍もの大きさになった。ナルトはゆっくりと添えていた手を離した

 

(この重さ·····ここまでするのに一体どれだけの·····)

 

その重みに思わずボルトは涙した。父を見るとにっと笑っていた。それにボルトもにっと笑い返し

 

「負ける気がしねぇ!!」

 

「見たぞ、2度はない!」

 

そんなボルトの前にサスケが来て刀を抜いた

 

「チャンスは1度きりだ、行くぞ!」

 

「ああ!」

 

ボルトが消える螺旋丸の特性を利用し螺旋丸を消した。そして最初の師弟共闘が始まった。サスケは猛スピードでモモシキに接近した。モモシキはそんなサスケを止めるべくナルトを拘束した黒い棒を何本も発射するがサスケは刀で弾くか綺麗に避けて行く。そしてサスケはジャンプし刀をモモシキに投げつけたがモモシキはしゃがんで躱した。だがサスケはすぐさま輪廻眼の能力で刀の場所と自分の場所を入れ替えた。

 

「それしきの動きで!」

 

だがそれすらも囮だった。宙に舞っていた刀が煙を上げボルトになった。そのままボルトはクナイをモモシキに投げサスケは千鳥を出した。だがモモシキは不敵に笑いながらクナイをノールックで取り右手を千鳥に向けた。だがそこでまた輪廻眼の能力が発動し今度はモモシキの左手にあるクナイとサスケの千鳥の場所が入れ替わった。そしてサスケはクナイをそのままモモシキの右手の輪廻眼にぶっ刺す。オマケに千鳥も食らわす一石二鳥の攻撃だった。これで輪廻眼の吸収は出来ない。だがモモシキはそれをされた事に激昴しサスケを殴った後に勢いよく蹴り飛ばした。

 

「後は任せたぞ·····ボルト!」

 

サスケを吹き飛ばしたモモシキにボルトはボルトストリームによる一撃を与えた。だがモモシキは意地で耐えてみせ逆にボルトの胸ぐらを掴んだ。

 

「小癪な・・・だが残念だったな!」

 

「そいつはどうかな?」

 

その胸ぐらにいたボルトは煙をあげて消えた。そして他の3人も攻撃を仕掛けに行くがモモシキは軽く捌き消していく。その時5人目のボルトが勢いよく螺旋丸を作りながらモモシキに突撃した。

 

「そこか!」

 

だがボルトは目をよく凝らしモモシキの左腕を手の甲で上手すぎるほど受け流し螺旋丸をぶつけた。のと同時にモモシキも何とかその分身を消した。だが螺旋丸もヒットしモモシキは黒い棒が弾かれ消えたのと同時に思わず後ずさった。

 

「くっ!」

 

そんなモモシキの前にボルトが高々と現れた

 

「俺は・・・ここだ!」

 

その瞬間消していた螺旋丸を再び出した。どこか神々しい光を出しながらボルトは叫んだ。モモシキにこの攻撃をどうにかする術はなかった。吸収した術も何も無い。それ故に迎撃も不可能だった。

 

「行け、ボルト」

 

螺旋丸!!

 

モモシキはその螺旋丸に成す術もなくぶち当たった。

 

「我は·····我は大筒木モモシキだぞっ!」

 

そう言って抵抗しようとするが全く抵抗出来ない。そしてとうとうその時が来た

 

「まさか·····この我が」

 

「はああああああああああ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「我の存在を感じるか?人の子よ」

 

「何だ!?」

 

ボルトはいつの間にかいたよく分からない空間でモモシキが目の前にいるのに思わず下がろうとしたが体が金縛りみたいになり動かなかった。モモシキはボルトに何をするでもなく白眼でボルトを見る

 

「成程、貴様大筒木の血を濃く受け継いでいるな。しかし未熟。己の運命を見る事は叶わぬ。我には良く見えるぞ。心せよ、その青き瞳はお前から全てを奪い去る。そして自覚せよ、神を倒したものは最早ただ人ではおれぬということを!」

 

「何を訳分かんねえ事を!」

 

「その運命、しかと噛み締めて歩がいい、人の子よ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

直後螺旋丸は勢いよく神樹諸共抉り去り宙に上り宇宙で漸くが弾かれたのだった。それを見た影達は言う

 

「あいつ、やりやがった」

 

「ははは!」

 

「見事」

 

一方サスケは今の寸瞬の会話をしっかり聞いて目を細める。だが直ぐに立ち上がり座っているナルトの元に来た

 

「今回は俺もお前もあいつに助けられたな」

 

「ふっ、そうだな。·····ボロボロだな。」

 

「馬鹿言え、俺はまだ自分の足で立ってる」

 

そう言いながらサスケはナルトに手を差し伸べた。ナルトはその手を取り立ち上がる。そして2人は覆われていた雲が無くなり光が出てきてる中その光を浴びながら立ったボルトを見ていた。ボルトはふらふらと立ち上がり手を顔に当てそしてその手を離して見た

 

「人の子か·····ああ、そうだよ。俺はうずまきナルトの息子、うずまきボルトだ!」

 

そう言って空を見上げたのだった

 




お疲れ様でしたm(*_ _)m。最後にドラゴンボールで言う撃ち合いをしなかったのは映画のノベライズ版であの最後にモモシキが放ったのはカタスケが放出した術の中に螺旋丸があってそれを巨大化させたのですがここではカタスケとっくに正気に戻ってるんでモモシキはアニメよりも弱体化してます。カタスケいるといないとでこれほど難易度に差があるという笑。

それでボルトにトドメをささせる為に色々屁理屈こねました。ナルトとサスケファンの皆さん何かあっさりと影縛りに捕まっててごめんなさいm(*_ _)m。

では、次回中忍試験編終了です。(*´∇`)ノ ではでは~

修業パート誰目線でやる?

  • ボルト&ナルト
  • スミレ&ビオラ
  • 自来也&サスケ
  • 最早全部やれ
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。