地上にテレポートした後、私は多幸のサナと共に、海の方角を目指す。マッシュはバウの灯台からさほど距離のない場所で海釣りをしていたはずだ。
『青い彗星のサナ! 感じますか、この気配を……!』
多幸のサナは身震いしていた。私もその恐ろしい質量を持った力ある者たちの
『落ち着いて、多幸のサナ。肉眼で目視できる距離です』
そのレベルまで迫ってきていた。海の彼方には黄金色の何かが向かってきている。
『あれがこちらに来るとなると、相当不味いことになります……何とかしないと。津波の可能性も……』
多幸のサナは焦るが、私の未来予知では、博士たちの手により、ジム内部に水の侵入を防ぐ手立ては取られており、最悪の結末は免れることになっている。
だが、急がなければいけない。マッシュとメイちゃんを探さなければならない。だが、探しても居ないのだ。
『……マッシュ、メイちゃん』
目に見える灯台の周辺、海に面した釣り場にその姿はなかった。サーナイト二人で周囲をくまなく探し続ける。早くしなければ、海から巨人が迫ってくる。また、バウタウンの灯台も直にヱヴァンゲリヲンの出撃と共に崩れ落ちる。
時間が無い。
「サナ!」
灯台から走ってきたのは、ホップだ。
『ホップ……!』
「やっぱり、まだ居たんだな。もしかしてと思って、ヱヴァの出動を保留してもらってて良かったぞ」
ホップはそう言うと、海に視線を移した。そこには、表情まで見える黄金色の巨人の群れが居た。
『あれは何なんでしょうか……巨人というと、シンオウ神話のレジギガスを思い出しますが……』
「わからないけど、ヤバいのは確かだぞ。よし、港の方まで探してみるぞ」
ホップは懐中時計を握りしめ、走り始める。私と多幸のサナもその後に続く。
バウスタジアムの前を通り抜け、シーフードレストラン防波亭を越える。潮風が身体にまとわりつくが、気にせず走り続ける。
小型船舶のたくさん停留してある港の着くと、同時に五番道路の方から、ザシアンとザマゼンタに跨りこちらへ走ってくるマッシュとメイちゃんの姿が見えた。何かに追われているらしい。
「ダブルサナとホップか!? 逃げろ、大量ののコレクレーが追ってくるッ!」
私たちの前で止まると、ザシアンに跨ったマッシュは息を切らしてそう言った。
どうやら、少し離れたところに木の実を取りに行っていたようで、ザマゼンタに乗るメイちゃんの両手には木の実がいっぱいあった。それは、多幸のサナの好物の、クラボの実だった。
『私にこれを……?』
「なにもたべてなかったでしょ? あるといいなって」
メイちゃんはそう言うと眩い笑みを見せた。
「ああ。預かり屋の前に、実のなる木があったのを思い出してな。話してたら行ってみたいって言うもんだからよ……っておい、時間が無いぞ。お前たちも手持ちのライドポケモンか何か出せ。逃げるぞ」
マッシュの指示に従って、私は千年の盾フォルムのザマゼンタを、ホップはロトの剣フォルムのザシアンを繰り出した。
その姿はマッシュの持つ、ベーコンやナオミと比べるとやはりかなり異質だった。この世界の理から外れたような雰囲気さえある。言うなれば、世界観が違う。
「ザシアン2体にザマゼンタ2体か。なかなか壮観だな」
「唯一無二の存在なのに、信じられないぞ。この世界はやっぱり不思議で溢れてるんだな。ソニアも驚くぞ」
マッシュの言葉にホップも頷く。
ガラルの伝説が4体も並び、私たちはそれぞれがその背に乗る。不思議な光景だ。世界がひとつであるならば、決して見ることの出来ない光景。
『ところでマッシュ。飛行機は、メーヴェは今どこに? 地上に居たら危ない……!』
「ああ、わかってる。こっちだ、着いてこい!」
スタジアムと反対の方角を向いてマッシュは言う。確かにスタジアムの前からは移動させたと聞いた記憶がある。
「少し先の鉱山の中に隠してある。雨は避けられるし、Wエネルギーも調達出来るからな……」
走りながらマッシュは続ける。そのまま私たちは走り続け、鉱山の入口周辺から洞穴内にかけて安全であることを確認すると、ザシアンとザマゼンタをボールに仕舞う。メーヴェには大人数が乗れない。
私とホップもそれに倣う。
「緑のサナもはいってね」
メイちゃんはそう声を掛けると多幸のサナをボールに仕舞う。ホップとマッシュの目線を受けるが、私には入るボールが無かった。
「まあ、サナは何かずっと外に出てるキャラだもんな。ポケモンってより人間みたいな感じだぞ」
ホップはそう言って笑った。マッシュも「違ぇねぇな」と言いながらも、メーヴェの離陸準備を始める。
ホップはその間に何やら肩掛けバッグからスマホロトムを取り出し、口元に当てる。
「こちらホップだぞ。ソニア、離れたからもう大丈夫だ。町の中に人の姿もなかったぞ。今なら、ヱヴァンゲリヲンを出撃させても問題ないぞ」
スマホロトムから返信が入るより前に、大きな地鳴りのような音が聞こえてきた。巨人の群れがいよいよ上陸しようとしているのだ。
【……こ、……ソニア。……ホップ、了解したわ。ここからは別行動……どうか無事で】
洞窟内は電波を拾いにくいのか、途切れ途切れの声であったが、言わんとすることは理解できた。
「ソニアたちは大丈夫だぞ。俺たちもまずは自分たちのことを優先に考えるぞ」
スタジアムへの避難は終えているだろう。そして、間もなくバウタウンの灯台を破壊し、ヱヴァンゲリヲンが姿を表す。
そうなると、今度は時が止まり始める。
しかし、私たちには懐中時計が、ホップの保有分、マッシュの保有分の二つがある。その上、メーヴェそのものにも取り付けられている。飛行さえしていれば、時の流れが止まることは無い。
そもそも、コレクレーそのものには時を止める力は無いはずなのだ。
「巨人の群れも、天高く飛んじまえば捕まることは無い。行くぜ!」
掛け声とともにエンジンを掛けることに成功し、マッシュは乗り込むように指示をしてくる。ホップが乗り込み、私はメイちゃんを抱きかかえ、メーヴェに乗り込んだ。
本来は二人乗りのところを強引に乗り込む形になるが、マッシュの繰り出したアーマーガアにより、Wエネルギーだけでは無い、物理的な力も加わる。
そして、メーヴェはアーマーガアに引っ張られる形で、洞窟の外へと胴体の小型の車輪を走らせる。
徐々に地面を離れていく感覚がして、ついには離陸に成功する。そのまま地を離れたと同時に、鉱山の外へと飛び出した。
一気に高度をあげ、空から見下ろしたバウタウン。その周囲は黄金色の巨人の群れに取り囲まれていた。
黄金の巨人が歩く度に大きな波が起こり、それがバウタウンの小型船舶を飲み込んでいく。
津波とまではいかないにしても、溢れた海の質量は、陸地へと確実に流れ込んでいく。
黄金の巨人は張り付いた笑みを浮かべたまま、陸地へと歩みを進めていく。
「マジか……」
ホップの声が震えていた。空を飛ぶメーヴェからはバウタウンの全体が見えており、その目線は五番道路から迫り来るコレクレーの群れが、次々と進化し、黄金の巨人と同じ形のポケモンに進化していく姿が見える。
そして、それは次の瞬間にダイマックスする。新たな巨人の誕生である。その巨躯をよくよく観察すると、金のコインが重なって積み上がったもので構築されているようだった。ダイマックスしているため、元のコインの大きさの詳細は分からないが、およそ1000枚ほどはその身体に使用されているのではないだろうか。
「まちが……つぶされちゃう……」
メイちゃんが窓の外を見て呟く。膝の上で両手で握りしめたモンスターボールが震える。
眼下には巨人と街並みが見える。避難は既に済んでいるだろうが、五番道路に面したポケモンセンターは、黄金の巨人に踏みつけられ、粉々に粉砕されていた。
海の方から上陸してくる巨人は、停泊している小型船を踏み潰す。まるで地獄絵図であった。この群れが上陸すると、いくら強固なスタジアムであれど、ひとたまりもない。
「ソニアたち、スタジアムに何とかたどり着いたみたいだけど、まずいぞ……」
ホップが指さす。その先には、コサリの運転する移動式研究施設のトレーラーが小さく見える。瓦礫の隙間を縫いながら、何とかバウスタジアムの前で停車すると、人影が何人かスタジアムの中へと走っていくのが見えた。数を数え、それが灯台の地下にいたメンバーと一致していることを確認し、一安心した。
それを見てホっとするのも束の間だ。
バウタウンの市場が、民家が、シーフードレストランが、波に飲まれていく。巨人が上陸しようとしている影響だった。スタジアムは少し高い所にあるのか、水の影響は免れていたが黄金の巨人のことを考えると危機的状況に変わりはない。
「くそ、カイトの野郎……まだかよ」
メーヴェを操縦するマッシュが歯ぎしりしたと同時だった。
轟音が響きわたる。
バウの灯台がへし折れ、あたりに土埃が舞う。その砂埃のなか、身を起こしたのは紫色の人型操縦機、古代兵器ヱヴァンゲリヲンだった。そこまで酷似しているわけではないが、ストリンダーのキョダイマックスの姿だと言われると、そのようにも見える。
以前マグノリアは言っていた。
かつてのガラルは悪魔の住む島として、隣国から攻めいられ、支配されようとしていた時代。神話に伝わる初代ガラル王は、豊穣の奇跡を宿した茨の王冠をその頂に、青の覇気を鎧に纏い、あらゆるものを断ち切る刃を右手に、全てを護る盾を左手に。王が西の海に高く咆哮すると、嵐の夜に、雷を纏った数多の巨人が現れ、王の命じるまま戦地へ赴いた。
神話の時代。ガラル王の敵地の支配に抗った、自由の尖兵。自由を求めて戦ったその巨人の名は……電撃の巨人――その名を、ヱヴァンゲリヲンと言う。
紫の光が走る。あまりの速さに光としか認識できなかった。
ヱヴァンゲリヲンは次の瞬間、すぐ近くに居た黄金の巨人の首をへし折り、それを脊髄ごと引き抜いた。崩れ落ちる巨人を放り投げると、次の巨人へとヱヴァンゲリヲンは走る。
まるで空を舞うムラサキアゲハのように、華麗に移動する。ヱヴァンゲリヲンの背中には、天使の羽のようなものが表れていた。それは綺麗な白をしていて、自由へ繋がる道標のようにも見えた。
――だけどいつか気づくでしょう。その背中には。
――遥か未来めざすための羽根があること。
『この歌は……?』
どこからともなく男の歌う声が聞こえてくる。それは私にしか聞こえていないようだった。
『カイト……?』
カイトの歌う声だった。
――残酷な天使のテーゼ。窓辺からやがて飛び立つ。ほとばしる熱いパトスで、思い出を裏切るなら。
歌に合わせながら、ヱヴァンゲリヲンは次々と、無惨な方法で黄金の巨人の身体を切り裂いていく。八つ裂きにし、ばらし、噛みちぎる。
その闘い方は酷く野蛮で、残酷そのものだった。ポケモンバトルとは言えない。そんな代物ではとてもでは無いが、違う。
――この宇宙を抱いて輝く。
――少年よ神話になれ!
歌い終わるとヱヴァンゲリヲンは呆然と立ち尽くしていた。破壊され、火の海にあるバウタウンが周囲に拡がる。
あたりには恐怖を感じながらも張り付いた笑みを浮かべたままの黄金の巨人が数体立ち尽くして居た。
【逃げちゃダメだ。逃げちゃダメだ。逃げちゃダメだ……なんで、僕がエヴァに乗らなきゃダメなんだ……】
歌ではなく、今度はカイトのつぶやく声が聞こえてくる。錯乱している様子だった。その影響かヱヴァンゲリヲンが錯乱した様子でバウタウンの上空に爆音波を発する。
「くそっ、どうしちまったんだ、カイトの奴……!」
衝撃に操縦の手を取られ、マッシュは何とかギリギリ機体を安定させる。
ヱヴァンゲリヲンは暴れ狂っていた。次々と虚空に向けて、音波を発する。自我が欠落し、暴走しているような雰囲気だった。
顎を大きく開き、発せられたエネルギーがバウのスタジアムの方へと向かう。
【やめてよ! こんなのやめてよ! くそっ! 止まれよ、止まれ、止まれ、止まれ止まれ止まれ止まれぇっ!】
しかし、そのエネルギー波は、バウのスタジアム前に突如現れたキョダイマックスの姿をしたカジリガメにより、防がれる。
――ダイウォール。
すべての攻撃を防ぐ、最強の障壁である。しかし、本来はそれは僅かな時間しかもたない。
「あれ、カジリガメのダイウォール……とけないぞ?」
ホップが首を傾げる。確かにキョダイマックスしたカジリガメがダイウォールのまま静止している。
「じかんが、とまっちゃったんだ……モロもそうだったって、ハルおねえちゃんがいってた……」
メイちゃんの言葉で、ブイズの隠れ里の話を思い出す。モロはダイウォールで攻撃を食い止め、みんなを逃がしたのだ。それがどれほどの決意だったか。今、この光景を見て実感した。
ルリナたちは、自らの時を止める覚悟でヱヴァンゲリヲンを発進させた。ガラルの、世界の未来を守るために。
カジリガメが時を止めたということは、おそらくスタジアムの中も同様の状況にあるのだろう。バウタウンでは、灯台の日時計の機能にすべてを頼っていた。また研究施設の入ったトレーラーはいくつか対策を施した時計が搭載されていたが、そのトレーラーも今はスタジアムの前に乗り捨ててあり、それらの類を持ち出すことも出来ていないだろう。
「命が無事なんだ。何とかなる……ぜったいに!」
マッシュは信じて空中を旋回させる。
目の前で生じている自体に私の頭はついていっていなかった。ひとまず、暴走したヱヴァンゲリヲンを制御しきれそうにないカイトが気にかかり、念視でカイトの姿を探ってみる。
瞬間、私は以前ワイルドエリアで見せられた、ダークライの悪夢の内容と酷似していることに気づいた。
ヱヴァンゲリヲンの中では、いつか見た悪夢と同じようにカイトは「アヤナミを返せ」だの「ミサトさん」だのしきりに繰り返しており、その横で、シャケが落ち着くように必死に声を掛けている。カイトはもはや正常な様子ではなかった。
私はどうすれば良いのだろうか、と困惑していると……、
【笑えば、いいと思うよ】
夢同様に、めっちゃいい笑顔で言われた。
瞬間、ヱヴァンゲリヲンがまたも巨大な咆哮をあげる。全てを吹き飛ばす爆音と化し、私たちの乗るメーヴェに襲いかかる。
「くそっ、離れるぞ!」
マッシュはメーヴェのスピードを上げるべく、ギアを入れると同時に、アーマーガアにも指示を出した。
高度をあげるにつれて、みるみる小さくなっていくバウタウンはもう以前のような美しい街並みは無かった。その象徴の灯台ももう存在せず、ただ暴れ狂うヱヴァンゲリヲンの姿だけが残った。
「カイトなら大丈夫だ。そのために……シャケが、隣にいる!」
マッシュは力強く言い切った。何の根拠がと思われるかもしれない。しかし、未来予知するまでもなく、私の中にも同様の確信があった。
私の脳内にテレパスを介して、ヱヴァンゲリヲンの中の光景が飛び込んでくる。
コクピット内で頭を抱え錯乱し、訳の分からないことを言い続けるカイトを時に叱咤し、引っ掻き、声をかけ続けるシャケ。
「僕は……そっとふれるもの、もとめることに夢中で。運命さえまだ知らなかったんだ!!」
「落ち着くのニャ、カイト! ひとりじゃないのニャー! ニャーも一緒に居るのニャー!」
「僕だけが夢の使者に呼ばれる朝が来るんだ! 悲しみがそして始まる……抱きしめた命のかたち! その夢に目覚めたとき……僕は、僕は……!」
「馬鹿カイト! ニャーをあの日、本当の意味で救ってくれたのはおみゃーだったニャー! 孤独を望んだフリをして生きてたニャーを、おみゃーは救ってくれたのニャ!! どんな最後が待っていようと、もう離せない手を繋いだのニャ! 隣で……カイトの側で、ニャーの魂がここがいいと叫んでるニャ!」
カイトが我に返ったように顔をあげる。
「シャケ……この感情は……人は愛を紡ぎながら歴史を作るのか? 誰も女神なんてなれないまま生きて、そして、この世界は……この世界の真実は……」
「いいのニャー、カイト。ニャーも理解したのニャ。ニャーたちのゴールは何処かわかんにゃいけど、ニャー達は少なくとも、もう死ぬまで居たい場所に居るのニャ。泣いたり笑ったりする時……お互いに、誰より特等席で。ふたり同じように息をしてればそれでいいのニャー」
カイトは自身の座っているコクピット内を見渡し、自嘲気味に笑い、そして、その笑みは自然と明るさを取り戻していった。
「ははっ、特等席。確かにシャケの言うとおりだ。僕たちは絶対に成し遂げられる。隣で信じていてくれ。どこまでも一緒にいけると。そして、ついに辿り着く時、夢の正体に触れる時……必ず近くで、一番側で君の目に映る景色に居たい」
「もはや、ニャーたちが何を言ってるかわかんにゃいけど、多分その通りだニャ。カイト、行くのニャ。誰よりも光を放つ、少年よ神話になるのニャ!」
そこで私のテレパスも途絶えた。時に何処かで聞いた歌、例えば、『残酷な天使のテーゼ』だの『アカシア』だの歌詞を織り交ぜながらふたりは楽しそうに会話をしていた。
「おねえちゃん。だいじょうぶなんだね」
我に返った私に、隣の席のメイちゃんが安心したように笑いかけてきた。それほど、私の表情が変わっていたのだろう。
「ヱヴァンゲリヲンがバウタウンを去るぞ!? ワイルドエリアの方角へ走っていく……マッシュ、追いかけられるか!?」
「オーキードーキー! カイトたちを追うぞ」
マッシュはそう言うとメーヴェの舵を西の方角へと切る。ヱヴァンゲリヲンのスピードは早く、あっという間にその姿を見失う。
そう。あの悪夢と違うのは、ヱヴァンゲリヲンにはカイトだけではなく、シャケが一緒に居ることだ。ふたりを信じ、私たちもバウタウンを離れていく。
小さくなるバウタウンに黄金の巨人の姿はもう見当たらず、バウのスタジアムも、キョダイマックスしたカジリガメがダイウォールをしたまま時を止めており、最強の守りと化している。
街は無くなっても、そこに生きる人々をルリナは守ったのだ。それだけで十分だった。
人の心が生きてさえいれば。
いつかきっと、立ち上がれる日が来る。
それがきっと、たまに忘れるほど強い理由で、そうやって始まるのだろうと、強く感じた。