人が生み出した神様の私と世界   作:アイバユウ

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第三新東京大学生の私(主人公の絵を作成)

 

【挿絵表示】

 

 

サードインパクトが成功したのかについては私にはわからない。

ただ1つだけ確かなのは世界は今日も動いている

停滞ではなく。少しずつではあるが歩みを始めた。

あの誰もが神の手が働いたと言われるサードインパクトから2年後。

僕は、いや、私は碇シンジの名前を捨てて新しい名前で日々を過ごしている

 

今の私の名前は水川カオリ。

第三新東京市が運営している第3新東京大学教育学部で高校生の教師となるために教育学部在籍している

ちなみに今は大学4年生だ。ただ年齢も20歳と私の同じ学年にいる友達より若い。理由は飛び級で進学したからだ。

そのため周りとは少し距離を置かれている。親しい友人は何人かいるが、それでも年齢は少し離れている

ただ私は普通の人とは少し違った経歴がある。それは私が本当は人ではないということだ

別に化け物とかではなく、聖書で言うところの神様なのかもしれない。

サードインパクトが終えた後私は全世界の人々にメッセージを渡した

平和な社会を私は望むと。宗教界は大騒動だ。多くの人がそのメッセージを受け取ったったのだ

架空の世界であったはずの神の存在が実在した。それだけでもおおきい

誰よりも私は罪を犯した人間なのだ。私はお昼のランチを食べようと食堂に来ていると携帯電話に着信が来た

 

「ありがとう。お母さん。ごめんなさい。こんな時に」

 

2年前、道をまるで宛先のない手紙のようにさまよっていた私を引き取って育ててくれたのだ。

私のお母さんは第三新東京市から少し離れたところにある通称:海岸の町で旅館を経営している

表向きは私はそこの近くをさまよっていたところ保護されてたということにしている

私は平和で静かな生活が送りたいからだ。サードインパクトが終了したときあるハプニングが起きた

セカンドインパクトやその後の間に死亡したはずの人が生きていた。

各国の政府は急遽、彼らの記憶している内容からいつ死亡したか割り出すことをした

私はセカンドインパクト以降については何も知らないと答えた

そして名前と戸籍が与えられたが住宅は難しくて、私はさまよっていた

そんなところ、私は今のあの旅館のお母さんに拾われた。私は高校卒業に必要なカリキュラムを飛び級で習得

私は神様なのだから記憶しているのは様々あるのだ。ある意味ではインチキかもしれないが

世界にはいくらでもインチキな世界が広がっている

 

「それじゃ、お母さん。また夜に電話をするね」

 

『待っているから』

 

私はお母さんとの連絡を終えるとおひる用に買ってきていたサンドイッチを食べ始めた

 

「カオリ!」

 

「ルミナさん。相変わらずパワフルですね」

 

同じ学部で同じゼミに所属している同級生だ。

出身地と言うとどうなのかは少し微妙だが、海岸の町に家がある

その家は今は管理会社が整備補修が行われている

 

「そういえば、聞いたわよ。今度、あなたの教育実習先にネルフのチルドレンがいるところじゃないの。どうやったの?」

 

「私は別に好きで行くわけじゃないから」

 

そうなのだ教育実習の一環で現場を体験しておくべきだということで第三新東京市にある高校に行く予定がある

今や遷都される間近の街のしかも彼らと同じ学校にいるというだけでも耐えられないのだが

学部長が我が校としても名誉だからだと何とか行ってくれと説得されてしぶしぶ了承したのだ

できれば関わりたくなかったのだが。こればかりは仕方がない。教育実習に派遣される学校はランダムに選ばれる

私が直接かかわっているものではない。ただ学部長の話を聞けば何か裏があると思えた

 

「でも気を付けるから」

 

私はそう言うと大学の4階の通路を歩いていると外である人の周囲の視線を集めている一団を見かけた。

それは今や世界の正義の味方であるネルフの大幹部である碇ユイの姿が見ることができた

彼女はあるマスコミでの記者会見で探しているピースが見つかるまでは死ねないと

そう語っていた。私にはそのピースが碇シンジ、つまり私であることは容易に想像ができた

 

「何をいまさら」

 

母親づらするならあんなことを計画しなければ良かったのだ。そうすれば普通の女性として暮らせた

なのにあの女は自らの罪が分かっているのかと問いたくなる

私にも責任があることはわかっているが、それでも彼らが行ったものは暗い闇の部分を歩いているのと変わらない

 

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