僕のちょっとエッチなヒーローアカデミア   作:マガツキ

21 / 30
期末テスト対策をします


普通の日常・・・だと思ったか?

ようやく職場体験が終わり俺達は久々の学校に来ていた

 

「はぁ・・・疲れた〜・・・」

 

俺はようやく帰ってきた日常に安心していると

 

「おはよう寿くん!」

 

「お!おっす緑谷」

 

そこに入院していた緑谷が現れた

 

「もう大丈夫なのか?」

 

「うん

 他の二人に比べて僕はそんなに怪我してないかね」

 

「そうか・・・よかったな」

 

俺はなんともなかった緑谷を見てよかったと思っていた

 

「おはよう!二人とも!」

 

そこへ両腕に包帯を巻いた飯田が現れた

 

「・・・お前も大丈夫だったのか?」

 

「ああ・・・後遺症は残ってしまうが・・・

 友達を巻き込んでしまった罰だからね・・・受け入れるさ」

 

「・・・そうか・・・」

 

飯田は両腕に後遺症が残るらしいが

それは自分への罰だと言って甘んじて受け入れるらしい

すると教室の中で上鳴がステインの動画を見ていた

そこに飯田がいることに気がついてすぐに謝ってくるが

 

「いや大丈夫だ・・・確かに彼はかっこいいさ・・・

 己の信念を信じて突き進んでいたからね・・・その方法は間違っていたけど」

 

「だな・・・もう少し世の中がマシだったら・・・

 あいつは俺達の憧れるヒーローになっていたかもしれないな・・・」

 

「ステインがヒーローか・・・」

 

「ああ・・・だが所詮この世の中は人の印象が全てだ・・・

 人が勝手にそいつはヒーローに向いてないと決めつけ・・・

 そしてそんな世の中に絶望した奴が敵となって現れる・・・

 ステインという怪物を生み出したのは間違いなく俺達人間だよ」

 

「「「「「・・・・・」」」」」

 

俺の話を聞いてみんなは黙り込んでしまった

だがそれほどまでに人は色んな事を決めつけているのだ

ステインの場合はヒーローには向いてない個性、敵のような顔

そんな理由だけで夢だったヒーローになれず

代わりにヒーローとは名ばかりの奴らが彼の前に現れた

そんな世界にステインは絶望して怪物となった

全ては人が勝手に決めつけた結果である

自分の人生は自分が決めることだとよく言われるが

そんなことは一切ない

自分の人生の道を決めるのは自分だが

そこへと進めるかどうかは結局、人の印象次第なのだ

人が完璧に人を理解するのは無理だと知っていながら・・・

 

「全く・・・醜いもんだよ・・・」

 

「ん?どうかしたのか?」

 

「いや・・・なんでもない・・・」

 

「?」

 

どうやらホームルーム中に少々嫌悪な気持ちになっていたらしく

ステインの事を考えすぎていた

おかげで何を言っていたのか全然わからなかったが

 

「「そんな馬鹿なぁぁぁぁぁ!!」」

 

とりあえず芦戸と上鳴がショックを受けているのだけはわかった

 

「・・・何があったんだ?」

 

「聞いてなかったのかよ!?期末試験がもうすぐなんだってよ!」

 

「そうだったのか・・・で?なんであいつら落ち込んでるの?」

 

「もし赤点を取ったら次の林間合宿には参加できないって相澤先生が」

 

「ああ・・・あいつらこの前のテストで最下位の二人だったな・・・南無」

 

「「お祈りするな!!」」

 

どうやらもうすぐ期末試験らしくそれであんなに落ち込んでいたらしい

 

「てかお前は大丈夫なのか?」

 

「え?何が?」←テスト堂々一位

 

「・・・何でもないです・・・」

 

むしろ俺がテストを落とすわけないだろ

頭が悪かったらあんな武装を組み立てたりできないし

 

(まぁ・・・例外もいるけどな・・・)

 

「もしよろしかったら私が勉強を教えましょうか?」←同じくテスト一位

 

「「お願いします!!」」

 

「早いな・・・」

 

「それじゃあウチもお願いしていいかな?」

 

「私も私も!!」

 

「さすがにこの人数は・・・寿さんお手伝いしてもらえませんか?」

 

「別に構わないが・・・俺はスパルタだぞ?」

 

「「「「「ゴクリッ!」」」」」

 

どうやら俺は相当怖い顔をしていたらしくみんな恐怖していた

こうして俺達は八百万さんの家にお呼ばれした

 

「「「「「・・・デッカ!?」」」」」

 

『ピンポーン』

 

「すいませ〜ん1ーAの寿で〜す

 遊びに来ました〜」

 

「「「「「躊躇なしか!?」」」」」

 

「いや・・・前に来たことあるし・・・」

 

「「「「「マジで!?」」」」」

 

実際は来たというよりいつの間にか居ただが・・・

 

「さぁ・・・ここがお部屋になります」

 

「「「「「・・・・・」」」」」

 

「まぁ・・・・普通はそんな反応だよな・・・」

 

「だよね〜・・・」

 

「さぁ!テスト勉強をしますわよ!」

 

放心状態の彼らをなんと正気に戻してテスト勉強をする

途中で俺のスパルタについてこれずに悲鳴をあげるが

なんとか赤点を回避できるところまで進んでいった

 

「少し休憩にしましょうか?」

 

「「「「「はぁ〜い!」」」」」

 

「今お茶を淹れますね」

 

こうして八百万が紅茶を入れてくれて俺に前に置こうとすると

 

「あっつ!」

 

「ゴメンナサイ!すぐにお拭きしますわ!」

 

「いや大丈夫だから!」

 

紅茶をこぼしてしまった八百万は

すぐに布巾を持って拭こうとしてくれるが

俺はそれを拒否した・・・なぜなら

 

(なんで股間に溢れるんだよ!!)

 

お茶が溢れたのは俺の股間だったのだ

さすがにそんな場所を女子に拭かせるわけにはいかなかったのだが

 

「だっ大丈夫です!すっすぐに私がなっなんとかしますから!」

 

「もしかしなくてもお前わざとだろ!?」

 

もはや鼻息を荒くして興奮している八百万を見て

先ほどの行動はわざとだと悟った

俺は他のみんなに助けてと目線を向けるが

 

(((プイッ)))

 

「わぁ〜い!私も混ぜて〜!」

 

「・・・・・」

 

どうやらここに俺の味方はいなかったようだ

 

「「大丈夫だから安心して任せて!」」

 

「いやぁぁぁぁぁ!!」

 

こうして俺の悲しい叫びは虚空へと消え去ったのだった




だんだん壊れていく八百万さん
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。