ボルトとスミレ 基本的にif   作:レオ2

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おはようございますm(*_ _)m
予告通り学パロです(*`・ω・*)ゞ

前提
忍者ないです。チャクラという概念無いです。法律は基本僕らの世界準拠。ただしたまにご都合主義あるかもしれない。後作者が無知で知らないうちにやるかもしれない。
忍者という概念が無いので全員が全員運動出来る訳じゃ無いです。パッと思いついた所こんくらいです。では⊂('ω'⊂ )))Σ≡GO!!


学パロ
出会い


 春・・・それは色んな事が終わり、始まる季節だ。その一例は中学を卒業し、高校に入学する・・・とかだ。そんな季節故の風流の桜が舞っている中黒色のブレザーを着てその下に白いポロシャツとラフにネクタイをしている金髪で蒼い眼を持ってる青年は学生鞄を靡かせながら全力疾走していた。走ってるからと言って学校に入学する事に喜んでいる訳では無い。今日から入学する学校を選んだのだってただ友達が皆そこを志望したからに過ぎない。·····それでもここ、木ノ葉隠れの里最高峰の学校に受かった。真剣にやって落ちた人からすればイラつくこと間違いないがそんなもん青年には知ったこっちゃない。落ちた奴が悪いのだ。

 

「流石にやべえってばさ!!」

 

 青年は思わず叫びながらダッシュする。そのスピードは速い。青年は頭脳も良いが真の長所はやはり運動力が半端ではない事だろう。母の家の道場で習った武術は勿論、サッカーや野球、剣道などもこなすオールラウンダーだ。だがそんな青年でも今の状況は割と不味かったりする。何か困ってるお婆さんがいたから荷物を持って道案内していたら入学式に遅れそうなのだ。慌てない訳にはいかない。そんな時・・・何か路地裏から止めて!!って言う声がした。男の声だ。こんな時にそんな事をしてる場合じゃないのは分かっているが見捨てる訳には行かなかった。

 

「お前どうせ親のコネで入学したんだろ!」

 

「ち、違うよ。ちゃんと僕は実力で・・・」

 

「五月蝿い五月蝿い!!」

 

 青年・・・うずまきボルトが見た光景はひ弱そうな自分と同じ制服・・・でも黒色では無く青色を着た眼鏡をかけた青年がチンピラに絡まれている所だ。だが聞こえてきた会話によるとどうやら青年が木ノ葉隠れの里最高峰の学校・・・木の葉学園の木の葉高校に受かって入学する事に何か根に持っているらしい。そして青年は親のコネで受かった等言い張っている。

 

「はっ!馬鹿じゃねえの?」

 

「何だと!?」

 

 とチンピラは振り返る。

 

「証拠もねえのに何言ってんだ。そんなのは自分が受かってから言えってばさ!!」

 

「何だとごらっっ!!」

 

 そう言ってチンピラらしく大振りな一撃を振るってきたがボルトは手の甲で受け流しながら足を動かしチンピラの足を引っ掛け転けさせた。

 

「かハッ・・・!!」

 

 綺麗に転がりチンピラは起きながら敵わないと悟り安定の捨て台詞を吐きながらどこかに行ってしまった。ボルトは青年に手を差し伸べ青年は唖然としながらその手を握り立ち上がった。

 

「あの、ありがとう。」

 

「別に良いってばさ。それよりその服俺と同じとこだよな?」

 

「え、う、うん。」

 

 ボルトは手の埃を取ってから手をさし伸ばした。

 

「俺はうずまきボルト、宜しくな!!」

 

 青年はまだ唖然としていたが思い直しその手を握った。

 

「僕は・・・デンキ·····雷門デンキ。」

 

 そこで2人は余韻に浸ったが·····

 

「「·····あ!!遅刻だーーー〜っ!」」

 

 全力ダッシュした·····結果この里の長のボルトの父親のうずまきナルトが演説していた時に体育館の扉をぶち開け壮大なスタートダッシュを切った。壮大すぎるのが問題だが。

 

 ★★★★★

 

 この木の葉高校の数ある特徴の中でも割と際立っているのはなんと言っても制服の多さだろう。学校の制服というのは基本夏服冬服含めて2種類しかない。と言っても冬はベストを着る着ないなどでそれなりにファッションは出来るが種類はもう殆ど無いと言ってもいいだろう。

 しかしこの高校では制服の種類を選べる。学ランやらブレザーやらセーラー服やら、ベストだけはほぼ共通だが自分の着たい物を選べるのはこの高校の人気の秘密だ。

 そして更に言うと何と種類は決して多くはないがカラーまで自分で決める事が出来るのだ。例えば雷門デンキはブレザーを選びカラーを青色にしたからあの制服になっている。ボルトもブレザーを選び黒色を選んだ。残念ながらポロシャツまで色を変えることは出来ず白色だけだが元々そのつもりだったから問題ない。

 

 筧スミレは学校案内の写真を見た時から着てみたいと思ったセーラー服に紫色を選択した。冬服の制服はほぼ紫色を基調としているが夏服の半袖セーラーは白を基調としてそれをラインなどが紫色だ。受け取った時は軽く感動した。

 

 スミレはもう既に天涯孤独·····つまり家族がもういない。親戚の類もいない。だからスミレは木の葉の保護を受けて生きてきた。母は元々重い病気を持っていて父は突発的な心臓病になってしまい2人はあの世に行ってしまった。そして父は嫌そうだったが母は亡くなる前に2人の故郷である木の葉に頼りなさいと言いスミレはそれを実行した。しかし木の葉に向かう途中で水が足らなくなり水分不足で倒れ死にかけた事がある。そこへたまたま外交で他里に行っていた木の葉の里の長・・・ナルトが通りかかり一命を取りとめて母達から言われた通り頼った。スミレが家族と住んでいた所で2人の遺体が発見され事実だと分かったナルトはアパートを提供しスミレが成人するまで木の葉で世話するという事になった。·····因みにアパートと言っても完全防音だ。これ大事。

 

 スミレは部屋を貸してくれただけじゃなく父と母の簡易的なお墓を作ってくれたナルト、そして木の葉に報いる為に頑張ってきた。その内の1つが勉学だ。父親は木の葉の研究者だった。それも先代・・・6代目火影のはたけカカシの代の研究者だ。だが·····言われのない濡れ衣をきせられそれが嫌になったスミレの父·····信楽タヌキは妻のハコベと木の葉を出て静かな場所でスミレを他里の小学、中学校にも通わせず過ごして来た。それはさて置き父親が研究者だったからか勉学は学校に行かなくともさせられてきたきたし勉学だけでは駄目だ!と若い頃の勉強一辺倒な自分を反省したのか運動もさせられた。

 

 木の葉高校は貧しい者達の為に奨学金制度がある。ただそれは利子はないとは言え返さなければならない。だが木の葉高校にはもう1つの奨学金制度·····と言うよりも入試で超絶優秀な者には特待生になれる。特待生·····それもランクで分かれていてS、A、Bランクに分かれていてそのランクによって奨学金の内容が違う。Sランクはその中でも毎年1人いるかいないか位のランクでありそのSランクのものは成績が優秀である限り文字通り学費が全額免除だ。入学金も何かと行われる検定も授業料も全てだ。更に嬉しいのはそれは給付制で返さなくてもいい奨学金だ。スミレはそのSランクを目指し死ぬ気で頑張りそのSランクを取る事に成功した。取った時は思わず1人暮しの部屋で涙したものだ。それを聞いたのか長であるナルトがスミレに会いに来て軽くお祝いもしてくれた。

 ナルトがスミレの合否を知っている理由は簡単だ。木の葉高校は木の葉という名の通り木の葉で総合的に名実共にNo.1の高校でありそこで出る特待生は他里からの留学生では無い限り基本そのまま木の葉で就職する。しかしSランクの特待生は先程も言った通りひと握りあった方が珍しいランク·····珍しいと言っても決して馬鹿とかそういうのでは無く寧ろめちゃくちゃ良い。だからこそ卒業後火影屋敷の人材にスカウトなどがしたい。だからこそ今年でたSランクの生徒はナルトがいる火影室の所にまで情報が来るのだ。そしてナルトはスミレの資料を見た瞬間に驚愕した。そしてスミレの境遇を思い出し自分だけでもスミレの合格を祝ってやりたく自分の家族のお祝いの前にスミレのお祝いに行ったのだ。その時ナルトは自分の息子の事を話した。

 

『ボルト君・・・ですか。』

 

『ああ。俺と違って要領が良くてだからこそ今の所全部才能で乗り切っている。』

 

 スミレは才能はない。いやSランク何だから才能あるだろ!と言われるかもしれないが自分でも思うし父親にも才能は無いって言われた。しかし敢えて言うなら努力の天才で才能が無いなりに工夫し勉強してきた。それが実を結びSランクが取れたのだ。

 

『ボルトも木の葉高校だからもしかしたら同じクラスかもしれねえけどそん時はよろしくだってばよ。』

 

 そう言われスミレの中にボルトという名前が心に刻まれた。勿論会った事も無い。だからどんな人なのかはまだ知らなかったが入学式に行く時に直ぐに分かった。登校中にナルトによく似た金髪の青年が困っていたお婆さんに話しかけ間に合うかも分からないのにお婆さんの荷物を背負い道案内していた姿を見たのだ。素直に凄いと思った。人助けなんて·····自分はまだした事も無い。そもそも人助けと分かっていてもその人に話しかける事が出来るかすら分からない。だけどボルトはそんな事を考える様子もなく当たり前のように話しかけ人助けをした。その瞬間ボルトによく分からない感情を持った。自分が今まで会ったことのないような人種·····と言うより元々スミレは人見知りだ。

 

 物心ついた時から父と母としかあまり喋らなかったし買い物の時も母の後ろからてくてくついて行くだけだったからだ。だから・・・自分に出来ないことを平然とやってのけるボルトによく分からない想いが出たのかもしれない。

 そしてまた驚かされた。スミレはボルトを見送り学校に向かった。だがその道中に同じ学校の制服を着たひ弱そうな眼鏡の青年がどう見てもガラの悪いチンピラに路地裏に連れて行かれた所を目撃した。スミレは助けられる自信はあった。ただ走るだけなどつまらないから護身用としてある程度の武術は出来る。だが·····助けていたら遅刻するかもしれない。入学初日からそんなのしたら速攻でSランクなど撤回される。

 

 そう考えたスミレは罪悪感に駆られながらも·····見捨てた。そして罪悪感に苛まれながらも会場の体育館に入り入学式が始まるのを待っていた。そんな時自分と同じクラスになる人達がボルトの事を話してるのが聞こえたが初対面の人達に言う勇気なんて無く・・・黙っていた。そうしていたら気がついた。自分達のクラスの列の椅子が2席空いている。誰だろう?と。しかし結局その2席の者は来ずに入学式は始まってしまった。そこで気がついた。ボルトがいないと。あのお婆さんの道案内の後に間に合わなかったのだ。そしてよくよく見える範囲で見ればあの眼鏡の青年もいない事に気がついた。

 

 自分がボルトの手伝いをしていれば・・・或いはSランクに拘らずに眼鏡の青年を助けるべきだった·····そう気がつけばスミレの胸に更なる罪悪感が貫いていき何も無いのにナルトの演説中に泣きそうになった。自分がどちらかに助けに入っていたらどちらかは遅刻せずに済んだのだ。そして原因を知っているのは多分自分だけ・・・そう思っての涙だった。その時体育館の入り口が勢いよく開けられた。息を切らしながらもその入り口を開けた金髪の青年は名乗った

 

『うずまきボルト・・・参上だってばさ!!』

 

 遅刻したことを悪びれてもいない様子でその人は笑顔でそこにいた。その太陽の様な笑顔が·····忘れられないほどスミレの頭に刻まれた。

 

 

 ★★★★★

 

 

 スミレは入学式、その後のクラスの顔合わせの後ボルトとあの眼鏡の青年・・・雷門デンキが担任の油女シノに連れて行かれる所を見た。叱られる・・・そう思ったスミレは勇気を振り絞り3人の後を追った。職員室に礼儀正しく入った後見たのはやはりめちゃくちゃ怒られている2人だ。ボルトはデンキは悪くない。悪いのは俺だ的な事を言ってデンキを無罪放免にしようとしている。スミレはそれにも驚いた。他人を庇うなんて·····自分には考えられない行動だからだ。でもそんなのはシノには伝わらない。連帯責任として2人とも速攻の処分を下すと言い張る。だがそこでスミレが慌てて待ったをかけた。

 

「筧スミレ···だったな。どうした?」

 

 シノは脳内記憶からスミレの情報を引っ張り出した。知り合いの子供以外の一般性は言っては悪いがまだ覚えきれていないがスミレはSランク故に覚えていたのだ。

 

「この2人は遅刻してもしょうが無いと思います。」

 

 ボルトとデンキは呆けた顔をしたがシノは冷静だった。

 

「何故だ?」

 

 スミレは掻い摘んで説明しシノは黙って聞いていた。そして聞き終わればデンキが補足してそのチンピラからボルトは自分を助けてくれたと援護射撃しシノは少し考えた。その結果・・・

 

「次からは正直に言うように。」

 

 という事で初日からの処罰は無くなった。責める理由が無くなったからだ。遅刻はダメだが人助けならば自分の学校の評判にも繋がるし責めるメリットはない。デンキのも勝手に相手が絡んできたのはデンキにはどうしようもない。

 3人は職員室を出て一息ついた。そしてボルトとデンキはスミレにお礼を言った。だがスミレは首を振りながら言った

 

「ごめんなさい」

 

 何故そんな事を言われるのか分からない。2人は正直な事をシノに言えば嘘だとか言われるかもしれないから嘘をついていたがスミレが証人になってくれた事で正直な事を言えるようになったのだ。自分達がお礼を言うのが普通でスミレに謝罪される意味が分からなかった。

 

「・・・私····ボルト君とデンキ君が人助けと絡まれていた所を見たのに・・・助けなかった。」

 

 それでボルトとデンキは何となく察した。自分達のどちらかを助けていればどちらかは遅刻せずに済んだかもしれない。でも見捨てた事により遅刻し処罰を受けるとこだったのだ。それに罪悪感が出ているのだろうと分かった。そんなスミレを元気づける為にボルトは微笑みながらスミレの肩に手を置いて言った

 

「まあまあ、ポジティブに考えようぜ?確かに筧さんはそん時の俺らを見捨てたのかもしれねえ。だけど今筧さんは俺達を庇ってくれたろ?そのおかげで俺達は2人(・・)とも無罪放免になったんだぜ?」

 

 その言葉をデンキが繋ぐ

 

「そうだよ。筧さんが助けててくれたら確かにどちらかは遅刻して処罰されてたかもしれないけど筧さんがきちんとシノ先生に証言してくれたおかげでボルト君と僕は無罪になったんだよ?」

 

 スミレは確かに2人を見捨てたのかもしれない。しかし今は勇気を出して証言した事で2人とも処罰なしになったのだ。と言うよりももしかしたらどちらかを助けていたらどちらかは処罰されていたのだ。だが現実はスミレのおかげで処罰されなかったボルトとデンキだ。2人とも処罰されなかったならそれがベストに決まっている。

 

「過程はどうあれ結果はベストになってんだから筧さんが謝る必要なんてないぜ?」

 

 そうボルトから聞いてデンキを見ると頷いた。その自分の罪悪感が赦されスミレは思わず顔を隠し少しだけ嗚咽した。それにボルトとデンキは慌てる。そんな時尖った声が聞こえた

 

「馬鹿ボルト!!何泣かしてるのよ!」

 

「げっ!サラダ!」

 

 ボルトとデンキが向いた先には赤渕の眼鏡をかけている女子がいた。うちはサラダ、ボルトの幼なじみの女の子。The風紀委員みたいに見える。実際割とルールに厳しいし正義感も強い。そしてボルトは良く考えれば確かにパッと見自分がスミレを泣かしたように見える・・・いや何かの原因で泣かしたのかもしれないが心当たりはない。

 

「げって何よ!あなたこの馬鹿に何されたの?」

 

 スミレはそこで顔を上げ少し涙を拭って微笑みながら言った。その微笑みにボルトは胸がよく分からないドキドキが始まった。

 

「大丈夫。何でもないよ。」

 

 本人がそう言ってるのだから第三者が突っ込むのはよくない。サラダは少し不承不承だがスミレから離れた。そしてボルトは思い出したようにスミレに手を差し出した。スミレはそれを不思議そうな顔で見た。

 

「名前まだ言ってなかったな。俺はうずまきボルト、よろしくだってばさ!」

 

 ばさ・・・親子何だなと思いながら·····そして人生で初めての同年代の手を両手で握りながら言った

 

「私は・・・筧·····筧スミレです。」

 

 それが2人の初めての自己紹介だった。




お疲れ様ですm(*_ _)m。若干アニメのやつと重ねてる。
ではアンケートします。存続を決めてしまえー─=≡Σ((( っ゜∀゜)っ

火影は所謂大統領です。首相でも良いです。

タヌキはアニメ程木の葉を恨んでません。あんな所いてやるかーっ!って感じですね。
スミレの一人暮らしの部屋·····防音なのは何が大事なんでしょうかねえ(白目)

スミレの制服はpixivのボルスミの所にある何かボルトがスミレの髪を引っ張ってる絵のやつを参考にしました。
https://www.pixiv.net/artworks/83939148
これが個人的に1番好き。冬服はアカデミー時代のやつをスカートにしただけです。(*´∇`)ノ ではでは~

修業パート誰目線でやる?

  • ボルト&ナルト
  • スミレ&ビオラ
  • 自来也&サスケ
  • 最早全部やれ
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