お母さんとの食事を終えて私はルミナさんと一緒に大学寮に戻ることにした
レストラン前でお母さんと別れた。お母さんは今日は市内のホテルに泊まると言っていた
私とルミナさんは一緒に大学寮に戻るために第三新東京市バスに乗っていた
「それにしても、ネルフからの注目の的であることは間違いないわね」
「ルミナさんも私とずっとそばにいるといつか沼に落とされますよ」
私はある程度ルミナさんと距離を取ろうとしていた
このままではルミナさんまで巻き込んでしまうと怖かったのだ
しかしルミナさんは大親友の私を1人にするなんてありえないから心配しないでと返答した
その言葉に私は少し嬉しかった。信頼できる親友がいるということに嬉しさを
この街には大切な人がいる。『僕』ではなく『私』を見てくれる人たち
私のために守ってくれる大切な人たちは私は見捨てるわけにはいかない
もし強襲を食らったのならたっぷりとお土産を付けて投げ返してやる
そんなことをしてでも守るつもりでいるのだ。大切な友人のためなら絶対に
「ねぇカオリ。あなたの過去はそんなに危険なの?ストレス発散のためなら愚痴に付き合ってあげるわよ」
「気にしないで。今のところはまだ我慢できているから。それにこちらには切り札があるの」
「切り札?」
ルミナさんはどんな切り札かしらと聞いてきた。
わたしは1枚のフロッピーディスクを見せた。
この時代にフロッピーディスクなんておかしいかもしれないけど
だからこそ有効に使える時があるのだ
「今時それって本気?」
「ええ。まじめの話よ。これを使うときは史上最悪まで追いつめられた時だけど」
そうなったならどうなるか想像したくないわと私はルミナさんに話した
実はこのフロッピーディスクにはあるデータが入っている
強制ハッキングプログラム。使えるのは1回だけ
2度目は効果なし。
「そろそろ大学寮に戻れるわね。たまには2人で夜に月を見ながらワインでも飲んで遊ばない?」
「カオリからの提案にしては珍しいわね。それで、そのワインはおいしいのかしら」
「おいしいわよ。ビンテージワインだから。当たり年のワインよ」
高かったのよと私は言った。確かにかなり高いワインである
1つで50万円もするワインだ。今日は珍しく天気もいいし、私の部屋からはきれいな月が見える
「喜んで大賛成よ。もちろん払いはなしでしょうね?」
「私のおごりよ。気にしないで」
月を見ながらワインを飲むことにした。まるで月見酒である
今日は満月が綺麗に見える夜になるだろう。私は『神様』だから天候の操作は簡単にできる。
今日はそんなことをする必要がないので間違いなく満月になることは確実である
親友とのゆっくりとした月見酒はいい休養にもなる
今時フロッピーと思いましたが、
時代遅れの物が効果が発揮することもあると考えて出すことにしました。
あとは主人公の絵ができたので出してみました。
もしよければ見て行ってくださいね。