僕のちょっとエッチなヒーローアカデミア 作:マガツキ
こうして色んな事があったがなんとか今日という日は終了した
しかし俺はまだ学校に残ってとある物を必死で作っていた
「さすがに次は敵との戦いだからな・・・念には念だ・・・」
それは退去時間の少し前に完成
俺はそのまま家路についた
そして翌日になりとうとう運命のヒーロー基礎学の時間になった
「今日のヒーロー基礎学はレスキュー訓練だ」
「「「「「オォォォォォ!!」」」」」
それを聞いたみんなはやる気に満ち溢れていた
「今回の訓練場は少し遠いからバスに乗って移動する
出発は20分後だ
遅れるなよ?以上解散だ」
こうして俺達はそれぞれのヒーローコスチュームを身に纏って
バスの方へと向かった
「Zzz・・・」
(イライライライライラ)
(((((なんかあそこだけカオスだ!!)))))
バスに乗り込むと俺は爆豪の隣になってしまったのだが
昨日の疲れもあり俺はその隣で爆睡していた
どうやら俺の寝ている間に色々あったようだが全くと言っていいほど聞いていなかった
「スッゲェぇぇぇぇ!USJみたいだ!!」
切島はこの場所を見て大興奮だった
いや他のメンバーもそうだった
(・・・てかここを本格的に遊園地にしたらいいんじゃねぇの?)
そんなことを思っていると奥からスペースヒーロー13号先生が現れた
「ここはあらゆる事故や災害を想定し僕が作った演習場です!
その名も・・・USJ《ウソの災害や事故ルーム》!!」
・・・なんだろう・・・一回13号先生は本場の人と話し合ったほうがいいのでは?
そんな事を思っていると13号先生のありがたいお話の時間になり
俺はそれを聞いている振りをしながら噴水のあたりを警戒していた
そしてようやく13号先生の話が終わり
それはやってきた・・・
「一塊になって動くな!!」
相澤先生のその言葉を聞いてみんな一瞬たじろいでしまう
しかし俺は違う
すでに警戒自体はしていたので彼らが来ることは読んでいた
問題はこの後・・・俺はどう動けばいいのかだった
俺はこの世界ではイレギュラー
なのでこの先自分がどんな風にこの話に影響するかが読めない
だからこそ下手に動くことができなかった
そんな中で相澤先生は原作通りに敵の本陣へと突っ込んでいった
そして俺達は13号先生の指示通りに脱出しようとしたのだが
「行かせませんよ」
黒霧が現れて道を塞がれてしまった
「オラァ!!」
「吹っ飛んで死ねや!!」
そこへ切島と爆豪が突っ込んでいく
「危ない危ない・・・生徒と言っての優秀な金のたまごでしたね・・・
君達は・・・散らして・・・嬲り殺します・・・!」
こうして俺達は黒霧によって分散させられてしまった
「痛ぇ!」
背中から落ちた俺はここがどこなのかを見晴らすと
ビルから日が出ているのを見て火災エリアだと判断した
「おうおう!カモが来たぜ!!」
そこへ更に敵まで来てしまった
「さてさて?俺達を相手にどう戦ってくれるんだ?ヒーローの卵さんよ?」
「・・・・・」
俺はそれに何も答えず
「ぶっ!?」
代わりにハンマーを召喚して振り回す
「正直手加減できる自信はない・・・だから・・・」
覚悟を決めろよ?
「・・・なんか酷い事になってるな・・・」
どうやら尾白もここに飛ばされていたらしく
偶然にも俺と合流できたのだが
そこで見たものが悲惨過ぎた
先ほど俺を襲ってきた全ての敵が犬神家状態で地面に埋まっていた
「大丈夫だろ?殺してはいないし
てかこれ以外の拘束方法が思いつかなかった」
これは事実である
俺の武装の中には敵を拘束するものはそんなにない
あっても一つや二つくらいだ
だがここでそんなものを使うわけにはいかないのでこのまま犬神家をしてもらった
「他に敵は?」
「多分大丈夫だ」
「そうか・・・なら尾白はこのままみんなと合流してくれ
俺は相澤先生のフォローに向かう」
「えっ!?あそこに行くのかよ!?」
「確かにヤバイ・・・だからこそ行く!」
俺はそう言って尾白を残して相澤先生の元へと向かった
中央広場が見える場所までくると
そこにはすでに倒された相澤先生と緑谷達の姿があった
すると死柄木が蛙吹さんに向かって手を伸ばしていた
「っ!」
俺は急いで二人の中に割って入り攻撃を阻止した
ーーー三人称視点ーーー
「なんだよこいつ?」
「こっ寿ぃぃぃぃぃ!!」
緑谷達は現れた寿を見て安心していた
しかしそれでも揺るがない恐怖
それほどまでにこの相手は強いと認識していた
「馬鹿・・・野郎・・・なんで・・・来た?」
「もちろん助けにですけど?」
「へぇ〜さすがはヒーロー志望・・・かっこいいね〜」
「敵に褒められても嬉しくないな」
寿は死柄木を目の前に臆することなく悠然としていた
「そうか・・・ならカッコ悪く死ねよ・・・脳無」
死柄木がそう言うと脳無が寿に向かって襲いかかった
「寿くん!!」
緑谷が叫んだ時にすでに遅く脳無の拳が寿を捉えた
「!?」
・・・ように見えた
「ヌゥオラァ!!」
実際はその拳に向かってインパクトナックルでちゃんと応戦していた
「なろ・・・やっぱり効いてないか・・・」
しかし反撃に成功した当の本人はあまり嬉しくなさそうだった
「当たり前だろ?こいつは対オールマイト用の人間サンドバックなんだから」
「なるほどな・・・その話を聞くに個性は『ショック吸収』と『超再生』といったところか」
「!なんで!?」
死柄木は脳無に複数の個性があるのを気付かれて驚いていた
「緑谷!相澤先生を連れて行け!!」
「!梅雨ちゃん!峰田くん!!」
それを聞いた緑谷はすぐに二人に指示して相澤を回収しに向かわせた
「行かせるか!脳無!!」
「それはこっちのセリフだ!!」
そこへ脳無が襲いかかってきたが
それを寿が間一髪で阻止した
「チッ・・・まぁいい・・・殺す順番が変わっただけだ・・・」
「・・・・・」
「やれ!脳無!!」
蛙吹達を諦めた死柄木は寿を攻撃するに脳無に指示を出す
しかしそれは彼にとって最も好都合な展開だった
「なっ!?」
「三十二式伍型・・・漸雷」
寿は全身を機械に変えその両手にはインパクトナックルが装着されていた
「ここからはどっちが倒れるかの・・・殴り合いだぁぁぁぁぁ!!」
寿と脳無は激しい殴り合いを始めた
死柄木はそれを見てどうせ脳無が勝つと思っていたが
「何っ・・・!?」
その予想は大きく外れた
脳無は徐々に押され始めて宙に浮き始めた
「確か人間サンドバックって言ってたよな!?」
「っ!?」
「だったら俺は絶対に壊れねぇし折れねぇ
人間防壁じゃぁぁぁぁぁ!!」
そして寿は大きくアッパーを決めて脳無を宙に浮かせた
「これで終わりだ!スパイラルクラッシャー!!」
最後にスパイラルクラッシャーを呼び出し脳無を貫いた
「どんな・・・もん・・・だ・・・」
脳無を倒した瞬間に寿は倒れこんでしまった
完全にエネルギーを使い果たしてしまったのだ
「死柄木弔!この者は危険です!この場で排除しないと!」
「わかってる!」
それを見て死柄木と黒霧が同時に向かってくる
「させるかぁ!!」
それを見ていた緑谷が己の足を犠牲にして寿を助けに向かう
しかしそれはすぐに死柄木に反応されてしまい絶対絶命のピンチになったが
「グォ!?」
「ガァ!?
「もう大丈夫・・・私が来た!!」
「オッオールマイト!!」
そこへようやくオールマイトが到着し一気に形勢は逆転した
「来ちゃったのかよ
平和の象徴・・・本来なら相手をするつもりだったけど・・・
今回はゲームオーバーだ・・・」
そう言って死柄木は黒霧の中へと入っていく
「また来るよ・・・その時は覚えてなよクソガキ・・・!」
残された緑谷や自分の無力を嘆いていた
「結局僕は・・・何も・・・できなかった・・・」
「それは違うぞ!緑谷少年!」
「オールマイト?」
「君の先ほどの行動がなかったら寿少年はやられていた!
彼を助けたのは間違いなく君だよ!」
「オール・・・マイト・・・!」
こうしてヴィラン連合襲撃事件は幕を閉じたのだった
最初に登場したフレームアームズは漸雷でした
他のやつもこれから登場させるつもりです