私達は大学寮の近くにあるレストランに到着すると開いている席に通された
私はハンバーグ定食を頼んだ。ルミナさんはステーキ定食。お母さんは和食のメニューから選んでいた
「そういえばルミナさん。カオリの調子はどうかしら?」
お母さんの質問にルミナさんは元気に大学生活を満喫していますよと回答してくれた
まさかネルフ関係の話を持ち出されるのではないかと少し私は緊張していた
できる事ならお母さんにその手の話をしたくない。
私にとってはもう忘れてしまいたい過去の話なのだから
幸運なことにルミナさんもそのあたりのことを分かっているようであった
まずは一安心である
「時々びっくりするような行動をしますが、私はそういうところも相変わらず元気な証拠だと思いますよ」
「ルミナさん。そこまで危険な行動はしているつもりはないけど」
「そうかしら?いつも問題が雨のように降ってくるじゃない。最近は豪雨災害並みのものもあるし」
その言葉に私はため息をついてしまった。
私は黙っていてくれると思ったのだがどうやらそれは違っていたようだ
確かに私はトラブルをここ最近だけでもかなり起こしている
ネルフと絡んだ影響は間違いない。おまけにゼーレの関係者にまで目をつけられている
このままことが派手になれば問題解消にはかなりの時間がかかることは私にだってわかる
「カオリ。何かあったらすぐに連絡してね。心配しているから」
「心配しないで。私も私なりに努力してみるから。もし本当にダメな時は徹底抗戦の姿勢で対応するから」
必要なら警察に逃げ込む事も考えていると伝えるとお母さんの表情を曇らせた
「何か問題があるの?」
私の言葉が明らかに問題が起きていることを知らせるような言葉を喋ってしまったことにまずいと思わず思った
本当なら知られるわけにはいかないのだけど、ある程度は伝えておくことにした
それでも『僕の真実』をすべて話すわけにはいかない
ある程度当たり障りのない内容を話すことにした
「カオリ。本当に大丈夫なの?」
「大丈夫だから。もしこの街で危険になったら大学を一時的に休学して少し長いお休みを取ることも考えているから」
できる事ならそれは避けたいところである
海岸の町の家に戻ると『私の両親』に迷惑をかけることになる
そうなれば事がさらに大きくなるかもしれないのだ
そんな危険なリスクを抱えて町に戻るのはかなり危険度の高いことは間違いない
「今のところは大丈夫だし、何かあったらお母さんにすぐ相談をするから」
私はとりあえず今この場を切り抜けることに集中することにした
お母さんにまで心配をかけるわけにはいかない
その後は私達は大学での様子などの楽しいお話をしながら食事を楽しんでいた