僕のちょっとエッチなヒーローアカデミア 作:マガツキ
続く第二試合の相手はある意味、悲しい勝利を収めた飯田となった
問題は飯田とどう戦うかだった
(相手はスピードゴリ押ししてくるだろうな・・・
かといってこっちもスピードで対抗したいが・・・
いかんせんブレーキのような物がないから下手したら一発退場になる・・・
いやまぁ・・・それでもいいとは思うんだが・・・
絶対にそんな事したら相澤先生に怒られるし
何より・・・あの真面目な飯田にそんな事したくねぇぇぇぇぇ)
俺は何とかして飯田といい勝負ができないかと考えていると
「・・・!そうか!あれを使えばいいのか!!」
俺はとある作戦を思いついたのだが・・・
「いやまぁ・・・これはある意味最悪な手だぞ・・・」
問題はその作戦は間違いなく卑怯な手だという話だった
「・・・やっぱりやめて普通に戦うか・・・」
仕方なく俺は思いついた手を使わずに何とか戦うことにし
とりあえず俺は名シーンである爆豪と麗日の戦いを見に向かった
「ん?帰ってきたか」
「どうだ?試合は」
「まだ始まったばかりだが・・・麗日が劣勢だ」
二人の戦いは原作通り爆豪が押していた
その戦いを見てやはり客席からブーイングが飛び交う
「・・・はぁ・・・全く・・・
これだから今時のヒーローは嫌いなんだ・・・」
そんな風に思っているとみんな相澤先生からお叱りを受けていた
「相澤先生・・・かっこいいな・・・」
「ああ・・・あれが本当のヒーローってやつだ・・・」
俺達は本当のヒーローの姿を見れてホッとしていた
そして次の瞬間・・・押されていた麗日が押し始めた
「すごいな麗日・・・このままいったら勝つんじゃ・・・」
「いや・・・悪いがそこまで現実は甘くない・・・」
俺の言う通り爆豪は息を吹き返して麗日は敗北した
「惜しかったな・・・麗日のやつ・・・」
「ああ・・・いい戦いだった・・・」
俺は二人の戦いを見てとても興奮していた
それほどまでに麗日はかっこよく戦っていた
その姿はまさしくヒーローだと言ってもいいだろう
「さて・・・俺も次の準備をするか・・・」
俺は次の準備をするべく控え室へと向かった
そして俺の試合の前は名シーン中の名シーン緑谷対轟だ
「・・・やっぱスゲェな・・・」
控え室からその様子を見ていたが本当にすごいと思っていた
緑谷は自分の指や腕を犠牲にしながら攻撃し
その上で轟につきまとう心の闇を取り払おうとしていた
結果として轟は封印していたはずの左の炎を使い緑谷に勝利した
(緑谷・・・お前は間違いなくヒーローだよ・・・轟にとって・・・)
二人の戦いを見て俺はウズウズしていた
あんな戦いをしてみたいと
だがどんなに頑張っても俺には無理だった
もし本気を出してしまったら俺は間違いなくエネルギー切れで倒れるだろう
だからこそ本気にはなれない
(・・・もどかしいな・・・)
そう思いながら俺は飯田との戦いに向かう
『さぁて!ステージも直し終わりいよいよ第二試合!!
1−Aの学級委員長!真面目代表!飯田 天哉!!』
プレゼントマイクの紹介と共にステージに飯田が昇る
『対するは!同じく1−A!爆弾魔!寿 鎧!!』
「いやあの・・・それもはや敵だよね?」
俺は自分の紹介を聞いてそんな人はもう敵なのではないかと思っていた
「寿くん・・・お互いに全力を尽くそう!」
「う〜ん・・・まぁできるだけ頑張るよ・・・」
『試合・・・開始!!』
開始の合図と共に飯田は自慢のスピードで突っ込んできた
「あっぶね?!」
俺は何とかそれを避けてショットガンを呼び出して飯田に向かって撃つ
しかし飯田のスピードにはついていかず当たることはなかった
「やっぱりこんな範囲攻撃じゃ当たらないか・・・」
『おいおい!?銃はさすがにまずいんじゃないか!?』
「ちゃんとゴム弾を使ってますよ!!」
俺はスピードの優れた相手でも範囲攻撃なら当たると思っていたが
さすがにショットガン程度の範囲では当たらないようだ
「どうした!?君の力はそんなものではないだろ!?」
「・・・やっぱりやるしかないか・・・セメントス先生!」
「ん?」
「防御はお願いしますよ?」
俺はそう言って肩にハッチ展開式ミサイルと
両腕にダブルハンドガトリングガンを呼び出した
「行くぞ飯田・・・この包囲網を突破してみろ!!」
そう言って俺は全ての砲門を展開し発砲
「くっ!!」
その圧倒的なまでの火力に飯田はなす術なく場外へと押し出された
『飯田場外ぃぃぃぃぃ!!勝者は寿 鎧だぁぁぁぁぁ!!』
こうして何とか勝利を収めた俺はホッと一息ついた
「負けたよ・・・まさかあれだけの武装を隠していたとはね・・・」
「まぁな・・・でもぶっちゃけセメントスの防御がなければ
さすがにやる気はしなかったよ・・・」
「そうだったのかい!?」
「いや・・・お前自分の後ろを見てみろよ・・・」
「えっ?」
そう言われて飯田は振り返ってみると
そこには無数のゴム弾が転がっていた
「なるほど・・・確かにこれだけの弾丸が飛んでしまったら
観客にも当たってしまう・・・か」
「ああ・・・だからそんなに乱用はできないよ」
「ふっ・・・そんな手を使われてしまったら負けと認めるしかないな!
次の戦いも頑張ってくれ!!」
「ああ・・・」
俺は飯田と握手を交わしてステージを降りていく
ちなみに何故か俺達のやり取りを見てミッドナイト先生が鼻息を荒くしていたが
あまり気にしないでおこう・・・うん・・・
やっぱりフレームアームズの醍醐味の一つ
圧倒的な大火力はいいですね