人が生み出した神様の私と世界   作:アイバユウ

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時には良い事も

 

「それについては僕は否定はしないよ。僕も使徒だったからね」

 

「自覚があるのは良いことね。あなたのせいでサードインパクトが起きてしまった」

 

それだけの罪を犯したことを自覚していなければ大罪人の意味を分かっていない

『僕』は自らが犯した罪の重さを理解している

だからこそ『私』に生まれ変わったときに明るい未来を勝ち取ろうと考えた

でも私だけが利益を得るのは間違っている

でもすべての世界が公平というわけではない

だからこそ私は大学で教師になるために勉強しているのだ

少しでも平和な世界を生み出すことができるようにするために

 

「あなたたちが碇シンジ君を追い詰めた結果があの最悪の悲劇を生み出した」

 

あなたたちは1つになれて幸せだったかもしれないけど、『僕』は孤独な運命を感じていた

だから世界を再構築したのだ。本当に平和な世界になるようにしたのに結局は争いは再発した

今も小さな争戦闘という名の戦闘行為が各地で起きている

 

「嫌な話よね」

 

「あなたは何を狙っているのか教えてもらえるかな?」

 

「私が何をしようとあなたたちネルフ関係者には関係のない話よ」

 

話すつもりはないわときっぱりと断った

これ以上話をするつもりはないというとバイクに乗り込もうとした

私はヘルメットを着用するとこれ以上、余計なかかわりはお断りだからと伝えて展望台を去った

そのまま大学に向かった。申請している大学寮にバイクを駐輪する許可が出ているかを確認することにした

私はまだ出ていないと思いながらも、もしかしたらと期待しながら大学のほうに向かった

もちろん交通ルールはしっかりと守る安全運転で走行している

でも私の気分は少し暗くなってしまった。大きな邪魔な存在が現れてしまったからだ

まさか今日も会うことになるとは思ってもみなかった

今日は早く大学寮に戻って、軽く一杯飲みたい気分である

軽めのアルコール飲料で少し心をおおらかにしたいという気分を持っているためだ

 

「それにしてもバイクでの走行は気持ちいいわね。これって最高のストレス解消法って感じ」

 

私は楽しみながらバイクを運転していた

今後のことは全く予測できないがそれが将来というものだ

未来は自分の手で勝ち取ってこそ意味がある。

誰かから与えられた路線が未来だというのならそれは未来の路線とは言えない。

どれほどつらい選択でも自らが選んで決断した路線こそが真の未来への路線である

 

「本当に大変な選択でも自らしないといけないことは間違いないわね」

 

バイクを飛ばして大学に到着すると駐輪スペースに一時的に止めることにした

私が置いたスペースは本来は来客用である。

確認に来ただけなのですぐに動かすことを警備員のおじさんに伝えると駐輪を許可をしてくれた

すぐに事務部のほうに向かうと大学職員の皆さんが忙しそうにお仕事をしていた

私はすぐに大学や大学寮の駐輪許可を管理している部署の人に確認するとようやく出ていた

バイクに認可されていることを示すステッカーシールをもらうとすぐに事務部を出ていった

そして大学から寮に戻ると割り当てられた駐輪スペースにバイクを止めた

 

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