僕のちょっとエッチなヒーローアカデミア 作:マガツキ
(むしろ阻止します)
色々あったがついに体育祭当日となり
俺達は今、控え室に待機していた
「みんな!もうすぐ入場だ!!」
どうやら入場の時間が迫っていた
「緑谷」
するといつもは全くクラスメイトと接しない轟が緑谷に話し掛ける
「客観的に見ても実力は俺の方が上だと思う」
「うっうん」
「おまえオールマイトに目ぇかけられてるよな?
別にそこ詮索するつもりはねぇが・・・おまえには勝つぞ」
どうやら轟は緑谷に対して宣戦布告をしたかったらしい
「それと・・・お前にも勝つぞ・・・寿」
そして俺にも宣戦布告をしてくるが
「・・・寿?」
「人・・・人・・・人・・・人・・・人・・・」
「・・・・・」
今の俺は緊張で人という字を書いて飲み込むので必死だった
これ以上は言っても無駄だと思った轟はそれ以上何も言わなかった
そしていよいよ選手達入場が始まり開会式が行われる
「ミッドナイト先生・・・相変わらずスゲェ格好だぜ・・・」
「てか高校なのに18禁とかいいのか?」
「いい!!」
「人・・・人・・・人・・・人・・・人・・・」
「寿ちゃんやめて怖いわ」
しかしまともに開会式を聞いている者など一人もいなかった
「選手宣誓!1ーA!寿 鎧!!」
「はっはい!!」
呼ばれた俺はステージの上に立ちゆっくりと深呼吸をする
「宣誓!!我々選手一同は!持てる力の全てを持って正々堂々と戦うことを!」
「ここに誓いまちゅ」
・・・噛んだ・・・
「えっまちゅって聞こえたけど・・・嘘だよね?」
「選手宣誓で噛むとかきつ」
「てかこれテレビでも放送されてるんでしょ?
ってことは今の全国で放送されてるんじゃね?」
なんか色んな声が聞こえてきて
あまりの羞恥心に俺の何かが壊れた
「なんて言うとでも思ったか!!
ここからは何でもありの潰し合いだ!!
勝てば官軍!それ以外は何も残らない!!
俺がお前らを完膚なきまでに叩き潰してやらぁ!!」
それを聞いた他のクラスの人からはめちゃくちゃブーイングされた
「ケロッ・・・完全にごまかしたわね・・・」
「寿くん・・・君の勇姿は忘れないぞ!!」
「みんな・・・後であいつの事を慰めてやろうぜ・・・」
そして選手宣誓が終わり傷心状態の俺はみんなに慰められていた
『それじゃあ早速種目を開始していくぜ!』
「最初の種目は障害物競争よ!!
コースはこのスタジアムの外周約4キロ!
コースさえ守れば何でもオッケー!
さぁさぁ!みんな位置につきまくりなさい!!」
俺達は早速それぞれのスタート位置についた
「よ!」
「拳藤か」
すると俺のすぐ近くに拳藤がきた
「さっきの宣誓は面白かったぞ!」
「おいこら!俺の黒歴史を振り返すな!!」
「あははは!とにかく負けないからな!」
そう言って拳藤は去っていった
(・・・なんか前から殺気を感じるんだが・・・)
ちなみにその様子を前から見ている女子三人の影があるのを俺は知らない
『よーい・・・スタート!!』
その合図と同時に一斉にみんなはトンネルに突っ込んでいった
「あっぶね〜・・・先に上まで上がっててよかった〜・・・」
俺はその様子をエグゼクスウィングをつけて上から見下ろしていた
『おっとぉ〜!?ここで一番に出たのは寿だ〜!!
てか空飛ぶとか反則だろ!?』
『いや・・・コースを守ってるからセーフだろ?』
「どっちですか・・・」
なにやら実況で色々言われていると
「ん?ドォォォォォ!??」
実技試験で出てきた仮想敵が現れた
『おっと!ここで最初の障害物!ロボットインフェルノだぁ〜!!』
「・・・マジで?」
俺はこんなのと戦わなくちゃいけないのかと思っていると
「!?」
下にいた轟がロボットを凍らせてそのまま先へと進んで行く
「ああ・・・別にまともに相手しなくていいのね・・・」
相手をしなくていい事実に気がついた俺はそのまま真っ直ぐに飛んでいた
『続く障害物は落ちたら終了!それが嫌なら這いずりな!ザ・フォール!!』
「・・・俺・・・関係なくない?」
『・・・あ・・・』
この関門は全く苦労せずクリアしてしまった
『さっさぁ!ここが最終関門!一面地雷原!怒りのアフガンだ!!』
「・・・だからさ?俺は関係なくない?」
『・・・・・』
おいこら実況!なんとか言え!!
「全く・・・」
そんな風に思いながらフヨフヨ浮いていると
「追いついたぜ・・・!」
「待てや!機械野郎!!」
「おう・・・」
凄まじい勢いで轟と爆轟が追いついてきていた
「ん?」
しかし俺はとある光景を見てゴールへと向かわず二人の間をすり抜けていった
「なっ?」
「野郎!?」
二人は俺が試合を放棄したのかと思っていた
確かに俺は一位争いからは離脱した
それにはちゃんとした理由があった
「ヤオヨロッパイ〜・・・」
「峰田」
「ノワァァァァァ!!」
それは原作で起こるはずだった峰田のセクハラ行為を止める為だ
「ありがとうございます寿さん」
「別に大丈夫だよ・・・それよりもちょっと失礼」
「キャッ!?寿さん!??」
「しっかり掴まってろよ!!」
俺は背中にレイジングブースターを呼び出しそのまま突貫
すでに緑谷達がゴールしていたので俺は4位となった
「すいません寿さん・・・私の所為で一位を・・・」
「いや・・・どう考えても悪いのは峰田だから」
「寿さん・・・」
「後・・・できれば前閉めて・・・」
「えっ?」
八百万さんの今の格好は創造しやすくするためか
ジャージの前を開けていた
(はぁ・・・でもこれで目立たなくなったな・・・)
俺はこれ以上目立つことのないように
次の種目を手を抜こうと思っていたがどうやらそうもいかないらしい
ーーーおまけーーー
「ところで先ほど拳藤さんとは何を話していたのですか?」
「ケロッ・・・私も気になるわ・・・」
「しゃべるまで逃さないからね!!」
(・・・俺の自由はどこにあるんだ・・・)
女子三人に尋問されながら俺は青い空を見上げるのだった
次の騎馬戦
果たして誰が主人公と組むのでしょうか!?