あの人が魔法使いになるまで   作:茜色のLily

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お待たせしました。秘密の部屋編です。これをきっかけに妙楽氏の動画を見る人が増えるといいなと思います。

金髪の子が可哀想でもそれはご愛嬌。


その三

かの有名なハリーポッターでもできないことがある。今、ハリーはバーノン伯父さんの商談をめちゃくちゃにしてしまったことにより部屋に閉じ込められていた。もちろん、ハリーが進んでそんなことをするはずがなく、原因は屋敷しもべ妖精のドビーによって引き起こされたものであった。

 

彼曰く、ハリーポッターに危険が迫っている。ホグワーツに行くべきではないとのことだった。ハリーあての手紙を隠していたのも彼だった。ハリーは今までいじめられてきたこの家よりも友達がいるホグワーツのほうがいいと考えている。だからこそ、この状況が好ましくなく、1人悲しげに窓の外を見つめる。

 

しかし、彼には檻を壊してくれる良き友達がいた。ハリーの友人、ロンは2人の兄が運転する空飛ぶ車に乗ってハリーを迎えに来たのだ。ハリーは良き友達がいたことに感謝した。

 

 

 

後部座席に座る。青いマフラーを巻いた少女に気づくまでは。

 

余談だが、とある州のとある家が火事になったらしい。その家族は火災保険にはいっていたためにはいっていたため、結果的に損害はなかった。どうやら原因は近くの電線が切れていたことだった。

 消火する時に強いアルコールのにおいが充満していたがそれは捨てられていた酒瓶が原因であるとされ、その州ではマナーアップ運動が進められ、綺麗な州ナンバー1となることはまだ誰も知らない。

 

「こんばんわ。元気ですか。元気ですね。どうしたんですか。燃やします」

 

危険が迫ってきているとドビーは言っていたが、彼女のことではないだろうか。

彼女の名は青山ブルーマウンテン。ハリーが知る中でぶっちぎりでやべー奴だ。しかし、彼女に命を救われたこともあるので強くは言えない。そう。青山ブルーマウンテンは基本的に、基本的におとなしいのだ。ただ行動するときには頭がおかしいとしか思えない行動をとる。

 

「大丈夫…大丈夫だから」

だから、その禍々しい杖をしまって下さい。お願いします。

 

車で空を飛ぶという不思議な体験は普通なら興奮し、はしゃぎたくなるが隣に例のあの人に並ぶ危険物があることで一気に恐怖のツアーに早変わりした。

 

ロンの家に着いた時は心底安心した。ロンはボロくて小さな家だと言っていたが、魔法道具が普通に置いてあり、ブラシが勝手にフライパンを洗っている光景はとても好奇心がそそられた。将来、僕もこんな家に住んでみたいとハリーは思った。

 

…そろそろ、現実逃避はやめよう…。しっかりと現実を見るんだハリー・ポッター…

 

 

 

 

具体的には異様な杖をペンに見立てて家の壁に見えないナニカを描いていた青山ブルーマウンテンを

 

「ブルーマウンテン?何してんの?」

「マーキングです」

「…なんでマーキングなんてするの?」

「燃えます。燃えやすいです。だから、守ります。確実に燃やします」

「やめて」

 

すぐさまブルーマウンテンを引きずりロンの家に入る。フレッドとジョージにからかわれたが、このままでは君らの家が灰になっていたとは言えなかった。……彼女のできましたという言葉は聞かなかったことにしよう。

 

ロンの母親は厳しくも優しさ溢れる人物だった。去年のクリスマスの時にイニシャルが編み込まれたセーターをくれたほどに。そして、今年からロンの妹であるジニー・ウィズリーがホグワーツに入学する。丁度、今ブルーマウンテンがホグワーツについて教えているところだ。

 

「ねぇ、お兄ちゃん。ポルターガイストのビーブスって悪戯好きなのに人見知りなの?」

「いや、結構かまってくるけど」

「ブルーマウンテンさんが彼に避けられてるって」

「あぁ…あれか」

 

彼女に悪戯したとき、燃やされてたからね。ミディアムぐらいに。それ以降トラウマなのか彼女の近くには来ないし、火のあるところには近づかなくなった。何人かの先生からは感謝されてたけどやり方が闇の魔法使いが可愛く見えると思う。

 

 

新しい教科書とジニーの入学用品を買いにダイアゴン横丁に行くことになった。濡れ鍋までは遠いので煙突ネットワークを使うという。魔法の灰を握り、暖炉の中で行きたい場所を言いながら灰を投げると炎に包まれてその場所に移動するという。

 

実際にロンがやってみたが本当に暖炉からいなかった。ハリーも同じように灰を投げ入れたが宣言時に噛み、座標がずれて闇の魔法使いや人攫いなどがいる夜の横丁、『ノクターン横丁』にたどり着いてしまった。

 

危ない雰囲気にハリーは怯えており、怪しい黒男に肩を掴まれた。いい意味でも悪い意味でもハリー・ポッターは有名だ。奴隷や例のあの人に差し出すなど稼ぐ方法はいくらでもある。

 

「ハリー・ポッターさんではないですか。こんな薄暗い横丁になんの御用で?」

「いえ、あ、あの!」

「まぁ、立ち話もお互い都合が悪い…。ちょいとこちらに…」

「あの!大丈夫ですから」

 

彼の周りに集まってくる怪しい人々。しかし、瞬きの間にハリー以外の全員が水浸しになり、火達磨になった。

 

まぁ、奴である。

 

「危ないですよ。黒です。消毒です」

 

怪しい奴らは常に嘔吐している人狼や儚げな好青年のようなお爺さん、頭ブラウニーに連れて行かれた。一体何をされるのか。

 

ブルーマウンテンに連れ出さられた後、ハグリッドとハーマイオニーに出会った。ハグリッドは用事で違う店に行き、ハーマイオニーと僕は教科書を買いに書店に向かった。

 

青山ブルーマウンテンはどうしたかって?『フィリピン爆竹教』の店に入って行った。最近、信者が爆発的に増えた宗教らしい。ハーマイオニー曰く面白い宗教という。

 

たまに、その店からヘリコプターが飛び立つが魔法界では当たり前のことなのだろう。

 

 

書店でギルデロイ・ロックハートとサインと握手をし、マルフォイと今後のブルーマウンテンの対応について話し合ったりしてあっという間に、ホグワーツ行き列車の発車時刻となった。

 

しかし、9と4分の3番線に通じる通路が閉じられており、彼らは空飛ぶ車で登校しようと考えて実行した。それはかなり危険なことだが、彼らを止めるハーマイオニーはここにいない。そのまま、ハリー達は空の旅を始めた。

 

 

 

秀才、ハーマイオニー・グレンジャーは頭を痛めていた。何故かハリーとロンがいないし、それにより青山ブルーマウンテンと一緒という割と拷問に近いこの状況で頭痛だけで済む方がまだましと言えるだろう。因みに、酷いと燃やされ、何処かの金髪の子みたいになる。

 

「ねぇ、ハリー達はどうしたの?」

「待ってください。乗ってません。…乗ってますね。上です」

「ほんと、訳が全く分からないわね」

 

ユニコーンから翻訳機貰っといてよかったわ。にしても、アホなことしてるわね。最悪、退学処分よ。…まぁ、彼らならなんとかなるでしょ。隣に頭おかしい奴がなんかしていたし。

 

「すみません、かぼちゃパイください」

「はいどうぞ」

「スピリタスありますか?」

 

そんなのあるわけ…

 

「はいよー。スピリタスどーぞー。ついでに酒盛りしていい」

 

あるんだ…。ていうか、人狼と東洋のドレス着た人と紫の人が女子会という名の酒盛りって…。あんな大人にはなりたくないわね…。

 

 

学校に着いた後にホグワーツの校庭に火玉が落ちた。その中にはハリーとロンがおり、医務室に緊急搬送された。彼らの証言によるといい身体をした男が列車の上にテントを張っていて、その男にRPGで打ち落とされたという。

 

結果、退学処分は下されなかったが前科付きみたいな感じになった。火傷に関しては黒い服を着た青年が手当てをしてくれた。丁度、シャロという女子生徒の様子を見に来たらしい。治療中、何故か泣いた跡があったが。

 

新入生が学校と青山ブルーマウンテンに慣れ始めた頃、ハリー達にはいくつかの悩みがあった。

 

まず、青山ブルーマウンテンのことだ。毎度の如くレイブンクローの談話室に侵入し、今度は『砂に潜むモノ』を呼び出し戦ったそうだ。今回、青山ブルーマウンテンはサムライソードを片手に杖を構えながら戦闘態勢をとっていた。

 

「リベンジです。大丈夫です。燃やします」

「あれは…ナーグルじゃ…ない…?」

 

燃える剣で応戦し炎が撒き散らかされる談話室では、新入生でブルーマウンテンに気に入られた哀れな生徒、ルーナ・ラブグッドが呑気にその様子をスケッチしている。

 

一方ではマルフォイが避難誘導をしており、逃げ遅れた生徒を回収している。

 

「全員逃げろ!!ほら、早くしろ!おい⁉︎気絶するな!?あぁくそ…なんでこの僕がこんなことを…」

「ごめんマルフォイ!遅れた!」

「助かる!」

 

今年もグリフィンドールとスリザリンの共同作戦が執行され少しずつだが2つの寮の壁が薄れてきていると先生達は楽観視している。本当にそれでいいのかホグワーツ。

 

この事件について目撃者のシャロとルーナによると『全部ハス太が悪い』とのことでハス太をトイレ掃除5年の刑に処することになった。魔法裁判所では『ブルーマウンテンは必ず死の呪いする』と残したらしい。

 

彼がアズカバン送りされないのは、裁判長や裁判員が男の娘LOVEなのが理由だ。因みに彼のファンクラブに全員入っており、剣崎会長とルシウス・マルフォイ副会長によって支えられている。

 

次にロックハートのことだ。彼の授業は酷い。魔法生物を捕まえることはできないし青山ブルーマウンテンの放火を止められないし、消化もできない。何人かの生徒はロックハートを炎の海に突き落として報復していた。

 

青山ブルーマウンテン自身も彼のことをよく思っておらず、最近は紫の服着た目が死んでる人から買っていたゲームを彼に強制的にやらせているらしい。(次の日の授業はほぼ自習)

 

なので、スネイプ先生が教えてくれる時もあるが主にブルーマウンテンを監視している。なぜなら、隙を見せたら自作の薬を飲まされるから。

 

最後に、学校で起こっている不思議なことだ。ハリーだけに聞こえる声に石にされたミセス・ノリスなど何か危険なことが起きかかっているとハリーは感じ取っていた。きっと青山ブルーマウンテンのおかげだろう。

 

 

「今年は色々な事が起こるよね」

「そうね」

「あぁ、こんな女子トイレで薬作ってたらね」

 

ハリー達はこの事件の鍵は『秘密の部屋』にあると考え、サラザール・スリザリンの継承者を探すことにした。マルフォイに聞いたら、とある上級生が怪しいと言っていたので聞き出すことになった。 

 

だが、彼は変人らしくマルフォイは会いたくないらしい。その代わり、クラップとゴイルの髪の毛を渡され、今に至るわけだ。

 

「彼も中々の悪人よね」

 

まぁ、マルフォイすごく嫌な顔してたし。

 

「はいはーい。薬品盗ん…んっん!持ってきたよ」

「ありがとうございます。ハス太さん」

 

そう、トイレ掃除のハス太に手伝ってもらい、スネイプの薬品庫から持ってきてもらったのだ。彼は生徒ではないので罰則はない。彼が言うには全てブルーマウンテンのせいにすれば良いとの事だ。余程恨みがあるのだろう。

 

「それにしても、こんな所で薬作ってていいの?誰かに見られない?」

「大丈夫よ。ここには誰も来ないから」

「なんでそう言い切れるのさ」

「嘆きのマートルよ」

 

ロンとハリーはその名に覚えがなく首を傾げる。ハス太はあの子かと苦笑いを浮かべている。するとロンの背後に眼鏡をかけた女子生徒のゴーストが現れる。

 

「私が嘆きのマートルよ!!」

「うわぁ!」

 

マートルはやれ、男子がいて落ち着かない。やれ燃えそうになるなど文句を吐き出した後、トイレの中に戻っていった。

 

「傷つきやすい子なの」

 

彼女と関わったのが運の尽きだね。

 

 

その日の晩…

 

「ミス・ブルーマウンテン?貴様、吾輩の薬品庫から盗みを働いたそうだな。罰として羊皮紙に盗んだ材料の明細を説明をかけ。月曜日の朝まで待ってやる」

 

そう言い放つとスネイプは行ってしまった。残ったのは無言で杖を回す青山ブルーマウンテンと周りに居た生徒達だ。

 

「……………」

 

「「怖い」」

 

 

 

深夜、とある女子トイレで爆発が起きた。原因はまだ分かっていない。また、女子トイレで倒れていたシャロはまた全身に火傷を負い、さらにミセスノリスのように石化してしまっていた。

 

ホグワーツに危険が迫ってきている前兆でもあった。

 

 




「こんばんわ。元気ですか。(私は)元気ですね。どうしたんですか。(顔色が良くないですね)(元気がない原因を)燃やします(?)」

「(未来で)燃えます。燃えやすいです。だから、(この家を)守ります。(下手人を)確実に燃やします」

「(ここは)危ないですよ。(この人達は)黒です。(熱)消毒です」

「待ってください。(列車に)乗ってません。…(車に)乗ってますね。上(空)です」

「(あの時殺された)リベンジです。(ダイスがないので)大丈夫です。(日本刀で)燃やします」

青山ブルーマウンテンは火に関するのみ低確率で未来が見えます。また、酔っ払い卓による、色々なtrpgのキャラを出していこうと考えています。
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