注意…金髪の子可哀想。
青山ブルーマウンテンは瞬く間にグリフィンドールいや、ホグワーツ1の危険人物として生徒たちに認識された。彼女が杖を振れば、炎が上がり近づいて注意しようものなら監督生でも医務室から数ヶ月は出られない。しかも、先生たちにはバレてはおらず良くも悪くも賢いのでお手上げである。
最近起こした事件は誰かがレイブンクローの談話室に侵入し、忌まわしき狩人を呼び出して単機戦闘すると言った事件を起こした。
この事件の収束にハリー・ポッターとドラコ・マルフォイが活躍し特別に点を与えられていた。グリフィンドール生とスリザリン生が協力した珍しい事件でもあった。
犯人は見つかっておらず、目撃者シャロによると全てハス太が悪いと供述し彼を拘束。彼は在学生ではない為、ホグワーツのトイレ掃除一年の刑を与えられていた。
ホグワーツの朝食時にはフクロウが郵便物を届けてくれる。
「おい、そこの少年!フィリピン爆竹研究会に入らねぇか⁉︎」
なんでも爆発させるフィネガンの素質を見抜き、とある青年が朝食の席に現れた。人狼が現れたり教祖が現れることもある。流石は魔法界だ。
「わかりました。ホグズミードにいますね。魔術ですね。お願いします」
「おうちょっと待て。ユニコーンから貰った翻訳機は…なるほど。助かったぜブルーマウンテン!ほら、フィリピン爆竹だ。待ってろよ士郎!」
高校生らしき青年は誰かに電話をかけ、魔法界では珍しいヘリに乗ってホグズミード村に向かっていった。
「なんか湖で船が爆走してるわ。魔法界の船って陸も走るのね知らなかったわ」
それは彼女達が愛に溢れているからこそ為せる技だとハーマイオニーが気付くのはもう少し後のお話。
ハリーは極力そちらを見ないようにしてロンから借りた新聞を読んだ…
…瞬間カボチャジュースを吹き出した。
ロンが新聞記事を読むと
「何々…グリンゴッツが放火と強盗未遂?二つの金庫が開けられていたが片方は中身はすでに持ち出されていた。もう片方からは何も盗まれていない。また、けが人は居なかったが所々肉が焼けた匂いが残っていた…へぇ、あのグリンゴッツを強盗するなんて気が狂ってるじゃない?あそこ、ホグワーツの次に安全って有名だよ?」
「うん…そうだよね」
ハリーは犯人の目星がついていたが、聞き出せる勇気はない…。多分燃やされる。
近くにいたマルフォイもその新聞記者を読み、白い顔をさらに白くさせハリーに耳打ちした。
「この事は口外するなよポッター!下手したら磔の呪いより酷い目に遭わされるぞ…」
「わかった…。そっちも気をつけて…」
「ああ」
「なんの話をしてるんですか?」
金の杯でジュースを飲むブルーマウンテンが訪ねる。
『なんでもないよ‼︎』
肩を組んで笑顔で応える二人。彼らの明日は大丈夫か?
ハリーは毎日泥のように眠っていた。青山ブルーマウンテンの行動が常識の範囲外のため疲れ切っていたのだ。
一体なんなのだろうか。変身術の授業では本を火の鳥に変える。浮遊呪文は教室を火の海に…彼女を説得させ消火しなければ皆死んでいた。
魔法薬なんて酷かった。皆に怖がられているスネイプはもう既に可哀想な人を見る目へと変わっている。ハリーは魔法薬の授業を回想し始めた。
「ミス・ブルーマウンテン…?何をやっているのかね?」
おできを直す薬を作っているのだが、青山ブルーマウンテンは皆とは違う工程で作業を勧めている。
「書いてますね。違いますね!おかしいですね!書いときますね」
話をしても無駄だと思い、彼女が作った薬品を見てみるととんでもない色をしているが効能は本来よりもずっと強いことが分かった。
「ブルーマウンテン、軽はずみに本来の工程を無視するのは浅はかだ。罰としてグリフィンドール5点減点」
スネイプがそう言った瞬間に青山ブルーマウンテンはスネイプの口に薬品を流し込んだ。
「試して下さい。よかったです」
「皆さんもどうですか?大丈夫です。すごいです」
ハリー達は倒れたスネイプ先生を連れて地下牢から逃げた出した。
その後スネイプ先生は顔中の穴から黒煙を出し暫く寝込んでしまった。時折、リリー…すまなかった。…私をみてくれ…とぶつぶつ呟いていた。
どこか危なかったがきっかり2時間後、スネイプ先生の身体はあり得ないほど健康になっていた。歳による身体の痛みも無く、身体が羽のように軽くなっていた。
結果として青山ブルーマウンテンはお咎め無し。真実薬を一滴合意の上で飲ませたところ、本気でスネイプの為に健康になる薬を作っていたそうだ。
彼女との会話は気が狂いそうになる…。こんなことではダメだとハリーは頬を叩き気を取り直す。明日はハロウィンだ。きっと楽しいことが起きるだろう。そう深く願って、深く願って眠りについたハリーだった。
神は僕を嫌いなのだろうか?ハロウィンの晩餐にトロールという怪物が現れたのだ。皆、大騒ぎしてるが騒ぐ元気もない。マルフォイなんかはあぁ、また問題ごとかと溜息をついていた。
「…ッ!ロン!ハーマイオニーはトロールのこと知らないんじゃない⁉︎」
2人は急いでハーマイオニーの下へ向かっていった。すれ違いざまにマルフォイが耳打ちしてくる。
『青山ブルーマウンテンがいない。気をつけろ』
…神は死んだ…
ハロウィン当日、ハーマイオニーはトイレで泣いていた。ロンに悪口を言われてしまったのだ。まだ十一歳の子どもだ。喧嘩なんてよくある事だろう。
声を殺して泣いていると扉をノックする音が聞こえてきた。
「すみません。逃げないと危ないですよ」
「誰…」
「青山ブルーマウンテンです」
あの変人か…。追い出そう扉を開けたら彼女の後ろにはトロールがいた。
「えっ……え?」
「危ないです」
トロールがその手に持った棍棒を振り回し個室を破壊していく。ハーマイオニーは青山ブルーマウンテンの後ろに隠れて悲鳴をあげていた。
トロールが青山ブルーマウンテン達に気づき、棍棒を振るうが青山ブルーマウンテンが杖を振ると瞬く間に灰となった。
「なんなの…その杖…」
異質な杖をくるくる回しながらトロールを燃やしていく。暴れようにもブルーマウンテン達には攻撃が届かない。
最終的にハーマイオニーは駆け付けたハリーとロンに保護され、青山ブルーマウンテンはトロールの頭に消火器を落として意識を奪った。
3人は軽く叱られたが、絆を深めることが出来ただろう。青山ブルーマウンテンはどうなったかって?
足を怪我したスネイプに自作の薬を塗りに行った。スネイプ先生は丸一日医務室から出てこなかったが、ボルトもびっくりな速さでブルーマウンテンを追いかける姿が目撃されたと言っておこう。
ハリーの周りでは色々なことが起こった。
クディッチではスネイプ先生とクィレル先生が火だるまになったし、ラフプレーをしたスリザリン生は何者かに禁じられた森に連れていかれ所々焦げて青いものをみると発狂するようになった。
スネイプが立ち入り禁止の部屋にある何かを狙っている為それを調べたりもした。ポルターガイストのピーブズが何者かに火炙りにされる事件も大体この辺りに発生した。
夜間に出歩き禁じられた森に行く罰則を受けたこともあった。そこでは喋るユニコーンが青山ブルーマウンテンの友達だと知った。ハリーを襲って来た化け物は青山ブルーマウンテンと高校生探偵と人狼♀によって燃やされた。彼らも友達だという。
女子トイレにいるハス太は青山ブルーマウンテンに決闘を申し込んで燃やされたり、朝食の時に赤毛の少年がなんでさ⁉︎と言いながらバイクと船とヘリに追いかけられる光景も慣れ始めてきた。
風の噂だが、とある女子生徒が魔法に失敗し全身火傷の怪我をしたらしい。怪我をした少女は大会が近く、練習しようとフラフラとグランドへ向かうが、先生に連れ戻され怪我が治るまでは安静を言い渡された。そのため、彼女は毎日医務室の枕を濡らしているそうだ。
そして今夜ハリー達はスネイプの目的を阻止する為に立ち入り禁止の部屋に侵入する計画を実行した。
いくつもの試練を超えてハリーはミゾノカガミの部屋にやってきた。そこには予想していなかった人物からいた。
「なんで…貴方が…スネイプのはずだ.!」
「いかにも彼は悪人面だからね、誰がこの…ク、クィレルをう、疑う?」
ここにいたのはクィレル先生だ。クディッチでハリーを殺そうとしたのもハグリッドにドラゴンを渡したもの全て彼だった。
「じゃあ、グリンゴッツに放火したのも貴方なの⁉︎」
「違う!!あれは私が侵入した時に後ろから青いマフラーをつけた誰かに燃やされたのだ!あいつさえいなければ上手くいっていたのに!」
僕の寮生がごめんなさい…きっとあの子です。ハリーは申し訳ない気持ちになった。この先生からいつもアロエの匂いがしたのは火傷のせいだったんだ…。
どこからか恐ろしい声が聞こえてきてハリーの傷が痛む…。クィレル先生がターバンを取るとそこにはもう一つの顔が存在していた。ヴォルデモートだ。
ハリーはミゾノカガミから賢者の石を取り出していた。ヴォルデモートはハリーに両親に会わせてやるとか2人で偉大なことを成し遂げようと提案するがハリーは拒否。
すぐに殺せと命じられ、ハリーは逃げ出す。しかし、クィレルの魔法で辺りは炎に囲まれて逃げ道は無くなってしまった。
絶対絶命のピンチのハリー。そこである事が頭に引っかかった。
(空気が熱い…周りが火で囲まれてるからだ)
火?
クィレルがハリーに触れようとした瞬間、炎の腕に捕まり灰となった。ヴォルデモートも危機を感じ逃げようとするも、異常な蒼い炎で身体の半分が灰になってしまった。
これが火の中から蒼きイフリートが現れた瞬間に起こった出来事である。
ハリーが気が付くと医務室のベッドにいた。目の前には大量の見舞品があった。マルフォイも見舞いに来ていたみたいだ。
ダンブルドア先生曰く、ハリーが受けた愛が青山ブルーマウンテンを呼び寄せたらしい。彼女はリリーに似ているらしい。ちょっち破天荒すぎるが。ハリーは声を大にしてそんな事は無いと言いたかったがここに自分を運んで来た彼女を思うとますます分からなくなる。
見舞いに現れた青山ブルーマウンテンだか隣のベットにいた金髪の少女に土下座されているのを見て自分の母親とは絶対似ていないと確信した。
因みに、今年の優勝杯は最後に怒涛の加点を受けたグリフィンドールだった。
ハリーは帰りの汽車の中でハグリッドから貰った両親の写真を見ていた。幸せそうな2人が自分愛してくれた事に感謝をしていた。そのおかげで今生きている。
汽車内でまた爆発音が響き…深い溜息と共に現場に向かう。ちょっと慣れてきた自分を褒めながら。
翻訳
「(あなたがここにいる理由が)わかりました。(士郎は)ホグズミードにいますね。(姿を消す)魔樹(を使ったん)ですね。よろしく(と言っておいてください)お願いします。」
「(教科書に作り方が)書いてますね。(私の知ってるものと)違いますね!おかしいですね!(新しく)書いときますね」
「皆さんもどうですか?大丈夫です。(効果は抜群なので)すごいです」
「すみません。逃げないと(巻き込んでしまうので)危ないですよ」
青山ブルーマウンテンは長い方で放火し、それ以外は短い方で魔法を使います。また、彼女は火がある場所に出現する魔法をこの一年で作り上げました。