僕のちょっとエッチなヒーローアカデミア   作:マガツキ

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今回はおまけのような話です


昼休憩とレクリエーション

『これにより午前の部は終了です!

 お昼休憩を挟んでいよいよ本戦が始まりますよ〜!以上解散!!』

 

昼休みに入り俺達は会場から出て行く

 

「はぁ〜・・・結局目立っちまったよ・・・」

 

まさかの展開に俺は項垂れるしかなかった

本戦は尾白が辞退し原作通り鉄哲が入り

俺は塩崎さんのポジションになった

つまり本戦で最初に戦う相手は上鳴なのだが

 

(・・・負ける要素が一つもねぇぇぇぇぇ!!)

 

ぶっちゃけ彼に負ける要因は一つも浮かばなかった

 

(こうなったらワザと負けるか?いや・・・絶対相澤先生に怒られる・・・)

 

色々と試行錯誤してどうにか負けようと考えるが

やっぱり何も思いつかなかった

 

「何を難しい顔してんだ?」

 

「ん?ああ・・・拳藤か」

 

するとそこに拳藤は現れた

 

「いやまぁ・・・次の本戦をどうしようかと・・・」

 

「何だ?お前でも不安になる事があるんだな?」

 

拳藤は俺が悩んでいるのを見て驚いている

 

(・・・言えねぇ・・・どうやって負けるのか考えてるなんて・・・)

 

「・・・何をしてますの?・・・寿さん・・・」

 

(・・・何だろう・・・振り返らなくちゃいけないのに振り返りたくない・・・!)

 

俺はとりあえず振り返ってみると

そこには何やら背後に般若のようなものが見える八百万さん達がいた

そしてその背後にはなぜか謝っている尾白と

顔を明後日の方向に向けている常闇がいた

 

(お前ら・・・何で止めなかった・・・)

 

(すまん・・・俺には何も・・・)

 

(・・・俺にはあいつらを止める力はなかった・・・!)

 

(清々しく言うな!!)

 

そんな事を思ってるとなぜか俺の周りを八百万達が囲み始めた

 

(クッソ!俺に逃げ場はないのか!?)

 

「そうだ!そういえばまだ吹っ飛ばしたお詫びをしてなかったな!」

 

(お前はここで火に油を注ぐな!!)

 

めちゃくちゃ警戒心がむき出しの八百万さん達と

それに全く気がつかない拳藤に挟まれた俺はまさに針のむしろだった

 

「寿・・・ちょっといいか?」

 

そこへ救世主である轟様が現れてくれた

 

「いいよ!すぐ行こう!いますぐ行こう!!」

 

「あっ・・・ああ・・・」

 

俺は轟のおかげでその場を離脱することに成功し

そのまま轟についていった

 

「あれ?寿くんも呼ばれたの?」

 

「ああ・・・轟は俺のメシアだ・・・」

 

(なっ何があったんだろう・・・)

 

あまりの俺の表情に緑谷は何があったのかすごく気になってしまうのだった

 

「・・・寿?」

 

「ああ・・・ちゃんと聞いてたよ・・・

 でもそれ・・・俺に関係あるのか?」

 

「いや・・・今朝の宣戦布告は失敗したからやり直したかっただけだ」

 

「そうか・・・なら言っておくよ・・・俺は本気は出さない」

 

「何?」

 

俺が本気を出さないと聞くと轟の目は一気に冷たいものになった

 

「当たり前だろ?本気じゃない人間に本気を出すほど馬鹿じゃないよ・・・」

 

「そうか・・・後悔するなよ・・・」

 

そう言って轟は去っていった

 

「寿くん・・・さすがに本気を出さないのは僕もどうかと・・・」

 

「いや緑谷・・・お前は俺が本気を出した後を知ってるだろ?」

 

「あっ・・・」

 

「だから本気を出すとしたら決勝戦だけだ・・・それ以外は無理!」

 

「そうだったね・・・ごめん」

 

緑谷は自分の身勝手な言葉に対して謝ってくるが

 

「気にするな・・・これは轟と同じ・・・エゴでしかないんだから・・・」

 

そう言って俺もみんなの場所へと帰っていく

 

(・・・なんか俺が行くのは場違いじゃないか?)

 

俺は八百万さん達の場所に帰ろうとしてみると

そこには拳藤のクラスメイトである小大さんが加わっていた

言うならばもはやその場所は女子会に近かった

その場所にいる尾白と常闇がすごくかわいそうに見えてきたが

 

(まぁ・・・この際だし・・・見捨てるか!)

 

そう思って帰ろうとすると

 

「おや!そこにいるのは寿くんではないか!!」

 

(・・・飯田の馬鹿野郎ぉぉぉぉぉ!!)

 

飯田の所為で結局バレてしまった俺はそのままみんなと合流した

そこへ麗日さんと緑他も合流した

 

「・・・なんかすごいね・・・」

 

「ハーレムや・・・」

 

「言うな・・・何も言うな・・・」

 

今の俺の状況を見て緑谷と麗日さんは驚きで一杯だった

 

「ケロッ寿ちゃん

 ほっぺにご飯粒がついてるわよ」

 

「ん?ありがとう」

 

「すごいね!これ一人で作ったんだ!」

 

「ええ・・・と言っても使用人に教えてもらいながらですけど」

 

「十分すごいよ!な?小大」

 

「ん」

 

もはや混沌としたこの場を制することができる人間は誰もいなかった

 

「・・・しい・・・」

 

「ん?」

 

「うらやまじいぃぃぃぃぃ!!」

 

「うお!峰田!??」

 

するといつの間にか峰田が後ろに立っており目から血の涙を流していた

 

「お!こんなところにいたのか!!」

 

そこへ更に上鳴も現れた

それを見た瞬間に俺はこれから何が行われるのか理解した

 

「・・・ってわけなんだけどさ!どうかな?」

 

と原作通り女子全員にチア服を着せようとする上鳴と峰田

・・・てか必死すぎだろ

 

(本当に・・・そんなんで騙せるわけないだろ・・・)

 

「チア服で応援されたら寿だって嬉しいだろ!!」

 

「ってそこで俺に振るんじゃねぇよ!

 おまけに女子の応援だったら別に格好なんてどうでもいいわ!!」

 

俺のその言葉を聞いて何やら嬉しくなってしまったのか

八百万さん達は急いでチア服に着替え始めた

 

「・・・何だろう・・・あれは俺の所為になるのか?」

 

巻き込まれた女子に申し訳ないと思いながら

俺は借り物競争に出場する

そしてお題の紙を見てみると

 

『舌の長い女子』

 

それを見て俺は思考を停止させる

 

(・・・これ・・・確実にラッキースケベを起こすやつやん)

 

「・・・畜生がぁぁぁぁぁ!!」

 

俺はもう考えることをやめてそのまま蛙吹さんの場所まで行く

 

「うぉぉぉぉぉ」

 

「ケロォォォォォ!???」

 

「・・・もはや人攫いじゃね?」

 

蛙吹さんを攫っていった俺を見て耳郎さんはまるで犯罪者みたいだったと言っていた

 

「ケッケロ///胸・・・触っ///」

 

(てか勢い余って胸触ってしまったぁぁぁぁぁ!!

 結局こうなるんかいぃぃぃぃぃ!!)

 

勢い余って俺は蛙吹さんの胸を掴んでしまったらしく

運んでいる最中は彼女の甘い声が何度も聞こえてきた

そしてゴールした俺は一目散に土下座

蛙吹さんは顔を赤くしながら許してくれたが

その後で八百万さんと葉隠さんにめちゃくちゃ睨まれた

ついでに拳藤と小大さんにもめちゃくちゃ睨まれた

 

「・・・俺が何したってんだ・・・」

 

 

 

 

 

女子の複雑な心は全く理解できない寿くんだった




・・・自分で書いて思ったが・・・
蛙吹さんの甘い声が全く想像できない・・・
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