人が生み出した神様の私と世界   作:アイバユウ

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『天気』は最悪かもしれない

とりあえず私は無事に第三新東京市警察本部に到着した

これから問題だらけの取り調べを受けることになる

私としてはあまり好ましい状況とは言えないが、

拒絶すると余計に怪しまれて深く追及など、詮索されるかもしれない

そういうことは避けておきたい。現段階ではなおさらだ

大学でできた友人にまで影響が出ることが容易に想像できる

今度は大切な彼らを利用して私をいたぶろうとするかもしれないのだ

そんなことになる前に止めるためにも素直に従うことが必要になってくる

 

「どうして狙われたかについては本当に心当たりはないのですね?」

 

女性刑事は私にそう質問してきた。

私は何もわかりませんと回答するだけにした。

怪しまれるような発言はしない方が良い。知らない方が良いこともあることも確かだから

今回のトラブルでネルフからは確実に監視役が送り込まれてくる可能性はかなり高まる

彼らに怪しまれるような材料を与えないようにしないと私の楽しい大学生活が台無しになる

ようやく勝ち取った私の幸せな道。今までは何とかしていたが今後のことを考えると頭痛が来そうだ

 

「私は以前にスーパーコンピュータの技術に関係するものを研究をしていたので」

 

もし襲われる理由があるならそれに関係する技術と知識を奪おうとしていたのかもしれませんと回答した

まったくのでたらめの話ではないので、誤魔化すことはできるだろう

問題があるとするなら警察はそれでなんとか言い訳できる

でも『ネルフ』から見れば私の発言を信用してくれることはないだろう

かなり裏を探られてくることはわかっている。できる限り妨害工作などはしない

妨害になるような行動を行えば彼らはさらに不審に思って何を仕掛けてくるか全く想像できない

それだけにこちらにできるだけ視線を向けられることは好ましくないなら、それなりの行動をしておかないといけない

トラブルは私は会いたくないと思っていても私の行動が1つでもおかしいと感じられると

何か行動開始の展開になることは簡単にわかる

 

「ここ最近に様々なトラブルを抱えていることについてはどのように?」

 

女性刑事である彼女は明らかに私に疑念を抱いていた

私は回答の内容を考えて、さらなるトラブル発生にならないように回答した

 

「何度も言いますが。私としてはいろいろと面倒ごとが降ってきているのです」

 

私は迷惑行為をしてくる彼らを調べてみてはいかがではないですかと

ある意味では挑戦的な回答をした

 

「私もそうしようとしたけど、彼らはまるで記憶喪失でもしたように何も覚えていないのよ」

 

これはどういうことかわかるかしらと女性刑事の質問に私はうまく事は進んでいることに少し安心した

実はあの時に私やいろいろな記憶を『無』くした。

彼らが何か市警察に証言されたら迷惑がより複雑になる

どうにかするには記憶を消すしかないのだ。殺すわけにもいかないなら

今回の取った選択は正しかったのかもしれない

 

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